雨の日はちょっと外を出歩くだけで靴が濡れてしまうので大変です。雨の日対策が出来ていない靴はすぐ駄目になってしまうのでケアも大変です。そこで今回は雨の日対策が出来ている靴の選び方や雨で濡れてしまった靴のケア方法などについてご紹介します。

雨の日の靴・革靴の選び方!雨で濡れた靴のケア方法・対策について

目次

  1. 雨の日用の靴の選び方とは?
  2. 雨の日用の靴選びの条件
  3. どしゃぶりの雨の日の靴対策
  4. 雨が振りそうな日の靴対策
  5. 雨の日対策に革靴用の防水スプレーを使う
  6. 靴が濡れてしまった場合の対策
  7. 雨の日用のおすすめメンズ靴「ダイナイトソール」
  8. 雨の日用のおすすめメンズ靴「モンクストラップ」
  9. 雨の日用のおすすめメンズ靴「チーニー」
  10. 雨の日用のメンズ靴選び:まとめ

雨の日用の靴の選び方とは?

雨の日は靴が濡れてしまうので外に出たくないと思うかもしれません。しかし仕事などで外を出歩く機会が多い人にとってはそんなわがままは言っていられません。あるいは出掛ける時は晴れていたのに出先で急に雨が降ってしまったというパターンもあるでしょう。つまり雨の日に靴が濡れることは避けられない事なのです。

だからと言って雨の日に濡れた靴をそのまま放置していたらお気に入りの靴が傷んでしまいます。防水加工されている革靴などであれば問題無いですが大半の靴は雨の日に濡れたらしっかりとケアする必要があります。そこで今回は雨の日用の靴選びと雨の日に濡れた靴の対策とケアについてご紹介します。

中でも革靴は雨で濡れた後に放置してしまうとシワが出来たり変色してしまったりしますのでちゃんとした雨の日対策とアフターケアをを行う必要があります。靴選びも重要になって来るので十分注意して下さい。

雨の日用の靴選びの条件

まずは雨の日にある程度濡れても大丈夫な靴の選び方についてご紹介します。まずはゴム底の靴を選ぶことです。ほとんどの靴底は革かゴムで出来ています。もし革の靴底の靴で雨の日に出歩いてしまうと水を吸収してすぐに劣化してしまいますし、足元が滑って怪我をしてしまう恐れもあります。そのため雨の日は必ずゴム底の靴を履いて下さい。

次に雨の日は濃い色の靴を履いて下さい。ブラウンやホワイトなどの明るい色の靴を履いて雨の日に出歩くと、濡れてシミになった時にかなり目立ってしまいます。シミになった靴を後でケアするのも大変なので雨の日は最初から紺や黒などの濃い色の靴を履くようにして下さい。

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どしゃぶりの雨の日の靴対策

続いて雨の日の状況に応じた靴対策をご紹介します。どしゃぶりの雨の日は革靴を履くとかなりの確率でシミあシワなどの問題が発生してしまいます。そのためどしゃぶりの雨の日は革靴を履かないか外出しないのがおすすめです。

どうしてもどしゃぶりの雨の日に外出しなければならないのであればレインシューズを履きましょう。最近はメンズ用の黒や濃い茶色などの革靴のデザインに似たレインシューズも多いので探してみて下さい。

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雨が振りそうな日の靴対策

雨が降りそうだと事前に分かる日がある場合はその時の為に雨の日対策がされている靴を準備しておきましょう。最近はウォータープルーフ・ゴアテックス・オイルドレザーなどといった耐水性のある革靴が増えてくているので雨の日対策として1足持っておくと大変便利です。

また起毛した繊維の靴もおすすめです。起毛した繊維の靴は水を吸いやすいので雨の日には向いていないと思っている人が多いでしょう。実は起毛した繊維は雨粒を弾いてくれるので軽い雨の日であればかなり活躍してくれます。起毛した繊維は雨の日のアフターケアも革靴に比べて手間がかかりません。

もう一つの雨の日対策は雨の日専用の靴を持っておくことです。これは前述のような雨の日対策があるメンズシューズを買うという意味ではなく手持ちの痛んでしまった靴を雨の日専用靴にしてしまうという事です。これならば雨で傷んでしまっても捨ててしまえばいいだけなので経済的な対策になります。

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雨の日対策に革靴用の防水スプレーを使う

最近は靴屋に行けばどの店にも雨の日対策のスプレーが販売されています。これは勿論撥水効果があるので雨の日に使用すれば大変便利です。しかしこの防水スプレーはどのタイミングで使用すればいいのかご存知ですか?

雨の日用の防水スプレーは雨の日に出かける直前に使用するのがベストタイミングです。使用してから時間が空いてしまうと効果が薄くなってしまいますので注意して下さい。また防水スプレーは少量の雨には効果がありますがどしゃぶりの雨の日は雨を吸い込んでしまうことがあります。

さらに防水スプレーを使用した後は靴の表面に汚れとなって残ります。防水スプレーを使用した後はしっかり靴を磨いて汚れを落としてください。

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靴が濡れてしまった場合の対策

雨の日に強い加工をされている靴や、雨の日対策をしっかりしていたとしてもそれでも雨の日に靴が濡れてしまう事はあります。そんな時の為に靴が濡れてしまった時の対策やアフターケアをご紹介します。

雨の日に靴が濡れてしまったら水分を取り除く必要があります。乾いた布や新聞紙で水気を拭き取って風邪通しの良い場所で陰干しして下さい。ほとんど靴が渇いたら今度は靴磨きでツヤを出します。これは雨の日に濡れて靴の油分が抜けてしまうと逆に乾きすぎて靴が傷んでしまうからです。

靴を陰干しする際は靴の中に新聞紙を丸めて詰め込んでください。そうすることで新聞紙が水気を吸収してスグに靴の中が渇いてくれます。これは革靴だけではなくスニーカーなどの他の靴にも適用できる雨の日のアフターケアです。

雨の日に靴がずぶ濡れになると靴の表面が白くなることがあります。これは靴が汗や革についている薬品の塩分が雨に濡れたことにより表面に出て来てしまっている状態のことで「潮を吹く」と表現します。靴が潮を吹いてしまったら固く絞った雑巾で靴の表面を拭き取ります。その後は靴磨きをかけて下さい。

雨の日や雨が降り終わった後だと水たまりに足を半分だけ突っ込んでしまって靴が部分的に濡れてしまうというケースも多々あります。その際は濡れた部分だけ変色してしまう可能性があるのでしっかりとアフターケアを行ってください。

部分的に濡れた靴のアフターケアはまず靴全体を濡らしてください。その後は水気を取り除いて陰干しさせます。ちなみに靴を濡らすときにお湯を使用すると革の油分が抜けて逆に乾きすぎてしまうので必ず水で濡らしてください。陰干しした後は靴磨きも忘れずに行って下さい。

雨の日用のおすすめメンズ靴「ダイナイトソール」

ここからは雨の日用のおすすめの革靴をご紹介します。まずは「ダイナイトソール」です。正確に言うとダイナイトソールは靴ではなくイギリスのHarboro Rubber社が製造販売しているゴム製の靴底です。靴屋に行けばダイナイトソールを使用されている革靴を買うことができますが修理業者に自分の革靴にダイナイトソールを付けてもらうことも可能です。

ダイナイトソールは革靴好きの間では雨の日に特化した靴底として有名です。ダイナイトソールの強みは滑り止めとして優秀なので雨の日や雪の日でもしっかりと歩くことができます。また履き心地や靴の音が革底に似ているのもポイントの一つです。

雨の日用のおすすめメンズ靴「モンクストラップ」

次にご紹介するおすすめの革靴は「モンクストラップ」です。こちらも靴の種類ではなく革靴の形式を意味します。モンクストラップはひもを結ぶタイプの革靴ではなく革ベルトが足の甲の部分についています。モンクストラップのベルトは1本か2本ついていて、2本ついているタイプは「ダブルモンク」と言います。

モンクストラップの利点はひもじゃないので脱ぎ着しやすい事です。雨で濡れた時の脱ぎずらさをモンクストラップによって解消することができます。ただし購入する段階でのサイズ調整が重要になりますので十分注意して下さい。

雨の日用のおすすめメンズ靴「チーニー」

こちらは「チーニー」というイギリスのグッドイヤーウエルテッド製法で作られた革靴です。革靴好きの間では「チャーチ」に似たデザインの革靴として知られています。イギリスの革靴らしい丈夫な靴なので雨の日で安心して履けます。

雨の日用のメンズ靴選び:まとめ

今回は雨の日に靴を履く際の対策やアフターケアの方法やおすすめの雨の日にも履ける靴などについてご紹介しました。革靴は雨に濡れるとすぐ駄目になってしまうのでこれまで雨の日に苦い経験をしたことがある人もたくさんいるのではないでしょうか。

しかし事前の対策やアフターケアをしっかりと行う事で革靴の寿命を延ばすことは出来ます。これからも雨の日の靴との付き合い方についてよく考えて、お気に入りのメンズシューズはなるべく長く履いてあげて下さい。


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