スーツの持ち運びには気をつけなければ、大事なスーツがシワになったりよれたりしてしまいます。とは言えそのまま持ち歩くと、荷物としてかさばって正直邪魔に感じられることも。そこでバッグやケースに入れてもシワにならないたたみ方、持ち運び方をご紹介しましょう!

スーツの持ち運び方たたみ方|バッグ・ケースでもシワにならない方法

目次

  1. 他の衣服よりもデリケート?スーツの取り扱いに注意!
  2. 荷造りの悩み…スーツの持ち運び
  3. 持ち運び方に困るならば着て行くべき?
  4. 必見!スーツの持ち運びにハンガーを使ったたたみ方
  5. スーツケースでの持ち運びに注意すべき点
  6. 持ち運びが難しい?飛行機で移動するときにスーツをどうする?
  7. スーツを買ったときの袋って持ち運びに役立つの?
  8. シワにならない?コンパクトなバッグでスーツを持ち運びたい
  9. 持ち運びのためにスーツを丸めるってアリ?
  10. 正しくたためばすべて解決!

他の衣服よりもデリケート?スーツの取り扱いに注意!

スーツに関しては、よく販売店で「形状記憶」といった言葉が聞かれます。スーツには素材としてウールなどがよく使われていて、元の形に復元しようとする力があるのです。スーツを着ているとシワが寄ってしまったり型が崩れてしまったりするのですが、着ない期間を設けることによって復元されていきます。

ただし元に戻るまでには、一度着てから二日は置いておかなければなりません。それだけ、スーツはある意味でデリケートな衣服であるということができるでしょう。

そこで、出張などのためにスーツを持ち運びしなければならないというときが問題。普段ハンガーにかけているままの状態を保つことはできませんからケースやバッグに合わせたたたみ方、持ち運び方をすることになります。そして出先でスーツを出してみると、シワになってしまっているケースが多々あるわけです。

荷造りの悩み…スーツの持ち運び

ある程度の距離を移動するときの荷造りで、スーツの持ち運びは結構な悩みの種になります。普通の服であれば適当な折りたたみ方をしてバッグやスーツケースなどに詰め込めば良いのですが、スーツはそうはいきません。

それでも特に出張となれば、スーツスタイル以外の服装は基本的にあり得ないわけです。さらにスーツの持ち運び方を考える上では、中に着るシャツのことなども無視することができません。日程の長短によって当然、持って行くスーツの数も違ってきて悩みは増すことになります。

気をつけて荷造りしたはずがすべてシワになっていては、出先で身につけるものに困ってしまいます。これは実は持ち運びの仕方に問題があるのですが、シワにならない方法について正しい知識を持っている人はなかなかいません。

持ち運び方に困るならば着て行くべき?

短期間のスケジュールで出張などへ出かけるときには、持ち運びに苦労するならばということで着替えを持たずスーツ姿で出発してそのまま過ごすという人もいます。確かにスーツを持たないことで、専用のケースも必要なくたたみ方を心配することもありません。バッグなどの荷物が減って、気を付けるべきポイントも少なくなります。

ただ移動中は長い時間を乗り物の中で座ったまま過ごすわけですから、それだけでもスーツにシワのつく可能性が高くなります。また、万が一急に仕事を終えた後で上司や取引先の人とラフなスタイルで食事となったときにもスーツスタイルで臨むことに。

リラックスすることができず、少し気まずいかもしれません。予定外のことがなければ良いのですが、スーツの持ち運び方に関する面倒を回避することができても一長一短があるわけです。

必見!スーツの持ち運びにハンガーを使ったたたみ方

スーツの持ち運び方としてもっとも適しているものは、やはり元からスーツなどの持ち運びを想定して作られているガーメントバッグでしょう。荷物の量がスーツケースを使うほどではないとなれば、スーツを入れるバッグとして最適です。

スーツはハンガーにかかったままの状態ですから、特別なたたみ方をする必要はありません。スーツをハンガーにかけた上で、ガーメントバッグへ入れます。このガーメントバッグ、以前はもっぱらスーツを二つに折って収納するものだったのですが最近はくるくる巻いたりシャツなども一緒に入れたりすることのできるものなどバリエーションが豊富になっています。

ただし、たたみ方が丁寧でないとスーツがシワになってしまうかもしれません。持ち運びしている最中も、一時的に置いておく場所や置き方に注意しなければなりません。

スーツケースでの持ち運びに注意すべき点

いろいろな事情によって荷物をスーツケースにまとめなければならない場合、スーツの持ち運び方には特に注意しなければなりません。ほかの荷物とスーツを一緒に入れると、どうしてもシワになりやすくなります。

たたみ方はスーツのジャケットですと背中の部分を真ん中にして、肩をかぶせる感じで裏返した上で腕へかけて二つに折ります。スーツのスラックスはセンターのラインと沿うようにたたみ、三つ折りにします。

そしてスーツの中に着るシャツはボタンを全部留めた状態で裏返してから袖を内側へ折り返し、さらにシャツの真ん中へ沿うように袖の付け根を折り返してから二つに折ります。それでもスーツにシワがついてしまった場合には、シワになった部分を湿らせて広げながらドライヤーの風を当てれば元に戻るでしょう。

持ち運びが難しい?飛行機で移動するときにスーツをどうする?

飛行機に乗っての出張では、スーツを手荷物として預けているとその間は手元を離れることになります。着いてみるとシワになっていたという事例もあるため、そういったところから持ち運びの難しさがわかるでしょう。

ガーメントケースでほかの荷物とスーツを別にしているときは、クローゼットのある便であれば機内へ持ち込んでかけてもらうことで安心です。もしくは、座席の上にある収納のスペースを利用することになります。そのほか、スーツを着たまま飛行機へ乗り込む人も少なくありません。

ただ、特に行きの飛行機では到着してからのビジネスに備えて少しでも心身を落ち着かせておきたいところ。また、仕事の前にスーツがくたびれてしまう可能性もあります。そういったことを考えると、スーツのジャケットはいったん脱いで過ごした方が良いかもしれません。

スーツを買ったときの袋って持ち運びに役立つの?

お店でスーツを買うと、ハンガーにかかった状態で袋がついてきます。これをそのまま保管しておくと、持ち運びの必要があるとき役立つアイテムに。

持ち運ぶときには、スーツをカバーに入れたまま二つ折りにします。するとカバーのハンガーがかかっている反対側にも穴があいていますから、そこをハンガーにかぶせれば持ち運びやすくなるわけです。

なお、普段からホコリなどがつかないようハンガーにかけたスーツのカバーとして使っている人がいるのですがこれはあまり良くありません。というのも袋はビニール製で基本的に通気性が良くないため、ずっとかぶせているとカビが発生するなどの原因になるのです。スーツ自体も着ているうちに汗を吸っていきますから、陰干しをしてしっかり乾かしておく必要があります。

シワにならない?コンパクトなバッグでスーツを持ち運びたい

できればスーツを持ち運びするにあたっては、少しでもコンパクトなバッグを使いたいところ。「スーツケース」という名前がついているにもかかわらず、荷物の入れ方によってはスーツケースに肝心のスーツが入らないということも。そこを無理に入れると、シワになる危険が増してしまいます。

そのためコンパクトにスーツを持ち運びしたいという声は多くあり、それに応えるものとしてスーツを収納しやすいバッグもいろいろと見られるようになってきています。たとえば、スーツの中でも特にかさばりがちな肩の部分を折りたたむことのできるハンガーを付属しているバッグ。

ジャケットのシワ、型崩れを防ぎやすくなります。コンパクトなバッグはそのまま持っても良し、それこそスーツケースの中にバッグとして入れることもできて収納の幅も広がります。

持ち運びのためにスーツを丸めるってアリ?

最近になって、オランダでマットのように丸めて使うガーメントバッグが開発されました、バッグ自体が丸めて使うようになっていて、その中には軽くたたんだスーツを入れるというもの。入れた上からバッグを丸めるため、普通に考えればシワになってしまうはずながらそこに開発の工夫があるのです。

バッグの外側に隆起している部分があり、圧がスーツへかからないようになっていてシワからも守られる構造になっています。同じ考え方をすれば、バッグを使わなくてもスーツを丸めることは可能。

片方の肩から袖にかけてを裏返した上でそこにもう片側の袖を入れ、襟の部分は立てます。型崩れを防ぐために肩のところにクッションとしてタオルを入れ、あとは伸ばしながら巻くように意識すれば大丈夫です。スラックスもお尻のあたりにタオルを置き、同じ要領で丸めていきます。

正しくたためばすべて解決!

スーツを持ち運びするにあたっては、どのようなバッグやケースを使ってもシワになるときはなってしまいます。つまり、正しいたたみ方をすることが重要。

くっきりとしたシワがついてしまっては、そこからきれいな状態へ戻すことが難しくなります。持ち運んだ後は、すぐに荷物から取り出してハンガーへかけるようにしましょう。また、せっかくきれいにたたんでいてもほかの荷物に押されるなどすると意味がなくなってしまいます。スーツを入れている空間はしっかり確保されるよう、そこも工夫しなければなりません。

いずれにしても、自宅と違い限られたスーツしか手元にない状況でシワや型崩れなどのトラブルがあっては大変です。できるだけベストな状態で着用することができるよう、持ち運びには万全を期しましょう!


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