引退前は、ドラマや映画などで活躍していた、成宮寛貴さん。成宮寛貴さんは、若いときから苦労していたようでかなりの壮絶な過去や生い立ちがあるそうです。そして2016年末にあった、成宮寛貴さんの、薬物使用疑惑の真相や、壮絶な人生、そして生い立ちなどについて調査しました。

名前：成宮寛貴（本名は、平宮博重）
平宮と書いて「なりみや」と読むのだそうです。
生年月日：1982年9月14日（現在34歳）
出身地：東京都

出演ドラマ：ごくせん（2002年）、オレンジデイズ（2004年）、ハチミツとクローバー（2008年）、ヤンキー君とメガネちゃん（2010年）など、2000年のデビューの翌年2001年から、芸能界引退まで、数々のドラマや映画に出演していました。

成宮寛貴さんの両親は、成宮寛貴さんがまだ幼い頃に離婚しているそうです。両親の離婚をきっかけに、母親と、6歳年下の弟と3人での生活が始まったそうです。成宮寛貴さんは「子供の頃は、とても貧乏だった」とも語っているそうですが、逆に「ラルフローレンの服ばかり着させてもらっていた」という生い立ちのエピソードもあるようです。

母子家庭だということや、個性が強くクラスメイトと上手く付き合えうのが苦手ということが原因で、クラスメイトによってイジメを受けたこともあったそうです。物を隠されたり、押さえつけられて口の中に唾を吐かれたりしたこともあったようです。

母親には、「そこで負けたらおしまい」と言われてきた為、負けずに学校に通い続けたそうです。そんな小学生時代を経験していた為、中学生になる頃には、自分を隠して、相手に合わせるようになったそうです。

このような生い立ちを持った成宮寛貴さん。さらには、中学生のとき、母親が他界してしまいました。両親が離婚している為、弟と二人っきりになってしまったのです。弟は当時、まだ8歳でした。そんな成宮寛貴さんと弟を、祖母が引き取ってくれたそうです。しかし、その「祖母」というのは、成宮家のお手伝いさんとして雇われていた女性なのだそうです。

母親を亡くしてしまった幼い兄弟を不憫に思って引き取ることにしたのか、もしくは、生前、母親との間での約束があったのか…なぜ、自分と血のつながらない兄弟を引き取ることにしたのか…などの詳細はわかりませんが…。実の祖母ではないということを成宮寛貴さん本人が語ったこともあるそうです。

中学卒業後は、経済的なこともあるのか、進学はせずにアルバイトで生計を立てるようになったそうです。割の良いバイトをいくつも経験しているそうで、その中の一つとして「引っ越し屋さん」の仕事。真面目で働きものだった、成宮寛貴さんは、会社の方から可愛がられ、また、ルックスの良さからなのか、お客さんからの評判も良かったそうです。

引っ越しセンターでのアルバイトをしていた成宮寛貴さんですが、成宮寛貴さんには、もっと高給な仕事を求めている理由がありました。実は、成宮寛貴さん、まだ若いながらも8歳年下の弟を養っていかなければいけないという事情を抱えていたそうです。

弟を養わなければいけないという事情から、高給な仕事を探してたどり着いたのが、「新宿2丁目」の、同性愛者向けのバや、クラブなどがたくさんあるエリアで「ゲイの町」として非常に有名な場所です。同性愛者向けのバーで働き始めた成宮寛貴さんは、ここでも人気者になったそうです。

はっきりした時期はわかりませんが、祖母と弟と3人の生活から、弟と二人での生活に変わったそうです。弟が、高校生になった頃には、弟と二人暮らしをすでに始めていたそうです。なんと、「ごくせん」でブレイクした頃は、6畳1間のアパートで弟と二人で生活していたそうです。

そんな過去や生い立ちを持ちながらも、成宮寛貴さんは、弟を高校大学と卒業させて、さらに大学院にまで進学させています。8歳も年下の弟ということで、とてもかわいかったのかと思います。そんなかわいい弟の為なら頑張れたのかもしれませんが、かなり苦労している方だというのがわかりますね。

芸能界デビューのきっかけを掴んだのは、新宿2丁目時代だったそうです。成宮寛貴さんが働いていたバーは、芸能人もよく来店するお店だったようです。ある日、このお店にお客さんとして来店していた、かたせ梨乃さんに声をかけられたことが芸能界デビューのきっかけだったそうです。

「中卒の自分出来る仕事、学歴問わず、ずっと続けられる仕事」を探していた成宮寛貴さんは、芸能界という世界も良いかもしれないと思ったようです。元々、芸能界を目指していたわけではなかった成宮寛貴さん。デビュー当時から引退まで様々な作品に俳優として出演していましたよね。壮絶な生い立ちや過去を持っているとは思えないほど、魅力的な俳優です。

宮本亜門さんの舞台、『滅びかけた人類、その愛の本質とは…』の、オーディションを受けて、なんと3000人の中から見事に合格しました。宮本亜門さんも「なにかある…」そんな成宮寛貴さんの魅力に惹かれたそうです。演技経験が一切ない成宮寛貴さんに主役級の役を与えたそうです。

この舞台を観に来ていた、堤幸彦監督に声をかけられて、翌年には、「溺れる魚」という映画で、映画デビューしたそうです。舞台を観た監督に声をかけられての映画デビュー…やはりプロから見ても、魅力や才能を兼ね備えているのかもしれませんね。

壮絶な過去や生い立ちを乗り越え、手にした俳優デビュー。3年やって成功しなかったらやめようと思っていた芸能界。そんな成宮寛貴さん、デビューから2016年までは順調にドラマや映画などで活躍していたのですが、薬物疑惑が週刊誌にスクープされてしまいます。

壮絶な過去や生い立ちを持ちながらも俳優としての仕事も順調だった2016年。成宮寛貴さんの「友人A」と呼ばれる人物のリークによって薬物使用疑惑が出てしまいます。しかし、インタビューに対して、成宮寛貴さんは全面否定。そして、成宮寛貴さんの所属事務所は法的措置を取る姿勢なのだそう。

しかし、週刊誌に掲載された写真は、不鮮明なもので、成宮寛貴さん本人という根拠がないものなのそうです。白黒写真で、手に持っていたプラスチック容器のようなものは、駄菓子キット「ねるねるねるね」のようにも見える為、駄菓子で遊んでいただけ、という説もあるそうです。

フライデーは、成宮寛貴さんの肉声入りの音声も所有しているそうで、「美味しかった」と言う成宮寛貴さんの肉声も確認できるそうです。薬物を使用した感想なのでしょうか？そして、そのデータは、警察も入手済みらしいのです。

友人Aのインタビューの内容によると、「頻繁に薬を買ってくるように頼まれた」「友人A氏の仕事に支障が出てきてしまい、関係を断つ為にリークした」という証言もあるそうです。実際に、成宮寛貴さんが、薬物を使用したという証拠が出てきていない為、逮捕されていません。その為、真相は本人にしかわからないのではないでしょうか。

友人A氏に対して、成宮寛貴氏からの大きな抗議がなく、本当に友人なのか？その場限りの薄い関係なのでは？ハニートラップに引っかかった可能性もあるのでは？という意見もあるのだそうです。友人A氏は、成宮寛貴さんが過去に交際していた女性なのではないかとも言われていたそうですが、友人A氏は「男性」とのこと。

所属事務所の発表では、成宮寛貴さんは薬物を使用したという証拠が見つからなかった為、薬物疑惑を否定しました。そして、この疑惑をきっかけに成宮寛貴さんは芸能界を引退してしまいました。また、本人の自筆コメントには「心から信頼していた友人に裏切られ、複数の人が仕掛けた罠に落ちた」とコメントしているそうです。

引退後は、海外に渡ったとされているそうで、シンガポール経由で東南アジア入りした、との情報や、フランクフルトに行ってみたいと話していたこともあり「ドイツに滞在している」といった情報もあるのだそうです。

引退する寸前まで、様々なドラマや映画で活躍していた成宮寛貴さんの、壮絶な過去や生い立ちについて紹介しましたがいかがでしたか？さわやかな笑顔からは想像出来ない生い立ちを持った方で、若いながらもかなり苦労している方のようですね。

壮絶な過去を持ちながらもそれを感じさせないところが魅力の一つでもあります。そして、自分は中卒で働き、そのお金で弟を大学院まで通わせる…本当に素敵な兄弟愛だと思います。幼い頃から苦労人で、壮絶な生い立ちを持っている方なので、尚更、幸せになって欲しいと思います。

そして、昨年末頃に、報道された成宮寛貴さんの薬物使用疑惑、皆さんはどう思いましたか？個人的には「白」であってほしいとも思います。そして、人気俳優だったので今回のことで芸能界を引退してしまって残念です。以前は、デザイナーになりたいとも言っていたそうなので、今後の成宮寛貴さんの動きに注目です。壮絶な過去と生い立ちを持った成宮寛貴さん、幸せになって欲しいですね。