フレアクロスオーバーはハスラーなの?!マツダがスズキ製造の車を自社で展開!いえいえ、このようなことは国内メーカーでは盛んなこと。ではスズキハスラーとマツダフレアクロスオーバーの違いはあるの?そこが大きな疑問です…それでは両者を徹底比較してみましょう。

目次
スズキのハスラー?マツダのフレアクロスオーバー?似てる!同じ?OEMとは
スズキのハスラーとマツダのフレアクロスオーバーは似ていますね。走行中にものすごく気になっていた方が多いのではないかと思われます。
OEM
OEMというワードはご存知でしょうか?OEMとは、Original Equipment Manufacturingの略で、他社ブランドの名前で販売されている製品(車)を製品製造することや、その事業者を指します。けしてパクリではないのです。
日常の中でも車での走行中に同じカタチの車なのにエンブレムが違う車に遭遇することも多いですね。不思議に思われていた方もおられるかもしれません。ですが、車の国内メーカーにおいてこのようなOEMの例はたくさんあります。
ダイハツブーンはトヨタパッソ
OEMの例としてあげますと、ダイハツの「ブーン」はトヨタの「パッソ」です。供給元はダイハツです。
三菱eKワゴンは日産オッティ
三菱の「eKワゴン」は、日産の「オッティ」です。供給元は三菱となっています。というようにまだまだたくさんのOEM例があるんです。けっこう面白いので検索してみてください。
OEM供給側(スズキ)のメリットとは
ハスラーにおいては、「あれ?エンブレムにスズキとマツダがある!」と気付かれた方も多いでしょう。OEM供給する側のメリットは、たくさん作れるということ。というのも大量に生産するほど部品や生産ラインコストの単価が下がるので車をたくさん生産することにメリットが生じるわけです。スズキとともにマツダでも売ることで生産台数が増やせるというわけです。
OEM先(マツダ)のメリットとは
マツダの軽自動車は40年程前から生産していません。ですが、ニーズはあるわけです。簡単にいえば、お客様に『軽自動車を扱ってます』といいいたい!ですからラインナップのために他社供給を受けているというわけなのです。ちなみに共同開発の製品を一方に生産委託することはOEMではありません。
スズキハスラーとマツダフレアクロスオーバーのカタチは同じ
ハスラーとフレアクロスオーバーの正面
上の画像はスズキ「ハスラー」で下の画像はマツダ「フレアクロスオーバー」ですが、お色に違いはあるものの正面のカタチに差はありません。エンブレムの違いによって印象が変わりますね。『HUSTLER』のヘアラインがかっこいいです。
見つけました!マツダのフレアクロスオーバーでも『CROSSOVER』とヘアラインが入っているものがありました。ハスラーに負けず劣らずかっこいいじゃないですか!
ハスラーとフレアクロスオーバーのサイド
上の画像はスズキハスラー、下の画像はマツダフレアクロスオーバー。うん、やはり違いはありません。
ハスラーとフレアクロスオーバーのおしり
スズキのハスラーとマツダのフレアクロスオーバーのおしりも同じですね。どこから見ても車のカタチに違いはありません。両者のカタチでの違いはといいますと、エンブレムの違いだけなんです。
両者の寸法
マツダのフレアクロスオーバーの全長は、3,395mm幅が1,475mm、高さ1,665mmとなっています。一方スズキのハスラーは、全長が3,395mm、幅が1,475mm、高さ1,665mmです。ということは…やっぱり全く同じですね。
バリエーションはマツダフレアクロスオーバーよりスズキハスラー
マツダのフレアクロスオーバーは、スズキのハスラーと比較するとバリエーションや車体のカラーは少ないのです。というのもマツダのフレアクロスオーバーの方がOEM車だからですね。
マツダクロスオーバーの色の種類
マツダフレアクロスオーバーの色の種類は、2トーンカラーではホワイトルーフのパッションオレンジ、ホワイトルーフのサマーブルー、ブラックルーフのフェニックスレッドパール、ブラックルーフのアクティブイエローがあります。
モノトーン色にはブルーイッシュブラックパール、クールカーキパールメタリック、スチールシルバーメタリック、パールホワイトの8色となっています。(以降の新カラーはサイトでチェックしてみてくださいね。)
スズキのハスラーの色の種類
スズキのハスラーの場合は色のバリエーションも豊富です。ホワイトルーフのパッションオレンジ、ホワイトルーフのサマーブルー、ホワイトルーフのホワイトキャンディピンクメタリック、ブラックルーフのフェニックスレッドパール、ブラックルーフのアクティブイエロー、同じくブラックルーフのポジティブグリーンメタリック!そしてまだまだありますよ。
モノトーン色にブルーイッシュブラックパール、クールカーキパールメタリック、スチールシルバーメタリック、ピュアホワイトパール、シフォンアイボリーメタリックそしてそしてホワイトルーフのムーンライトバイオレットパールメタリック(2トーンカラー)という全12色となっています。(以降のニューカラーはサイトでチェックしてみてくださいね。)
マツダフレアクロスオーバーのグレード
マツダフレアクロスオーバーのグレードは、ベーシックモデルの「XG」、スポーティモデルの「XS」、ターボエンジンの「XT」があり、FF車・4WD車がそれぞれにありますので全6グレードが展開されているということになります。
スズキハスラーのグレード
ハスラーは、ベースグレードが「A」中級グレードが「G」上級グレードが「X」。それぞれFF車と4WD車があり、グレード「G」と「X」にはターボ設定があります。そしてなんとグレード「A」とグレード「G」ではマニュアル車があるんです。ということからもろもろ全10グレードとなっています。
スズキは以前からマニュアル車推しの傾向にあるためハスラーにもマニュアル車があるのです。マニュアル車を運転したい方はマツダフレアクロスオーバーではなくハスラーとなりますね。ですがちなみにハスラーのグレード「A」だとポップなカラーは選べません。これは残念ですね。ハスラーのカラフルカラーが欲しい方はグレード「G」か「X」になってしまうということですね。
スズキハスラーとマツダフレアクロスオーバーの内装の違い
スズキのハスラーとマツダのフレアクロスオーバーでは、内装にも違いがありません。これは珍しいことでもあるのですが、ハスラーとフレアクロスオーバーは本当にエンブレムの他は違いがないのです。
なぜ?スズキハスラーとマツダフレアクロスオーバーの価格の違い
両者の違いは価格です。どうして価格に差があるのでしょう。不思議ですがそれには理由があります。
スズキハスラーの価格
スズキのハスラーの価格帯は、1,078,920円~1,717,200円での販売となっています。この価格の幅の開きは、装備のほとんどない最廉価(低価格化された商品)のタイプを設けていることがあげられます。
マツダフレアクロスオーバーの価格
マツダフレアクロスオーバーの価格帯は、1,338,120円~1,684,800円となっています。フレアクロスオーバーの場合、最廉価タイプの設定がなく元から装備を充実させたタイプで展開しているためこのような価格帯となるのです。
1,338,120円というマツダフレアクロスオーバーのいちばん安いモデルであっても、スマートキー、ディスチャージヘッドランプ、運転席のシートヒーターなどという装備が設けられていることから十分だといえます。スズキというエンブレムにこだわらないのであれば個人的にはかなりのおすすめですがいかがでしょうか。
ハスラー、フレアクロスオーバーのおすすめ長所
今の時代の軽自動車は、後部座席がスライドできることや収納の多さは当たり前です。このあたりは十分に兼ね備えられています。そのほか、ハスラーやフレアクロスオーバーの特徴としてあげられるのは汚れに強いシートやトランクルームです。ハスラーやフレアクロスオーバーは軽自動車といえどもアウトドアが大好きな方にはおすすめな車です。
ハスラー、フレアクロスオーバーともに水をはじく素材のシートが特徴ですので、汚れることを気にすることなくいろいろな遊び道具を積んでアクティブにアウトドアを楽しむことができます。トランクにもシガーソケットが付いていますので便利に活用してください。
ハスラーよりマツダフレアクロスオーバーを選ぶ理由
マツダのフレアクロスオーバーは、スズキのハスラーのよりも値引きが多く適応されるといわれており実は金額的にもお得となるのです。本当にスズキブランドにこだわる方でなければマツダのフレアクロスオーバーでもよいのではないかと思われます。ハスラーかフレアクロスオーバーでお悩みの方はご検討してみるといいでしょう。
ハスラーかフレアクロスオーバーでお悩みの方はたくさんおられるようですね。今回の記事をご参考にフレアクロスオーバーの方でご検討してみるのもおすすめですが、やはり詳しくはディーラーにて詳細を確かめることに限りますね。たくさん悩んで新しいお車との良い出会いをしてくださいね。
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