日本一を誇るダウンウェアブランドのナンガ。そのナンガの中でも人気なのがオーロラと呼ばれる寝袋です。その寝袋はシュラフとも言われ、今ではアウトドアには欠かせないアイテムとなっています。いま話題のナンガのオーロラシリーズの概要をまとめてみました。

目次
ナンガのオーロラは機能面が充実
今までのダウンウェアシリーズの弱点は防水でした。表生地を完全防水にしたアイテムはたくさんありますが、それでは体から出る水分が外に逃げないという逆転現象が起きていました。ですがそれを克服したのがナンガのオーロラブランド。生地に極細の穴を開け、そこに防水加工を施すし、防水でありながら中の蒸気を逃がす事に成功。この技術をオーロラテックスと呼びます。
また、ナンガのオーロラには内部にチューブという裏地が這うように縫われており、外気からの冷たい空気をシャットダウンしてくれます。なので、長時間保温性の高い状態で、朝までぐっすり眠れておすすめです。暑すぎるなと感じれば、サイドに付いてある「ドローコード」というジッパーで、温度とサイズ感を調整できるので安心です。他にも細かな機能がたくさん付いています。
いいかげんテントとシュラフ買わないとな。テントはクノロスドームか、オクトスのアルパインテント。シュラフはイスカのエア500か、ナンガのオーロラ500。迷う(:3_ヽ)_
— トト (@toto_kuuki) June 29, 2017
販売が開始されてからも、ナンガのオーロラは多方面からの評価が高いアイテムです。各メディアでも紹介され、登山家にも愛用されています。
ナンガは滋賀県で生産されている
意外と知られていないナンガブランドの発祥地、実は琵琶湖で有名な滋賀県から始まりました。国内生産にこだわったダウンシュラフ会社です。品質の高い羽毛を使用し、自社専用の縫製技術を使って職人が一つ一つ丁寧に作り上げています。まさにメイドインジャパン。ナンガは安全性も高く、ダウンウェアのシリーズもたくさん揃えているので、おすすめです。
元々は扱う商品も社名も違ったものでした。横田縫製という会社で、布団を主な主力商品として販売。そこで海外での羽毛を使った製法技術を学び、商品を寝袋へとシフトチェンジしました。そこで社名も現社長が「ナンガ」と変え、今に至ります。徐々に知名度を上げ、オーロラシリーズという素晴らしいダウンシュラフで一気に人気が出てきました。
ナンガのオーロラ450DXはモンベルのバロウバッグ#5よりコンパクトで良い感じ。さすがダウンシュラフ。
— さにしげ (@sanishige) June 20, 2017
シュラフのみに与えられた嬉しい特権
ナンガには他のブランド店にはない珍しい制度があります。何とナンガオーロラシリーズのシュラフを購入した人には、永久保証制度が付いてきます。購入してからある程度の保証があるのはアパレル業界でも珍しくありません、ですがナンガは保証をしてくれ、しかも期間限定ではなく永久に続くものとしています。なので安心して購入でき、おすすめです。
しかしその中でも細かな条件はもちろんあります。まずは損傷の程度で左右されます。ジッパーのもつれやブランドロゴマークの剥がれなどの「補修」レベルなら無料ですが、生地の張替えなど大々的なものは有料になります。しかしそれでも嬉しいこの制度で、よりナンガというブランドに魅了される人も少なくないでしょう。ダウン生地は破れ易いので助かるといった人が多くいます。
モンベル#3+シュラフカバーでいいかな?と思ったけどナンガ オーロラ600にしといて正解だったかも。まだ10℃割ってもいないけど
— まかさん@プレ半世紀 (@maccanda) June 9, 2017
ナンガの王道!オーロラ450DX
一番代表的で売り上げの多いモデルです。シーツのような外側に付けるカバーは不要で、このまま使用できます。サイズ、カラー共々豊富なので、お好みのダウンシュラフを選べるでしょう。その暖かさはまさにナンガの魅力、極寒地や仕事上仕方がない冷房の効いた室内でも、気持ちよく睡眠できます。もちろん防水機能つきで、安心でおすすめです。
ロングサイズを選べば、身長185センチの人でも足を伸ばして寝ることができます。中に入ると分かりますが、想像意所に快適。寝返りも楽々で、軽く体勢を変えれます。窮屈感は感じずに、ストレスなく就寝できるでしょう。収納すると凄くコンパクトにまとまり、軽いので持ち運びも楽で場所を取りません。ナンガオーロラのダウンが愛される理由の一つです。
テントはスノーピークのアメニティM
— フリー山岳カメラマンとやま (@BeTelecaster) June 1, 2017
寝袋はナンガのオーロラライト450に決めてる。
どっちを先か迷ってる
王道よりも生地が薄いナンガのオーロラライト450DX
オーロラライトという顧客の要望を掴むアイテム。王道であるモデルのオーロラ450DXの生地が薄いバージョンです。寒さはしっかし塞ぎたいが、手持ちの荷物が多くて困るという方にはピッタリのアイテムでしょう。色合いも良く、様々なシーンで溶け込む事が出来ます。上記よりもコスパがいいのも魅力的です。様々な環境化での対応を考えているのも、ナンガのオーロラの特徴です。
生地が薄くなったことのよって、コンプレッションバックに収納しやすくなりました。寝袋の扱いに慣れていない人の、一番の悩みは袋への収納です。「出すのはいいが、仕舞うのが億劫だ」という人が大勢いて、通販サイトのレビューでも多く書き込まれています。そんな悩みの種を解決したのがこのモデル、ナンガの顧客のハートを掴む対応力を感じさせます。
ナンガのオーロラダウンいいな。
— OKUMURA@BUILD (@buildrum) December 28, 2016
本格派!ナンガのオーロラ600DX
見た目は重要感のあるナンガのダウンシュラフです。しかし見た目とは裏腹に、今までの登山用シュラフより軽量で、利便性の高いナンガのオーロラです。本格的な山岳地帯でも、暖かくて気持ちのいい寝袋シリーズです。登山家の間では「ウルトラライト」という軽量化を重視した考え方が根付いており、このナンガのオーロラ600DXはおすすめです。
寒い地域でキャンプで就寝となると、その大体が何度も目を覚ましてしまうものばかり。ですがさすがナンガのオーロラブランドは、断熱性が本当に素晴らしくて朝までグッスリ眠れます。一般の人でも多くのファンがいますが、特にクライマーに愛用されている防水寝袋です。ナンガのブランドシリーズの中でも、特にアクチュアルなアイテムと言えます。
ナンガのオーロラ、モデル変わったんだ。かっこええ。
— あるけ (@arkewalk) March 25, 2017
プロ御用達!ナンガのオーロラ810DX
登山家用に作られたと言っても過言ではないほどのスペック、ナンガのオーロラ810DX。このシュラフを使うにあたってのナンガの推奨気温は、-6℃~-12℃と公言しています。それくらい厳しい環境下でも対応できるおすすめのアイテムです。もちろん防水効果も素晴らしく、雪や多少の雹でも対応できるほどのスペック。プロの間では有名な寝袋です。
また、このシュラフにはウルトラドライダウンバッグという機能がキャッチフレーズとして宣伝されており、収納性に優れています。なので登山仕様のザックでも場所のスペースを取りません。収縮する性能にも優れていますが、弾性力も素晴らしく、袋から出して生地が膨らむまでが短時間で済みます。なので急な寒さにも素早く対応できておすすめです。
ナンガ × アーバンリサーチのオーロラダウンを入手。軽いし作りがしっかりしてるというのが、手に取ったときの第一印象。そして日本製。長く着ていけそう。
— wataru (@wataru_n) February 13, 2017
ナンガのオーロラ350DXは夏仕様
夏のアウトドアで活躍してくれるナンガのオーロラ350DX。軽い素材と薄めの生地で、気軽なキャンプなどではピッタリのアイテムでしょう。温度調節も可能で、中で厚着をすればオールシーズン使用可能なシュラフとなります。今までのナンガのオーロラシリーズよりも、足元が細くなっていてスタイリッシュです。寝たときの収まりが良く、気持ちのいい寝袋となっています。
ナンガのオーロラ性能はそのままで、可能な限り軽量を図っているので、持ち運びに便利です。価格も他のオーロラシリーズと比べればリーズナブルで、店舗では売れ筋商品となっています。また、通販サイトでも値段が値段なだけに、定期的に在庫切れとなっているので、欲しい方はチェックしておきましょう。ナンガのHPでも、オーロラの入荷情報が載っています。
スキーの車中泊は毛布&厚着で今まで耐えてきたけど、今年からナンガのオーロラと、Amazonで適当にポチッた折り畳みサーモマットを導入。外気温−7℃、車のエンジン切って、敢えて厚着しなかったけど快眠快眠。凄いなこいつら
— ぬる猫 (@nullneko) January 20, 2017
むしろ寝袋から出るのが辛かったです、はい
最軽量!ナンガのオーロラ280
ナンガのオーロラシリーズの中でも、シングルキルト構造という特にボコボコとした生地が特徴的なシュラフです。また、このモデルの最大の長所が軽量であること。とにかく荷物を軽くしたい、手軽に旅行に行きたいという方にピッタリのアイテムです。その軽さとコンパクトさで、海外旅行のお供としてもよく使用されています。
反発力も強いのですぐに寝袋としての機能を発揮、素早く羽毛の温かさを体感できます。ナンガ独自の撥水加工のおかげで、同時に手入れも簡単。少し見た目が汚れてきたなと感じれば、まるごと丸洗いが可能なシュラフです。ナンガのオーロラには永久保証も付いているので、安心して手入れが出来るのも魅力でしょう。
ふおー!ナンガのオーロラ&フリース毛布でぬっくぬくやあああ!!!
— ゆxき (@yuxki) January 12, 2017
ナンガのオーロラシリーズまとめ
こだわりの高品質な羽毛をヨーロッパから仕入れ、海外へは出店せずに国内生産を貫いているナンガ。オーロラというシュラフの弱点ともされていた防水機能を逆手に取り、見事に透過性も再現したブランドです。ナンガならではの研究心と、自社が抱え持つ職人の腕があっての所業と各方面からの評価も高くなっています。ナンガのオーロラも職人の努力の結晶です。
また、永久保証というサービス面も素晴らしく、ファンが増え続けているナンガ。客の声を拾って不満を消すことで、新たな商品誕生への扉も開いてきました。シリーズ化されているモデルも多く、品揃えも豊富です。また、他ブランドとのコラボも多く、これからもナンガから目を離せません。冬はナンガのオーロラで乗り切りましょう。
ナンガのオーロラってダウンジャケットもあるのかよ。すげーほしい!値段も手頃だし
— カモ㌠ (@kamo1023) December 27, 2016
評価 4.0/ 5(合計7人評価)
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