最近では男女問わず人気のヘアスタイル、ツーブロック。スタイリングも簡単で、髪も乾きやすいですよね。でもこのヘアスタイルは意外にも失敗が多いって知っていましたか?今回はそんなツーブロックの絶対に失敗しない美容院でのオーダ方法や修正方法などをお教えします。

ツーブロックで失敗しない方法。美容院でのオーダーや修正の仕方など。

目次

  1. 男女問わず人気のツーブロック
  2. 人気が故に悲劇を生むことも……
  3. ツーブロックを失敗しないために-事前編-
  4. ツーブロックを失敗しないために-オーダ編-
  5. ツーブロックの意外な落とし穴
  6. かさむ費用……
  7. ツーブロックの長持ち方法、修正方法
  8. ツーブロックのアレンジ方法
  9. 次のヘアスタイルへの移行方法
  10. イメージこそが失敗を減らす鍵

男女問わず人気のツーブロック

一昔前までツーブロックと言えば、ロックミュージシャンか、パンキッシュな若い人向けヘアスタイルといった印象でした。しかし昨今では男女問わず、老若男女がチャレンジするヘアスタイルになりました。街中でもスーツ姿の年配の男性がしている姿を見ることも珍しくはなくなりました。

一般的な男性向けツーブロック

サイドとネープを刈り上げてトップ周りを長めに残したスタンダードなツーブロックスタイルで、街中でも見る機会が多いのではなないでしょうか? スーツスタイルにも、私服にもバッチリ合い、ヒゲなどとの相性も抜群です。

攻めすぎない、さりげないツーブロック

サイドの上の方は長めに残し内側だけを刈り上げ、ネープも刈り上げない形のツーブロックです。髪の長い部分を下ろせばショートレイヤー風のヘアスタイルになり、長い部分を耳にかけるスタイリングをすれば、刈り上げ部分が見えて一気にロックな雰囲気になります。ツーブロック初心者でも失敗の少ないスタイルです。

人気が故に悲劇を生むことも……

このように男女問わずチャレンジできるヘアスタイル、ツーブロックですが、美容院で上手にオーダーを行わないと思わぬ失敗を招いてしまうことも少なくありません。

パイナップルの悲劇的失敗

特にネープまで刈り上げるタイプのツーブロックスタイルは美容院で正しくオーダしなければ一気にオシャレ感が失われ、なかなか修正の効かない残念ヘアスタイルになってしまうケースもあるので注意が必要です。

ツーブロックを失敗しないために-事前編-

美容院に行く前にまず自分の骨格がツーブロックに合うのかを確認する!

パイナップル頭のように失敗をしないためにはツーブロックにする前に確認しておくことがいくつかありますのでご紹介します。

ツーブロックは刈り上げ部分があるため全体としてトップ辺りにボリュームが集中してしまいがちです。そのため、面長の骨格だったりハチ周りが大きい骨格だったりすると頭の上の方だけが膨らんだキノコのようなフォルムになってしまいます。

髪質もしっかりとチェック!

直毛や天然パーマなど髪質は人それぞれ、だから「この髪型いいな」と思っても、美容院で切ってみるとイメージとまったく違う、なんてことは決して珍しくはありません。ですから自分の髪質でその髪型にしたらどうなるのかをしっかしとイメージすることも大切です。もし合わないと感じたらカットだけではなくパーマなどで修正することも考えましょう。

ヘアスタイルカタログを熟読する

美容室でヘアカタログを見てその場でオーダーを決める人も少なくないとは思いますが、それだと美容室の混雑状況や雰囲気によってはじっくりと検討することができない場合があります。そんな失敗を招かないために事前にヘアカタログを熟読しておきましょう。

ヘアカタログはヘアスタイルだけではなく、どのような骨格、顔の形、髪質の人にその髪型が似合うのかまでしっかりと書いてあります。それを読めば自分にその髪型が似合うのかがよくわかり失敗を回避できます。

失敗しない美容院をしっかりと選定する

美容院には得意な髪型、不得意な髪型、あるいは得意な年齢層や性別などが存在します。例えばお客さんの年齢層が高めで、ほとんど女性のお客さんしか来ない美容院へ男性が行き「ツーブロックでお願いします」と頼んでも自分のイメージした通りのヘアスタイルになるとは限りません。

そうならないためには美容院のHPなどのを見て雰囲気を事前に調べたり、実際に行こうとしている美容院の近くを通った際などは、外からチラリと中を覗いてみましょう。髪は一度切ってしまうとなかなか修正がききません、失敗して後悔する前にできることはやっておきましょう。

ツーブロックを失敗しないために-オーダ編-

事前にヘアカタログを熟読し骨格、髪質もチェック、美容院の雰囲気なども調べたらあとは実際にオーダーを行うだけです。しかしこのオーダーの際にもいくつか注意事項がありますのでしっかりと確認してください。

なりたいツーブロックのイメージ写真を持っていく

オーダーで失敗しない最善の方法は自分のなりたい髪型の切り抜きを持っていくことです。口頭でいくら正確に情報を伝えようとしてもやはり、美容師さんと自分との間にはイメージの差異が生まれてしまうものです。「耳の少し上まで刈り上げて」と伝えても美容師さんのイメージしている少し上が自分の思っている少し上と同じとは限らないのです。

予期せぬ失敗を招かないためには、やはりこの髪型!と一目でわかる切り抜きを持っていくことが大切です。特にヘアカタログの切り抜きはしっかりと長さなどに関しても記載があり、美容師さんが見れば一目でわかるようになっています。

失敗する可能性があるのならば潔く退く!

自分ではどんなに大丈夫だと思って切り抜きを見せオーダーをしても、時として美容師さんから「それはちょっとお客さんには合わないと思います」と言われることがあります。美容師さんは基本的にお客さんがなりたい髪型にしてあげたいと思っているもの、そんな彼らが止めるのであれば失敗の可能性は大です、潔くツーブロックは諦め別の髪型を考えるのも一つの方法でしょう。

とにかく相談する

ヘアカタログ等を読んでも自分では似合うツーブロックを探せなかった、あるいは探せたとは思うけれど自信がないという人はまずオーダーやカウンセリングの際に美容師さんに相談してみましょう。そうすればヘアカタログを見ながら一緒に髪型を決めてくれたり、プロのアドバイスをもらうことができます。

ツーブロックの意外な落とし穴

美容室でのオーダも成功し、「憧れのツーブロックになったぞ!」と思っても注意は必要です。ツーブロックには思いもよらない失敗が待ち構えていたりもします。

切ったその日以外は失敗ヘアスタイル

これはツーブロックに限ったことではありませんが、ヘアスタイルは美容室で切ってスタイリングしてもらったその日が一番綺麗な状態です。翌日以降は当然自分でスタイリングを行うわけですが、美容室でのスタイリングのように上手くいかないケースも多々あります。そんな失敗をしないために、しっかりと美容師さんにスタイリング方法を聞いておきましょう。

ツーブロックの寿命は短い

人の髪の毛は一日0.3mm、一ヶ月で約1cm伸びます。ある程度の長さがあれば1cmくらい伸びても気になりませんが、ツーブロックの場合、サイドやネープあたりを3〜5mm程度に刈り上げます。ですから刈り上げた当初は地肌が透けるくらい短かった部分も一ヶ月もすれば1.5cmくらいまで伸びてしまうのです。

そうなると当初のヘアスタイルから違ったフォルムに変化してしまいます。早い人では二週間くらいで変化を感じ、失敗したなっと思ってしまうかもしれません。

かさむ費用……

ヘアスタイルが崩れやすい、フォルムが変わりやすいということはその分美容室へ通う回数が増えるということにも繋がります。そうなれば髪型を維持するための費用も当然のように増えていくことに……

ツーブロックを維持するのにかかる費用

ショートやミディアムスタイルなどであれは、多少伸びてもスタイリングやドライによって誤魔化すことができます。そのため一ヶ月から一ヶ月半ほどは放っておいても問題がありません。しかしツーブロックは刈り上げ部分があるためにそうはいきません。切った時と同じスタイルを維持したい人は月に2回ほど美容室へいく必要が出てきます。

仮に月に二回美容室に行くならばカットを3,500円と見積もっても7,000円の費用がかかります。三ヶ月で計算すれば21,000円ほどです。一ヶ月半に一回のペースで髪を切る髪型ならば三ヶ月で二回のカットですから費用は7,000円。比べると三倍もの差がついてしまうことになります。

ツーブロックの長持ち方法、修正方法

それでは寿命の短いツーブロックをどのようにすれば長持ちし費用も抑えられるのでしょうか? ここではツーブロックの長持ちの秘訣と失敗しない修正方法について書きます。

先を見越して気持ち短く刈り上げる

一番簡単な対策方法は初めから短く刈っておくことです。例えば3mmと5mmでは2mmしか長さは違いません。しかし刈り上げが1cmになった時に髪の毛を切りに行くと仮定すると、3mmならば約23日後、5mmならば約16日後に髪の毛を切りにいくことになります。たったの2mmの差ですが日数すると約一週間もの差が出てしまうのです。

失敗を恐れずバリカンを使って自分で修正

ヘアスタイルを長持ちさせるには自分でバリカンを使って修正するという方法があります。バリカンを使うのは正直怖いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、髪の長い部分をしっかりとピンで止めて刈り上げ部分を出し、長さ調整のアタッチメントのついたバリカンで刈れば決して難しくはありません。

ただしネープ周りは自分では見えませんから、合わせ鏡などでしっかりと確認しながら刈り上げるか、場合によっては家族に刈ってもらうことが失敗を減らすコツかもしれません。あまり自信がない場合はネープは伸ばすことも一つの手です。

ツーブロックのアレンジ方法

ツーブロックは基本的にスタイリングの簡単なヘアスタイルです。というのもそのままでも十二分にデザインがあり、朝起きて寝癖さえ直してしまえばすぐに出かけることができます。しかしツーブロックはちょっとしたスタイリングアレンジでイメージを大きく変えることができるのです。

失敗なし!前髪をアップするだけの簡単アレンジ

ツーブロックは前髪をアップしたり下ろすだけで簡単にアレンジができます。マット系やファイバー系のワックスでアップすればロックテイストな印象になりプライベートなシュチュエーションにも対応できます。またジェル系のスタイリング剤を使用すればスーツにも合いビジネスシーンにも対応可能です。

クシュっとドライでパーマ風ヘアに

ツーブロックはトップや前髪に長さがあります。そこに動きを持たせるだけで、一気に雰囲気が変わります。ウォータ系のスタイリング剤や水で濡らした髪を手でクシャリと掴み、そこにドライヤーで熱風を当てます。その後、髪を掴んだまま熱を感じなくなるまでしばらく待ちます。するとクシャっとした形で髪が固まります。

髪の毛は鉄と同じで熱い時に形を変え、冷えるとそのままの形で固まります。その作用を利用してトップあたりを何度か掴み熱を与えて固めると、パーマ風の動きのあるスタイリングを行うことができます。

次のヘアスタイルへの移行方法

ツーブロックの最大の悩みにしてもっとも失敗しやすことと言えば、次のヘアスタイルへの移行方法です。当然のことながらツーブロックは長い毛の部分と短い毛の部分にかなりの差があります。そのため次はショートレイヤーにしようと思っても短い毛が伸びていなければできませんし、反対に短い毛に合わせて切ってしまうと坊主頭のようなヘアスタイルになってしまいます。

中長期的なスパンで考えよう

ツーブロックから別の髪型に移行するには少し長いスパンで考えなくてはなりません。例えば冬に合わせて少し重たい髪型にしたいなっと思ったら、だいたい一ヶ月半から二ヶ月の期間を持って髪の毛を切っていかなければなりません。ツーブロックのヘアスタイル移行を失敗しなコツは早めに次の髪型をイメージすることです。

美容師さんにもオーダーの際にしっかりと伝える!

次のヘアスタイルとどの時期にそれをしたいのかが決まったら、髪を切る際に美容師さんにもそれを伝えましょう。そうすれば美容師さんもそれに合わせてサイドやネープの長さを調整し、移行期間中でもおかしく見えないヘアスタイルに整えてくれます。

イメージこそが失敗を減らす鍵

結局になりますがツーブロックで失敗しない一番の方法は自分なりにしっかりとしたイメージを持つことです。自分がこのスタイルにしたらどうなるのか、このスタイルにした後はどうするのか。そういったしっかりとしたイメージを持つことがツーブッロクにする際のオーダーやその後のヘアスタイル維持、修正で失敗しないことに繋がっていくのです。


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