ホンダのフィットはコンパクトカーの中で大人気の車種ですです。その人気車種フィットが2017年6月にモデルチェンジをして発売されました。モデルチェンジを果たした新型フィット。話題のCMや車のスペック、発売時期などの情報まとめてみました。

16年の歴史
フィットのモデルチェンジは今回で4回目
フィットは2001年6月に発売、2007年10月にモデルチェンジをしてフィット2、新型として2013年9月にモデルチェンジをしてフィット3として発売されました。モデルチェンジの時期としては6年周期ごとなのですが今回は前回から4年の時期ということもあり時期早々のモデルチェンジとなりました。
今回発売される新型フィットは先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用するとともに、デザインや装備、乗り心地、静粛性、燃費性能などの商品性を向上させ、モデルチェンジを果たし2017年6月30日に発売しました。
最高にクールな話題のCM
モデルチェンジした新型フィットのCM情報~エクステリア男性編~
フィットのCMのはじまりはデザイン?走り?燃費?安全性?乗り心地?広さ?環境?価格?というコピーから俳優の綾野剛さんが「いいクルマとは?」「何度も何度も問い直せ」「殻を破れ!」という言葉と共に、闇と光の中を駆け抜けています。最後は「Don’t STAY」(とどまるな)というキャッチフレーズで終わります。
モデルチェンジした新型フィットのCM情報~エクステリア女性編~
フィットのCMのはじまりはデザイン?走り?燃費?安全性?乗り心地?広さ?環境?価格?というコピーと共に黒髪ロングヘアの女優二階堂ふみさんが前髪をかきあげる仕草をします。そして「いいクルマとは?」「何度も何度も問い直せ。」「理想を追え。」という言葉と共に着物を着た姿、帽子を被り微笑んでいる姿が映し出されています。
モデルチェンジした新型フィットのCMソング情報
フィットのCMソングは侍ギターリストのMIYAVIさんの「Fire Bird」です。この曲は2016年8月発売のMIYAVIさんのアルバム『Fire Bird』および、2017年4月発売の15周年記念ベストアルバム『ALL TIME BEST “DAY 2”』に収録されています。MIYAVIさんの独特なスラップギターが軽快でフィットのかっこよさをさらに引き立ててくれます。
基本的なグレード構成
モデルチェンジしたフィットのグレードラインナップ
モデルチェンジしたフィットの基本的なグレード構成は従来モデルと同じになります。ハイブリッド、13G、15XL、RSです。1つのハイブリッドモデルと特徴の違う3つのガソリンというラインナップです。
気になる価格は?
新型フィットはモデルチェンジしても価格はほぼ変わらず
新型フィットはモデルチェンジといえどもマイナーチェンジのため、ほぼ2013年にモデルチェンジされたフィットの価格とかわりません。フィットハイブリッドはベースタイプがFFが1,699,920円、4WDが1,894,320円。フィット13Gの基本モデルはFFが1,428,840円、4WDが1,623,240円。
フィット15XLはFFが1,853,280円、4WDが2,015,280円。フィットRSはFFのみとなっており2,050,920円です。
ホンダの最新技術を採用
モデルチェンジしたフィットにはHonda SENSING搭載
モデルチェンジしたフィットにはHonda SENSING搭載されています。Honda SENSINGはミリ波レーダーと単眼カメラで、クルマの前方の状況を認識します。ブレーキやステアリングの制御技術と協調し、事故回避を支援する先進のシステムでフィットの安全かつ快適なドライブをサポートします。
モデルチェンジしたフィットの機能~衝突軽減ブレーキ(CMBS)~
モデルチェンジしたフィットについている衝突軽減ブレーキとは前走車・対向車・歩行者との衝突回避します。ミリ波レーダーと単眼カメラで前走車や歩行者を検知し、フィットが衝突するおそれがある場合、音とメーター内の表示で警告します。さらに接近した場合は軽いブレーキングを行い、フィットが衝突のおそれが高まった場合は強いブレーキングを行い、衝突回避・被害軽減を支援します。
モデルチェンジしたフィットの機能~誤発進抑制機能~
モデルチェンジしたフィットには誤発進抑制機能という不注意による急発進を防止し注意を喚起する機能があります。フィットの停車時や10km/h以下の低速走行時、前方の障害物の情報を検知してアクセルペダルを踏み込んだ場合の急加速を抑制します。近距離にある車両などの障害物を検知し、フィットがアクセルを踏み込んだ場合の急加速を抑制し、音とメーター内の表示で注意を促します。
モデルチェンジしたフィットの機能~歩行者事故低減ステアリング~
モデルチェンジしたフィットには歩行者事故低減ステアリングという歩行者との衝突回避を支援する機能があります。歩行者側の車線を逸脱し、歩行者と衝突のおそれがある場合、音とメーター内の表示で警告します。さらに車道方向へのステアリング操作を支援することでフィットの回避操作を促します。
モデルチェンジしたフィットの機能~路外逸脱抑制機能~
モデルチェンジしたフィットには路外逸脱抑制機能という単眼カメラで車線を検知して、メーター内の表示とステアリング振動の警告で注意を促すとともに、フィットを車線内へ戻るようにステアリング操作を支援します。それでもフィットが道路から大きく逸れそうな場合は、ステアリング操作の支援に加えて自動的にブレーキによる減速を行い、フィットを車線内へ戻るように支援します。
モデルチェンジしたフィットの機能~ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)~
モデルチェンジしたフィットにはACCという高速道路での長距離移動の時などにあらかじめ設定した速度で定速走行をしてくれる機能があります。フィットが前走車に近づいたら、ミリ波レーダーと単眼カメラが前走車との距離や速度差を測定し、フィットが自動的に加減速します。適切な車間距離を維持しながら追従走行をします。
モデルチェンジしたフィットの機能~LKAS(車線維持支援システム)~
モデルチェンジしたフィットにはLKASというフィットが高速道路を走行する際、単眼カメラで車線(実戦、破線)を検知します。フィットが車線の中央付近を維持するようにステアリング操作を支援し、ドライバーの運転負荷を軽減してくれる機能がついています。
モデルチェンジしたフィットの機能~先行車発信お知らせ機能~
モデルチェンジしたフィットには先行車発信お知らせ機能という信号待ちなどの停車時に、ミリ波レーダーが前走車の発進を検知し、フィットドライバーがアクセルを踏まなかった場合、音とメーター内の表示でお知らせしてくれる機能があります。
モデルチェンジしたフィットの機能~標識認識機能~
モデルチェンジしたフィットには標識認識機能という標識の見落とし防止を図り、フィットの安全運転を支援してくれる機能があります。道路標識をメーター内に表示し、標識への注意を促し、安全運転を支援してくれます。単眼カメラで道路標識を認識し、適切なタイミングでメーター内に表示し、標識への注意を促します。
車の大きさは?
新型フイットはモデルチェンジはしていますが、フルモデルチェンジではないため2013年に発売されたフィットと大きさは変わりません。全長3955mm、全幅1695mm、全高1525mm、ホイールベースが2530mmです。
気になる燃費は
モデルチェンジされた新型フィットの燃費はHYBRID〈FF〉は低燃37.2km/Lとなっています。より少ない燃料で大きなパワーを引き出す、アトキンソンサイクル採用の1.5L i-VTECエンジンに、高出力モーターを組み合わせ、圧倒的な低燃費とパワフルさを両立したハイブリッドシステムです。また、軽量かつ高剛性のボディとも相まって、フィットにはかつてない加速感を生みだします。
3つの走行モード
モデルチェンジされた新型フィットにはSPORT HYBRID i-DCDは走行状況に応じて、「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」の3つの走行モードの中から最も効率の良いモードを選択して走行します。ガソリンを節約して静かに走ったり、パワフルに走ったりと、状況に応じて走行モードを使い分け、かしこく走ります。
発進や低中速走行はスムーズに走り、エコ走行。
モデルチェンジされた新型フィットは発進や市街地での低速クルーズではモーターのみの「EVドライブモード」で静かに走行し、フィットの燃料消費を抑えながらエコに走ります。
加速や上り坂では、低燃費かつ力強く伸びのある加速感。
モデルチェンジされた新型フィットは加速時や上り坂では、モーターとエンジン両方を使った「ハイブリッドドライブモード」で効率良く走行します。モーターがエンジンをアシストするので、低燃費で力強い走りになります。
高速走行では、エンジンのみで走行し、効率良く燃料を節約。
モデルチェンジされた新型フィットは、高速道路など、エンジンが効率良く運転できるシーンでは、エンジンのみで走行します。効率良く燃料を節約しながらフィットで楽しい走りを実現します。
気になるライバル状況
日産もモデルチェンジ
2016年11月に人気車種ノートがハイブリッド化とモデルチェンジしています。
スズキも2017年にモデルチェンジ
スイフトは2017年1月にフルモデルチェンジをし、大人気のスイフトスポーツのモデルチェンジも発売されるという情報もあり、今回の新型フィットの発売時期と近いため一番のライバルとなるのではないでしょうか。
ボディカラーは
新型フィットの ボディカラーはルージュアメジスト・メタリック(新開発色)、ブリリアントスポーティブルー・メタリック、スカイライドブルー・メタリック(新開発色)、プレミアムアガットブラウン・パール(新開発色)、プレミアムホワイト・バールⅡ、クリスタルブラック・パール
プレミアムイエロー・パールⅡ(新開色)、プレミアムクリスタルレッド・メタリック、ルナシルバー・メタリック(新開発色)、ミッドナイトブルービーム・メタリック、シャイニンググレー・メタリック(新開発色)、サンセットオレンジⅡの12色が展開されています。ただしタイプにより選べる色が限定される場合があります。
体感イベント実施中
新型フィット✕週刊少年ジャンプ創刊50周年
モデルチェンジされた新型フィットと2018年に創刊50周年を迎える週刊少年ジャンプがコラボレーションを六本木ヒルズで開催されるという情報があります。モデルチェンジされたフィットに乗車して、週刊少年ジャンプの人気作品の世界を体験できるバーチャルドライブゲームやキャラクターが描かれたフィットのラッピングカー展示などが予定されています。
開催時期は2017年7月6日(木)~7月9日(日)11時~19時に六本木ヒルズ大屋根プラザ(7月6日のみ14時~19時)、2017年7月15日(土)~8月27日(日)10時~19時に六本木ヒルズヒルズカフェとなっています。
ショールームに行くのに気が引けてしまう方には、時期的なコラボレーションであるこちらのイベントで気軽に足を運び、この時期に実際にモデルチェンジされたフィットを実感してみるのもいいかもしれないですね。
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