鬱映画といわれる作品は、ジャンルを問わず邦画にも洋画にもあります。気分的に、暗いイメージのものを観たいときにおすすめ。ただ、鬱映画の内容とそのときの心境によってはトラウマになりかねません。作品選びの参考に、ランキングをご紹介しましょう!

鬱映画のおすすめランキング!落ち込んでいるときは閲覧注意!

目次

  1. 好みはいろいろ
  2. 「鬱映画」の定義
  3. もやもやする…ランキング1位の常連鬱映画「ミスト」
  4. 後味が悪い!鬱映画2位・洋画「セブン」
  5. 日常の恐怖?鬱映画3位「それでもボクはやってない」
  6. あり得なくもない?鬱映画4位・邦画「告白」
  7. アニメでも…おすすめ鬱映画5位「劇場版まどマギ」
  8. すべてが暗い…鬱映画6位「カティンの森」
  9. 作り話ではない?鬱映画7位「冷たい熱帯魚」
  10. 「こわいもの見たさ」の中毒性

好みはいろいろ

「鬱映画」とされる映画作品に共通していることは作品を観終わった後、どうにも救いようのない気分になるところ。とにかく、後味が悪いことを特徴としています。ただ、こまかな解釈については人によっていろいろ。総じて鬱映画と言うと、暗いイメージがついて回るものです。

ですが作品によっては映像の美しさが目を見張るものであったり、ハートフルなエピソードが織り込まれていたりします。洋画にしても邦画にしてもサスペンスやホラー、ラブストーリーなどジャンルは多岐にわたりますから好みは分かれるところ。鬱映画でおすすめとなると、現実の出来事を超えるものはないでしょう。

実話ベースのノンフィクション作品で、結末もバッドエンドとなると本当に救われません。鬱映画は平常な精神状態であってこそクセにもなり得るものですが、落ち込んでいるときなどですと残酷さやリアルさからトラウマになる恐れもありますからあまりおすすめではありません。

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「鬱映画」の定義

鬱映画に関する定義は、人の感じ方によっても異なるもの。ただ映画の内容、あるいは結末が残酷であったり悲惨であったりします。すべてが終わった後には、観ない方が良かったと後悔するぐらいの気持ちにもなるのです。全編が暗い雰囲気になっている作品も、少なくありません。たとえば主人区が難病に襲われ、症状の悪化していく過程が丁寧に描かれている作品。

精神に疾患のある人物が、大量殺人を犯すようなストーリーもあります。また心身に問題はなかったとしても、人間としての弱さから事件が起こりその発端は誰にでもあり得るというリアルさが救われない映画は何とも言うことができません。実際には「鬱映画」と一口に言っても、奥の深い内容で高く評価された作品が多くあるのです。

洋画では2007年に「ミスト」の監督がショウイースト映画祭のコダック賞を受賞し、邦画では「告白」が第34回日本アカデミー賞で4冠に輝き2010年の興行収入ランキングで年間7位になるなどしていますからおすすめです。とは言え、もちろん最初から鬱映画として公開される作品はありません。事前に鬱映画を見分けるには、感想やおすすめランキングなども参考にしましょう。

もやもやする…ランキング1位の常連鬱映画「ミスト」

洋画の「ミスト」は、鬱映画関係のランキングではほぼ例外なく上位でそのタイトルが挙げられる作品。ホラー小説家として知られ、文庫本のランキングをにぎわせることも多いスティーヴン・キングさんの小説作品である「霧」が原作です。

街が霧で覆われ次々と仲間は殺されていくというホラー映画であり、密室空間における集団心理がストーリーのキーに。緊迫感に包まれ人間の心理を揺さぶるシーンが連続するのですが、何と言ってもその結末が数ある鬱映画の中でも群を抜く悲惨さとなっているのです。

軍の力によって、人類が絶体絶命という状況は難なく解決されることに。そして、主人公は大きな罪を負うことになってしまいます。ピンチからは脱したわけですが、まったく助かったという印象がありません。心理的な恐怖を望む場合には、おすすめの鬱映画です。

後味が悪い!鬱映画2位・洋画「セブン」

洋画の「セブン」は、サイコ・サスペンス作品。キリスト教におけるいわゆる「七つの大罪」になぞらえた連続猟奇殺人事件が発生し、刑事たちが事件を追っていくストーリーです。映像の暗いトーン、音響に入っているノイズも視覚や聴覚からの恐怖につながっています。

鬱映画として語られることが多い理由は、やはり描写の凄惨さ。殺人事件の被害者たちは、それぞれ残虐かつ特徴的な殺され方をしているのです。映像のインパクトがあまりにも強く、そのイメージがトラウマになって残るという声も。

その一方でブラッド・ピットさん、モーガン・フリーマンさんら実力派の俳優陣による好演が高く評価されています。言い方はおかしいかもしれませんが上質の鬱映画であり、後味の悪さはやはり鬱映画として上位にランキングされる所以でしょう。

日常の恐怖?鬱映画3位「それでもボクはやってない」

「それでもボクはやってない」は、本当にあった痴漢冤罪事件がモチーフになっている邦画作品。その恐怖は日常的に誰でも起こり得るものであるという意味で、鬱映画として挙げられることも少なくない作品です。中でも日々、電車で職場へ通勤している男性はこの鬱映画で暗い気持ちになってしまうかもしれません。

主人公のモデルになった男性は痴漢冤罪事件の容疑者となっていて、裁判で無罪を争ったにもかかわらず有罪の判決が下る結果になりました。痴漢という犯罪は冤罪であることを立証する方が難しいとされていて、まさに一瞬で人生が狂ってしまうという恐怖は鬱映画として文句のつけようもないもの。

邦画は洋画と比較して、その出来事が身近に感じられやすいところもあります。実際に痴漢の冤罪で苦しむ男性も少なくないとされていて、やるせない感覚が残るでしょう。

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あり得なくもない?鬱映画4位・邦画「告白」

邦画の「告白」は、子を殺された母親の復讐劇がテーマとなっているミステリー映画。作品の舞台は中学校であり、主演の松たか子さんが娘を殺害された中学校教師を演じていて、加害者であり自らの教え子でもある犯人へと迫っていきます。

昨今の問題となっている少年犯罪のほかいじめ、家庭内暴力といったリアルなシーンも。特に思春期の子を実際に持っている親の立場からすると、複雑な感情が入り混じった暗い気分になる鬱映画でしょう。

作中で殺されている少女について、警察の判断は事故死というもの。そのあたりも、どうにも腑に落ちない気分が残ります。そして「少年A」の考えや行動は、現実にあり得るのではないかという不安を引き起こすもの。次々に報じられている少年犯罪の実態もあり、フィクションであっても現実と重なるところは鬱映画の特徴です。

アニメでも…おすすめ鬱映画5位「劇場版まどマギ」

「まどマギ」こと「魔法少女まどか☆マギカ」は、アニメ作品ながら鬱映画として評価されています。「魔法少女」が登場するアニメと言えば、女の子たちが夢中になるような魔法を使う女の子たちがちょっとした悪者をやっつけるというイメージ。

確かに「まどマギ」にもかわいらしい女の子たちが登場し、一見すると変哲のない「魔女っ子アニメ」。しかしながらある親子が内容を知らないで劇場へ足を運び、あまりのこわさに子どもが泣いてしまって途中で出て来てしまったというエピソードもあるほどの鬱映画。鬱映画ランキングでも、上位に入るほどの作品であるのです。

作中の魔法少女は、願い事をひとつだけ叶えてもらう代わりに人間を襲う魔女と戦うことが宿命づけられます。その魔女も、実はかつて魔法少女だった少女たちの行き着いた姿。少女たちの苦悩や死も描かれていて、真実はあまりにも残酷な鬱映画です。

すべてが暗い…鬱映画6位「カティンの森」

洋画の「カティンの森」は、心が重くなる暗い映画です。第二次世界大戦の当時、ソ連軍はポーランドへと侵攻。何千人ものポーランド兵が虐殺され、作品のタイトルとなっているカティンの森へ埋められたとされています。

アンジェイ・ワイダ監督は、まさにこの件でお父さんを亡くしたとのこと。扱っているテーマがテーマだけに、作中で明るい要素はまったくありません。終始一貫して、暗い中でも美しい映像で物語は進行していきます。そして最後の15分では、カティンの森での虐殺が忠実に映像化されているのです。

全編が美しい映像だからこそ、衝撃的な虐殺シーンの残酷さはよりインパクトの強いものになっています。これが作品における最後のシーンでもあり、誰も救われることはありません。残るものは、重い気持ちだけです。

作り話ではない?鬱映画7位「冷たい熱帯魚」

邦画の「冷たい熱帯魚」は、園子温監督による作品。人間の黒い部分へスポットを当てた作品が多く、鬱映画とされる作品も少なくありません。「冷たい熱帯魚」は、1993年の事件である「埼玉愛犬家連続殺人事件」がベースとなっています。ペットショップを営んでいた夫婦が、愛犬家を次々に殺害していったのです。

その証拠を隠滅するための処理は徹底したもので、遺体を高温で焼いて灰にして撒くなどしていたために「死体なき殺人」ともされました。作品は熱帯魚店を舞台としているのですが、オーナーが猟奇殺人者であるのです。遺体処理の場面までも、リアルに表現されています。

演じているでんでんさんは人の良いおじさんといった役でおなじみですが、とにかくよく話し残虐な行為を平然としているギャップも恐怖へつながっています。もちろんメッセージ性も込められているのですが、残酷な描写が多いため人へ作品をおすすめするとなると人間性が疑われてしまうかもしれません。

「こわいもの見たさ」の中毒性

鬱映画は洋画と邦画の別を問わずいろいろとあるのですが、すべてが残虐であるということではありません。日常にかかわるような些細な出来事から、精神的なダメージが広がっていく鬱映画もあるのです。前評判から残酷なシーンが多い、テーマが重いといったような映画を観たときには後悔することも。

それでも人の心には不思議なところがあり、「鶴の恩返し」のように「見るな」と言われると見たくなってしまうものです。ホラーなどにしてもそうで、「こわいもの見たさ」の心理は「カリギュラ効果」と呼ばれています。これはかつて、「カリギュラ」という洋画作品の公開が禁止されたために大きな話題となったことが由来しています。

後悔するとしてもつい観てしまうというように、鬱映画には中毒性があるのです。実は沈んだ気分のときにあえて鬱映画を観る行為には、自ら極限まで気持ちを落とした上で上向きにする感情のコントロールという意味もあります。選択は、皆様にお任せします!


評価 3.9/ 5(合計11人評価)

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