時代によって流行りの商品やおすすめ商品は変わってきます。車にも流行りやおすすめがあります。20代の若者の車離れ進んでいるとよく聞きますがやはり車は便利なものです。ここでは20代の若者にも人気の車種をランキング形式で紹介していきます。

目次
最近の自動車業界
近年日本国内の自動車市場は頭打ちであると言われています。世界情勢の先行き不安による経済低迷や若者の車離れが原因です。ひと昔前には車を持つ事は1つのステータスとされてきた時代がありました。その様な時代の中、2016年はトヨタがダイハツの完全子会社化やニッサンが三菱との資本提携、スズキとトヨタが提携検討を発表するなど自動車業界の再編が始まった年でした。
現在は省エネの必要性が高まり各メーカーがそろってエコカーを製造販売をしています。先駆けはトヨタのハイブリットカー・プリウスです。ハイブリットカーは電気モーターとエンジンを組み合わせて燃費性能を高めた車です。当時のハイブリットカーは走行時に充電される電力をモーターに使っていましたが最近は充電式のプラグインハイブリットカーが増えています。
車を選ぶポイント
ハイブリットカーはエンジンのみの車より市場価格が高くなっています。エコカー減税というシステムがあり初期費用が少し安くなりますが最近のガソリン車も燃費性能が上がっているので長い目で見ると大きな差は無くなっていると思われます。車を選ぶ時のポイントは燃費、運転のしやすさ、安全性、用途です。
最近の車の燃費性能は上がっているので良いとして運転のしやすさはコンパクトカーか家族で広く乗るには目線が高くなるミニバンがおすすめです。安全性能はここ数年で飛躍的に向上しています。ひと昔前はオプション装備だったABS、エアバックの標準化は当たり前で最近は衝突防止機能が開発されています。用途は通勤乗りか普段乗りか、何人で乗る事が多いか考えましょう。
ホンダの人気ミニバン
車のおすすめランキング10位ホンダ・オデッセイ
車のおすすめランキング10位は高級ミニバンとして人気のあるホンダ・オデッセイです。1994年に発売開始され現行の5代目までロングセラーを続けている車種でホンダが得意とする走りの良さとセダンの様な高級感を兼ね備えたミニバンとして人気を集めました。5代目にはハイブリッド車グレードもあります。他社のミニバンには無い低重心で小さい子供でも乗り降りがしやすいです。
4代目と比べるとスライドドアの採用によって車高は高くなりましたがそれでもミニバンとしては低いです。また、薄型燃料タンクを使った低床設計なので車高は低いながら3列目も快適に座れるミニバンになっています。5代目の車高は20代の若者だけでなく30代の人にも合うデザインになりおすすめです。
デッセイで人気のあるグレードは最上級グレードのアブソルートです。中古車相場でもアブソルートと通常グレードのMでは大きな価格差が生じるほどです。アブソルートはオデッセイのオーナー以外にも定着していて他の車種の上級グレードと比べても高いブランド力を持っています。購入する時は多少高くても売る事を考えてアブソルートをおすすめします。
トヨタの定番SUV
車のおすすめランキング9位トヨタ・ハリアー
車のおすすめランキング9位は高級サルーンとSUVを合わせた車として登場したトヨタ・ハリアーです。ハリアーはクロスオーバーSUVと呼ばれるモノコック構造のSUVで代表的な車種としてポルシェのカイエンがあります。そのカイエンの高級クロスオーバーSUVの流れを作った車がハリアーと言われています。現行モデルには各グレードにハイブリット仕様があります。
ハリアーは1997年から発売され現行モデルは3代目になります。ハリアーはレクサスブランドのRXとしても展開をしていたが2001年に国内でもレクサス・RXとして販売される事になりハリアーの名前は消える方向でした。当時のハリアーは2代目でしたがレクサス・RXとして販売されている期間に戦略が変わりレクサスから切り離して2013年3代目ハリアーとして戻ってきます。
ハリアーでおすすめのグレードはエレガンスです。スタンダートグレードのエレガンスは上位モデルと比べるとホイールサイズが1インチ小さくなりますが外観の違いはホイールぐらいで内装の質感や装備は上位グレードに負けない造りです。落ち着いた雰囲気の外装は20代後半から30代の人におすすめです。
長い歴史をほこるニッサンのミニバン
車のおすすめランキング8位ニッサン・セレナ
車のおすすめランキング8位は1991年から販売され同クラスのミニバンで最も歴史が長いニッサン・セレナです。初代セレナは当時スライドドアを搭載した車には手動開閉の窓を装備するのが一般的ななか世界初となるスライドドアパワーウィンドを採用しました。2代目になると両側スライドドアの採用で高い人気を集めます。
2016年にモデルチェンジされ現行は5代目となります。販売開始後すぐにリコールを起こしますが充実した装備で人気はあります。特徴としてはニッサン独自の自動運転技術「プロパイロット」搭載のグレードがある事です。自動運転技術はまだまだ発展途上の技術ですが「プロパイロット」は高速道路の同じ車線での走行を自動運転によってサポートする機能で日本初の技術です。
セレナでおすすめのグレードは販売シェアの7割を占めるハイウェイスターです。少し値段は高くなっても専用バンパーや本革ステアリングなど価格以上の満足感を得られるグレードになっています。4代目セレナには簡易ハイブリットシステムを採用していましたが5代目にはフルハイブリット仕様車がラインナップされています。20代30代の家族をお持ちの人におすすめです。
山に海にホンダのSUV
車のおすすめランキング7位ホンダ・ヴェゼル
車のおすすめランキング7位はホンダが打ち出すコンパクトクロスオーバーSUVのヴェゼルです。ヴェゼルの特徴は他社のSUVに比べると最小サイズですが男性が4名乗っても足元には余裕があり窮屈感が無いところです。仲間内でアウトドアにおすすめです。
2013年に販売開始された比較的新しい車種です。サイズだけを見ると価格が高めの印象がありますがSUVのダウンサイジングの需要にマッチした車種になっています。コンパクトながら力強い走りや広い車内を求める人におすすめです。外装は若者向けなので20代の人にぴったりです。
ヴェゼルのおすすめグレードは1.5Xです。廉価グレードではオプション扱いになるあんしんパッケージが1.5X以上のグレードで標準装備になります。あんしんパッケージとはサイドエアバックなどの安全機能が追加されるパッケージです。
2001年から続くホンダのコンパクトカー
車のおすすめランキング6位ホンダ・フィット
車のおすすめランキング5位はホンダのコンパクトカーの定番フィットです。フィットはコンパクトカーらしい可愛らしい大きさに見えますが高級車に劣らないほどの居住スペースがあります。運転時の目線が高くて見晴らしがよく女性や高齢者の方でも運転がしやすいです。
2001年にホンダの中で軽自動車を除くと最も小型の車として誕生しました。走りのホンダなだけありコンパクトなボディに軽快な走りと低燃費がフィットの特徴です。デザインも20代の若者から30代の人に合っています。お子さんが大きくなってからの家族乗りやちょい乗りドライブにもおすすめです。
FITのマイチェン楽しみだな~(´∇`)#ホンダ #フィット pic.twitter.com/KZVLs54XfJ
— Tomonaga (@fukku_____23) May 14, 2017
フィットのおすすめグレードはFパッケージです。ヴェゼルと同じくあんしんパッケージを追加できるからです。Fパッケージより1つ上のグレードLパッケージから標準装備ですがグレード間の価格差とあんしんパッケージの追加料金を考えるとFパッケージに追加した方が少しお得でおすすめです。
軽自動車といえばスズキ
車のおすすめランキング5位スズキ・ワゴンR
車のおすすめランキング5位は軽トールワゴンの代名詞スズキ・ワゴンRです。ひと昔前の軽自動車では考えられない居住性と走行性を両立させる革命を起こした車です。1993年に初代が発売されて以来今年2017年に6代目の販売となりました。軽自動車の利点である税金の安さで20代の若者の普段乗りから30代の人のセカンドカーとしても人気がありおすすめです。
6代目ワゴンRにはマイルドハイブリッドが採用されています。一般的なハイブリット車はエンジン走行時に充電される電力をモーターに利用し走行するEV走行をします。マイルドハイブリットはEV走行が出来ませんが充電された電力を発進、加速、走行のアシストに使うシステムです。このマイルドハイブリットでワゴンRは軽トールワゴンでNo.1の燃費性能となります。
アメブロを更新しました。 『ワゴンR スティングレー(MH34S) 峠走行動画。』 #ワゴンRスティングレー #MH34Shttps://t.co/BqtwujxO4g
— かずさん (@kazuhiro_sa) May 14, 2017
ワゴンRでおすすめのグレードは最上位グレードのFZです。FZは他のグレードに比べて内外装が飛躍的に変わります。赤外線・紫外線をカットするガラスの装備、シートの高さを調節するリフター機能や本革巻ステアリングなど快適機能が追加されます。また安全機能を高めるセーフティパッケージを追加装備する事をおすすめします。
男性的なデザインが人気のトヨタのミニバン
車のおすすめランキング4位トヨタ・ヴォクシー
車のおすすめランキング4位は若者に人気が高いトヨタ・ヴォクシーです。2001年から販売開始され2014年のフルモデルチェンジで3代目モデルとなりました。軽い走行性能、視界の良さ、燃費の良さなどが評価され人気の車種です。ミニバン特有の見晴らしの良さを評価する女性ドライバーが多く見られます。
ヴォクシーの顔つきはごつく攻撃的なデザインで20代の人に人気がありますが少し若者向けのデザインに感じます。30代の人には兄弟車のノアをおすすめします。ノアはヴォクシーと比べおとなしい顔つきになっています。
トヨタ【VOXY】 pic.twitter.com/V1yIfnNm7g
— グッドデザインのあれやこれ (@BestDesignCar) May 11, 2017
ヴォクシーでおすすめのグレードはZSです。ヴォクシーのエアロ仕様モデルでフロントフォグランプ周辺、フロントフェンダー、サイドマッドガード、リヤスポイラー、リヤ大型バンパーなどが異なりより迫力あるデザインとなっています。またZSにはフロントグリルモールやピアノブラック加飾の内装パーツなどが追加された特別仕様車・煌Ⅱもあります。
ニッサンが送り出すSUV
車のおすすめランキング3位ニッサン・エクストレイル
車のおすすめランキング3位はニッサンを代表するSUVの1つニッサン・エクストレイルです。2000年から販売開始され現行モデルは3代目となります。「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」というコンセプトで発売され高級志向の多いSUV市場の中で比較的求めやすい価格を維持しています。
以前のエクストレイルは無骨で経済性重視の箱型に近いデザインをしていたのですが最近は全体的に流麗でシャープな雰囲気の個性的なデザインとなっています。走行面は路面から伝わってくる振動を抑えるアクティブライドコントロール機能が備わっているので乗り心地は抜群でおすすめです。
【X-Trail (Nissan)】
— 名車画像集 (@pln9ebi7) March 22, 2017
3代目となる新作では濡れ物汚れ物などな積載を考えた内装や、ラフモードの走行を用意にするオールモード4×4システムなどレジャー用途のスペシャリスト。燃費16.4km/hと、環境性能も抜群。 pic.twitter.com/V407nmYXpc
エクストレイルのおすすめグレードは特別仕様車の20Xttエマージェンシーブレーキパッケージです。エマージェンシーブレーキパッケージとは自動ブレーキのエマージェンシーブレーキに踏み間違い衝突アシスト・車線逸脱警報・進入禁止標識検知などがパッケージされた仕様です。最上級グレード20Xtをベースにしているので盛りだくさんの装備です。
マツダが作り上げたコンパクトカー
車のおすすめランキング2位マツダ・デミオ
車のおすすめランキング2位は1996年から販売開始されたマツダ・デミオです。若者離れが進んでいる自動車業界ですがデミオはデザインの良さと燃費良さ、他メーカーと比べて安価なところから若者から人気を得ています。イメージが無いかもしれませんがマツダは技術力があるメーカーです。またデミオの魅力は近未来的なデザインにあります。
元々ディーゼルエンジンの技術が有名ですがマツダのガソリン車は独自のテクノロジー「SKYACTIV-G」で燃費・トルクともに従来比の約15%向上させる事に成功しています。クリーンディーゼルのラインナップもマツダ車の特徴です。簡単に言うとディーゼルエンジンの良い所を残し環境基準に対応できるように排ガスを綺麗にする技術です。
https://t.co/yXEifJlAA9
— くろいぬ (@kuroinu0012) May 13, 2017
スカイアクティブ1.5Dは
デミオという軽い車体を得て
ホントに素晴らしい車だとしか
言いようがないと思った⬆︎⬆︎⬆︎
マツダがデミオワゴン
(車中泊可能仕様)
みたいの作ってくれたら
次の愛車候補筆頭にする💮
デミオでおすすめのグレードは13S Touringです。13S Touringはガソリンエンジン仕様の上位モデルで「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」が装備されています。必要かどうかは人それぞれではありますがこの装備はより近未来的なイメージにしてくれて他にはない物を求める人におすすめです。
トヨタのハイブリッドコンパクトカーといえば
車のおすすめランキング1位トヨタ・アクア
車のおすすめランキング1位はプリウスと並ぶトヨタのハイブリットカー・アクアです。デザイン、走行性、燃費、コスパが総合的に優れ2011年の販売開始から常に販売台数の上位にいます。内外装の色の組み合わせが174通りになるのが魅力です。
ハイブリットカーは燃費が良い車ではありますが重いモーターやバッテリーを積むので車を軽くする技術が必要になります。軽いコンパクトカーとはいえアクアの燃費性能を作り上げるトヨタの技術はさすがです。走り出しがモーターで動くハイブリットカーはガソリン車と比べ加速が鈍く感じますが慣れてしまうものです。
トヨタアクア新型の発売は2018年?価格はどうなる?燃費は40km/L超えという噂も・・・!? https://t.co/Uv6bUJY1e7 pic.twitter.com/Kqm20X5OcR
— ツッキー@外車大好き (@abvulbewtwi) May 9, 2017
アクアのおすすめのグレードはSです。廉価グレードのLとの差は後部座席パワーウインドウの有り無し、スピーカーがLだけ2つなど内外装の装備に多くの違いがあります。上位グレードのGとはアームレスト付きと本革ステアリングぐらいの違いだけです。色の組み合わせで30代の人にもおすすめできます。
車のおすすめランキングまとめ
車のおすすめランキングを紹介しましたが燃費性能は各メーカーが力を入れているので大きな差はなく新たなエコカー技術が出ない限りは激変とはならないでしょう。車を長く乗り続け毎日の燃料代を抑えるのであればハイブリットカー、初期投資を抑えて長い距離を乗らないのであればガソリン車を選んでみるのがおすすめです。
若者の車離れが進んでいる中、各メーカーでデザインや燃費性能、安全性能にこだわった車種を販売し20代30代の人が楽しんで乗れる車が増えています。それではこれからの車選びの参考にしてみて下さい。
評価 4.5/ 5(合計4人評価)
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