ハイボールのアルコール度数ってどれくらいなのでしょうか?ハイボールはウィスキーと炭酸水を混ぜたお酒で飲みやすいため女性にも人気があります。そんなハイボールのアルコール度数はビールやサワーと比較して高いのでしょうか?ハイボールに関する疑問に迫ってみました。

目次
ハイボールとは?
ウィスキー+炭酸水=ハイボール
ハイボールとはウィスキーを炭酸水で割ったお酒です。ハイボールを作るのに必要な材料はウィスキーと炭酸水と氷だけなので自宅でも簡単に作れます。またハイボールはたくさんの氷によってキンキンに冷えた状態で、のど越しの爽やかな炭酸がとても飲みやすいためお酒が苦手な方や女性にもとても人気があり居酒屋の定番メニューにもなっています。
ハイボールは酔うのか?
そんなハイボールですがアルコール度数はどれくらいなのでしょうか?ハイボールのアルコール元はアルコール度数の高いウィスキーなのですごくアルコール度数が高いというイメージを持っている方もいるかもしれません。またアルコール度数だけでなく酔いやすいお酒なのかどうかも気になります。
今回はそんなハイボールに関する疑問について迫ってみました。ハイボールは手軽なお酒ですが細かい知識があったり、注意点もありますのでハイボールが好きな人も飲んでみたいと思っている人も是非参考にしてみてください。
ハイボールのアルコール度数は高い?
ハイボールのアルコール度数は高いのでしょうか?ハイボールは飲みやすいお酒なのでついついグビッと飲んでしまいがちですがアルコールの元となっているウィスキーはアルコール度数がとても高いお酒なので気になる人もたくさんいるはずです。
ハイボールの度数は7から9%
そんな気になるハイボールのアルコール度数ですが7から9%程度です。市販のハイボール缶や居酒屋のメニューの内容によって若干バラつきはありますが大体7から9%程度だと思います。なのでアルコール度数の高さだけで比較するとビールやサワーとほとんど変わりません。
ハイボールとビールのアルコール度数比較
ハイボールvsビールの度数
先程ハイボールのアルコール度数はビールとほとんど変わらない7から9%程度だとご紹介しました。ではハイボールはビールと同じ感覚で飲んでも良いのでしょうか?ハイボールとビールのアルコール度数と分量について迫ってみました。
ハイボールを中ジョッキに入れると
ハイボールを居酒屋のビール中ジョッキに入れて比較してみます。中ジョッキは1杯435ミリリットルです。中ジョッキにビールを注いだ場合泡の分を差し引くと305ミリリットルです。もしこの中ジョッキにハイボールを入れた場合氷をたくさん入れますのでハイボール自体の分量は217ミリリットルとビールよりも少ないです。
単純な度数はハイボールが上
アルコール度数はハイボールが7から9%程度なのに対してビールは5%です。そのためアルコール度数はハイボールの方が高いですが同じジョッキに注いだ場合ビールの方が分量が多いのでどちらの方がアルコール度数が高いかというのは同じジョッキではあまり比較になりません。
結果:ハイボールとビールはほぼ一緒
また居酒屋でハイボールを注文した場合ほとんどの店では中ジョッキよりも小さいグラスに入っています。そうなるとさらにハイボールの分量が少なくなるので生ビール1杯とハイボール1杯のアルコール度数はどちらもほとんど変わらない、あるいはハイボールの方が若干少ないケースが多いです。
居酒屋のハイボールのアルコール度数は?
今やハイボールはほとんどの居酒屋での定番メニューと化しているのでどの居酒屋に行ってもハイボールを注文出来ます。ビールが飲めない人は「とりあえずビール」という注文が出来ないので居酒屋で最初の一杯を注文する時に迷ってしまい他の人に迷惑をかけた経験があるかもしれません。でも今なら「とりあえずハイボール」という注文もできます。
居酒屋のハイボールの作り方
大手の居酒屋チェーン店ではハイボールを作る際のアルコール度数の分量が決まっているのだそうです。シングルのハイボールを作る際はグラスに大量の氷を入れて、ハイボール用のはかりを利用してウィスキー30ミリリットルを入れて、ウィスキーと炭酸水で1:4の割合で作っているのだそうです。
ハイボールの含有量は少ない
居酒屋でのハイボールのグラスは大体300ミリリットル程度ですが分量の内半分は氷なのでハイボール1杯で150ミリリットル程飲んでいる事になります。この分量でハイボールを作るとアルコール度数は8%となるので若干高いと思われがちですが、ハイボール自体の分量は少ないので何倍もおかわりできてしまうのです。
その他ハイボールとのアルコール度数比較:サワーなど
ハイボールがビールに比べてアルコール度数は高いものの分量は少ない事は分かりました。では焼酎やサワーなどの他のお酒と比較したらどちらの方がアルコール度数は高いのでしょうか?
ハイボール以外のお酒のアルコール度数はジントニックやチューハイやサワーなどの飲みやすいお酒は5%、ワインや日本酒などの何も割らずにゆっくり飲むお酒は10から15%程度、焼酎はストレートだと20から25%ですが水割りで飲んだ場合は約9%です。
このように比較するとハイボールはビールやサワーの様な普段から親しまれているお酒とほとんど変わらないアルコール度数の高さだと言えます。ただしハイボールはこれらのお酒の中で氷の含有量が一番多いので全て同じ器に注いだ場合、飲む分が一番少ないお酒となります。
ハイボール缶のアルコール度数
スーパーやコンビニに行くと缶で販売されているお酒がたくさんあります。少し前まではビールやサワーなどが主流でしたが現在はハイボールの缶も多くの種類が販売されています。それらのハイボール缶のアルコール度数も居酒屋のハイボールと同じく7から9%程度です。
ハイボール缶は危険
ただしハイボール缶は居酒屋のハイボールよりも酔いやすいと言われています。なぜならばハイボール缶には氷が入っていないからです。氷が入っていない缶の場合、同じサイズのビールやサワーとハイボールを比較すると分量が同じでハイボールの方がアルコール度数が高いのでビールやサワーに比べて早く寄ってしまいます。
そのため自宅でハイボールを飲む場合、居酒屋のハイボールと同じ感覚で飲んでしまうと危険なので注意して下さい。
自宅でハイボールを作る
自宅でハイボールを作る場合自分の好みに合わせてアルコール度数を調整できるので便利です。基本的なハイボールの作り方は上記の居酒屋チェーン店と同じくたくさんの氷を入れた後にウィスキーと炭酸水を1:4の割合で作るのがいいでしょう。
ハイボールは悪酔いする?
ハイボールはビールやサワーに比べて悪酔いしにくいと言われています。その理由は女性に好まれているサワーやカクテルなどのお酒の方がハイボールよりよっぽど酔いやすいからです。カクテルは意外とアルコール度数が高いですし、サワーはハイボールよりもグラス内のお酒の含有量が高いです。
ただしいくらハイボールが酔いにくいからと言って7%のアルコールを大量に飲んでしまうと当然悪酔いしてしまいます。ハイボールは口当たりの良さからついおかわりしてしまいがちですが慣れると危険なので注意して下さい。
ハイボールの注意点
ハイボールは酔いにくいお酒と言われていますが注意点がいくつかあります。ハイボールは炭酸が含まれており、その炭酸によってアルコールが胃に吸収されやすくなってしまいます。つまり酔いやすいということです。
この性質はビールやサワーなどの炭酸が含まれているお酒全般に入れることですが、ハイボールは炭酸水の割合が多いので特に大きな影響が出ます。もし炭酸で割るのが嫌ならば炭酸水の代わりにオレンジジュースやリンゴジュースで割ってみて下さい。
ウィスキーは100%果汁のジュースとよく合いますし柑橘系のジュースなら酔いにくくなります。しかしジュースで割ると糖質が気になる方もいるかもしれません。その場合は水割りにすればウィスキー本来の味を楽しむことが出来ます。水割りはアルコール度数も簡単に調節できるのでおすすめです。
ハイボールのアルコール度数について:まとめ
今回はハイボールとアルコール度数についてご紹介しました。ハイボールはグラス内の含有量が少ないためビールやサワーに比べて酔いにくいという性質があります。ただし氷の含まれていないハイボール缶を飲んだり、調子に乗ってハイボールをがぶ飲みすると悪酔いしてしまいますので十分注意しながら飲んでください。
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