「ダウンジャケットと言えばノースフェイス、ノースフェイスと言えばダウンジャケット」と、知らぬ人はいない程の大人気ブランドであるノースフェイス。今回はそんなノースフェイスのダウンジャケットをオシャレに着こなし出来るおすすめコーデ術をご紹介致します。

目次
ダウンジャケット=ノースフェイス
オシャレに敏感なメンズにはマストなダウンジャケット
今やオシャレ好きな人々にとって欠かせないダウンジャケットとしてその名を不動のモノにした「ザ・ノースフェイス」。ダウンジャケットの最高峰としてこよなく愛されるこのブランドのダウンジャケットの着こなしやオシャレコーデ術を、今回はモデル別にご紹介させて頂きます。オシャレ好きな方々は必見の記事となっておりますので是非最後までお付き合いくださいませ。
ノースフェイスは本格的アウトドアブランド
世界中のエクストリーマーから絶大な支持を受ける信頼のブランド
世界中の冒険家達から絶大な信頼を得ているノースフェイスは1968年アメリカカリフォルニア州にて誕生。スリーピングバッグが絶大な評価を得た事でその名を世界中に広めました。ザ・ノース・フェイスという名前の由来は、アルプスの難壁「アイガー北壁」が由来とされ、登頂が非常に難しい北壁という意味が込められています。現在年間収入20億ドル超という世界最大の巨大アウトドア企業となっております。
ノースフェイスのダウンジャケット最大の特徴は、高い機能性とデザイン性です。人気ラインナップは飽きのこない定番デザインを採用する一方で、カラバリを豊富に取りそろえる事で多種多様なニーズに対応可能となっているのです。また、エクストリーマー向けモデルとして過酷な状況下でも使用可能なモデルも取り揃えており、プロの冒険家達からも絶大な評価を得ている点もポイントでしょう。
Nuptse Jacket
1992年に生まれたノースフェイスの定番ダウン
90年代のノースフェイスを代表するダウンジャケットであるNUPTSEは、1992年に生まれたノースフェイスの定番中の定番ダウンジャケットです。仕様&素材は当時のままに、サイズ感のみを時代に合わせてブラッシュアップしています。搭載ダウンは600フィルパワー。肩部分のカラーが違うのはリュックを背負った際に当たるので補強としてナイロンを当てているためです。
おすすめ!ノースフェイス人気ダウンジャケットの着こなし&コーデ術①
全体のカラーリングを上手く使ったバランスのいいコーデです。ヌプシの肩の切り替えとパンツを同系色で揃え、胸のラインのカラーリングも非常にオシャレですね。ヌプシのお手本の様な着こなしだと言えるでしょう。
パンツもヌプシもオーバーサイズをチョイスし、90年代のHIPHOP感を醸し出しているかなりのオシャレコーデです。実際に当時からノースフェイスはHIPHOPアーティストの間で絶大な人気を誇っていて、この様なスタイルのコーデをした若者が街中に溢れていたものです。スニーカーを含め90年代テイストを感じさせながら現代風な着こなしというまさに上級者テクニックですね
こちらのコーデも懐かしい着こなしを現代風にアップデート。ティンバーにファットな場ぎパンツを合わせ、大き目のインナーにヌプシをサラリと羽織るこのスタイルは今でも非常に人気のあるコーデです。最近はどちらかと言うとタイトな着こなしの方が主流となっているので、こうした着こなしは逆に新鮮で目立ちますね。是非とも学んで頂きたい着こなし術です。
McMurdo Parka
オーロラ観測隊の為に開発された本格的フーデッドジャケット
続いてご紹介させて頂きますダウンジャケットはマクマード・パーカー。オーロラ観測隊の為に開発されたダウンジャケットというだけあって、機能性に秀でたダウンジャケットです。このファーが非常に暖かくて、ジッパーを締めると一切の寒さを和らげてくれます。600フィルパワーダウンを搭載し、脇部分のフラップポケットはハンドウォーマーの役割も果たします。
おすすめ!ノースフェイス人気ダウンジャケットの着こなし&コーデ術②
アースカラーで纏めたマクマードの上手な着こなし術です。コーデュロイのパンツとサンドベージュのマクマードのバランスが良いですね。重厚な感じを受けるジャケットなので、全体のラインをスリムにする事で、さっぱりとした大人のコーデに仕上がります。足元にスニーカーでは無くレザーシューズを持ってきたところも実に良いチョイスです。
同じサンドベージュ系のマクマードでも、こちらはもっと遊び心に溢れたコーデで纏めております。インナーとアウターを同系色で合わせて、ニットキャップで抜くスタイルはある程度大人になっても真似できる着こなし術ですね。シンプルながらも飽きのこない男らしい着こなしは、幅広い層から人気があります。マクマードならではの着こなしですね。
数あるカラーバリエーションの中でも、グリーンカモはマクマードらしさを最大級に引き出したカラーと言えます。コレ一枚でインパクトがあるので、シンプルな着こなしに羽織るだけで完璧なコーデとなる破壊力抜群のダウンジャケットなのです。USのアーティストも愛用者が多く、様々なMVで目にする事が出来ます。人とは差を付けたい彼方にはグリーンカモがおすすめです。
Aconcagua Jacket
ノースフェイスの定番軽量ダウンジャケット。ジップインジップシステムにも対応
ノースフェイス定番のダウンジャケット。軽量ライトダウンブームの火付け役はこのダウンです。とても軽くて着心地が良い上に高い保温機能を誇る素晴らしいジャケットです。付属するスタッフサックに収納できるので持ち運びも楽チンです。専用ファスナーを使用する事でシェルジャケットと連結できるジップインジップシステムに対応しています。
おすすめ!ノースフェイス人気ダウンジャケットの着こなし&コーデ術③
アコンカグアを使った素敵なペアルックコーデですね。ネイビーカラーに相性抜群のグレーのパーカーをインナーに合わせた定番のストリートカジュアルスタイルです。彼氏の方はニットキャップもネイビーで揃えて更に雰囲気が出てますね。
落ち着いたダークトーンのコーデも良いですね。アコンカグアはシンプルなデザインなのでこうしたスッキリスタイルにも絶妙にマッチしてくれます。全体のサイズ感も丁度いい感じで、年齢関係なく楽しめるスタイルに仕上がっているのがミソですね。
ストリートよりもノースフェイス本来のアウトドアテイストに寄せたコーデも素敵です。クライミングパンツにグレーで光沢のあるアコンカグア、そして裾から見えるチェックのシャツがオシャレです。本来のテイストを生かした着こなしもやはり様になるのがノースフェイス。デザイン性の高さが有ってこその賜物でしょう。
Elebus Jacket
マクマードジャケットのショート丈モデル
簡単に説明するとマクマード・パーカーのショート丈モデルになるのがこのエレバス・パーカー。ですが、ただ丈を短くしただけでは当然無く、シルエット的にもスッキリとしたラインへと変更を施したり、ポケットの位置や形状もブラッシュアップされております。マクマードはいわゆるエクストリーマー対応型ダウンジャケットでしたが、こちらは更にストリートに寄せたモノといった感じです。
おすすめ!ノースフェイス人気ダウンジャケットの着こなし&コーデ術④
こうしてみると分かりますが、マクマードと比べて丈が短いのでコート感が無くスッキリしています。落ち着いた色合いの中にデニムシャツの淡いブルーがしっかりと映えていて素晴らしいですね。全体的にごちゃごちゃさせなくても指し色だけでオシャレに纏められるのが、こうしたボリュームのあるジャケットを使った着こなしの良いところではないでしょうか。
コレはかなりのオシャレ上級者の着こなしですね。ベージュ系のエレバスにカモ柄のパンツを合わせ、ニットキャップと\ムートンブーツにネイビーの同色系アイテムを持ってくる感じが実に素晴らしい。そしてボリューム感たっぷりのジャケットにも拘らず、全体のシルエットは実にスッキリとしています。このコーデはエレバスを着るなら覚えておきたいコーデでしょう。
こちらのブラックコーデも実に上手く合わせられておりますね。ノースフェイスノースフェイスのロゴ色のホワイトをシャツと合わせて後はオールブラックで締める、男らしさ全開だけどそうしたワンポイントを上手く使いこなすことがオシャレな着こなしのポイントなんですね。エレバスの良さを上手く引き出したコーデのお手本です。
Baltro Light Jacket
極地探検用として作成されたジャケットをブラッシュアップ
90年代に極地観測等の過酷な環境下に耐えうるジャケットとして開発された先代を、現代風にブラッシュアップさせたのがこのバルトロライトジャケット。40デニールのウインドストッパーに二層構造と中綿に光電子ダウンを搭載し、軽量かつ保温性に秀でたモデルとなっております。防水・防風にも対応し、コレ一枚あれば何処に行ってもどうにでもなる無敵のジャケットなのです。
おすすめ!ノースフェイス人気ダウンジャケットの着こなし&コーデ術⑤
バルトロを使った現代ストリートのお手本的コーデです。カモのバルトロがインパクト大で、全体の方向性を明確にしてくれています。レギンス・ショートパンツ・スニーカーと下半身の色味を統一させた事でボトムラインはスッキリ・トップスガッツリの構造です。都会派ストリートファッションの典型的な着こなしにもバルトロは相性抜群なのです。
こちらは打って変わってシンプルなコーデとなっていますね。ネイビーのバルトロにブラックのパーカー、パンツはグレー系と、全体的に主張しすぎないコーデとなっております。シンプルなコーデ好きにはこうした着こなしも楽しめますね。
ブラックのバルトロにカモパンと、ブラックのがベースのスニーカー。そして白いプリントTにデニムキャップと、バルトロのボリューム感を使いつつ、かえって全体的にはスッキリとした絶妙なコーデです。一つ一つのアイテムの合わせ方が素晴らしいので、トータルの纏まり感が実に良い。これは正直恐れ入ってしまうレベルの着こなし術ですね。
Belayer Parka
その名の通りビレイヤーの為に作られたダウンジャケット
ビレイヤーパーカーとは、その名が示す通りビレイヤーの為に作られたダウンジャケットです、ビレイヤーとは「ビレイする人」の事を指し、クライミング時に下でロープを支える役割を担う人の事を言います。昇りきるまで耐えきらなければいけないのでビレイヤーは大変。そんなビレイヤーが寒さに耐えられるようにシェルジャケットの上から着る事も想定して作られています。
おすすめ!ノースフェイス人気ダウンジャケットの着こなし&コーデ術⑥
ブラックのビレイヤーパーカーをグレーのスウェットセットアップに合わせたシンプルなコーデですが、こういうシンプルなコーデこそ真似したくなる着こなしの一つです。ビレイヤーパーカーはなかなかボリュームがあるので、逆にシンプルなセットアップがバッチリと決まる訳です。
こちらもグレーのスウェットパンツにビレイヤーパーカーを合わせたコーデです。ビレイヤーパーカーはスエット類との相性が良いのもこれを見ると分かりますよね。足元のブーツとニットキャップがアクセントとなってオシャレ感をUPさせています。
ビレイヤーパーカーを使ったストリート感満載のコーデがこちら。全体的な色遣いはシンプルですが、帽子・ジャケット・スニーカーと、ファッションコーデの軸にブラックを上手くはめ込んでいるのはポイントが高いです。パンツの丈もくるぶし丈を選ぶことでスニーカーのインパクトが出ますので、必然的にトップスとの調和が生まれてくる事になります。上手く計算された着こなしです。
Himalayan Parka
極地遠征隊から絶大な支持を得る究極の防寒ジャケット
分かり易い言い方をすると「ガチ」なジャケットです。あの三浦雄一郎氏がエベレスト登頂の際に着用していたのがこのヒマラヤン・パーカーです。ノースフェイスの考えうる全ての防寒・防水・防風性能を搭載した最強のダウンジャケットです。見るからに存在感のかたまりなこのダウンなら面白い着こなし方も十二分に出来る事請け合いです。
おすすめ!ノースフェイス人気ダウンジャケットの着こなし&コーデ術⑦
山でガチンコでなくても、ストリートでサラリとヒマラヤン・パーカーを着こなす方は多く、このコーデもそうした方々の基本ともいえるコーデですね。デニデニスタイルにパンツと同系のネイビーのニットキャップ、そして同じくネイビーのヒマラヤン・パーカーをチョイスと言う「ネイビー系コーデ」ですが、ZIPラインの赤が映えてとてもオシャレです。
こちらはノースフェイスさんが提案するコーデ。「さすが!」と思わず口から出てしまう様なバランスの良い仕上がりです。合わせ方次第では「今から登山?」と言われかねないヒマラヤン・パーカーを、スニーカーとキャップのホワイトでカジュアルに仕上げています。
00年代USシーンを連想させる定番のスタイルですね。イエローヌバックのティンバーにスウェットパンツと無地T、そしてオーバーサイズにヒマラヤン・パーカーと、まさに非の打ちどころが見つからない完璧コーデです。
SUP×TNFのNUPTSEが大人気
毎回即完売の大人気コラボモデル
今世界中のファッションシーンを席巻しているブランドがSUPREME。こちらとノースフェイスのコラボ歴は長く、毎シーズン様々なアイテムが発表されております。その中でもSUPREME仕様のNUPTSE JACKETが毎回とんでもない事に!毎年繰り広げられる争奪戦は冬の風物詩の様になってまいりました。という訳でここからはSUP×TNFのNUPTSEをご紹介させて頂きます!
2011FW SUP×TNF
ノースフェイス人気ダウンジャケット:SUPREMEコラボ編①レパード
2011は通称「レパード」で、ヌプシが黄・黒・緑のヒョウ柄で覆われました。日本では窪塚洋介氏が雑誌で来ていた事で人気が爆発し、USAでは人気ラッパーのドレイクがコチラの黒を着て一躍話題となりました。
存在感が半端じゃない黄色のNUPTSEレパードです。SUPREMEのニットキャップがカラーコーデ的に上手くハマっています。SUP×TNF(THE NORTH FACE)は超が付くほどの大人気モデルなので、発売後数秒で完売が定番なアイテムとなっております。その分街で来ていると200%羨望の目で見られる事にも成るアイテムなのです。
ブラックのレパードが3色の中では一番シンプルな感じがします。コレ一枚のインパクトが凄いのでコーデもある意味簡単で楽ともいえるでしょう。
緑も意外と人気があって、未だに探しても手に入らないですね。結構いろいろな色と合わせやすいので、緑色は重宝されるのかも知れません。なるべくならガチャガチャとしないように着こなしたいですね。
2013FW SUP×TNF
ノースフェイス人気ダウンジャケット:SUPREMEコラボ編②ファー
2013年FWは毛皮柄(ファー)を全体にあしらった仕様となりました。この年は同じヌプシでベストも発売され、そちらも即完売となっておりました。総柄ですが、使用色が落ち着いた色合いなので着こなす分には比較的合わせやすいのも特徴です。
デニムに羽織るだけでこの存在感。胸に付けているバッチが可愛くて良いですね。こうした外し方も馬鹿にできないので真似れる部分は真似しましょう。
ブラックで統一してその上にこちらを羽織るスタイルがハマらない訳がありません。無地単色だと羽織ったモノの柄が一段と映えるので、この着こなしテクニックも覚えておきましょう。
2015FW SUP×TNF
ノースフェイス人気ダウンジャケット:SUPREMEコラボ編③字体
2015年FWはSUPREMEのロゴ字体が全体に掛かれているモデルです。キムタクなども着用しており、今作も即完売となりました。2015FWは同じ色と同じ柄でマウンテンパーカーも発売され、そちらも海外人気アーティストがMVで着用していた事もあり、音速で店頭やオンラインから消えていきました。
インパクトばっちりですね!赤と黒を基調にしたコーデにこのダウンはバッチリハマる事間違いなしです。ちなみに色展開は「赤・黒・黄色」です、どの色も其々の良さがあるので悩むところですが、実際は色で悩む暇などなく、とにかく変えればラッキーと言うほどの戦場だった事は言うまでもありません。
2016FW SUP×TNF
ノースフェイス人気ダウンジャケット:SUPREMEコラボ編④枯葉&オレンジ
昨年度2016FWはこちらの通称「枯葉」と「オレンジ」の2パターンが発売されました。枯葉のダウンジャケットですが街で見かけたことも多いのではないでしょうか。繁華街なんかに行くとかなりの割合でオシャレそうな男子や女子が着ているのを見かけましたね。
オレンジ×黒が意外と色々なアイテムと合わせやすく、雑誌等でもおすすめと取り上げられておりました。こちらもマウンテンパーカーが発売されましたが例のごとく即完売。間違いなくおすすめののブランドではあるのですが、先ずはその争奪戦をどう制するかがカギになります。
ノースフェイスのダウンジャケットはNO.1
アウトドアブランドやダウンジャケットを販売するメーカーは多数存在致しますが、これだけストリートから支持され続けるブランドはノースフェイス以外にはないでしょう。機能とデザインが高いレベルで両立しているからこそ、コレだけの支持を集める事になっているのです。今回の記事で気になるダウンが見つかったら、ぜひその新しいスタイルやコーデにもチャレンジしてみてくださいね!
評価 4.6/ 5(合計7人評価)
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