最近ハイボールの人気が高くなりお酒を扱う飲食店ではほとんどメニューに載っています。人気のハイボールですが苦手に感じる人も多いかと思います。そんな人はウイスキーの銘柄にこだわるのです。ここではハイボールが美味しくなるウイスキーの銘柄を紹介していきます。

目次
ハイボールとは
日本ではウイスキーを炭酸水で割ったものをハイボールと呼んでいますが本来はアルコールをベースとしてアルコールを含まない飲料で割るカクテルの事をハイボールと呼びます。バーなどではウイスキーをベースにしたハイボール以外にもジンベースのハイボール、ウォッカベースのハイボールなど色々あります。
バーで飲む事が出来るハイボールにはウイスキーと炭酸水の比率に秘密があります。プロが作るハイボールはウイスキー2:炭酸水5の比率になっています。もちろんウイスキーの香りや濃さの好みはあると思いますがウイスキーと炭酸水をこの比率で作るハイボールは各段に美味しく飲めます。
ハイボールにはカロリーや糖質がビールと比べて低いという特徴があります。最近のハイボール人気はその様な理由があるのかもしれません。またウイスキーのアルコール度数は40°が多いですが炭酸水で割るハイボールはビールのアルコール度数と近くなります。自宅で飲む場合は1杯当りのコスパも低くなるというメリットもあります。
ウイスキーは銘柄によって味や香りの特徴がかなり変わってきます。ハイボールに合う銘柄にロックなどで楽しむ銘柄と様々です。次からハイボールが美味しくなるウイスキーの銘柄を紹介します。
くせが少ないウイスキー
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄①デュワーズ・ホワイトラベル
ハイボールにおすすめのウイスキー銘柄の1つ目はデュワーズ・ホワイトラベルです。デュワーズ・ホワイトラベルは他のウイスキーの銘柄と比べてくせが少ないながらしっかりとした味わいがあります。麦の味をしっかりと味わえるウイスキーでありながらさっぱりとしているのでハイボールにおすすめのウイスキーになります。
甘さもそこそこあるウイスキーで品質管理を徹底してあるウイスキーです。アメリカではデュワーズ・ホワイトラベルが定番のウイスキーとなっている様です。ウイスキー初心者でも飲みやすい味となっています。また価格も比較的安いのでコストパフォーマンスでも優秀なウイスキーです。
カナディアンウイスキーと言えばこの銘柄
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄②カナディアンクラブ
ハイボールにおすすめのウイスキー銘柄の2つ目はカナディアンクラブです。カナディアンウイスキーは主原料となるライ麦の香りが特徴的で口当たりも軽いウイスキーになっています。ウイスキー初心者がハイボールだけでなくロックなどで香りを楽しみながら飲むのにも適しているウイスキーです。
カナディアンクラブは価格も安く軽い口当たりから色々な料理に合うので食中酒としても飲みやすいウイスキーです。カナディアンクラブには6年熟成の白ラベルに12年熟成の黒ラベルがあります。黒ラベルはアルコールの刺激が和らいでいるので飲みやすいウイスキーとなっています。
伝統的なアイリッシュウイスキー
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄③ブッシュミルズ
ハイボールにおすすめのウイスキー銘柄の3つ目はブッシュミルズです。北アイルランドにある蒸留所で最も古いと言われているブッシュミルズのウイスキーはとても飲みやすい味になっています。ほんのりと麦の香りを感じる事が出来て甘さもあるウイスキーです。
アイルランドで製造されるウイスキーはアイリッシュウイスキーと呼ばれ飲みやすいウイスキーが多いのが特徴です。ブッシュミルズの白ラベルはウイスキーの入門酒としてぴったりなおすすめウイスキーです。
ウイスキー特有の樽の香り
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄④富士山麓
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄4つ目はキリンの富士山麓 樽熟原酒50度です。富士山麓が作られている蒸留所はウイスキーの生産地で有名なスコットランドに気候が似ているウイスキー生産に適した土地にあります。熟成に小さな樽を使う事でウイスキーが樽に多く触れる様にこだわっていてウイスキーの特有の樽の香りを強くしています。
富士山麓はアルコール度数が50°と国産のウイスキーとしては珍しくアルコール度数が高くこのウイスキーで作ったハイボールはパンチの効いた味わいになります。国産ウイスキーで高いアルコール度数ながら価格は安めとなっています。ウイスキーの香りを楽しみたい人におすすめです。
長い歴史を持つ蒸留所のウイスキー
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄⑤ザ・グレンリベット
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄5つ目はザ・グレンリベットです。グレンリベットはスコットランドにある蒸留所で創業は1824年と長い歴史を持つ蒸留所です。ザ・グレンリベットは12年熟成で味わいは果物を感じさせるさわやかさを持っているのが特徴のウイスキーです。
熟成の長さからアルコールの刺激も和らいでいてウイスキー初心者でも飲みやすくなっています。ハイボールにする時にはフルーティな味と香りを強く出す為に少しウイスキー濃いめにして作る事をおすすめします。
夏にはこのウイスキーでハイボールを
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄⑥白州
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄6つ目はサントリーの白州です。白州はさわやかな香りと味わいが軽いのが特徴のウイスキーです。その特徴から白州のハイボールは暑い夏に最適と言われています。白州には12年熟成と年数無しの無印があります。
白州で作るハイボールは口当たりがさっぱりとしているので日本食などの比較的味付の薄い料理にも合うのですが価格が高めです。ハイボールとして毎日飲むにはコストパフォーマンス的にきついかもしれませんがウイスキーのローテーションの1つとして用意しても良いでしょう。
北の地が送るウイスキー
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄⑦竹鶴ピュアモルト
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄7つ目はアサヒの竹鶴ピュアモルトです。北海道余市と宮城県にある蒸留所の原酒を使ったウイスキーでヴァッテッドモルトと呼ばれる種類のウイスキーになります。深い香りに力強い味わいが特徴のウイスキーとなっています。
竹鶴ピュアモルト21年以上熟成した21年ピュアモルト、17年以上熟成した17年ピュアモルトに熟成年数無しの黒ラベルがあります。価格も高めではありますがウイスキーの特徴をしっかりと感じられるハイボールが飲みたい人には竹鶴ピュアモルトはおすすめのウイスキーです。
歴史あるバーボンウイスキー
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄⑧フォアローゼズ
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄8つ目はキリンのフォアローゼズです。フォアローゼズは歴史あるバーボンウイスキーで果物の様な香りがほのかにして口当たりも優しいのでハイボールにしても美味しく飲めるウイスキーです。
フォアローゼズのイエローラベルは飲みやすいウイスキーでありながら価格も安いのでコストパフォーマンス面でも飲み続ける事が出来るウイスキーになります。ただバーボンウイスキーは少し独特のくせを感じる人もいる様です。ウイスキーに慣れてきた2本目という感じで飲み始めると良いでしょう。
美味しいハイボールには炭酸水も
ハイボールを美味しくするにはウイスキー銘柄の他に割る為の炭酸水にもこだわりを持つとハイボールの味ががらっと変わります。それではハイボールに合う炭酸水を紹介します。
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄番外編①ウィルキンソン
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄番外編1つ目はアサヒのウィルキンソンです。ウィルキンソンの炭酸水は炭酸の強さに特徴があります。ハイボールには強い炭酸が良く合うという事で自宅でハイボールを作る時には好んで使われています。
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄番外編②ザ・プレミアムソーダ
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄番外編2つ目はサントリーのザ・プレミアムソーダです。天然水で作るといいうこだわった炭酸水です。炭酸水にほのかな甘さを感じる事が出来てザ・プレミアムソーダで作るハイボールは特別な1杯になるでしょう。炭酸水としては高めの価格ですがぜひおすすめしたい炭酸水です。
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄番外編③クオス
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄番外編3つ目は水の郷100選に選ばれた水源を使ったクオスです。ハイボールに合う強い炭酸があり炭酸ガスがしっかりと溶け込んでいるので長い間炭酸が持続します。価格も比較的安いのでコストパフォーマンスにも優れている炭酸水です。
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄番外編④カナダドライ
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄番外編4つ目はカナダドライの炭酸水です。カナダドライの炭酸水の炭酸は弱すぎず強すぎずという感じです。口当たりも炭酸の刺激が強くないので飲みやすいと言えます。ただハイボールに使うには炭酸の刺激が弱めに感じるかもしれません。
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄のまとめ
ハイボールが美味しくなるウイスキー銘柄を紹介しましたがウイスキー1つでハイボールの印象はまったく違うものになります。ハイボールを飲み始め様と思う人には比較的くせが少ないウイスキーを選ぶと美味しく飲めるでしょう。
ハイボールに慣れてきたら色々なウイスキーを飲み比べて銘柄ごとの特徴を楽しむのもおいしく飲めるコツになります。それではハイボールを飲む時の参考にしてみて下さい。
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