これからの季節、特にハットをかぶる機会が多くなります。しかしハットと言ってもたくさん種類があり、種類やコーデに合わせたかぶり方があります。その中でも代表的なハットの種類とそれに合うメンズコーデ、そしてかぶり方をまとめました。

目次
服装に合わせてハットを使いこなす選び方とかぶり方
ハットの季節がやってきました!これからの時期、紫外線から身を守るアイテムとしてはもちろん、おしゃれアイテムとしてハットを有効活用したいですよね。ハットとひとことで言っても種類は様々あります。そこでハットの選び方とかぶり方をまとめてみました。
ハットの王道「中折れ帽」
メンズハットと言われて一番最初にイメージする形が中折れ棒ではないでしょうか。イタリア製の「ボルサリーノ」に代表されるこの中折れ帽の特徴は、頭頂部の真ん中がへこんでおり、正面から見るとM字型のシルエットをした種類のハットです。
幅広いデザインのハットがあるので、自分の顔の形や服装に合わせて色々なコーデが楽しめるのも中折れ帽の特徴です。色々被ってみることが、自分に合ったデザインのハットを見つける選び方です。
中折れ帽のおすすめコーデ
生地やデザインが多岐に渡っているので基本的にどんなコーデでも合いますが、やはり印象としてはキッチリとしたイメージを与えます。ですので、Tシャツ1枚に中折れ帽にするよりは、一枚上にシャツを羽織ったりする方が全体のコーデの選び方になります。
中折れ帽のかぶり方
あまり深くかぶりすぎると中折れの部分が潰れてしまうので、軽くふわっとかぶるかぶり方が良いでしょう。大人な雰囲気で攻めたいなら、なるべくツバは水平に、カジュアル感を出したいならツバの前が上がるようなかぶり方をしましょう。服装に合わせてかぶり方を変えるだけで印象を変えられるのも、中折れ帽の特徴です。
これもハットの1つ!「麦わら帽子」
「海賊王に…」とついつい言いたくなってしまいますが、海賊王になるつもりは無くても麦わら帽子は被ってOKです。麦わら帽子もハットの種類としてカウントするの?と思われますが、これも立派なハット1つです。
麦わら帽子といっても、全てが麦わらで作られているわけではなく、素材は様々で見た目が麦わら帽子「風」の帽子のことをひとまとめにして「麦わら帽子」と呼ばれます。夏には軽くて風通しも良いので最適なハットの種類です。
「ペーパーハット」も人気
夏になるとよく売られるのが「ペーパーハット」です。「ストローハット」なんていう呼び方もされます。「ペーパー」と聞くと紙でできているのかと思いますが、紙に近い素材で安価なものだと思ってください。なので、水には弱いので海や川にかぶって行くときには注意しましょう。
麦わら帽子(ペーパーハット)のおすすめコーデ
麦わら帽子の良いところは、比較的どんなコーデにも合うというところです。夏らしくハーフパンツとTシャツのコーデにも麦わら帽子はよく合いますし、白を基調としたメンズコーデに白系の麦わら帽子をかぶってもおしゃれに見えます。色の選び方は重要ですが、比較的1つのハットを使い回せる麦わら帽子は経済的でもあります。
麦わら帽子(ペーパーハット)のかぶり方
麦わら帽子はコーデに合わせてかぶり方を変えましょう。夏感を出してカジュアルコーデにしたい場合は、浅くかぶって顔が見えるようにかぶる方が良いでしょう。その他の場合は、基本的には水平にかぶった方が素敵に見えます。左右どちらかを下げて斜めにかぶる方法もありますが、結構キザに見えるのであまりおすすめはできません。
おしゃれなメンズハット「パナマハット」
あまり聞いた事はないかもしれませんが、パナマハットと呼ばれる種類のハットは、おしゃれメンズとしても1つは持っておきたいハットの種類です。パナマ草を原料にしており、本物のパナマハットは、手作業で一つ一つ編み上げて作られているので、とても丈夫です。パナマハットの選び方は、「本パナマ」と書かれているものを選びましょう。
パナマハットのおすすめコーデ
パナマハットに合うコーデの選び方のポイントは「カジュアルになりすぎない」ことです。基本の形は「シャツ+チノパン」等どちらかというと大人なコーデに合います。夏に1番おすすめしたいコーデが、「和装+パナマハット」の組み合わせです。お祭りに浴衣や甚兵衛にパナマハットをかぶると、他の人とアクセントをつけにくい和装に、良いアクセントを追加できます。試してみてください。
パナマハットのかぶり方
パナマハットのかぶり方のポイントは、「浅すぎず、深すぎず」です自分に似合うかぶり方のポイントを見つけましょう。眉毛から滑らせるように頭に乗せ、正面を向いて前のツバが少し下がって目にかかるくらいを目安としますが、顔の形によって変わってくるので、自分に似合うかぶり方を見つけましょう。
パナマハットはしっかり手入れをしよう
パナマハットは、おしゃれメンズが1つは持っておきたいアイテムですが、草を編んで作っているので洗濯ができないというデメリットがあります。せっかく良いパナマハットを購入しても、しっかりお手入れしないとすぐにかぶれなくなってしまうかもしれません。しかし、しっかりお手入れをすれば、数十年かぶれる帽子なので、大切に使いましょう。
穴が開かないかぶり方
よくあるのが、かぶるときに頭頂部に当たる部分を手でつかんでかぶり続けていると、持った循環に破れてしまったり穴が空いてしまったりします。そうなると、修理はほぼ不可能だと考えた方が良いでしょう。かぶったり脱いだりするときはツバの部分を持つようにしましょう。
汚れないかぶり方
パナマハットに限ったことではありませんが、汚れた手で触ってしまったり、どこかに置いたときに汚れがついてしまったりすることがあります。簡単な汚れだったら、ブラシや消しゴムで軽くこすると取れる可能性があります。ジュースなどの液体が染み込んでしまった場合は、あまり期待できないので、気を付けましょう。
シミにならないかぶり方
夏にかぶることが多いパナマハットは、汗がシミになったり黄ばんだりしてしまうことがあります。そうならないように、予防として汗をかく季節は、汗取りテープをつけてなるべく本体に汗が付着しないように対策しましょう。
変色しない保管の仕方
長い間被らずに放置していると変色してしまいます。そうならないように、保管方法には気を付けましょう。日が当たるような場所は避け、なるべく風通りの良い場所で保管するようにしましょう。
型崩れしない保管の仕方
どのハットにも当てはまりますが、型崩れは大敵です。直すのは難しいので、型を崩さないように、注意して保管しましょう。
濡れないようにする方法
草でできている以上、水にはかなり弱いです。濡れてしまうと型崩れの原因となるので、雨の降る日はかぶらないようしたり、事前に防水スプレーをかけておくなど、水には細心の注意をはらいましょう。
ハットはかぶり方一つで雰囲気ががらりと変わる
メンズハットの種類はとても多く、これまで紹介したものだけではなく、その他にもまだまだたくさんのメンズハットの種類があります。さらに、1つの種類の中にも様々なデザインがあり、ツバが広いもの、生地の違いなど、数をあげればキリがありません。
その中でも、ハットをかぶる時に一番気を付けてもらいたいのが「かぶり方」です。このかぶり方を侮るなかれ、かぶり方1つで同じハットでも印象が全く変わります。基本的なかぶり方から少しずらすだけで色々なコーデが楽しめます。
前髪を出すかぶり方
ハットをかぶる時に、もう一つ印象を変える方法が、「前髪を隠すor出す」かぶり方です。普段前髪がある人がハットをかぶる時、どうしても前髪をどうしようか悩むでしょう。全部あげてハットの中に入れてもイメージを変えられますし、前髪を綺麗に出してハットをかぶっても、また違ったイメージを与えることができます。
ハットのかぶり方とメンズコーデのまとめ
どんなハットでも、コーデに合わせた種類を選ぶことと、コーデに合わせたかぶり方をすることがとても大切です。また、自分の頭の大きさや顔の形に合ったハットを選ぶことで、よりおしゃれなメンズファッションにすることができます。ハットは、基本的に軽く頭に乗せる程度のかぶり方が正しいかぶり方となります。そのため、サイズ感はとても大切になります。
また、ハットは型崩れや色落ちしてしまうととてもかっこ悪いなってしまうので、なかなか洗濯のしにくい(するタイミングが難しい)物になります。基本的にお手入れ方法としては、普通に洗濯機でガシャガシャ洗わずに、ハット専用のブラシがあるので、それでホコリを落としつつ、消臭スプレーを使ってお手入れをしましょう。夏に向けて、おしゃれなハットライフを過ごしましょう。
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