長年に渡って人気の高いレッドウィングのブーツ。なんといっても丈夫で長く履ける品質なので、コスパもすごいのです。種類も豊富で選ぶのに困るくらいのレッドウィングのブーツ、人気のモデルの紹介やおすすめの種類ランキングを調べてみました。

目次
- 大人気レッドウィングのブーツ
- レッドウィングブーツの歴史
- レッドウィングのブーツの特徴
- レッドウィングブーツ人気のモデル
- 味のあるデザイン<アイアンレンジブーツ>
- シンプルできれい目<ポストマン>
- 正統派<チャッカーブーツ>
- 無骨で男らしい<ロガーブーツ>
- 無骨さと品格の融合<ラインマンブーツ>
- カジュアルにもハードにも<エンジニアブーツ>
- シンプルでおしゃれ<ペコスブーツ>
- 一足は持っておきたい<ベックマン>
- レッドウィングといえば<アイリッシュセッター(ラウンドトゥ)>
- 永遠の人気No.1<アイリッシュセッターブーツ(モックトゥ)>
- レッドウィングブーツ手入れ方法
- 個性的コーデにもレッドウィングブーツ
- 世代を越えるレッドウィングのブーツ
大人気レッドウィングのブーツ
ブーツ界で長年に渡り人気が続くアメリカのブランド「レッドウィング」。「キングオブワークブーツ」とも言われるくらい人気・知名度ともに確立されています。なぜそんなに人気なのでしょうか。それは品質が高く丈夫で、一生モノのブーツだからです。
また種類が豊富で、ファッションに合わせて何足でも欲しくなるデザイン性の高さも人気の理由の一つでしょう。手入れとメンテナンスをきちんとすれば経年変化も楽しめます。革の持つ風合いや色合いが変化していくのも、レッドウィングのブーツの特徴です。
レッドウィングブーツの歴史
レッドウィングの歴史を少し見てみましょう。1905年に、ドイツのチャールズ・ベックマンが男性14人と靴を作り出したのが始まり。その後、農場でのハードな使用にも耐えうるワークブーツを作りだし、農夫の間で瞬く間に人気になりました。
「アイリッシュセッター」は1950年代にすでに発売されていたモデルの種類で、今でも人気が高いモデルです。改良を経て今のデザインにおさまりました。クレープソールのハンティングブーツは、クッション性がよく足音が静かなため狩猟には最適で、ハンターからの評価も高くなったのです。
アイリッシュセッターとは犬の種類で、その毛色を思わせる色に変化することから名づけられました。レッドウィングのタグも長らくアイリッシュセッターの犬の絵が入っていましたが、1990年代後期からは現在の赤い羽根のタグに変わっています。
レッドウィングは100年以上の歴史がありながら、現在でも品質やモノ作りが創業当時からかわらず高い水準を保ち続けていることが人気の秘密なのです。作られた当初からのデザインが続いている種類も多く、人気の高い証拠です。
レッドウィングのブーツの特徴
ブーツの特徴としては、なんといっても「トラクショントレッドソール」です。別名クレープソールともいわれ、クッション性が高く足音が静かです。歴史で述べた、ハンターブーツに取り入れられたのが最初です。もう一つのソールはビブラム社のラグソールです。スパイクのような凹凸によりグリップ力が高く、耐久性も優れています。
また履けば履くほど自分の足になじんできて、とても履きやすくなります。足の裏に当たる部分、インソールと靴底の間にコルクが敷かれていて、それが足型に形状を変えていって自分の足のフィットするようになるのです。履き込むほどに良さがわかり、手放せなくなるのがレッドウィングのブーツなのです。
良質の革を使用していて靴づくりの技術も優れている、そんなレッドウィングのブーツは長い年月履きこむことで経年変化を楽しめることも特徴です。ソールが減ってきたら張り替えの修理を行い、どの種類も人生のパートナーとして履き続けることができるのです。
レッドウィングブーツ人気のモデル
レッドウィングには人気のブーツがたくさんあります。なんといっても一番人気はアイリッシュセッターでしょう。「レッドウィングといえば」の定番モデルですね。他にもエンジニアブーツ、ペコスブーツも人気のモデル。それではたくさんある種類の中から、レッドウィングのおすすめ人気ブーツをみていきましょう。
味のあるデザイン<アイアンレンジブーツ>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第10位
レッドウィングの比較的新しいモデル、アイアンレンジブーツはクラシックスタイルを再現したワークブーツです。最大の特徴はストレートチップのようなつま先の切り替え部分です。これはストレートチップのような装飾性とは違い、つま先の革を補強しているものです。つま先が補強されていれば丈夫なのでバイク乗りにも使えそうですよ。
アイアンレンジブーツは男っぽく無骨にも見える反面、紳士的な上品さも兼ね備えているようなデザインです。カジュアルなデニムファッションはもちろん、ジャケットスタイルにも合わせられるので活躍の幅が広い種類と言えます。
シンプルできれい目<ポストマン>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第9位
その名の通り、郵便局員(ポストマン)用に作られ、履かれていた靴です。シンプルな形でビジネスシューズとしても人気。種類はブーツタイプもありますし、チャッカーもあります。ウェッジタイプのラバーソールで長時間履いても疲れにくいということと、雨でも履けるので人気のモデルです。チャッカーはハーフブーツなので、色々なコーデに合わせやすくなっています。
レッドウィングのポストマンは短靴もあり、こちらは幅広いシーンで活躍します。ブーツやチャッカーの場合でもビジネスシーンに履くことがきます。短靴の場合は、丈の短いパンツを合わせるのもおしゃれメンズの着こなしです。
正統派<チャッカーブーツ>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第8位
レッドウィングのチャッカーはブーツとスニーカーとの間くらいの感覚で履けるブーツです。くるぶし丈で靴紐の穴は2,3組、形はシンプルでカラー展開もいくつかあります。服装も選ばないので、カジュアルからきれい目コーデまで幅広くつかえそうなのも人気の理由でしょう。艶感のあるレザーなので、上品な印象でドレッシーにも履きこなせます。
おしゃれメンズには使いやすいアイテムかもしれません。思い切りカジュアル以外はしっくり合うデザインですので、上下デニムコーデに合わせるのもよし、シャツ&ジャケットに合わせるもよし、色々な着まわしを楽しめるのがレッドウィングのチャッカーブーツの特徴と言えるかもしれません。
無骨で男らしい<ロガーブーツ>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第7位
がちっとしたハードなブーツをお探しの方に人気、ロガーブーツです。木を切り倒すロガーという職業の人向けだったこのブーツは作られた当初とほぼ変わらぬデザイン。丈夫で山林へ入り込んでも問題なしで、アウトドア派にはおすすめのブーツです。レッドウィングでは種類は現在1種類、黒のみとなっています。
ミリタリーコーデやロックテイストなど、ハードな男臭い着こなしには外せないアイテムです。流行りのアースカラーとの相性もよいので、思い切り男っぽく履きこなしてみましょう。
無骨さと品格の融合<ラインマンブーツ>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第6位
元々このデザインはラインマン(電線工)に向けたて作られたのが始まりです。高所の作業がしやすいように、足のホールド感は抜群。もちろん現在ではタウンユースにもビジネス用にも活躍する一足です。つま先近くまで靴紐が通っていて、ホールド感が増します。ソールがニトリルコルクの種類もあり、きれい目スタイルにもピッタリのブーツです。
おすすめコーデは、あえて靴を強調した丈を短くしたデニムやパンツに合わせたカジュアルスタイル。また革ジャンや革ジャケットと合わせたレザーコーデなら大人メンズにぴったりです。
カジュアルにもハードにも<エンジニアブーツ>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第5位
1938年に作られ始めてから、ほとんど基本設計が変わっていない超ロングセラーです。履きなれるまでは、革が固くて脱ぎ履きがしにくいですが、足に馴染んでくるとしっくりきます。足首とふくらはぎをホールドするベルトも履きやすさの秘密です。
丈夫でシンプルなエンジニアブーツは、バイク乗りにも人気のモデルです。履きやすくバイカーのハードな使用にも耐えられる丈夫さ、そして丈夫なのにスタイリッシュと認められて人気が高いのです。もちろんデイリーユースでカジュアルコーデにも取り入れやすく、女性にも人気のモデルなのです。
シンプルでおしゃれ<ペコスブーツ>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第4位
農場や牧場で働く人のためのブーツとして作られたペコスブーツですが、今ではおしゃれアイテムの一つとなっています。シンプルな形と、ふくらはぎ部分も少しゆとりがあって履きやすくなっているのが人気の理由です。経年変化を楽しむと、くたっとした印象に。
形がシンプルなので、様々なコーデに合わせることができます。細身のパンツをインしても履けるし、デニムにも合うし、一足あると活躍します。アメカジコーデにももちろん合いますし、ジャケットにあえて合わせるおしゃれ上級者もいますよ。
一足は持っておきたい<ベックマン>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第3位
ベックマンは創業者の名前の付いた他のレッドウィングのブーツと違ってドレッシーなワークブーツです。最高級の革を使用している唯一のモデルで、綺麗目なコーデにも合わせられるおしゃれなブーツなのです。
雨の日でも履ける革靴、とも言われお手入れ次第で雨でも活用できます。グリップ力にすぐれたラグソールを採用してあります。耐久性にすぐれていて、しかもカラー展開も豊富!一足レッドウィングを、と思う方にはぴったりのモデルになります。
レッドウィングといえば<アイリッシュセッター(ラウンドトゥ)>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第2位
レッドウィング人気のアイリッシュセッターの中でも、茂みにひっかからないようにデザインされたのがこちら。つま先を丸くしたラウンドトゥのものが第2位です。モックトゥほどゴツくならないので、コーデの幅も広がります。上品かつスマートなモデルと言われています。
シンプルな着こなしにも、ワークマン的な着こなしにも、モードな着こなしにも合わせることができるラウンドトゥ。様々な種類のコーデを楽しめます。アメリカブランドだけに、アメカジファッションにも相性抜群です。スタジャンやミリタリージャケットに合わせてアメカジを楽しむのも一つですね。
永遠の人気No.1<アイリッシュセッターブーツ(モックトゥ)>
レッドウィングブーツおすすめ人気ランキング第1位
レッドウィングと言えば、このアイリッシュセッターを思い浮かべるメンズも多いでしょう。現在ではクラシックワークと分類されますが、日本ではアイリッシュセッターで通っています。レッドウィングの定番中の定番と言えます。6インチ丈と8インチ丈がありどちらも人気が高くなっています。6インチ丈は脱ぎ履きしやすく、カジュアルコーデにも取り入れやすいところが人気なのです。
履き込むと経年変化も、革の質感や色の変化も楽しめます。クレープソールタイプもありますし、ビブラムラグソールタイプもあるので、ソールもお好みで選びましょう。カラー展開もあり、色違いで揃えたくなる履き心地です。
あまりの人気のため、「街でアイリッシュセッターをやたら見かける」なんておしゃれメンズには耐えられませんよね。どのようなスタイルにも合わせていけるアイリッシュセッターですから、ワークブーツコーデでも個性を出していきましょう。あえてのシンプルスタイルも靴を活かすコーデですし、オーバーオールでワークマン風もおしゃれ。
レッドウィングブーツ手入れ方法
大切なブーツは、お手入れ次第で寿命が変わってきます。丁寧にお手入れされたブーツは10年以上履いてもまだまだ現役で使えます。レッドウィングのブーツももちろん長く履けるブーツなので、お手入れ方法を参考に靴を磨いてみましょう。
①靴紐など付属品をとりはずし、埃や汚れを固く絞ったぬれ雑巾などで拭き取ります。(柔らかい布がおすすめです)拭いた後、ブラシでさらに汚れをおとしていきます。ハトメの部分やウエルト部分の細かいところの埃や汚れもとりましょう。
②湿らせた布で靴全体を拭き、日陰干しします。普段は水拭きのみで大丈夫ですが、汚れがひどいときは市販のリキッドクリーナーで汚れを落とします。リキッドクリーナーは革の寿命を短くするので、あまり使わない方がよいですよ。
③乾いたら保革オイルを布にとり、靴全体に塗りこみます。オイルときちんと補給しないと革が乾いて痛みますので注意してください。オイルを指で直接塗りこんでもOKですよ。靴のアッパーとウェルとの間や、ハトメ周りなども丁寧に塗りこんでいきます。
④1日ほど日陰干しして、オイルを革にしっかり染み込ませます。最後にきれいな布で、表面の余分なオイルを拭き取って保管します。毎日履く場合は、一日の最後にほこりや汚れを乾いた布やブラシで落としておくとよいでしょう。
きちんと手入れされた革のブーツは、味わい深い色と形になり愛着がますます湧いてきます。時間をかけて自分オリジナルのブーツになっていくので、お手入れや修理はまめにしてあげるようにしましょう。
個性的コーデにもレッドウィングブーツ
ありきたりのアメカジには興味のないメンズは、個性的にレッドウィングを取り入れてみませんか。ワークマンスタイルも人気ですが、オーバーオールは着る人を選ぶかもしれませんね。レッドウィングのモデルによっても、着こなすファッションは多少違うと思いますが、おすすめスタイルを参考までに見てみましょう。
Tシャツにベスト、シンプルスタイルにレッドウィングがとても映えています。カラーを統一することで、すっきりおしゃれコーデになっていますね。帽子、ベスト、ブーツの色を合わせればバリエーションも増えそうです。
アロハスタイルも、ベージュのアロハシャツならシンプルでシックに見えますね。大人メンズのアメカジスタイルにエンジニアブーツがきらり。
個性派アメカジスタイルです。赤の取り入れ方がビビットでおしゃれ。足元は黒のアイリッシュセッターで締めています。上級者ならチャレンジしたいコーデですね。古着とレッドウィングの相性もとてもいいですよ。
個性的なシャツもレッドウィング黒ならまとまります。ハットの合わせ方もおしゃれです!オーバーオールコーデもデニムでなければ大人メンズでも抵抗なく着られるかもしれませんね。茶系やベージュのオーバーオールに、レッドウィングを合わせてみましょう。
世代を越えるレッドウィングのブーツ
レッドウィングブーツの良さがわかり、一色欲しくなってきたのではないでしょうか。きちんと手入れをしておけば、親から子へ世代を越えてレッドウィングを履き続けることができます。ソールの交換は早めに行い、修理が必要な個所がでてきたら修理に出して履き続けます。足の形に馴染むブーツなので、インソールなどを工夫するとよいでしょう。
経年変化で革がいい感じになっているレッドウィングのブーツは、おしゃれメンズにピッタリのアイテムでしょう。着こなしもバランスよく決まるので、お気に入りの一足を作ってみてはどうでしょうか。
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