スクワットにダンベルを取り入れるやり方は、下半身を効率的に鍛える上で効果的。ただ、正しいフォームに気をつけなければならないなど注意すべきポイントもいろいろとあります。ダンベルを使ってのスクワットについて、間違いのないトレーニング方法を紹介します!

目次
運動は時間よりも効率
スクワットは、下半身を集中的に鍛える上で非常に効果的なトレーニングのひとつ。やり方次第で、スクワットは長い時間を費やすエクササイズと比較してもより実りのあるものとなるのです。下半身へ効率的に筋肉をつけるほか、脂肪を落とす効果も期待することができます。

スクワットは、何と言ってもフォームが重要。ですから、正しいフォームを身につけた上で取り組むことが大切です。その上で、スクワットをすることによって得られる効果を高めるためにはダンベルを使うこともおすすめ。と言っても、最初から使うわけではありません。トレーニングとしてこれからスクワットをしてみようというときは、正しいフォームを身体へ覚えさせることが大切。
本日午後のトレーニングイベントでは、下半身を強化できる“スクワット”を行なっています✨
— 横浜リゾート&スポーツ専門学校 (@yokohama_rs) October 1, 2016
基本姿勢をしっかり学んで正しいフォームで効率よく鍛えよう🏋🏻‼️http:/www.sanko.ac.jp/yokohama-sports/ pic.twitter.com/ZW196aezvF
ですから、はじめからダンベルを使うことは良くありません。しばらくして身体が慣れてから、ダンベルを持つようにして負荷をかけていくのです。アスリートもトレーニングメニューとして実践しているスクワットですが、回数などを調整することによって初心者であってもスクワットへ取り組むことは十分に可能です。
スクワットにダンベルを取り入れよう
ダンベルは、スクワットをするにあたって効果的に下半身を鍛えるやり方としておすすめのアイテム。ただしスクワットでダンベルを使う場合には、何も使わないで行うスクワットとややフォームが異なりますから注意しなければなりません。気をつけなければ、スクワットをしているうちに筋肉が傷む危険やケガの心配も。
普通、スクワットと言えば上半身をまっすぐにするよう意識しながら膝が前へ出るように身体を下ろしていくフォームです。ですが同じスクワットであってもダンベルを使う場合のフォームは、上体を下ろしていくときにお尻が突き出るようになるもの。
バランスディスクの上でダンベルをもってスクワット。
— 安田大サーカス クロちゃん (@kurochan96wawa) May 18, 2017
これが効くんだよねー。
あー、ツライ。 pic.twitter.com/nYEmoWr9AM
スタンダードなスクワットと比較して膝にかかる負担が和らげられますから、ダンベルで負荷をかけても耐えることもできるのです。ダンベルを使ってお尻に意識したフォームでスクワットをしていれば、下半身にとどまらずおなかや背中のあたりを鍛える効果も得られるでしょう。
筋トレとしてのスクワットがダンベルの効果で変わる?
シンプルなエクササイズとして行うスクワットと比べ、筋トレという目的のために取り組むスクワットでは下半身へしっかり一定の大きな負荷をかけなければなりません。そのために、ダンベルの存在はベターと言うよりマストであるということもできます。スクワットにダンベルを使うと、特にお尻や太ももの筋肉を鍛える上でより大きな効果へつながります。
もちろんダイエットなどの目的でスクワットをしてみるというケースであっても、ダンベルを活用したやり方は効果的なものになります。また、筋トレ目的でスクワットにダンベルを使うときはダンベルの重さも重要。スタートからいきなり重いダンベルを使ったスクワットでは、ケガの心配も大きくなります。
やはり、最初は軽いダンベルで負荷をかけたスクワットから始めましょう。それと、スクワットはあくまで下半身を鍛えるトレーニング。ですから、ダンベルの重量は肩の力が過剰にかからない程度を意識します。そして、持つときにも軽めに握るように。
ダンベルをスクワットに使う場合のベストな重さ
ダンベルを使ってスクワットするにあたり、ダンベルのベストな重さというものが特別に決まっているわけではありません。あくまでダンベルのちょうど良い重さは、スクワットをするときにしっかり下半身へ負荷をかけることのできる程度。ダンベルを持っていてもそれが軽ければ、スクワットをしていても効果はそれほどありません。
先週は三回ジムでワークアウト!
— ♥Aquarius♥ (@iamAquarius215) April 29, 2017
ダンベル12キロもってのスクワットは
かなり効くけど太ももが
いい感じに鍛えられてきたかも!
おかげでレギンス緩くなってきたから
新しいの買わなくちゃ!
タロヲさんがんばれ! #wtf897 #ライザップタロヲ #rizap_taro pic.twitter.com/G07A3LGnic
逆にあまり重いダンベルを持っていると、スクワットをしたときの負荷が肩や腕などに分散してしまうのです。スクワットのやり方に合わせ、ほど良く加重されていると感じるダンベルを選びたいところ。ですから最初は軽いダンベルでスクワットするようにして、下半身がしっかり負荷を感じているかどうかを確認しながら少しずつ重くしていきます。
そうすることで、ベストなダンベルの重さへと行き当たるのです。ただし、良い負荷だからといって重くしすぎると握力が厳しくなってしまうことに。そうなっては、スクワット自体を続けることができなくなってしまいます。スクワットについては一気に負荷をかけるのではなく、持続的な負荷が効果的であるのです。
ピンポイントで鍛える!ダンベルを使うスクワットの種類
ピンポイントで部分的に鍛えたいところがある場合、ダンベルを取り入れてのスクワットについても基本となるやり方を応用したいろいろなフォームが。大前提としてスクワットは下半身の筋肉を鍛えるものですが、やり方によってハムストリングや大臀筋なども鍛えることができるのです。
ダンベルを持って行うスクワットのやり方としてはブルガリアン・スクワット、ゴブレット・スクワットなどといったものがあります。ブルガリアン・スクワットについては手にダンベルを持って腕には力を入れず下げた体勢。そこから、片足を後方へ上げるかたちでのスクワットです。体幹のほかお尻、ハムストリングを鍛える上でも効果的なものとなっています。
ゴブレット・スクワットのフォームは胸のところでダンベルを持ち、スクワットでありながらかかとのあたりまで身体を下げるというもの。こちらもお尻やハムストリング、さらに大腿四頭筋への効果も期待されます。
やり方は?ダンベルを担ぐスクワット
スクワットには、ダンベルやバーベルを肩へ担ぐというやり方もあります。ただし相応のテクニックも要求されるものですから、初心者のうちから挑戦することはあまりおすすめではありません。肩にダンベルを担ぐようにして行うスクワットのやり方として、基本となるスクワットのフォームには違いがありません。
ただ、ほど良く適度で同じ重さのダンベルを両手で1個ずつ持って肩へ担ぐようにするのです。ダンベルを持つ腕が安定していなければ、スクワットをするときにも身体がふらつくなどして筋肉を傷めることになる懸念も。それとダンベルを担ぐことで、スクワットをする背中が猫背のようになりやすい傾向もあります。
スクワットの回数を減らす代わりに、ダンベル持って時間かけてスクワットすることにした。腰を痛めないように気をつけよう💭あと久々に腕立て伏せやったら身体が重すぎてデブを実感しました。 pic.twitter.com/k7mQKY5Q39
— 池田てんしちゃん (@10shi_chan) June 10, 2017
スクワットするときには、普段以上に上体をまっすぐにする意識が必要です。スクワットのやり方としてダンベルを肩に担ぐスクワットのスタイルはそれほどメジャーなものではなく、より身体へ配慮することも必要とされます。
回数よりも意識!ダンベルを使ったスクワットのフォーム
スクワットでダンベルを使うときには、何回スクワットをするかという回数よりもフォームを意識することが大切です。誤ったフォームでスクワットをしているとケガをする心配が増しますから、正しいスクワットのフォームで取り組むことが第一。一般的なダンベル・スクワットのやり方としては、足の開きを肩幅と同じ程度かもう少し広くします。
ダンベルを意識的に持とうとはしないで、重力にさからうことなく垂らすようなイメージ。そして、普通のスクワットとは違いお尻を出すように注意して腰はゆっくり落としていきます。ダンベル・スクワットでは大体、床と太ももの部分が平行ぐらいになるまで腰を落とします。
呼吸についてもダンベル・スクワットのポイントとなり、息を吸いつつ腰を落としていくことでより高い効果が期待されるでしょう。そして身体を戻していくときには、ゆっくり息を吐いていきます。ただ、膝は伸びきってしまわないところでストップします。あとはスクワットを繰り返し、身体が慣れるにつれてスクワットの回数を増やしていくことがベターです。
より下半身に効くスクワットにはダンベル?バーベル?
スクワットにダンベルを使うと、下半身へほど良い負荷をかけるために適しています。ただ慣れてきて物足りない感覚があるという場合には、さらにスクワットの効果を上げる目的でバーベルを使うという選択も。
スクワットでバーベルを用いるやり方としてはオーバーヘッド・スクワットのほかバーベル・バック・スクワットやバーべル・フロント・スクワット、スプリット・スクワットなどといったものがあります。どれもバーベルは胸よりも高く持ち上げながらスクワットするものですから、下半身ではない部分の筋肉も広く鍛える効果があるのです。
ダイエット中こそバーベルスクワットという事で久しぶりにスクワットしました。コンパウンド種目をしっかりメニューに組み込む事が筋肥大には効果的です! pic.twitter.com/pW6qfIfqUm
— 横塚達男 (@otatsu212) December 2, 2016
バーベル・スクワットもダンベル・スクワットと同じように、スクワットをするときのフォームがポイント。スクワットをしながらもバランスをキープしなければなりませんから、おのずとバランス感覚も備わっていきます。
ダイエット目的でスクワットにダンベルを使うと…?
ダイエットを目的として筋トレに取り組んでいる人は、少なくありません。ダイエットするにしても、筋トレをして身体が引き締まればよりスリムに見えます。ダンベルを持ってスクワットするダンベル・スクワットも、うってつけのトレーニングです。
ダンベル・スクワットは体重だけでなく体脂肪も確実に減らして身体のラインをシャープにし、あるいはピンポイントで太ももなどを引き締めたいといったときにもダイエット方法として適しているもの。スクワット自体もダイエット効果が高いということで、注目されているのです。
基本は下半身の筋肉を鍛える目的で行うものですが、下半身がスクワットで強化されると体幹も鍛えられることに。そこへダンベルをプラスすることで、二の腕のシェイプアップやダイエット効果にもつながるのです。ダンベル・スクワットは身体の中でも面積が広い筋肉を鍛えることになりますから、結果として筋量が増えると基礎代謝が高まり身体も痩せやすくなります。
ベストなトレーニングとするために
定期的にジムへ出かけ、トレーナーさんから指導を受けつつトレーニングすることができればもちろん効果的ですし結果にもつながりやすいもの。ですが、人によって時間やお金の問題もあります。スクワットは基本的に道具も使わず取り組むことのできるトレーニングメニューであり、安価で手に入る簡易なダンベルを使ったダンベル・スクワットであっても十分に効果は得られます。
【速報】
— 東北大学B.B.C(担当…鎌田) (@tohokubbc306) June 18, 2017
検量52.6kg
スクワット第一100kg成功
解説「なんて深いスクワットなんだ!!」
世界デビューに大盛り上がりの部員たちです!! pic.twitter.com/mZO9GNxU1P
場所も選ばず、それでいて相応のカロリーを消費し確実に筋肉量も増えていくのです。ダンベルの種類にはいろいろな重さのものがあるものの、使ってみて合わないとなれば出費が余計に増えてしまいます。ですから、重さを自分で調整することのできるタイプのダンベルをひとつ用意しておけば安心です。
また、運動に適している時間帯は午後の2時から4時ごろが効果的であるという話もあります。ただ人にはそれぞれライフスタイルがありますから、あくまでも無理なく続けることのできるスケジュールで取り組むことがいちばんです!
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