ダウンダウンのツッコミ浜田雅功は歌がうまい?小室哲哉プロデュースでミリオンセラーをたたき出したことでも有名な浜田雅功。しかし歌唱力はどうなのか?うまいといえるのか?その気になる疑問を浜ちゃんのヒット曲とともに探ってみます。

目次
みんな知ってるダウンタウンの浜田雅功
浜田雅功
本名:濱田雅功
ダウンタウンのツッコミ
1963年5月11日生まれ
大阪府尼崎市出身
血液型:A型
身長:165センチ
NSC大阪第一期生
相方:松本人志
日本人で浜田雅功を知らないという人はおそらくいないでしょう。日本を代表するお笑いコンビダウンタウンのツッコミです。相方の松本人志と現在のバラエティーをけん引しています。その鋭いどつきツッコミは、痛いだろうけど様々な芸能人・一般人がやってほしい!と熱望してしまうほど。
相方の松本人志とは小学校時代からの同級生という幼馴染で、浜田雅功がお笑いに誘ってNSCに入学したというエピソードは有名すぎますよね。そこから瞬く間に大阪だけでなく全国に人気が広がりました。本業のお笑いにおいては伝説ともいわれる功績を数々残している浜田雅功ですが、その多才ぶりはお笑いだけにとどまりません。
なんと歌手としてもミリオンセラーの楽曲を世に送り出している浜田雅功。その歌声は日本中を魅了しました。今回はそんな浜田雅功の歌に焦点を当ててみたいと思います。
怖いツッコミだけど可愛いところもある浜田雅功
浜田雅功の歌について語る前に、最近浜田雅功が見せる可愛い魅力も押さえておきましょう。ツッコミという怖いイメージがありがちな浜田雅功ですが、天然で可愛い姿も話題なんです。
その浜田雅功の可愛さは悲しいかな「老い」と表現されることもしばしば。しょっちゅう何かに躓いたり、モノを倒したり、食べている途中にこぼしたり…もともとの強気暴力キャラの浜田雅功だからこそそんなドジな行動がいちいち笑いになります。
歌はよく披露している浜田雅功
お笑い芸人でありながら数多くのミリオンセラーを世に送り出している浜田雅功ですが、そんな風に活躍する前から、ちょくちょく本業のお笑いにおいては歌をよく披露しています。コントや番組などでです。今や伝説となったダウンタウンのごっつええ感じの中でも、結構頻繁に浜田雅功の歌のコントが見られました。
こちらはごっつええ感じの中のネタとして披露された「エキセントリック少年ボウイ」の楽曲です。よくある少年ヒーローをパロディにしたものですが、浜田雅功はここでもヒーロー役として歌を披露しています。歌詞はもちろん松本人志が作ったものです。カラオケでも大人気となりました。笑い目的の歌なのでうまいとか下手とかはあまり問題ではありません。
「オジャパメン」
— ダウンタウンのごっつええ感じ (@g1991_97) July 3, 2017
突然ごっつのオープニングに現れたアイドルグループ。満面の笑みでグループ名でもある「オジャパメン」をさわやかに歌う。96年3月には東京ベイNKホールで6千人の観客を前にミニライブをした。 pic.twitter.com/LqKuqvRC0H
オジャパメンってご存知ですか?こちらもダウンタウンのごっつええ感じの中で披露された歌なのですが、当時の本物の韓国で活躍していた消防車(ソバンチャ)というアイドルの歌なんです。当然歌は韓国語なのですが、ダウンタウンはこのオジャパメンという韓国語の歌を、耳で聞こえたままノリノリで歌うということをなんとゴールデン番組でやってのけ、大好評となったのでした。
「カラオケ(エンディング)」
— ダウンタウンのごっつええ感じ (@g1991_97) July 4, 2017
第77回〜第135回までのエンディングは浜田or松本や、レギュラーメンバーがカラオケで歌を歌っていた。中期ぐらいにはそのカラオケを録音したCDのプレゼントも行われていた。pic.twitter.com/eHibag9HDI
このように歌をネタとしてしょっちゅう昔から笑いに変えていたダウンタウン。浜田雅功も松本人志も歌は嫌いではないのでしょう。気持ちよく歌って笑いをとっています。しかしこれはあくまでも笑いの為の歌。うまいかどうかは別の話です。本当のところの歌唱力としてはどうなのでしょうか。
浜田雅功のミリオンセラーの歌をおさらい
WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント
浜田雅功の歌唱力はどうなのか?歌のうまい下手は主観の問題なので一概には言えませんが、浜田雅功の歌声が1995年にとても高く評価されました。それは楽曲がミリオンセラーを記録したことからも明らかです。その歌のタイトルは「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」、浜田雅功はH Jungle with tというユニットで小室哲哉とその偉業を成し遂げました。
このユニットが世に出ることになったのは、当時ダウンタウンの二人が司会を務める音楽番組のHEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPでの小室哲哉とのトークがきっかけでした。当時の小室哲哉といえば、ミリオンセラー常連で出す曲すべてヒットになるという天才プロデューサーです。そんな小室哲哉に浜田雅功が言った言葉が発端でした。
「僕にもヒット曲プロデュースして下さい」
この発言の土台には、ごっつええ感じで共演していた篠原涼子の「恋しさと せつなさと 心強さと」が、小室哲哉プロデュースで大ヒットしていたことも大いに関係していたのでしょう。「あの篠原涼子でも小室哲哉がやったらヒットするんやから!」という冗談の延長で浜田雅功が放った言葉でした。まさかミリオンセラーを生み出すことになろうとは…
ミリオンセラーの歌はTKのおかげ…?
しかし小室哲哉はこの浜田雅功の発言を真剣に受け止め、なんと自身も参加するglobeのデビューの予定があったのに、それを延期してまで楽曲提供に取り組んだのでした。この曲では途中で相方の松本人志の声も入っているのが話題になりました。
このクソの誕生日。 pic.twitter.com/8vEUYev9cG
— 松本人志 (@matsu_bouzu) July 16, 2016
「B・U・S・A・I・K・U H・A・M・A・D・A」ブサイクハマダをローマ字で歌っています。そして最後に「えーっと浜田と最初に会うたんは…」と語っている声も曲のラストには入っているのですが、これは小室哲哉からなんでもいいから好きに話してくれと言われてしゃべったものが録音されたのだそうです。うまい具合にかっこよく収まってます。
マツナンデス! pic.twitter.com/IFjkpGeGDj
— 松本人志 (@matsu_bouzu) May 23, 2017
しかし冗談から始まったといってもおかしくない浜田雅功のH Jungle withのWOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~は、天才プロデューサー小室哲哉の素晴らしい歌詞と楽曲のおかげもあり、200万枚を超すセールスを記録しました。働く男性の日ごろ頑張る切ない気持ちを、ゆったりとしたテンポに乗せて力強く歌いあげて、多くの人の共感を得たのです。
wow war tonightの歌詞を書いた時のはなし。最初、寝る暇もない大変な浜ちゃんを思い浮かべて描き出した。途中、一人で、ぶらっと浜松町まで、歩いて働く人を観ているうちに応援歌になった。帰り、吉野家に一人ではいった。若者がおごってくれた。ほんとにありがとう。あのときの彼。
— Tetsuya Komuro (@Tetsuya_Komuro) April 13, 2010
このwow war tonightの歌詞について小室哲哉がつぶやいたエピソード。これまで恋愛に関する歌が多かった小室哲哉も大スターである浜田雅功に楽曲を提供するにあたり結構悩んでいたのでしょうか。応援歌のつもりで作ったんですね。
わ〜い!これからの
— Tetsuya Komuro (@Tetsuya_Komuro) July 6, 2017
季節、マストアイテム!
4つ打ちがオススメ(^^) pic.twitter.com/48qkEED2Ef
小室哲哉にとっても浜田雅功に提供したこの歌は思い出深いヒット曲のようでたびたびツイッターでも登場しています。
ダウンタウンは年末の顔だが紅白歌合戦にも?
1995年にリリースされ、大ヒットとなったこの浜田雅功の曲は、その年の大晦日のあの第46回NHK紅白歌合戦でも披露されました。浜田雅功はこの時に初めてテレビで生歌を披露したというエピソードを語っていました。それまではずっと口パクだったんですね。
この浜田雅功のNHK紅白歌合戦出場には、相方である松本人志も応援に駆けつけていました。その時はゲイシャガールズの格好をして、まじめに歌っている浜田雅功や小室哲哉にも着替えさせようとふざけるのでした。この年の司会は白組が古舘伊知郎、紅組が上沼恵美子でした。松本人志はNHKはコマーシャルはないのに「コマーシャル」とボケをかましたという伝説もあります。
カラオケでも大人気だった浜田雅功の曲
セカンドシングル GOING GOING HOME
浜田雅功のファースシングルのWOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~には届きませんでしたが、セカンドシングルも大人気でした。それはGOING GOING HOMEという曲です。もちろんこの曲もミリオンセラーを記録しました。
一枚目のWOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~から、約4か月後の1995年7月に発売されました。夏の発売に合わせて、PVの浜田雅功は海辺でサングラスにアロハシャツといういでたちで、気持ちよさそうにその歌声を響かせています。
サードシングル FRIENDSHIP
H Jungle with t、21年前の「FRIENDSHIP」アナログ化 https://t.co/rtxhFNaGUk #浜田雅功 #小室哲哉
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) June 30, 2017
この曲は先の二曲ほどヒットせずミリオンセラーにはなりませんでしたが、ドラマの主題歌にも使われたりと、当時の浜田雅功の人気ぶりがうかがえますね。しかしH Jungle with tは解散したわけではありませんが、この曲以降新曲が出ることはまだありません。
浜田雅功の歌声の魅力とは?
ミリオンセラーの楽曲を世に送り出した浜田雅功ですがその歌声は多くの魅力にあふれていました。
もうこの曲iTunesで買えないんだよ。いい曲なのに、いろんな事情で正規で買えなくなって埋もれてしまう曲は哀しい
— こいあじ (@koiiajii) September 7, 2015
H Jungle with t「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~」 http://t.co/9SlTmprlze
WOW WAR TONIGHTは発売からもう20年以上の月日が経っていますが、浜田雅功の歌声は未だに多くの人の心を打ち愛されているんですね。
H Jungle With T
— ムサ@μ'sic Forever (@oMUSAo) August 25, 2016
「WOW WAR TONIGHT」
しみるやん。
なんかしみるやん。
浜田雅功の歌うときのスタイルがいい!
もともとハマダーと呼ばれる独特なファッションにも支持が多く寄せられている浜田雅功。歌を歌うときのスタイルもまた多くのファンを魅了しました。
けっしてかっこよく歌おうとしない浜田雅功の自然体の力の抜けた感じ。それが多くの人の心を打ち、カラオケでも沢山歌られることになったのでしょう。ジーンズにシャツというラフな格好だけど、等身大で気持ちを込めて歌う浜田雅功の姿は今でも多くの人の印象に残っています。
ビンテージの古着やスカジャンをカジュアルなファッションだけど、一つの王道のおしゃれとして気づき上げたのは浜田雅功の功績が大きいでしょう。スーツ姿の浜田雅功もかっこいいけど浜田雅功といえばやはりアメカジファッションでしょう。PUFFYに代表されるように当時の女性からも人気がありました。
いろんな人がプロデュースしたくなる浜田雅功の歌唱力
奥田民生も
小室哲哉だけでなくいろんな著名アーティストも浜田雅功に歌を提供しています。奥田民生もその一人です。1997年に「春はまだか」という曲を提供しました。
この「春はまだか」という歌は残念ながらミリオンセラーとはなりませんでしたが、当時はコマーシャルにも使われるなど話題となりました。ほかに奥田民生が浜田雅功に提供した曲には続いて「幸せであれ」や「ラブレター」という歌もあります。
槇原敬之も
H Jungle With Tよりももっと後の2004年ですが、浜田雅功はほかの歌でも話題を呼びました。こちらはチキンライスという歌です。作詞作曲は松本人志。小室哲哉の時と同じで、浜田雅功自身が歌を作ってくれるように冗談で槇原敬之にお願いしたのがきっかけでした。
これは決して幼いころ裕福ではなかった松本人志が自身の幼少期の記憶をもとに作った切ないクリスマスソングです。クリスマスの歌といえば恋愛のイメージが強いが、松本人志は自分が両親とのうれしい外食ではあるが、お財布事情を心配してしまうけなげな少年の情景を描き、浜田雅功に歌わせました。
この歌は浜田雅功一人ではなくダウンタウンの二人の才能がうまい具合にマッチして、それを槇原敬之がプロデュースした名曲と言われています。
浜田雅功は歌、松本人志は…?
浜田雅功がミリオンセラーを連発していた時期、相方の松本人志といえば何をしていたのでしょう?もちろんダウンタウンとして活躍はしていましたが、お笑い以外で浜田雅功同様、松本人志のほうも負けじと非凡な才能を開花させていました。
ええやろ〜。 pic.twitter.com/2yAto1YV2O
— 松本人志 (@matsu_bouzu) May 7, 2016
時期はずれていますが、それは作家としての才能です。お笑い芸人でありながら芥川賞を受賞したことで、最近又吉直樹が有名になりましたが、松本人志もその何年も前に本を出版し話題になっていたのです。
ハッピーニューイヤー pic.twitter.com/MPf9udeXph
— 松本人志 (@matsu_bouzu) January 3, 2016
浜田雅功がミリオンセラーになったWOW WAR TONIGHTをリリースしたのが1995年ですが、松本人志はその少し前の1993年から週刊朝日という雑誌でエッセイを連載していたんです。ダウンタウンは本当に多彩ですよね…
春日会。。。 pic.twitter.com/vGBe7s5Mwu
— 松本人志 (@matsu_bouzu) June 21, 2015
そのエッセイ集は「遺書」というインパクトのあるタイトル。こちらも250万部というミリオンセラーを記録しました。お笑い芸人としても革新的な活躍を見せていたダウンタウンですが、作家やアーティストとしてもそれぞれ別でも素晴らしい活躍をしていました。
可愛い歌だって得意な浜田雅功
さて話を浜田雅功の歌に戻します。かっこよくみんなから指示される歌だけでなく、浜田雅功はそのかわいらしさを歌でも存分に披露しています。
それが浜田雅功が世界的にも大人気であるアイドルのきゃりーぱみゅぱみゅをモチーフに、ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!のなかの企画で誕生した「浜田ばみゅばみゅ」です。歌のタイトルは「なんでやねんねん」もともとはガキの使いのメンバーの松本人志と月亭方正やココリコが面白おかしく浜田にきゃりーぱみゅぱみゅのような歌を歌わせるという企画でした。
しかし話はどんどん大きくなり、実際にきゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサーである中田ヤスタカが本当に曲を浜田雅功に書きたいとオファーをして、実現することとなったのでした。
ネタであろうと浜田雅功が歌うと…?
この浜田雅功がやった浜田ばみゅばみゅはそこそこ話題となりました。設定はきゃりーぱみゅぱみゅの妹分ということです。PVも本格的に作られ、こちらも本物きゃりーぱみゅぱみゅのPVのアートディレクターである増田セバスチャンも参加したというのです。
ダウンタウン pic.twitter.com/SXDjpHCXX3
— 松本人志 (@matsu_bouzu) May 9, 2013
笑いの為のネタで始まったといえども、浜田雅功が歌うとなると、多くの人を巻き込んでしまう一大プロジェクトになってしまうんでしょうね。しかし歌もうまいかといえば、微妙で、ダンスも全然うまい具合に踊れず苦労したと浜田雅功は番組で話していました。
浜田雅功の歌の才能は息子にも受け継がれている?
浜田雅功の歌の才能はうまい具合に息子にも受け継がれているようです。本名濱田郁未という息子がハマ・オカモトという芸名でベーシストとして芸能界で活躍しているのです。
「ミニモニ。」https://t.co/FJfpBuPTsv
— ハマ・オカモト (@hama_okamoto) June 15, 2017
もちろんデビュー当時すでに父親の浜田雅功は大人気のダウンタウンなので話題になったことかと思いますが、それを隠していたそうです。それなのにこれだけ人気になったということは相当な実力者!お父さんの浜田雅功とは違うジャンルですが活躍を期待したいですね!
今後も歌声を届けて!
うちのゴリラです。 pic.twitter.com/xP6Eb3IXti
— 松本人志 (@matsu_bouzu) May 4, 2013
浜田雅功の歌がうまいかどうかは大きな問題ではないようです。まじめに歌っても、ふざけて歌っても人をひきつけてやまないその浜田雅功の歌声は今後も私たちを楽しませてくれることでしょう!
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