最近、話題を呼んでいる軽自動車なのに中が広いというCM。その中でもずば抜けて車内が広いことをアピールしているのがSUZUKIのハスラーです。そんなハスラーですが、燃費が悪い!との口コミがあるようです。今回はハスラーの燃費について調べてみました。

CMで目にするSUZUKIのハスラー
車内の広さが軽自動車なのにとても広いとCMでも、ひっきりなしに流れているSUZUKIのハスラー。カラーバリエーションも豊富で、ボディのフォルムも女性でも男性でも乗れるようなデザイン性の高さで今、軽自動車の中でも人気を集めている車種になっています。
そんな人気のハスラーですが、実際乗ってみたかたからは、燃費が悪いのでは?という声が上がっています。燃費を気にする車の消費者は年々増えており、ガソリン代の高騰などから「どうせ車に乗るなら、燃費のいい車に乗りたい」と思う消費者が増えています。ここ数年で、燃費のいい車の販売にどの車体メーカーも力を注いでいるのが最近の車体のラインナップからも感じますよね。
そんな、燃費のよさを売りにしている車体メーカーが燃費のいい車の開発での激戦区になっているのも事実です。ですが、紹介されている燃費と実際に乗ってみたときの燃費の差がある・・・という経験をしたかたも少なくないのではないでしょうか?今回ご紹介するハスラーも実際の燃費がどれくらい劣るのか調査してみました。
ハスラーの燃費が悪い?その訳は?
ハスラーのカタログ燃費と実燃費の差が大きい?
ハスラーに限らず、どの車体メーカーにも「カタログ燃費」というものが存在します。そのカタログ燃費は、実験で速度やアクセルの踏み方など全てが万全の状態で測られたものになっており、実際に運転をすると信号待ちやブレーキの踏み方、アクセルの踏み方の違いで燃費は大きく変わってくるのです。
ハスラーのカタログ燃費は2WDでは、約29㎞/Lになっています。これだけ見ると、ハスラーの燃費の良さがとても魅力的に感じますよね。軽自動車で、1Lあたりに約30㎞も走るとなるとかなりの燃費の良さに感じます。ですが、実際の燃費、いわゆる実燃費はハスラーの2WDでは20㎞/L程度と言われています。それでも、ハスラーは軽自動車の中では、優秀な燃費には変わりありません。
ですが、やっぱり消費者の意見は厳しいもので、カタログ燃費と実燃費に大きな差が出てしまうと人気のハスラーでも燃費が悪いと言われてしまうのです。
カタログ燃費と実燃費の比率
ハスラーの2WDでの燃費ですが、ハスラーのカタログ燃費と実燃費の比率は約60%ほどになっています。この60%の比率が、消費者を悩ませているのかもしれませんね。
ハスラーの4WDのカタログ燃費と実燃費の差は?
では、ハスラーの4WD仕様の車体だとどれくらいの差がでるのでしょうか?もちろん、ハスラーの2WDに比べると燃費は劣りますが、寒冷地や山道を好むかたには4WDは必須になってきます。ハスラーの4WDの燃費はハスラーのカタログ燃費ですと、28㎞/Lと表記されています。また、実燃費は18㎞/Lと4WDにしては、ハスラーは良いほうなのかもしれません。
ハスラーのターボ車のカタログ燃費と実燃費の差は?
ハスラーのターボ車は、2WDや4WDと比べてハスラーカタログ燃費は低いものの、実燃費が高いため優秀なターボ車と言えるでしょう。ハスラーのターボ車のカタログ燃費は26.8㎞/Lですが、実燃費は18㎞/Lと4WDとあまり変わらないようです。
ハスラーの燃費についてのまとめ
車体には、数々のグレードがあり、ハスラーもそれに属します。なのでグレードによっては、燃費をよくするエネチャージやアイドリングストップが搭載されてないものもありますので今回ご紹介した燃費を下回る可能性も無きにしもあらずといったところでしょう。
燃費の良さに重視したいというかたにおすすめなのが、車体グレードのアップ、急アクセルや急ブレーキの回避、一定のスピードを保つ、そういった運転中のひとつひとつの動作によって燃費が上がったり下がったりすることがあります。荒い運転をしていたら、燃費が下がるのも当然なので、常に安定した運転にすることで燃費の良さを保つ秘訣にもなりますよ。
人気の車種のハスラーも、安定した走りを心がけて燃費の良い車を目指しましょう!
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