男性でも女性でも、好きになったら相手にキスしたいと思うのは当然ですよね。でも実は、キスした場所によってどういう気持ちが込められているか分かってしまうんです！

恋人同士はもちろん、ちょっときになる女の子にキスされちゃった！という場合、キスされた場所次第で相手の心理がわかってしまうかもしれません。もちろん、彼女にしてあげるときもそれとなく意味を込めてしてあげると、いい雰囲気に持ち込みやすくなる可能性も！

髪へのキスはあなたを慕っている、という表現です。写真のように頭の後ろや横からするもよし、髪の長い彼女なら毛先をすくい上げて目の前でキスするもよしです。

髪へのキスはダイレクトに感触を感じるわけではありませんが、なんとなくロマンチックな雰囲気が漂います。御伽噺の王子様のようなあなたに、彼女もお姫様気分でメロメロになっちゃうかも！？

額へのキスは友情のキス。海外でも親子や友達同士で、よくおでこにキスしていますよね。あまりセクシーな意味はこもっていませんが、人前で気軽にしてもそれほど恥ずかしくないライトなキスです。

もしも気になる相手にされた場合、今の所はまだ恋愛感情かどうかはっきりとはわからないでしょう。あなたに好意を持っていることは確かですが、弟のように可愛がられてるだけの可能性もあります。慎重に見極めましょう。

瞼の上へのキスは、相手を眩しく感じ、憧れの気持ちを持っているという意味です。立った状態では女性から男性へするのは身長差から難しい場合が多いですが、座っているときにされたら、彼女はあなたに憧れていると思っていいでしょう。

もちろん男性から女性に対してするのも効果的です。彼女のいいところを見つけたとき、感謝の気持ちを表したいときなどにすると喜ばれます。

女性から男性にするキスでは唇以外では最も多い場所であろう頰へのキス。こちらもよく挨拶に使われるように、親愛の情を示しています。微笑ましく、無邪気に好意を表すことができるので、狙っている彼女が脈ありそうであれば様子見にも効果的。

いきなり唇にキスするのは論外ですが、頰へのキスならある程度の好意を抱いている相手なら許容範囲という女性も多いはず。ただし、女性からされた場合、勇気を振り絞ってくれたのか、頰までなら誰にでも気軽にするのかを見極める必要がありそうです。

キス＝唇というほど定番の場所です。恋人同士の、愛情を込めたキスですね。言うまでもないですが、精一杯の愛情を込めてキスを楽しみましょう。

唇へのキスを気軽にする人はまずいません。酔ってキス魔になるなどの場合を除けば、相手のことを異性として意識していないとできないキスですので、もし彼女からされたとしたら期待していいでしょう。

鼻へのキスは愛玩のキス。特に男女の間でなくてもできるキスですが、男性からは年下の女性に対してすることが多いようです。「可愛い可愛い」と言う気持ちがこもったキスと言えそうです。

逆に女性からする場合、年齢に関係なくその男性に母性本能を感じているのかもしれません。女性が男性を「可愛い」と言うこと、ありますよね？可愛いと言われて喜ぶ男性は少ないかもしれませんが、女性のかわいい＝好き、と言うことですので、あまり怒らないであげましょう。

耳へのキスは誘惑のキスです。耳そのものは普段から見えているなんでもない場所ですが、キスをする場所としてはとてもセクシーな意味を持つようになります。

あなたからする場合ももちろん、彼女が甘えながら耳にキスしてきたときは・・・察してあげましょう。

喉へのキスは欲求のキスです。耳と同じく、喉にキスすると言うことはお誘いをかけていると言っても過言ではありません。気軽にする人はいないかもしれませんが、ムード作りには最適。耳から喉、次の首筋の順に行くと最もスムーズな流れを作れます。

特に男性の喉仏は女性にはないものなので、口づけたくなってしまうのかもしれませんね。

首筋へのキスは心理的な執着を表すキスです。所有印とも言われるキスマークをつけるのも、この場所が最も多いのではないでしょうか？衣服や髪の毛に隠れるか隠れないかのギリギリに付けるスリルと、喉や首などの人間の急所である部分を握っている優越感が、首筋＝執着の象徴となって現れるようです。

喉や首筋へのキスは、ただのキスとは言えない意味深なもの。しっかりと二人の信頼関係ができて、そう言った雰囲気になったときにするのが最も効果的なようです。

手の甲へのキスといえば、外国映画などでプロポーズの際によく行われているところを見かけたことがあるのではないでしょうか。手の甲へのキスは相手への敬愛を示す場所。相手を尊重する心理が働いています。

このキスは圧倒的に男性から女性に対してのものが多いようです。紳士の象徴ともいえますが、女王様に傅く騎士のようで、日本人男性には少しキザで気恥ずかしく感じるかもしれません。無理にする必要はありませんが、彼女といい雰囲気になったときにしてあげると喜ばれるかもしれまんよ。

手のひらへのキスは懇願のキス。相手を求める心理が働いています。特に相手に決定権がある場合、耳や喉など急所に近い場所ではなく、手のひらになるようです。

ここ一番と言うときには手のひらへのキスを試してみましょう。相手もどきっとするかもしれません。

指先へのキスは賞賛のキスと言われます。日本では少ないですが、海外では出世したり賞をとったりした女性に対して男性が指先へのキスをしているところを見かけることがあります。

しかし、相手の目をじっと見つめながらすると意味合いが変わってきます。彼女を怒らせたり、仲直りしたいときにやってみましょう。

腕へのキスは恋慕のキス。腕は普段からいろんな人と触れ合ってもおかしくない場所ですが、だからこそ特別に思っている人への所有権を主張したくなるのかもしれません。

夏にかけては彼女のファッションも肩や腕を出したものが増えるので尚更心配な人も多いはず。ですが、ここにマークをつけてしまうと相当嫌がられます。独占欲はほどほどに。

ここまでは多くの人がするメジャーな場所のキスの意味をご紹介しました。しかし、実はまだまだ意味のある部位がたくさんあるのです。ここからは、ちょっと変わった所へのキスが示す心理的意味をご紹介します。

胸も所有を主張するキスです。特に男性から女性にする場合は軽い気持ちですることなどない（と言うか許されない）でしょう。男性と違い女性はまずさらけ出すことのない場所なのもポイントです。

背中のキスは確認のキス。体の大きな男性に背中から抱きしめられると、女性は包まれているような安心感を感じます。そこにキスをする時は・・・しっかり、確認をしてあげましょう。

腰へのキスは束縛のキスと言われます。最も重要な部分であると同時に、腰の自由を奪ってしまっては動けないからかもしれません。あまりに放任し過ぎるのも考えものですが、束縛されて喜ぶ人はほとんどいませんので、腕を回すくらいが良いでしょう。

お腹へのキスは回帰のキス。ちょっと他とは毛色が違います。写真のように妊娠している女性だとわかりやすいですが、人は誰しも母親のお腹の中から生まれてくるもの。無意識に神聖な場所を尊ぶ気持ち、懐かしむ気持ちが現れるのかもしれません。

太ももへのキスは支配のキス。相手の全てを思うがままにしたいと言う欲求の表れです。言葉以上に気持ちを伝えるにはぴったりの方法です。

反対に脛へのキスは服従のキスと言われます。相手の言うがまま、何もかも思い通りに奉仕してあげると言う誓いのキスです。下半身に対してはキスの位置が下がれば下がるほど、相手への被支配度が強まります。

足の甲へのキスは隷属のキスです。身も心も相手の奴隷であると言うようなこのキスは、なかなかする機会がなさそうです。ただし、彼女の全身を愛してあげる際に触れてあげると、あまり強烈な支配関係などでなく、相手を大切に思う気持ちが伝わるでしょう。

足のつま先へのキスは崇拝のキス。ここまでくるともはや宗教における神のように相手を崇め奉るほどの意味になります。足という、シャワーを浴びていたとしてもあまり綺麗なイメージがない場所にキスすると言うのはそれだけ相手の何もかもを受け入れると言う意思表示。されて嫌がる相手もいるかもしれませんので、相手の様子を見ながらにした方がベターです。

キスをする時、いちいち意味を考えてする人は少ないかもしれません。しかし、心理的にどう言う意味があるのかを知ることによって相手の心情を察したり、こちらの心を訴えたりするのに役立つ場合もあります。キスの持つ意味を上手に利用しつつ、かといって過剰に気にし過ぎることのないよう、うまく付き合っていってください。