走りと居住性能・そして広々ラゲッジスペースと、コレ一台あれば全てのシーンに対応する事が可能な車種として、世界的に人気を集めている車種がSUV（スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル）です。そんな人気SUVの2017年版最新ランキングを今回は発表させて頂きたいと思います。なんだかんだで一番気になる燃費効率もしっかり網羅しております。では、早速ランキングの方へ行ってみましょう。

残念な事に2016年8月をもって販売終了となってしまったCR-Vですが、海外ではSUVオブザイヤーを受賞するほどの大人気車種で、1997年にアメリカで発売されて以来、20年以上も定番人気SUVとして活躍していたモデルなのです。実はアメリカでは新型のハイブリッド版CR-Vが発表され、注目の的となっておりますので、日本再発の可能性は大いにあります。燃費性能は10.15km/L～14.4km/L（JC08モード）

RXは国内販売される前はトヨタのハリアーのLEXUS版と言う位置づけでしたが、今はハリアーと枝分かれし高級・大型クロスオーバーSUVとして販売されております。ラグジュアリーセダンの様なSUVがコンセプトで、高級感はもちろん、乗り心地も快適、室内の機能性も極めて高いものになっています。年間10,000台以上を売り上げる人気車で、燃費性能は18.2〜18.8km/L（JC08モード）

2016年1月に発売開始されスズキの新型SUVであるイグニス。日産ジュークやホンダヴェゼル、トヨタCHRなどがライバル車として挙げられます。アグレッシブ・コンパクトをうたい文句に、コンパクトSUVならではの取り回しの良さと高い走破性・走行性能が評価を集めております。燃費性能は25.4〜28.0km/L（JC08モード）

CX-3のコンセプトは「コンパクトクロスオーバーSUV」。ディーゼルエンジン専用車で1.5Lクリーンディーゼルターボを搭載しています。SUVには低めの全高1550mmに抑えられ、街乗りがしやすい設計となっております。同じくマツダのデミオを外観ベースとしています。魅力的な車種ではありますが、販売台数でホンダ ヴェゼルに大きく差を開けられてしまいました。燃費性能は21.0〜25.0km/L（JC08モード）

ランドクルーザーはトヨタが世界に誇る大型SUV高級・本格クロスオーバーSUVです。これまでの歴代モデル全てが現人気となり、国産SUVの金字塔と呼ぶにふさわしい車種です。海外でもその人気は変わらず、その高い走行性能が評価され、砂漠や戦地など過酷な環境下での使用にも使われております。機能性やラグジュアリー感を考えても最高のSUVと言えるでしょう。燃費性能は6.7〜11.8km/L（JC08モード）

LEXUS LXはレクサスがUS販売チャンネルだけで販売されていた頃はランドクルーザーのLEXUS版という位置づけでしたが、現在では日本でもLEXUSブランドが正式に販売チャンネルとして追加された事によって、ランドクルーザーとは全くの別物として存在する事になりました。LX=ラグジュアリークロスオーバーの名に相応しい最高級のSUVです。燃費性能は3.5～5.7km/L（カタログ燃費は6.5km/L）

フォレスターはスバルが放つ本格的SUVです。車高高も高く、6速マニュアルモードのリニアトリニックを装備し、2種類のエンジンから選べる設定となっております。高級感溢れるインテリアや、高級オーディオメーカーのサウンドシステムを搭載などキャビンスペースの快適性も重視しており、快適な室内空間となっております。燃費性能は13.2〜16.0km/L（JC08モード）

マツダの大人気車種で、これまでにカーオブザイヤーも受賞した事もあるCX-5.マツダの最先端テクノロジーであるスカイアクティブテクノロジーを搭載した最新鋭車種です。この技術がマツダを今の地位まで引き上げる要因となったことは言うまでもありません。今年2月に新型モデルが発売された事もあり、次年度ランキングでは上位にランクインするでしょう。燃費性能は14.6〜18.4km/L（JC08モード）

2013年に現行型へとフルモデルチェンジを果たした3代目エクストレイルは、それまでのアウトドア重視のデザインから洗練された都会派SUVへと大きく方向転換されました。3列モデルが新たに追加された後、ハイブリットもラインナップに加わりました。2017年のマイナーチェンジで、半自動運転システムも搭載され話題となっている車種です。燃費性能は15.6〜20.8km/L（JC08モード）

トヨタハリアーはトヨタ歴代SUVの中でも特に人気の高い車種として知られています。豪華なインテリアが特徴で、高級感に溢れる設定となっているのは元々LEXUSとして販売されていた頃の名残でしょう。ハイブリッドモデルもラインナップされておりますが非常に高価な設定となっておりますので、値段とのバランスを考えるとガソリン車で良いかも知れませんね。燃費性能は12.8〜21.4km/L（JC08モード）

昨年のSUVランキングで首位を勝ち取ったヴェゼルも今年度は惜しくも2位となりました。現在SUVの主流派大型よりもコンパクトSUVという方向に向いており、ヴェゼルはそうしたコンパクト・クロスオーバーSUVの象徴の様なモデルです。ハイブリットモデルが、本車種での注目モデルです。SUVの車高などは残しつつクーペのスタイリッシュさを感じるデザインが人気です。燃費性能は19.0〜27.0km/L（JC08モード）

2017年に鳴り物入りで登場したトヨタの最新コンパクトSUVであるCH-Rが、並み居る強豪を抑えて堂々のランキング1位に輝きました。新型プラットフォームである「TNGA」を採用した初めてのSUV。ホンダの人気車種であるヴェゼルに負けないスタイリッシュなデザインと走行性能の高さで発売直後より大爆発的人気を勝ち取っております。燃費性能は15.4〜30.2km/L（JC08モード）

最後に海外のハイクラスSUVの最新モデルたちをサクッとご紹介させて頂きます、素晴らしい車が数々登場致しますのでこちらも要チェックですよ。それでは早速行ってみましょう。

砂漠のロールスロイスとの異名を持つキング・オブ・SUV「RANGE ROVER」全てにおいて最高の車と言い切ってもいいぐらい非の打ち所がない車です。高級感溢れるインテリア＆エクステリアはまるで走るラグジュアリーホテルの様です。世界中のセレブリティに愛用されるSUVで、映画やゴシップ誌ではお馴染みの感がある車種でしょう。

インテリアや細かいエクステリアの変更はありますが、基本的なデザインはずっと変わり続けることなく、発売されたころのデザインを踏襲され続けているG550。メルセデスの最高級SUVとして有名な車です。デザインや性能もさることながら、非常に頑丈で屈強なフレームもこの車種の特徴。過酷な環境下をガンガン突き進む事も可能な本格的なSUVなのです。

PORSCHEが作ったSUV...それだけではどんな車なのかが全く想像つかないですよね。カイエンにはかなり多くの設定がありますが、フラッグシップとされるカイエンターボにはV8ツインターボエンジンが搭載されております。ポルシェのV型ツインターボエンジンと言うだけでも非常に興味深い所があります。乗り心地は流石に固めですが走行性能は折り紙付きです。

アメリカの大型高級ラグジュアリーSUVの雄であるリンカーン・ナビゲーター。日本でも結構見かけることがあるでしょう。押し出しの強いエクステリアデザインに高級感溢れるインテリア、かゆい所にも手が届く多機能な設備品の数々、と高級SUVと呼ばれるにふさわしいラグジュアリーなSUVがこのナビゲーターなのです。

一昔前まではミニバン全盛期と呼ばれていた自動車業界ですが、今では軽自動車とSUVの二強時代とも言われております。コレだけ豊富な種類が存在するSUVですので、隅々までチェックしたうえで自分好みの車種を見つける事にしましょう。