お笑い芸人にとって、病気はその仕事を奪ってしまう深刻なものです。加藤茶は現在2つの病気に悩まされていると言われています。それがパーキンソン病と大動脈解離だと言われています。病気の手術も経験し、現在の加藤茶はボケ老人のようになってしまったと、心配されているのです

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加藤茶が大動脈解離やパーキンソン病の病気に!?
『ちょっとだけよ~』などでおなじみの加藤茶。お茶の間をお笑いの渦に巻き込んできたお笑い芸人の加藤茶が、ここ数年病気によって、かなりボケているような状態だと言われているのです。現在の加藤茶の状態に迫ります。
加藤茶は1943年3月1日生まれの74歳です。本名は加藤英文といいます。ザ・ドリフターズのメンバーとして活躍し、担当はドラムでした。
父はギタリストの平八郎ということもあり、幼い頃から音楽に触れる機会は多かったのかもしれません。東京都世田谷区に生まれ、父親が癌の病気にかかって以降は、福島県福島市に転居して高校まで生活していたようです。
もともとは、トロンボーン奏者を目指してバンド活動をしていたところ、たまたま先輩に捨てておくように頼まれたドラムスティックで練習を開始、ドラマーとしてクレージーウエストのメンバーに入り、ドリフのメンバーになる仲本工事に出会ったのです。
若い頃は病気とは無縁な元気者
1962年にいかりや長介に出会い、『櫻井輝夫とザ・ドリフターズ』にメンバー入りしています。1964年に初レギュラーの『ホイホイミュージックスクール』で『加トちゃんぺ』が受けて、人気お笑いメンバーとして認知されます。
このお笑いギャグが生まれたのは、付け髭が外れやすかったのを、2本指で押さえていたところから生まれたギャグなんです。その後、ドリフは『8時だョ!全員集合』で国民的スターに仲間入りを果たします。
加藤茶の病気が深刻
そんな新しいお笑いをお茶の間に届け続けてくれた加藤茶。しかし、そんな加藤茶が2005年に大きな病気で、手術することになったのです。また、手術をしても改善が見込めない深刻な病気も同時に抱えるようになるのです。
パーキンソン病という病気を聞いたことがありますか?
— 岡田 正生 (@ShophappyOkada) June 12, 2017
モハメド・アリさんや加藤茶さんが発症してしまったことで、一気に認知度が上がった病気かもしれません。... https://t.co/Tmbm99VJaY
加藤茶の病気を調べていると、現在の加藤茶の呂律が回っていないのを心配する声が多く見られます。それが「パーキンソン病のせいなのでは?」という声があるのです。パーキンソン病とは、どのような病気なのでしょうか。
加藤茶がパーキンソン病という病気に!?
世間が加藤茶の病気を心配する中、加藤茶自身が出演したテレビ番組で、パーキンソン病をかかえていることを公表したのです。TBS『私の何がイケないの?SP』で、2011年に結婚した、23歳差という年下の妻とともに出演しました。
パーキンソン病は深刻な動作障害を患う病気です。有名人の中でも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主役を演じたマイケル・J・フォックス、『レナードの朝』のロビン・ウィリアムス、元ボクシングヘビー級王者のモハメド・アリなどもこの病気にかかっていることを公表しています。
2014年ごろにテレビを通しても、パーキンソン病の症状がわかるほど手に震えが現れていたようです。このパーキンソン病は、手足が震える症状を中心に、筋肉が固くなり、顔の表情が乏しくなる、歩行障害、小声などの症状を伴います。
加藤茶はパーキンソン病の病気を克服したようだが…
マイケル・J・フォックスなどは、パーキンソン病の病気の症状がひどく、30歳のころから病気と戦い続けています。あのバック・トゥ・ザ・フューチャーのPART3の撮影が終わった直後から発症していたようです。車椅子生活を送るなど、現在はテレビドラマに復帰しているようです。
加藤茶さん、2年前くらいの「鶴瓶の家族に乾杯」のときはやばそうだったもんな…。なんの病気だったんだろ。 #ij954
— きりた (@kirita57) April 24, 2017
加藤茶は病院で診断し、治療を進めた結果、現在は病気は安定しているようですが、ファンは加藤茶があきらかに滑舌が悪くなって、ボケているように感じているのは変わらないようです。年齢のこともあるようですが、パーキンソン病の病気が完治したのかは不明です。
加藤茶が死にかけた大動脈解離という病気
加藤茶がパーキンソン病を発病した原因と言われているのが、2005年に発覚した大動脈解離という病気のせいだと言われているのです。健康診断で精密検査を受けた際に、狭心症の疑いがあると診断されたのです。
お笑い芸人として、現在まで不摂生な生活を行っていたのが大きな理由で、このままだと心筋梗塞が起きてもおかしくない状態だったようです。そのため、動脈硬化が起きている部分に金属の筒を入れて、血管を広げる手術を行いました。
誰もがこのような手術を受けたら、自分の生活を見直すものなのですが、加藤茶は病気の手術を受けた以降も、その生活を改めなかったようです。そういった行動が、加藤茶の身体をさらに深刻な状態に追い込んだのです。
地方での仕事が終わりホテルに戻ると、胃のあたりに痛みを感じ、その痛みは背中や肩にまで広がっていったそうです。放っておくと治ると思っていた加藤茶ですが、2006年10月30日に、1ヶ月近く症状が改善されないため、緊急入院することになりました。
病気は深刻で加藤茶は緊急入院
このとき病院で検査を受けた結果、大学病院に緊急入院することになり、解離性大動脈瘤である大動脈解離であることが発覚しました。過去に診断された段階で節制していれば、防げたと言われている病気だったのです。
動脈内の膜に亀裂が出来て血液が入り込み、内膜と中膜が剥がされてどんどん裂け目が出来ることから、大動脈解離と呼ばれます。裂けにともなって大きな痛みがあるので、加藤茶も身体の痛みが出た段階で、診察を受けるべきだったかもしれません。
加藤茶の病気の場合、心臓近くから腹部までの大動脈が裂けていたため、手術をするのも非常に危険が伴うものになりました。また、過去に受けた狭心症のための薬を服用していたのですが、これは血液が固まりにくくするための薬だったため、手術をさらに困難なものにしたのです。
10時間という大手術を受けた
大動脈解離の手術をこのまま行うと、血液が固まりにくいため、出血が止まらず死亡する可能性が高かったのです。そのため、手術をすぐ行うことが出来ず、薬の効果が弱まるのを待つことになりました。
いますぐにでも手術をしなければならない中で、緊急入院から5日目に、これ以上待つことは危険すぎるということから、手術に踏み切ることになりました。大動脈の一部を人工血管に取り替えるという大手術で、その手術時間は約10時間におよぶものだったようです。
手術は成功、2006年12月26日に記者会見を行いリハビリ中であることを明かしました。お笑いの現場に復帰することは困難とも言われていた中で、なんと4ヶ月後に復帰するなど、その回復力の高さで世間を驚かせました。
加藤茶の病気からの復帰
その後も、お笑いの現場に完全復帰するのを目指してリハビリを続けていたようです。また、2008年の『24時間テレビ 愛は地球を救う』のチャリティーマラソンランナーとして決定していたようですが、大動脈解離のリハビリもあり、結局は見送られることになりました。
この病気と戦いながら、さきほどの年の差結婚で世間を驚かせることになりました。加藤茶はもともと長年連れ添った奥さんが居たのですが、熟年離婚をしており、いきなり若い女性と結婚したのです。大動脈解離のときは、元奥さんが看病を続けていたこともあり、あまりこの結婚はお祝いという感じではありませんでしたね。
そういった中で、大動脈解離のための薬をいくつも服用した中で、その一つが身体に合わず、パーキンソン病を発病させてしまうことになるのです。
薬が原因であることがはっきりとしたこともあり、パーキンソン病の症状自体は改善されたことになっていますが、お笑い番組でもかつてのようなテンポの良いボケはできなくなったとも言われています。年齢のことはあるかもしれませんが、大きな病気を何度も経験したことは大きいのかもしれません。
加藤茶は病気ですっかり老け込んでしまった
結婚以降、夫婦でテレビに出演する場面は増えたものの、なにか介護されているように見えるような光景になってしまい、年齢に合わない若者のファッションをするなど、結婚詐欺なのでは?と言われるようになった加藤茶。
ファンからも、いくら若い子が好きでもこの結婚はお金目当てと心配されています。この結婚で志村けんと不仲になったとも言われており、病気以降すっかり人間が変わってしまったように見えます。
病気以降、テレビでのお笑いよりも、営業と言われるパチンコ店でのイベントに出演するなど、一部ではすっかり落ちぶれてしまったと言われる加藤茶。狭心症のときの医者の注意を真面目に聞いて節制していれば、もっと違った今があったかもしれませんね。
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