日常生活を詠んだ短歌集『サラダ記念日』で一世を風靡した俵万智さん。短歌と聞くと古風で難しいイメージを抱きますが、彼女は日常生活の些細な出来事や恋する感情をカジュアルな言葉で短歌にします。共感しやすく、それでいて名言が盛りだくさんの彼女の作品は世代や性別を超え、多くの人の心を掴んで離しません。今日はそんな俵万智さんについて、彼女の短歌とともに調べてまとめてみました!

俵万智の短歌が心に響きすぎ!恋する乙女が共感できる名言【サラダ記念日】

目次

  1. 世代を問わず支持される短歌!俵万智さんについて徹底調査!!
  2. 俵万智さんのプロフィール
  3. 俵万智さんは結婚してるの?
  4. 大きな話題を呼んだ俵万知さんの代表作、短歌集の『サラダ記念日』!!!
  5. マイナーな短歌ジャンルの『サラダ記念日』はなぜヒットした?
  6. 『サラダ記念日』タイトルの由来
  7. 名言だらけの俵万智さんの名作短歌!
  8. 心がほっこりする短歌
  9. ドキドキする短歌
  10. ちょっぴり切ない短歌
  11. ユーモア溢れる短歌
  12. 短歌界の革命家、俵万智さんの調査結果!

世代を問わず支持される短歌!俵万智さんについて徹底調査!!

短歌の知識がない人にも親しみやすいモダンな短歌を詠む俵万智さん。現在はSNSでもその名言が取り上げられ、多くの人の共感を呼んでいます。今回はそんな彼女の経歴や作品を調べてご紹介します。

俵万智さんのプロフィール

名前 俵万智(たわら まち)
生年月日 1962年12月31日
出身地 大阪府北河内郡門真町(現・門真市)
最終学歴 早稲田大学第一文学部日本文学専修

俵万智さんは大学時代から作家志望だった?

俵万智さんが短歌を始めたのは早稲田大学の在学中でした。歌人の佐佐木幸綱氏の影響を受け短歌の世界へ足を踏み入れた俵万智さんは、1983年に佐佐木氏が編集する短歌雑誌『心の花』に入会します。『心の花』は1898年2月に佐佐木信綱が主宰となり創刊した短歌雑誌で、数多くの著名作家がこの心の花に作品を寄せています。俵万智さんの師である佐佐木幸綱氏は佐佐木信綱氏の孫です。

かつては教鞭をとっていた俵万智さん

現在は歌人として活躍する俵万智さんですが、1985年に大学卒業し神奈川県の公立高校の国語の教師として働き始めました。その年に教師をしながら第31回角川短歌賞で「野球ゲーム」を発表します。この作品は受賞こそ逃したものの次席を獲得し、そのユニークな表現が話題を呼びました。翌年「八月の朝」で見事第32回角川短歌賞を受賞し、この2作品は「サラダ記念日」に収められています。

俵万智さんは結婚してるの?

俵万智さんはシングルマザーで結婚歴無し?

現在55歳の俵万智さんですが、結婚はしているのでしょうか?実は俵万智さんは2003年11月に未婚のまま男の子を出産しています。子供の父親は公開しておらず、現在も独身です。俵万智さん本人が人工授精で授かった子供だということを明かしています。現在14歳の息子ですが、母親譲りの名言が俵万智さんのツイッターで度々紹介されています。

大きな話題を呼んだ俵万知さんの代表作、短歌集の『サラダ記念日』!!!

俵万智さんの代表作『サラダ記念日』は1987年に出版されるやいなやたちまち大ベストセラーとなりました。初版の発行部数はわずか3000部だったためすぐに売り切れ状態となり、重版を繰り返すも追いつかなかったそうです。現在までの発行部数はなんと280万部!俵万智さんの『サラダ記念日』は一種の社会現象を巻き起こしたのです。

マイナーな短歌ジャンルの『サラダ記念日』はなぜヒットした?

多くの人にとって馴染みの薄い短歌というジャンルで、なぜサラダ記念日は大ヒットしたのでしょうか。それは、サラダ記念日が「難しすぎず、共感しやすい」ことにあります。サラダ記念日の発表当時、俵万智さんの口語、カタカナを用いた短歌は珍しく先進的でした。ささやかな感動や恋、日常生活の様子を分かりやすい言葉で表現した俵万智さんの作品は、それまでの短歌のイメージを一新し老若男女の心を掴みました。

素朴で親しみやすく、それでいて短歌の定型を守ったリズム感は現代の若者からも支持されています。恋心を素直な言葉で表した作品は、特に若い女性から絶大な人気を誇ります。

『サラダ記念日』タイトルの由来

タイトルの『サラダ記念日』は、この短歌集の中に収録されている作品『「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』からとったものです。さて、この短歌は俵万智さんの実体験がもとになっているそうですが、現実には少し違ったようです。

『サラダ記念日』は実は唐揚げだった?

俵万智さんが当時の恋人にふるまった手料理の味を褒められたことがこの作品が生まれたきっかけなのですが、実は褒められたのはサラダではなく唐揚げだったのです。野球観戦に行った際、弁当にカレー味の唐揚げを作ったところ恋人が気に入ってくれ、『今日は記念日だ!』と短歌にしたと言います。唐揚げじゃ重すぎるし、どうせならメイン料理ではなくサイドメニューのサラダを、ささやかなものを褒めてくれたことが記念日になることが効果的だと思ったそうです。

七月六日は後付けだった?

サラダ記念日の『七月六日』も実は後から考えられたものです。日付を決める時に、サラダが美味しい季節が初夏だからと俵万智さんは考え、七月にしたそうです。俵万知さんは『サラダ』と『しちがつ』の音の響きもポイントだと言います。また、なんでもない普通の日が記念日になるということがこの作品の大事なところでで、あえて7月7日の七夕ではなく7月6日に決定されました。

分かる!が魅力の俵万智さんの短歌

なんの変哲もない一日が恋人や大切な人の一言で記念日になる、と連想させるこの作品に多くの人が『分かる分かる』と共感しました。その後も俵万知さんの短歌は現代の若者にも人気で、その名言は大勢の恋する人の心を動かしています。

名言だらけの俵万智さんの名作短歌!

俵万智さんの短歌は親しみやすいことで知られますが、分かりやすいながらも名言がいっぱいです。多くの俵万智さんの作品の中からいくつかの短歌、名言を抜粋して恋や仕事、人生などジャンルを分けてご紹介します。

心がほっこりする短歌

こちらは『サラダ記念日』に収録されています。寒い時でも、その気持ちを共有することで暖かい気持ちになる、そんなささやかな感動を詠んだ作品です。「寒い」という単語が2度登場しますが、全体的には暖かい印象を受ける美しい短歌です。普段は忘れがちですが、側にいてくれる人がいることの幸せに気づかされますね。

大阪で生まれ、後に福井県で育った俵万智さん。福井県の高校を卒業した後は早稲田大学進学のために上京し、早くから親元を離れて生活していました。なんでもない会話や笑顔のある、なんでもないからこそ素敵な故郷に思いを寄せた短歌です。

ドキドキする短歌

こちらの短歌は後半の『六月』『サンダル』『あじさいの花』と単語が連なっているのが印象的な作品です。『思いきり愛されたい』と、ちょっぴり胸が締め付けられる気持ちが、6月の雨や水に濡れたあじさいのイメージとよく合います。また、『駆けてゆく』や『サンダル』などのワード、歯切れのよい単語の連続からスピード感のある作品です。

焼き肉とグラタンが好物という少女。前半だけを詠めば可愛らしい少女の姿が頭に浮かびますが、実はこれは大人の恋の短歌なのです。不倫の短歌だという人いれば、自分の娘を見ながらお父さん、つまり自分の夫のことが好きだと歌った温かい家庭の短歌だという人もいます。読む人によって違った解釈があることも短歌の楽しみの一つですね。

デートの待ち合わせでしょうか、弾む心を抑えながら相手を待つ女性の姿が目に浮かびます。シンプルなシチュエーションですが、多くの女性が共感できるかわいらしい短歌です。ストレートに表現すると、薄っぺらくなりがちですが、俵万智さんの作品はあくまでもピュアな印象を与えます。

ちょっぴり切ない短歌

俵万智さんの作品には不倫や叶わぬ恋をテーマにした短歌も多くあります。この短歌では歌手の歌う「愛人でいい」という歌詞に対し、どこか不満げな気持ちが受け取れます。一番に愛されたい、しかしそれが叶わない切ない恋愛の気持ちを詠んでいます。ただ悲しむだけのか弱い女の子じゃなく、どこか挑むようなこの短歌は、俵万智さんらしい責めた作品です。

愛の言葉がつづられた手紙を読みながら、「愛されていたのはその手紙を書いていた時で、今は愛されていないかも」と怯えるような、或いは「所詮あなたの愛は一時的」と悲しむような、いろいろな解釈ができる短歌です。どちらにしても文字からはどこか物悲しい雰囲気が伝わります。手元に届くまでに時間差のある手紙ならではの短歌です。

ユーモア溢れる短歌

この作品は俵万智さんが教師をしていたからこその作品です。実際に保護者から言われたセリフなのでしょうか。最初から最後まで、セリフがそのまま短歌になっていてとても面白い作品です。分かる分かる、と親の気持ちに頷く人もいれば、ユーモアを交えた俵万智さんの皮肉と受け取る人もいます。思わずニヤリとしてしまう短歌です。

大きな買い物袋をぶら下げてご機嫌な様子が想像できるこの作品。『いよいよ』という言葉で気持ちが満たされている様子を強調するだけでなく、『東急ハンズ』と具体的な名前が出ることでよりリアルにわくわくした気分が味わえます。倒置法が効果的に用いられており、最後に「あぁ、なるほど」と思わせられる楽しい短歌です。

短歌界の革命家、俵万智さんの調査結果!

今回、『サラダ記念日』で日本中に大ブームを巻き起こした俵万智さんとその作品を調べてみました。かつて短歌は多くの人にとって敷居が高いものでした。しかし、そんな短歌界に俵万智さんは衝撃を与えました。彼女の素直な言葉で日常のささやかな感動を詠んだ短歌は多くの人々の共感を呼び、虜にしました。その人気は当時凄まじいものでしたが、現代の若者からも絶大な支持を得ています。

現在も現役で新しい歌集を出版したり、テレビ出演をしたりと、その人気は廃ることがありません。彼女の名言は、時に勇気づけてくれ、時に傷を癒してくれ、時にくすっと笑わせてくれることでしょう。皆さんも是非俵万智さんの言葉遊びに触れてみてはいかがでしょうか?


評価 4.6/ 5(合計7人評価)

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