結婚式で贈る祝儀袋の書き方が分からない!という貴方のために、今回は祝儀袋や中袋の書き方やマナーをご紹介します。結婚式で贈るご祝儀の金額の相場や最適な祝儀袋の選び方もしっかり解説!結婚式に招待されても、今回のまとめを読んで安心です!

結婚式の祝儀袋の書き方まとめ!中袋のマナーや金額別の袋の選び方を解説

目次

  1. 結婚式に招待されたら
  2. 祝儀袋の特徴①表書きと上包み
  3. 祝儀袋の特徴②のし
  4. 祝儀袋の特徴③水引き
  5. 祝儀袋の特徴④中袋
  6. 中袋の書き方・ご祝儀のマナー
  7. 結婚式の祝儀袋の書き方①筆ペンで楷書体
  8. 結婚式の祝儀袋の書き方②夫婦連名の場合
  9. 結婚式の祝儀袋の書き方③連名3人の場合
  10. 結婚式の祝儀袋の書き方④連名4人以上の場合
  11. 結婚式の祝儀袋の書き方⑤肩書きを入れる場合
  12. 金額に見合う祝儀袋を選ぶ
  13. 相場に合ったご祝儀を包む
  14. 祝儀袋の選び方①友人・同僚の場合
  15. 祝儀袋の選び方②夫婦で出席の場合
  16. 祝儀袋の選び方③家族・親族の場合
  17. 祝儀袋の選び方④結婚式欠席の場合
  18. 袱紗とは?慶弔のマストアイテム
  19. 結婚式での祝儀袋の渡し方マナー
  20. 祝儀袋の書き方はもう安心!

結婚式に招待されたら

結婚祝いの祝儀袋を用意しよう!

友人や同僚、仕事関係者や身内の人から結婚式の招待状が届いたら、やはり嬉しいものですよね。出席する場合はもちろん、残念ながら欠席する場合にも結婚祝いをしっかりと贈ってお祝いの気持ちを伝えましょう。でも、ちょっと待ってください。結婚式で贈る祝儀袋の書き方や金額、マナーについて不明なところや不安に思うことはありませんか?

結婚式の祝儀袋は種類が豊富!

結婚式で贈る祝儀袋は、お店に行くと実にたくさんの種類がありますよね。ポップなデザインから伝統的で豪華な飾りがついた祝儀袋まで本当に様々で、どれを選んだら良いのか迷ってしまったという経験のある方もいるのではないでしょうか?

大切にしたい結婚式のお祝いマナー

たくさんの種類がある祝儀袋ですが、結婚式には贈り主である自分の立場に相応しい祝儀袋にご祝儀の金額を包んで持参します。贈る側のマナーをしっかりと把握していれば、自分にとって適切な祝儀袋を選べます。そして、正しい方法で祝儀袋を用意して結婚式で贈ることが出来るのです。

結婚式の祝儀袋についてご紹介!

今回は、結婚式の祝儀袋にスポットライトを当てて、祝儀袋の書き方や選び方、大切にしたいマナーなどをまとめてご紹介します。近々結婚式に出席する予定のある方もそうでない方も、是非ご参考になさってみてくださいね!

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祝儀袋の特徴①表書きと上包み

結婚式の表書きとは?

祝儀袋の表書きとは、祝儀袋の上部に書かれた上書き文字のことです。表書きは何を贈ったのかを知らせるために書かれるものです。結婚式の祝儀袋に用いられる表書きは「寿」「御祝」「御結婚御祝」などありますが、市販の結婚式用の祝儀袋には、付属の短冊に既に表書きが印刷されている場合も多いですね。

表書きの書き方

祝儀袋や不祝儀袋は金品を贈るためのものです。ご祝儀、不祝儀のどちらにおいても、金品は中袋に入れて上包み(表包み)で包んで贈ります。短冊が無い場合には、この上包みに表書きと贈り主の氏名を直接書きます。上包みに水引きを掛けたら、水引の上に表書きを書き、水引の下に氏名を書きます。どちらも水引きに字がかからない様に、楷書で丁寧に読みやすく書きましょう。

字を書く際のポイントとしては、水引きの下に書く贈り主である自分の氏名は、表書きの字よりも少し小さめに書くとバランスが良いでしょう。氏名は、必ず姓と名の両方を書きましょう。結婚式は慶事なので、黒い筆ペンでしっかりと濃く字を書きましょう。

結婚式の上包みの折り方

結婚式などの慶事でには、上包みの折り方が上向きになります。ご祝儀を入れた中袋を包んだ紙の下の折り返しが上にくる状態で水引きを掛けます。これは、幸せがたくさん入って来ますようにという願いが込められた折り方です。逆に、上の折り返しが上になると弔辞用になってしまいますので注意しましょう。

祝儀袋の特徴②のし

のし(熨斗)とは?

のし(熨斗)とは、祝儀袋の右上にある小さな飾りのことです。現在、一般的な祝儀袋といえば予めに水引きとのしがついた状態で売られていることが多いですよね。この様な祝儀袋は「のし袋」とも呼ばれます。既に水引きとのしが印刷された「のし紙」は、お中元などの贈答に用いることも多いですね。

のしは、慶事のみに用いるものであり弔事にはつけません。慶事でも魚やかつお節といった「生ぐさ物」を贈る際には、のしの代わりにのしが印刷されていない「かけ紙」を用います。結婚式の祝儀袋は金品を贈るためのものですので、必ずのしがついています。

のしの由来について

のしは「のしあわび」が省略された言葉です。のしあわびとは、貝のアワビを引き伸ばして乾燥させたものです。日本では、古くからのしあわびを神様に奉納する伝統的な風習がありました。これが現在ののしに由来しており、「慶事の縁を伸ばす」の意味として用いられる様になりました。

ポップなデザインは親しい間柄に贈る

最近の祝儀袋は、のしあわびの形ではなくポップなデザインのものもお店で多く見かける様になってきました。デザインを重視したのしの祝儀袋は、親しい友人や同僚の結婚式で贈ると楽しくて喜ばれることでしょう。一方で、目上の人やきちんと感を出したい間柄の人に贈るのならば、結婚式の祝儀袋は正式なのしあわびがついたものをおすすめします。

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祝儀袋の特徴③水引き

水引きとは?

結婚式の祝儀袋にベルトの様な帯状の飾りが掛かっていますよね。水引きとは、あの飾りのことです。水引きは、祝儀袋に慶事の華やぎを添えたり、結婚式のご祝儀の豪華さレベルを決める重要な要素でもあります。ご祝儀の金額が高額になれば、水引きの飾りも豪華になるのです。

結婚式の水引きのポイント・色

慶事の中でも、伝統的に結婚式で用いられる水引きの色は2パターンです。金と銀、または赤と白のどちらかになります。現在では、市販品や手作りの祝儀袋の中に様々な色の水引きを使うことも増えてきました。一色のみの水引きというのも多く見受けられますよね。

しかし、正式には金銀、または赤白の水引きを用いるということを踏まえた上で、好みの祝儀袋を選ばれると良いでしょう。親しい友人や同僚以外のあらたまった間柄なら、結婚式の祝儀袋には正式な水引きのものを選ぶことをおすすめします。

結婚式の水引きのポイント・結び方

結婚式の祝儀袋で用いる水引きには、水引きの結び方に特徴があります。そもそも基本的な水引きの結び方は「結び切り」と「蝶結び」の2種類です。「結び切り」は一度きりであって欲しい慶弔事に用いられ、「蝶結び」は何度も繰り返して欲しい祝い事に用いられます。結婚式ならもちろん一度きりであって欲しい慶事ですね!従って、水引きは「結び切り」が用いられるのです。

結婚式の正式な水引きの形である「結び切り」の他にも、結び切りの方法を応用した結び方も用いられます。のしでも出てきた縁起の良いアワビに似せた「あわび結び」や、切れない意味を込めた「輪結び」、輪結びの中にシワを模してずっと添い遂げる願いを込めた「老いの波」などがあります。

水引きの色の並びを覚えよう!

どの結び方でも、結婚式の祝儀袋で水引きを結ぶ際には明るい色や濃い色が右に、暗い色や薄い色が左になる様に結びます。例えば金銀の水引きなら金色が右で銀色が左、赤白の水引きなら赤色が右で白色が左という並びです。このルールを覚えておけば、水引きを外してしまっても慌てずに掛け直すことが出来ますよ。

祝儀袋の特徴④中袋

中袋とは?

祝儀でも不祝儀でも、包む現金は中袋と呼ばれる封筒に入れてから表書きする上包みで包みます。市販されている殆どの祝儀袋や不祝儀袋には、予めこの中袋がセットされています。この中袋にも注意すべきポイントがあります。

中袋には金額・住所・氏名を書く

中袋には、包む金額や贈り主の住所、氏名を黒い筆ペンで書きます。中袋が無い場合や書き損じて他の中袋が無い場合には、奉書紙や厚手の半紙、コピー用紙でも代用することも出来ます。

中袋の書き方・ご祝儀のマナー

中袋の書き方・表

中袋の表側には、ご祝儀で包む金額を大字(旧漢字)で記します。漢数字やアラビア数字で書かない様に注意しましょう。中袋の表側も裏側も全て黒い筆ペンで書くことが結婚式の中袋の大切なマナーです。


包む金額の書き方

包む金額を記す上で大切なポイントは、「1」は「壱」、「2」は「弐」、「3」は「参」、「千」は「阡」、「万」は「萬」とこの5つのみ旧漢字で表記します。

例えば、包む金額が50,000円であれば「金五萬円」と表記します。中袋に金額を記す際には、中袋表側の中央に縦書きにします。「金」と包む金額の間には、少し間を置くとバランスが良いでしょう。

中袋の書き方・裏

中袋の裏側には、左下に贈り主の住所と氏名を縦書きします。中袋に糊で封をする必要はありませんので、封をせずそのまま祝儀袋に入れましょう。市販の祝儀袋にセットされている中袋には、予め裏面に住所の氏名を書く欄が設けられているものもあります。

中袋に入れるお札の向きは?

中袋にお札を入れる時には、お札の肖像が上になる様にして、お札の表面を中袋の表側と同方向にして入れます。お札が複数ある場合がほとんどだと思いますので、必ずお札の向きや面を揃えたことを確認してから中袋に入れましょう。

結婚式のご祝儀には新札を入れよう

結婚式をはじめとする慶事のご祝儀には、新札を包むことが一般的なマナーとされています。結婚式の招待状が届いたら、ご祝儀を用意するまでに日にちもあるのでしっかりと新札を用意しておきましょう。新札は、銀行や郵便局などで両替してもらえます。

結婚式の祝儀袋の書き方①筆ペンで楷書体

筆ペンを使おう

結婚式の祝儀袋の表書きや中袋には、筆と墨を使って書くのが古来からの正式なマナーですが、筆ペンで十分に代用可能です。ボールペンやサインペンで書くことはマナー違反ですので気を付けましょう。結婚式をはじめとする慶事には必ず黒の筆ペンを使いましょう。

黒い筆ペンはたくさんの種類が市販されていますので、是非ご自身にとって書きやすい筆ペンを常時一本は自宅に用意しておくと、慶事に大活躍しますよ。また、弔事用には薄墨の筆ペンを使うため、濃墨と薄墨の一体型の筆ペンも市販されています。慶弔事のどちらにも対応出来るので持っていると便利です。

楷書体で書こう

結婚式の祝儀袋に筆ペンを用いて文字を書く際には、贈り主の心を込めて読み手に分かりやすい様に丁寧に楷書体で書きましょう。結婚式の招待状を返送する際や結婚式の受付で芳名帳に記帳する際にも、さっと読みやい綺麗な楷書体の字が書けると良いですよね。

日頃から書き方の練習をしてみよう

普段の生活では文字を書くことが少ないという人は、日頃から隙間時間を利用して筆ペンで楷書体の練習をして、文字の書き方や筆ペンの使い方に慣れておくこともおすすめです。結婚式当日には、綺麗な筆ペンの字で周りの人を感動させましょう!

結婚式の祝儀袋の書き方②夫婦連名の場合

夫婦連名の祝儀袋の書き方

夫婦揃って結婚式に招待された場合には、結婚式の祝儀袋を夫婦連名で用意します。その場合には、中央より少し右に夫の氏名を書きます。その左側に妻の名のみを書きましょう。夫も妻も同じ字のサイズにします。

結婚式の祝儀袋の書き方③連名3人の場合

3人連名の祝儀袋の書き方

結婚式の祝儀袋を3人の連名で用意する場合には、目上の人から右から左に氏名を書きます。3人が同格の場合には、右から左へ50音順に並べて書きます。いずれの場合も、3人の字の大きさを合わせましょう。

結婚式の祝儀袋の書き方④連名4人以上の場合

4人以上の連名の祝儀袋の書き方

4人以上の連名で結婚式の祝儀袋を用意する場合には、代表者の名前を中央に書いてその左側に少し小さい字で「外一同」と添え書きします。そして、祝儀袋の中に4人全員の氏名を奉書紙か半紙に記して入れておきます。氏名は右から左に目上順に書きましょう。4人が同格の場合には、50音順に右から左へ書きます。いずれの場合も、全員の氏名は同じ字の大きさに揃えましょう。

結婚式の祝儀袋の書き方⑤肩書きを入れる場合

肩書きを入れる場合の祝儀袋の書き方

仕事や友人の関係で先方とあまり面識が無いのに結婚式に招待されたという場合もあるかもしれません。その際には、結婚式の祝儀袋に贈り主の氏名だけ書いてあっても、新郎新婦にとって贈り主が誰だか分からなくなってしまう可能性もありますよね。

その様な場合には、氏名の右に小さめの字で肩書きを入れておきましょう。仕事関係の場合には、中袋に名刺を入れておくのも良いアイデアですよ!

金額に見合う祝儀袋を選ぶ

祝儀袋の選び方に気を付けよう!

結婚式に招待された際に、持参する適正なご祝儀の金額がよく分からないという方も多いのではないでしょうか。新郎新婦との間柄に応じて、ご祝儀の金額も変わってきます。祝儀袋は、ご祝儀の金額に合ったものを選びましょう。

豪華な祝儀袋に見合わない金額のご祝儀を包んで渡してしまったりと、祝儀袋の格とご祝儀の金額が釣り合わない様なことをするのは実はマナー違反になってしまいます。

店頭に並んでいる祝儀袋には、目安の金額が記されていることが多いので、自分が包みたいご祝儀の金額に見合う祝儀袋がどれか分からない場合には、是非参考にしてみてくださいね。

相場に合ったご祝儀を包む

結婚式で持参する祝儀袋には、一体いくら包むのが適切なのでしょうか。適正なご祝儀の金額については、新郎新婦とご祝儀の贈り主との関係性に応じた相場があります。ご祝儀の金額に迷ったら、一般的な相場を参考にしてみるのも良いでしょう。

金額の相場と祝儀袋の選び方を紹介!

ここからは、新郎新婦と贈り主との関係ごとの一般的なご祝儀の金額の相場と、その金額に応じた祝儀袋の選び方をご紹介していきます!

祝儀袋の選び方①友人・同僚の場合

結婚式のご祝儀相場・2~3万円

新郎または新婦の友人や同僚として結婚式に招待された場合には、ご祝儀の相場は2~3万円となっています。社会人として最も一般的な金額は3万円ですが、贈り主が学生や新入社員であるうちはご祝儀が2万円でも問題ありません。

以前は、偶数は割り切れることから「離れる・離縁」を連想させるということで、結婚式ではご祝儀で包む金額としては避けられてきました。しかし、現在では偶数は夫婦としてのペアとなる数字と捉えられることも多く、ご祝儀が偶数の2万円であっても良いとされてきている様です。

少し凝った水引き・のしの祝儀袋を

ご祝儀の金額が2~3万円の場合には、豪華さや派手さは必要ありませんが、少し凝った水引きやのしのデザインの祝儀袋を選ぶと良いでしょう。デザインも種類も豊富な祝儀袋ですが、友人や同僚との関係や年齢も考慮して適切な祝儀袋をチョイスすることが選び方のポイントです。

祝儀袋の選び方②夫婦で出席の場合

結婚式のご祝儀相場・5万円

結婚式に夫婦で出席する場合には、夫婦連名のご祝儀の相場は5万円となっている様です。贈り主の年齢が高かったり、肩書きのある立場であれば多めに7万円のご祝儀を包む場合もあります。


上質で豪華な水引き・のしの祝儀袋を

ご祝儀の金額が5万円になってくると、祝儀袋もワンランク豪華にアップしたものが適しています。祝儀袋の選び方としては、上質な奉書紙が用いられ、水引きやのしも豪華で見栄えのするデザインがついたものが良いでしょう。

祝儀袋の選び方③家族・親族の場合

結婚式のご祝儀相場・5~10万円

家族や親しい親族など自分の身内が結婚式を挙げる場合には、ご祝儀の相場は5万円~10万円となっています。贈り主の年齢によっても、この幅が出てくる様です。

高額なご祝儀に相応しい豪華な祝儀袋を

ご祝儀として包む金額が高額なため、祝儀袋も豪華になります。このご祝儀の相場に相応しい祝儀袋の選び方としては、厚手の和紙(檀紙)を重ねた大判サイズで、松竹梅や鶴亀などの豪華な飾りや水引きやのしがついたものが適しています。

祝儀袋の選び方④結婚式欠席の場合

結婚式のご祝儀相場・1万円~状況に応じて

せっかく招待された結婚式にも、様々な理由で欠席する場合もあるかと思います。招待状で「欠席」の旨を伝えたけれど、ご祝儀を包みたいという場合には金額の相場は1万円となっている様です。のしと水引きのシンプルなデザインの祝儀袋をチョイスしましょう。



水引きは10本描かれた祝儀袋を

この場合は、ご祝儀を郵送することになりますが、祝儀袋は通常のマナー通りのものを用意して、表書きや氏名などを書きます。郵送なので、のしや水引が印刷されたものでも良いですが、水引は10本描かれたものを選びましょう。封筒に、祝儀袋とお祝いの手紙を入れて、挙式前に先方に届く様に現金書留で送りましょう。

招待状返送後に欠席に変更となった場合

招待状には「出席」として返送したけれど都合で欠席になってしまう場合には、先方に欠席を知らせるタイミングでご祝儀の相場も変わってきます。

祝儀袋の選び方は包む金額に合わせて

挙式で手配されるゲスト向けのお料理や引き出物は、挙式の1ヵ月前~2週間前ほどの時期であればキャンセル出来ることが多いですね。そのくらいのタイミングであれば、1万円~持参する予定だった金額の半分ほどをご祝儀として包むことが多い様です。包む金額に見合った祝儀袋でご祝儀が挙式の前に先方に届く様に手配しましょう。

結婚式の当日に欠席となった場合

結婚式当日に、不測の事態が発生してドタキャンすることになってしまった場合にはどうなるでしょうか。その場合には、先方で出席予定者全員分のお料理や引き出物をキャンセルすることが出来ない状況です。従って、持参する予定だった金額をそのままご祝儀として包みましょう。

当日キャンセルの祝儀袋の選び方は?

結婚式、披露宴が終わって暫く日にちをおいてから、お詫びと共にご祝儀を手渡しまたは現金書留で郵送すると良いでしょう。祝儀袋を持参する場合には、水引きが印刷されているものは避けましょう。いずれの場合も、包む金額に見合った祝儀袋を選びましょう。

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袱紗とは?慶弔のマストアイテム

慶弔事には欠かせない袱紗

結婚式などのお祝いごとには祝儀袋を、またお通夜や葬儀といった不祝儀には香典を不祝儀袋に包みますよね。祝儀袋や不祝儀袋といった金封は袱紗(ふくさ)と呼ばれる布に包んで持参しましょう。袱紗は、慶弔事のマストアイテムです。自宅に無い場合には、ご用意されておくといざという時にも安心です。

慶事用の袱紗の選び方

結婚式などの慶事用の袱紗は、赤系の明るく華やかな色で刺繍の入ったものが一般的です。慶事用の袱紗を弔事用に使用しない様にしましょう。袱紗の色は紫にすると慶弔どちらにも使えるので便利です。

慶事での袱紗の包み方

結婚式に祝儀袋を袱紗に包んで持参する際に、正しい袱紗の包み方をマスターしておきましょう。左包みの弔事とは反対に、慶事では右包みの方法を取ります。

まず、袱紗の裏面を上にして広げます。次に、袱紗の真ん中より少し左側に祝儀袋を置きます。そして、袱紗の四隅を左側→上側→下側の順で折っていきます。最後に、袱紗の右側をかぶせる様に折って完成です。

結婚式での祝儀袋の渡し方マナー

ご祝儀は必ず袱紗に包んで結婚式に持参

結婚式当日には、祝儀袋を必ず袱紗に包んで持参しましょう。受付で祝儀袋を手渡すまで袱紗に包んでおきます。袱紗に包んだまま祝儀袋を渡さない様にしましょう。また、祝儀袋をバッグやスーツのポケットから直接取り出すことはマナー違反なので避けましょう。

受付での祝儀袋の渡し方

受付での祝儀袋の渡し方については、まず受付で「本日はおめでとうございます。」とお祝いの挨拶をしてから自分の名前を名乗ります。次に、祝儀袋を袱紗から取り出してから、受付の人に祝儀袋の正面が向く様にして手渡しします。祝儀袋を渡してから、芳名帳に記帳しましょう。

祝儀袋の書き方はもう安心!

結婚式には素敵な祝儀袋を持参しよう!

いかがでしたでしょうか。結婚式に出席する際に持参する祝儀袋の書き方やマナー、金額別の祝儀袋の選び方などについてご紹介してきました。ご祝儀を入れる中袋についても書き方やマナーをしっかりご確認いただけたと思います!

今回のまとめが皆さんのお役に立てたら幸いです。結婚式に招待されたら、ご祝儀のマナーをしっかりと守ってスマートに素敵な祝儀袋を持参しましょう。是非、書き方も完璧な祝儀袋を持参して、自信を持って結婚式に出席してきてくださいね!


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