筋トレを効果的に行って理想の身体を実現するためには、実は効率の良い時間帯が存在します!身体の仕組みを考えながら自分にとってのベストな時間を見つけて実践していくことが筋トレにおいては重要なのです。朝、昼、夕方、夜、どの時間帯に行うのがベストなのでしょうか?

目次
筋トレで大事な時間帯

ダイエットや筋力アップ、肉体美など目的は様々ですが、筋トレを始めたい、あるいはもう始めているという方は多いハズ。効果的な目的達成のためには栄養やトレーニング内容なども大事ですが、筋トレにおいて忘れてはいけないのが「時間帯」です。
筋トレをやる上で効率的な時間帯がある

実は筋トレは行う時間帯によってその効果が違ってきます。となると、効率的にやりたいものですよね!せっかくキツい思いをして筋トレを頑張ったとしても、効果が薄ければそれだけモチベーションも下がります。最小限の努力で最大限の効果を出すのがやはりデキル男ではないでしょうか?それは筋トレにおいても同じことです。
筋トレも条件に左右される

筋トレはやるだけではなく結果がついてきてこそです。そのためには筋肉のために様々な条件を整えてあげる必要があります。今回の記事では筋トレを行うベストな時間帯について考えていきます。効率の良い筋トレで理想の身体を実現していきましょう!
筋トレの時間帯のキホン

さて、効果的な筋トレの時間帯を考えるにあたって押さえるべきポイントは3つ!それは「食事」と「睡眠」、そして「自律神経のバランス」です。これらのことを考えていけば、自分にとって効果的な筋トレの時間帯も分かりますし、逆に筋トレを避けたほうが良い時間帯も分かります。
ただ筋トレをすれば良いわけじゃない

筋トレをするのは確かに良いことですが、実際に行う時間帯によっては効率が良くなかったり、逆効果になる場合もあります。3つのポイントを踏まえながら、あまり好ましくない筋トレを行っているパターンを見ていきましょう。
空腹時の筋トレ

まず空腹時の筋トレですが、これは避けたほうが良い時間帯の一つです。どうして避けたほうがいいのかというと、身体にエネルギーが不足しているからなんですね。筋トレをしてもあまり効果が望めません。
筋トレをするなら、カタボリック状態に注意!

空腹時はカラダにタンパク質などの栄養が足りていません。そうすると、筋トレをしても筋肉の合成が分解に追いつかず、結果として筋肉が細くなってしまうという状態になってしまいます。これをカタボリック状態と言うのですが、頑張って筋トレをしても筋肉が成長しないのでは元も子もないですよね。せっかくの頑張りの結果をムダにしないためにも、空腹時の筋トレは避けましょう。
食後すぐの筋トレ

食後すぐの筋トレも良くありません。なぜなら、食事の消化吸収には多くのエネルギーを必要としているからです。そんな状態で高い負荷の筋トレを行ってしまっては、消化に回すべきエネルギーが上手く行き渡りません。食後すぐ運動をするとお腹が痛くなるのも同じような理由からです。
食後の時間帯は筋トレではなく消化吸収に集中させる
筋トレによって筋肉が作られます。ならば筋肉を作る材料となるタンパク質などの栄養も、やはり最大限に身体に吸収してほしいところですよね。イイ身体は十分な栄養があってこそ生まれるものです!なのでなるべく食後は無理な筋トレを控え、身体には消化吸収に集中してもらいましょう。
寝る直前の筋トレ

寝る直前の筋トレも避けたほうが良い時間帯です。なぜなら筋トレを行ってしまうことで自律神経のバランスが変わってしまい、上手く睡眠がとれなくなってしまうからです。具体的には、自律神経である交感神経が筋トレによって優位になってしまうのですが、これは睡眠に適した状態とは言えないのです。
就寝前の身体はリラックスモード 筋トレはNG

就寝前は筋トレをする時間ではありません。人間は通常、日中などは活動モードの交感神経がよく働き、朝方や夜寝る前などはリラックスモードの副交感神経が優位に働きます。本来ならばリラックスモードであるはずの就寝前に筋トレを行ってしまうと、途端に身体は活動モードに戻ってしまいます。これでは上手く眠れるはずがありません。
筋肉のためには質の高い睡眠を

筋トレによって刺激を受けた筋肉は、夜寝ている間に大きく成長します。寝ている間に成長ホルモンが多く分泌されるからですね。ですのでなるべく夜寝る直前の筋トレは避け、質の高い睡眠をとるべきです。筋トレ中はしっかりと追い込んで、夜はぐっすりと眠って身体を回復させましょう。筋トレにおいてもメリハリが大事だということですね。
各時間帯別!筋トレオススメ度

それでは筋トレにおいて押さえるべきポイントが分かったところで、1日の時間帯別に筋トレのオススメ度を見ていきましょう。この記事では朝の6〜7時に起きて、夜23〜24時に就寝する人を想定して考えていきます。あなたに合った筋トレの時間帯を見つけてくださいね。
オススメ度50%!朝の筋トレは行うにはやや注意が必要

筋トレを朝行う際には注意が必要です。人間は朝の時間帯に体温が低く、身体も固いため、怪我を起こしやすいという問題があるからです。特に冬場などは注意が必要ですね。しっかりと準備体操を行いましょう。特に起き抜けの身体は副交感神経がまだ優位に働いていますので、まだ活動モードとは言えないのですね。
それでも朝に筋トレをするメリット
朝からジムに行くと時間を有意義に使っている感ハンパない笑#ジム#トレーニング#筋トレ#ワークアウト#朝#朝活#健康#ヘルス#gym#training#workout#morning#health #black#beauty#cool#guy pic.twitter.com/GGlcwqoOuL
— 辻悠太郎 (@yutaro_1007) May 18, 2017
しかし朝に筋トレをすることには良い面もあります。まず朝に筋トレを行うことによって1日の代謝が高まります。これによって消費エネルギーも高まり、ダイエットには効果的です。また午前中は筋肉の増強を高めるテストステロン等のホルモン値が高いというデータもあります。空いているジムで朝から筋トレをするのは選択肢の一つとして良いかもしれません。
昼の筋トレはオススメ度70%!時間が作れれば効果は高め

お昼に筋トレをするというのはやや現実的ではないかもしれませんが、時間帯としては十分にオススメできます。お昼に筋トレをするメリットとしては、まず日中なので交感神経が優位な活動モードになっており、身体のパフォーマンスは高いということがあげられます。また日中の体温が上がることになるので、夜もぐっすりと眠ることができますよ。
昼の筋トレは食事の時間帯と調整しよう
食後の筋トレは消化を妨げるために良くないと書きましたが、消化がだいたい済んできた頃、つまりお昼ごはんの2時間後などに筋トレを行うのが望ましいでしょう。お昼ごはんが12時なら、14時〜15時に筋トレを行えばいいということですね。
夕方の筋トレはオススメ度90%!まさにベストな時間

筋トレを行うにあたってベストな時間帯が夕方です!夕方の16時〜18時の時間帯はどの面から言っても最高ですよ。仕事が夕方まであるとすれば、帰りにジムに行き、ストイックに筋トレに励むというのはどうでしょうか。
食事面での好条件 エネルギーも筋トレに集中!
本日はブラブラする予定も無し
— SHOTA (@irohasushotta) April 15, 2017
引きこもるのも頻繁だと
ダメな気がしてジムへGO(^^)
人の少なさにびっくり、、、
社会人は仕事終わりの夕方が
多いのだろうか(^^;)
自由とお金と筋肉あったら
最強じゃないか?
ということで長期的に
筋トレを続けていきます! pic.twitter.com/YieBHJHUP2
夕方の時間帯に筋トレをすれば、昼食からも十分に時間が経っているため食べ物の消化とエネルギーを取り合うことがありません。思う存分筋トレにエネルギーを集中できます。夕方は身体が万全の体制なんですね!
身体のコンディションも良いのでハイパワーで筋トレができる
日中の活動の後に筋トレをすることになるので、筋肉はよく動きます。人間の身体は午後の時間帯において体温が高い傾向があり、筋肉も高いパフォーマンスを筋トレ中に期待できるんですね。また体温が高いと怪我も防ぐことができるので、本当に筋トレに適した時間帯だと言えます。筋トレのあとは晩ごはんもガツガツと進みますよ!
夜の筋トレはオススメ度60%...きちんと調整をしよう

日中の筋トレの時間帯を見てきましたが、やはり朝から夕方まで仕事のある方などにとっては夜に筋トレを行うのが現実的かもしれません。夜でもしっかりと注意すべきポイントを押さえれば、効果的な筋トレは行なえます。
食後すぐには筋トレをしない
前述の通り、食後に筋トレを行ってしまうと食事の消化を妨げてしまうので、筋トレの効率を下げることにつながってしまいます。食後、少なくとも2時間は間をとってから筋トレに取り組むようにしましょう。21時〜22時に筋トレを行うとすれば、19時には食事を済ませておくのが効果的なやり方です。
寝る直前の筋トレも避ける
また寝る時間帯にも注意しなければいけません。質の高い睡眠こそが筋トレの効率を高めてくれますからね。24時に寝るとすれば遅くとも寝る1時間前、つまりは23時までに筋トレを済ませて、身体をリラックスモードに整えておく必要があります。筋トレが終わったあとに入浴やストレッチなどをするのも効果的でしょう。
寝る前のプロテインも効果的

筋トレの話題からは逸れますが、より効率的に筋肉を育てていくためにプロテインを飲んでいるという方もいるのではないでしょうか?プロテインを飲むのに効果的な時間帯は就寝前です。なぜなら就寝中は食事によってタンパク質の補給が行えないため、栄養の不足によって筋肉の合成が行えない可能性があるからです。そこで筋トレ後だけでなく、寝る前に補給しておくと良いんですね。
自分にあった筋トレの時間帯をみつけよう

効率よく筋肉を育てて、理想的な肉体や健康を実現するためにも、筋トレを行う時間帯は重要です。ベストな時間帯は夕方だと書きましたが、ライフスタイルは人それぞれです。ぜひとも自分にできる時間帯で効果的に筋トレをできるところを見つけて、実践していってくださいね!
筋トレの時間帯を決めれば習慣化にもなる

そして筋トレの効率を上げるだけでなく、行う時間帯を決めることは習慣化にもつながります。「火曜と木曜、日曜日の夕方は筋トレをする」など、ルーチンとして組み込んでしまえば、やらなければ気が済まないというようになり、無理なく続けることができますよ。継続は力なりです。筋トレにあてる時間を決めて、着実に理想を達成していきましょう!
評価 3.7/ 5(合計6人評価)
記事へのコメント
気軽にコメントしよう!
※コメントは承認後に公開されます。