男性の体の悩みとして多くの人が関心を寄せることとして薄毛が挙げられます。この対策には育毛料やサプリメントなど様々な方法がありますが、基本は正しいシャンプーの仕方です。ここではシャンプーの正しい仕方と薄毛対策に適したシャンプー剤の選び方などを紹介します。

正しいシャンプーの仕方完全ガイド!【男性向け】薄毛対策に

目次

  1. 間違ったシャンプーが薄毛につながる
  2. 正しいシャンプーの仕方がなぜ大切なのか
  3. 男性ならではの正しいシャンプーの仕方の基本
  4. 正しいシャンプーをする前にやっておきたいこと
  5. シャンプー剤を使う時のポイント
  6. シャンプーに加えて正しいリンスの仕方とは
  7. 正しいシャンプー、リンス後の総仕上げ
  8. 薄毛対策に良いシャンプーの選び方とは
  9. 体毛が濃いと薄毛になるという噂は本当?
  10. 薄毛の前兆と頭皮のにおいの関係についての正しい知識
  11. 正しいシャンプーの仕方についてのまとめ

間違ったシャンプーが薄毛につながる

男性の薄毛対策の基本は正しいシャンプー

男性の薄毛対策というと血行促進や毛母細胞を活性化する作用のある育毛料やサプリメントなど様々な商品が出回っています。しかしながら基本となることは正しいシャンプーであり、その方法は以外にも実行されていないことが多くなっています。

このためここでは男性向けの正しいシャンプーの仕方をはじめ、シャンプー剤の正しい選び方について紹介します。加えて体毛の濃さや頭皮のにおいと薄毛の関係にまつわる噂ついても紹介します。

正しいシャンプーの仕方がなぜ大切なのか

正しいシャンプーの基本は頭皮もしっかり洗うこと

シャンプーというと髪を洗うことと思われがちですが、正しいシャンプーの目的は頭皮を洗うことにあります。男性の場合は更に髪にワックスをつけている場合が多く、雑にシャンプーしただけではワックスのみならず汚れや老廃物などが地肌に残ったままになります。

正しいシャンプーをせず、汚れや老廃物などがそのままになっているとやがて地肌の毛穴にたまり、毛穴が詰まった状態となるため薄毛につながりやすくなります。更にその汚れが紫外線や細菌、カラーリングなどの影響で酸化することにより炎症を引き起こし、これが毛母細胞の死を引き起こして薄毛の原因となります。

男性ならではの正しいシャンプーの仕方の基本

正しいシャンプーで頭皮の脂をしっかりと取り去る

男性の場合、女性よりも皮脂の分泌が多いため、毛穴に脂が詰まり十分な栄養が行き届かなくなることで薄毛になりやすくなっています。このため皮脂が多い人は特に毎日の正しいシャンプーで頭皮の皮脂汚れをしっかりと落とすことが大切です。

シャンプーで洗うときは指の腹を使って頭皮全体をマッサージするようにします。特に耳の後ろから襟足にかけてや、耳の上あたりの頭皮は洗いにくく洗い残しの多い箇所であるため丁寧に洗います。強くこすらなくともシャンプーの泡が髪全体に行き渡れば汚れは十分に落ちます。

加えて正しいシャンプーをしても、終わった後にいい加減にすすいでしまうと頭皮にシャンプー剤が残ったままになります。これは頭皮に炎症などのトラブルを起こす原因となるため十分にシャンプー剤をすすいで洗い流すことも大切です。

シャンプーに加えて正しいリンスの使い方も大切です

シャンプー後にリンスを使うと髪がしっとりとなめらかになりますが、これは髪の摩擦抵抗を低くすることで、くし通りを良くするためです。

リンスを付けると髪がしっとりと柔らかくなるため頭皮にも付けると良いと勘違いするケースがあります。しかしながらリンスには強い界面活性剤が使われているため頭皮に付けると刺激となってしまいます。シャンプーでは頭皮をしっかりと洗いますが、正しいリンスの使い方として、頭皮に付着しないように髪だけに付けるようにします。

正しいシャンプーをする前にやっておきたいこと

シャンプー前にひと手間のブラッシング

正しいシャンプーの仕方のポイントとして、シャンプー前に目の粗いブラシやくしで軽くブラッシングをして、あらかじめ髪のもつれをほぐしておくことが挙げられます。これによりシャンプー泡立ちが良くなり汚れが落ちやすくなることに加え、洗い流しやすくなります。

ぬるま湯で予洗いし、髪を十分に濡らす

シャンプー前にお湯で十分に洗い流すことでシャンプーの泡立ちが良くなることに加え、髪についた汚れが7割から8割程も取り除かれます。また熱すぎるお湯だと頭皮の乾燥を招いてしまうため、38度位のぬるま湯で予洗いします。

シャンプー剤を使う時のポイント

正しいシャンプー剤の使い方

シャンプー剤を直接頭皮につけるのは刺激が強すぎて頭皮ダメージに繋がるため避けるようにします。正しいシャンプーの仕方ではシャンプーは一旦手に取り水を含ませて、十分に泡立ててから髪につけるようにします。付けるシャンプー剤が多すぎると洗い残しの原因となるため、髪が短い男性であればシャンプーのポンプ1プッシュが目安です。

十分にシャンプーを泡立てることで髪の毛が絡まり合って痛むのを防げるようになる他、それにより抜け毛が増えるのを防ぐことにもつながります。また洗い方として爪を立てずに指の腹を使って頭皮全体を揉むようにすることでシャンプー剤に空気が入りよく泡立ちます。

シャンプー剤が頭皮に残っていると毛穴の詰まりや頭皮トラブルの原因となり、薄毛につながりやすくなります。このためシャンプー剤は髪に残らないようしっかりと洗い流すことが肝心です。

シャンプーに加えて正しいリンスの仕方とは

リンスにもシャンプー同様に正しい仕方があります

シャンプー後のケアに使われるリンスは、髪に吸着してキューティクルを保護することで髪を柔らかく保ちクシ通りを良くする役割があります。このため頭皮にも付けたほうがいいと考える人がいますが、頭皮に付けるとコーティング剤により毛穴が塞がれる他、頭皮を刺激し肌トラブルの原因となります。

正しいリンスの仕方は頭皮ではなく髪の毛先になじませるようにします。また濡れている髪はキューティクルがはがれやすくなっているため、ゴシゴシとこすらないようにします。洗い流す際にはリンスのヌルヌル感がなくなるまで十分にすすぎます。

正しいシャンプー、リンス後の総仕上げ

シャンプーをした後は髪をしっかりと乾かすことも大切です

髪が濡れているとキューティクルがはがれやすい状態になっています。このためシャンプー後に髪をよく乾かさずにそのまま寝てしまうと枕との摩擦で髪が痛む原因となります。

更に頭皮もシャンプー後、濡れたままにして寝てしまうと雑菌が繁殖しやすくなるため、タオルでやさしく押さえるように水分を拭きとってからドライヤーで十分に乾かすようにします。

頭皮の汚れや皮脂が気になるからシャンプーは2回やった方がいい?

余分な皮脂が多いと毛穴の詰まりの原因となりますが、頭皮の清潔を保とうとして1日に2度もシャンプーをすると洗いすぎとなり頭皮の乾燥を招きます。紫外線やエアコンの乾燥が抜け毛の原因となることがありますが、シャンプーのし過ぎによる頭皮の乾燥も抜け毛につながるため、シャンプーは1日1回にとどめるようにします。

薄毛対策に良いシャンプーの選び方とは

刺激が弱めの界面活性剤を配合したシャンプーがおすすめ

シャンプーに配合される汚れを落とす界面活性剤は石けん系、高級アルコール系、アミノ酸系、タンパク系、ベタイン系の5種類に分類されます。このうち石けん系と高級アルコール系は洗浄力が強いものの刺激が強いため皮脂が多すぎる場合以外には、薄毛対策にはあまり向いていません。

石油系と石けん系それぞれのシャンプーには界面活性剤の成分として石油系であれば「〜硫酸」、石けん系であれば、石けん用素地、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムなどの表示があります。

刺激が穏やかなシャンプーの界面活性剤とは?

その一方でアミノ酸系、タンパク系、ベタイン系のシャンプーは刺激が穏やかであるため頭皮に優しく洗えます。またしっとりと洗い上がるため、頭皮の乾燥を防ぐことにもつながります。アミノ酸系の成分は、「〜グルタミン酸」や「〜アラニン」など、タンパク系の成分は「〜加水分解ケラチン」や「〜加水分解コラーゲン」など、ベタイン系は「〜ベタイン」とそれぞれ表示されています。

体毛が濃いと薄毛になるという噂は本当?

体毛の濃さと薄毛との関係についての正しい知識

体毛が濃いと薄毛になるという噂がありますが、実際には体毛が濃く髪の毛がフサフサしている人もいれば髪の毛が薄い人も両方います。このため体毛が濃いというだけでは薄毛になるとは言い切れません。

しかしながらAGAとして知られる男性型脱毛症を発症している場合、男性ホルモンが変異したDHTの分泌量が増えることで皮脂の分泌が増え、体毛が濃くなるということはあります。このため正しい知識として体毛が濃いから薄毛になるというわけではなくAGAを発症して体毛が濃くなった場合、同時に髪が薄くなるということが起こりえます。

体毛が濃いから薄毛になるとは言い切れません。しかしながら体毛が元々それほど濃いわけではなかったのに、最近急に体毛が濃くなってきたという場合にはDHTの分泌量が増えてAGAを発症している可能性があります。

薄毛の前兆と頭皮のにおいの関係についての正しい知識

最近頭皮のにおいが気になるけれど薄毛と関係がある?

体毛の濃さと薄毛の関係についての噂以外にも頭皮のにおいが最近になって気になるという場合も薄毛と関係がありそうな感じがするものです。

頭皮のにおいが気になる場合の原因として、過剰に分泌された皮脂が紫外線に当たり酸化して脂のようなにおいを発生させてしまうことや、夏場などに頭皮が蒸れることで毛穴に雑菌が繁殖してにおいを発生させるといったことが挙げられます。

過剰な皮脂や頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しているということは頭皮の状態が悪いということになります。このためシャンプーで汚れをしっかりと落とさないことや、洗いすぎで頭皮が乾燥し皮脂がかえって増えていることはにおいが発生する原因となることと同時に、薄毛になりやすい状態であるということでもあります。

このため正しいシャンプーの仕方により頭皮を清潔に保つことでにおいの発生を防げる他、その先の薄毛予防にもつながります。

正しいシャンプーの仕方についてのまとめ

シャンプー剤をしっかりと泡立ててから洗います

まず軽くブラッシングして髪のもつれをほぐした後、予洗いで汚れを落とし、髪を十分に濡らすことから正しいシャンプーの仕方は始まります。洗うときはシャンプー剤をしっかりと泡立ててから指の腹を使ってこすらずに、頭皮全体に行き渡らせて洗います。

また、体毛が濃いと薄毛になるという噂について、元々体毛が濃いというだけは必ずしも薄毛になるわけではありません。しかしながら正しい知識として、AGAを発症しているとDHTというホルモンの分泌が増え、体毛が濃くなる一方で髪の毛が薄くなるということが起こります。

頭皮のにおいが気になるだけではすぐに薄毛になる訳ではありませんが、過剰な皮脂や蒸れによる雑菌の繁殖がにおいの素となっているため、頭皮がにおわないよう清潔に保つことで薄毛を防げるようになります。

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