辰吉丈一郎さんの伝説は第18・24代のWBC世界バンダム級王者として活躍したという事だけではありません。世界チャンピオンに至るまでも伝説と言われています。そして世界チャンピオンでは無くなったその後もも伝説として語られています。現在も現役ボクサーとしてこだわり続けている辰吉丈一郎さんのこれまでの軌跡を振り返るだけでその伝説は蘇ります。そして今もなお伝説を刻み続ける辰吉丈一郎さんに迫ります。

ボクサー辰吉丈一郎のヤンキー伝説!若い頃の活躍や現在の年収は?

目次

  1. 現在も現役のボクサー辰吉丈一郎さん
  2. ボクサー辰吉丈一郎さんの少年時代の伝説
  3. 地元のヤンキーに語り継がれている伝説も
  4. 辰吉丈一郎さんは大阪帝拳ジムに入門!ボクサーとしての伝説の始まり
  5. 今なお語り継がれる伝説、辰吉丈一郎×薬師寺保栄
  6. 2009年、タイで無名選手に敗退・・・これも今や伝説
  7. これからの伝説が期待されている辰吉丈一郎さん

現在も現役のボクサー辰吉丈一郎さん

数々の伝説を生み続ける「浪速のジョー」こと辰吉丈一郎さん。第50代日本バンタム級、第18代WBC世界バンタム級、第24代WBC世界バンタム級王者にして、2018年の5月で48歳を迎えてもなお現役にこだわり続けるその姿は、ヤンキーだけではなくボクサーの憧れ。幾多の伝説を残し続けている辰吉丈一郎さんについてまとめてみました。

ボクサー辰吉丈一郎さんの少年時代の伝説

辰吉丈一郎さんは岡山県倉敷市に生まれました。生後間もなくしてしてご両親が離婚してしまったために、ボクシングファンであった父親に育てられました。幼少期にはガキ大将にいじめられていたそうです。しかし、辰吉丈一郎さんんは勇気を出してガキ大将に立ち向かうと、見事勝利。そこで自分自身の強さにきづいたとか。

地元のヤンキーに語り継がれている伝説も

いじめを克服した辰吉丈一郎さんは、小学生から中学生時代までは喧嘩には全て負け知らずだったそうで、地元のヤンキーには伝説として語り継がれているようです。一方で辰吉丈一郎さんは、中学時代の3年間一度も欠席がなく皆勤賞だったといいます。学校にしっかりと通うヤンキーって当時は結構珍しかったのではと考えてしまいますよね。

辰吉丈一郎さんのヤンキー伝説その1

辰吉丈一郎さんには中学生時代の伝説的エピソードの一つに、学校からの下校の途中でヤクザに車を横付けされた辰吉丈一郎さん。その時、辰吉丈一郎さんは「おっちゃん、そんなにすごまんとってぇや」と言って車に近づくと、やくざの隙を見て車のキーを抜き取ると道路脇にあった草むらに投げ捨て、笑いながら走って逃げたそうです。普通のヤンキーとは肝っ玉が違いますね。

辰吉丈一郎さんのヤンキー伝説その2

辰吉丈一郎さんが中学に入学すると早々に伝説を作ります。ヤンキーであれば自分の髪型にこだわりがあるものですが、辰吉丈一郎さんのこだわりは人一倍でした。中学入学当初から剃り込みを入れていたヤンキーの辰吉丈一郎さんは、番長格の中3の先輩に生意気だと目をつけられて喧嘩になったそうです。

それを迎え打つことになった辰吉丈一郎さんは、なんと圧勝してしまいます。中1でありながら中3のそれも番長格の先輩に勝ったという話は、地元ヤンキーにも瞬く間に広がり今でも伝説だと言われています。体格差はそれなりにあったかと思いますがさすがというべきでしょうか。

辰吉丈一郎さんのヤンキー伝説その3

辰吉丈一郎さんが中学生の時に他校の生徒と20人と辰吉丈一郎さん1人で喧嘩になったそうです。しかも、他校の相手はそのほとんどが武器などを手にしていたらしいのですが、辰吉丈一郎さんは素手で挑み、そして勝ったといいます。

20人のヤンキーを相手に素手で挑んだということに違和感もありますが、辰吉丈一郎さんならば可能ではないでしょうか。こちらもヤンキーの間では語り継がれている伝説です。

辰吉丈一郎さんは大阪帝拳ジムに入門!ボクサーとしての伝説の始まり

数々の伝説をヤンキー時代に残していた辰吉丈一郎さんは中学を卒業すると大阪帝拳ジムでプロボクサーを目指し入門しました。入門した当時の辰吉丈一郎さんは良く怒られていたようです。ヤンキー上がりということもあり、目上の人に対する態度もあまりなってなかったとか。反抗するたびに殴られていたようです。

そんな苦しいボクサー修行をしていたのも、早く収入を得て小さいころから苦労を掛けた辰吉丈一郎さんの父親に、少しでも楽をさせてあげたいという思いからだったそうです。立ち食いうどん屋などのバイトで収入を得ながらボクシングを続けていく辰吉丈一郎さんは、1987年の17歳になった時に全日本社会人選手権バンタム級で優勝を果たすこととなります。

辰吉丈一郎さんは1989年9月29日にプロボクサーとして韓国内ランカーを相手にデビューを果たします。これは辰吉丈一郎さんの強さに恐れた日本人ランカーが対戦を拒否したためだとか。そしてこの試合の結果は見事2回KOで勝利となりました。もはやこれの話も辰吉丈一郎さんの伝説の一つと言えるのではないでしょうか。

その後、日本王座となった辰吉丈一郎さんは、翌年となる1991年2月17日に当時の世界ランカーであるアブラハム・トーレス(ベネズエラ)と対戦しますが引き分けとなってしまいます。当初はこの試合で勝利を治めた後に、国内最短記録となる7試合目での世界挑戦をもくろんでいましたが、この苦戦から辰吉丈一郎さん陣営はもう1試合ノンタイトル戦を挟むことを決めました。

そしてついに、辰吉丈一郎さんがプロボクサーとしてデビューしてから8戦目となる試合で、圧倒的な戦歴を誇る当時のWBC世界バンタム級王者であるグレグ・リチャードソン(米国)を相手に10回終了のTKO勝ちを収め、具志堅用高さんが持っていた記録を塗り替える当時の国内最短新記録での世界王座奪取に成功しました。浪速のヤンキーが世界王者になった瞬間でもありますね。

ところで世界チャンピオンの収入ってどのくらい

ところで、世界チャンピオンの収入ってどのくらいなのでしょうか。ボクシングで生活できる収入を得られるのは過去も現在も日本チャンピオン以上だと言われています。それもそのはずです。日本チャンピオンになると、ファイトマネーとして100万円前後の収入が得られるといいます。ゆえに1年間に4試合戦うとファイトマネーだけでも400万円の収入を得られるというわけです。

そして世界チャンピオンのタイトルマッチとなれば、ファイトマネーだけで規模によりますが1000万円から5000万円の収入となります。年間にタイトル戦を4試合行えば4000万円から2億円もの収入になるわけですね。それに加えてテレビ出演やイベント出演なども世界チャンピオンになればありますので、そういったところからも収入を得られるわけです。

辰吉丈一郎さんが現役だった頃と現在ではファイトマネーは若干の違いはあると思います。しかし、過去においても現在においても世界チャンピオンの収入は桁違いと言えそうです。それだけ選ばれた人ということでもあるわけですよね。こういったことから、辰吉丈一郎さんが現役続行にこだわり続けるのは収入とは無縁だと思います。

網膜剥離も伝説、辰吉丈一郎

順調に伝説的ボクサーとして活躍を見せていた辰吉丈一郎さんでしたが、タイトルを獲得した同じ年の12月に網膜裂孔を発症してしまいます。辰吉丈一郎さんはそのまま入院し手術をすることとなり、長期休養を余儀なくされてしまいました。その後順調な回復を見せると、暫定ではあるものの世界王座に返り咲くこととなりました。この試合も伝説といえる試合だったようです。

辰吉丈一郎さんは正規王者である辺との統一戦に向けて練習を続けますが、今度はボクサーとしては致命傷の左眼の網膜剥離が発症。ボクサーとしての引退の危機に迫られることとなります。しかし復帰を果たすと強豪相手に3回KO勝利。すると「統一戦に敗れたら即座に引退」を条件に特例で現役続行を許可することとなりました。網膜剥離から復帰してしまうとはまさに伝説ですね。

今なお語り継がれる伝説、辰吉丈一郎×薬師寺保栄

辰吉丈一郎さんのボクサー人生で伝説と永遠に語り継がれてであろう試合は、何と言っても名古屋市総合体育館レインボーホールで行われた当時のWBC世界バンタム級正規王者である薬師寺保栄さんとの統一戦ではないでしょうか。辰吉丈一郎さんが圧倒的優位と予想されて始まった試合でしたが、12回判定負けを喫してしまいます。

日本ボクシングコミッションと「統一戦に敗れたら即座に引退」という約束がありましたが、引退を拒否することとなります。さらには1995年にはラスベガスでノンタイトル戦2試合を強行してしまいます。これで日本ボクシングコミッションも諦めて、辰吉丈一郎さんは世界戦に限っては国内で試合可能としました。

2009年、タイで無名選手に敗退・・・これも今や伝説

それからの辰吉丈一郎さんの頭中に引退はありません。2009年3月にはスーパーバンタム級のタイ国内ランキングで1位となっているサーカイ・ジョッキージムという格下ともとれる対手と対戦しますが7回にTKO負けとなり、世界戦以外での初黒星となりました。しかし、試合終了後に「俺はまだ終わっとらん」と現役にこだわりを見せました。

これからの伝説が期待されている辰吉丈一郎さん

現在でもプロボクサーとして現役を続行している辰吉丈一郎さん。数多くのかつての世界チャンピオンが引退していく中、現在でもボクサーというのは数少ないのでは。地元でもヤンキーの憧れだった辰吉丈一郎さんは、プロボクサーとして現在も活躍し、そして現在の生き様は誰にとってもの憧れといえそうですね。今後の活躍に期待です。


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