フジテレビのベテランアナウンサー阿部知代さんがアナウンス室を離れ、事実上アナウンサーを引退をしていたことがわかりました。阿部知代さんのプロフィール、フジテレビ入社からパリやニューヨークなど海外赴任までの経歴などをまとめます。芸術への造詣も深く、年に100本以上の演劇も鑑賞する阿部知代さん、なぜアナウンサーを引退するのか、その理由と現在の仕事などをまとめていきます。

女子アナ阿部知代が引退していた!現在の活動や結婚は?気になる年収も!

目次

  1. 事実上の引退?フジテレビ 阿部知代元アナウンサー
  2. フジテレビ阿部知代さんのプロフィール
  3. フジテレビ阿部知代さんの経歴
  4. フジテレビ阿部知代さんはなぜアナウンサーを引退?
  5. 阿部知代さんの年収は?
  6. 阿部知代さんアナウンサーを引退して現在とこれから

事実上の引退?フジテレビ 阿部知代元アナウンサー

フジテレビの人気アナウンサー、阿部知代さんが事実上アナウンサーを引退していることがわかりました。ここでは、阿部知代さんの過去から現在までの軌跡、およびアナウンサー引退の経緯についてまとめます。

フジテレビ阿部知代さんのプロフィール

本名:阿部知代
生年月日:1963年7月23日
出身:群馬県
血液型:O型
身長:168cm
出身大学:上智大学文学部新聞学科
フジテレビ入社年:1986年

阿部知代さんと大学の同じクラスには、元テレビ朝日アナウンサー(現フリーアナウンサー)の雪野智世さん、雑誌『25ans』編集長の十河洋美さん、雑誌『STORY』編集長の山本由樹さんがいらっしゃいます。また、大学時代にはアルバイトで、NHK総合の科学情報番組『ウルトラアイ』でアシスタントを務めていたそうです。阿部知代さんのツイートのように、そのまま入局していたら、現在は違う人生だったでしょうね

これは、阿部知代さんが撮って投稿した画像です。写真を撮ることが趣味のひとつで、腕前はプロ級だそうです。自分で暗室作業もするほどだそうです。暗室作業で真っ白な印画紙に画像がうっすら浮かび上がってくる瞬間は感動するものです。『なるほど!ザ・ワールド』のリポーターをしていた頃に常に斜めがけしていた黒いバッグにはカメラが入っていて、時間があるたびに写真を撮っていたようです。『さよなら ポラロイド』というグループ展に写真を出品したことがあり、朝日新聞の報道で阿部知代さんの作品が紹介されたそうです。

この画像は、フジテレビ社屋がレインボーカラーに包まれた際のものです。阿部知代さんは、20代からLGBTの友人たちに恵まれていて、近年はアライ(LGBTの支援者)としてダイバーシティ&インクルージョン推進にも積極的に取り組んでいるそうです。フジテレビ系列で放映された「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「保毛尾田保毛男」というキャラクターが同性愛者を差別していると問題視されたことがありました。

「彼女自身、周囲に多くの性的マイノリティーの友人がいるとのことで『LGBTへの理解を広めるようテレビでも発信していかなければならない』とおっしゃっていました。『これまでのテレビ番組には差別に加担する側面もあった』とも強調されていた。今回の騒動は本当に腹に据えかねているはずですよ」

落語も好きで、落語家の立川談春師匠の大ファン。地方公演にも出かける「追っかけ」だそうです。談春師匠だけでなく、多くの寄席や演劇を鑑賞されています。また、俳句も嗜むそうで、俳人として、榎本了壱、萩原朔美、白石冬美、サエキけんぞう、坂東彌十郎、伊藤キムたちが同人の「かいぶつ句会」、西東三鬼を師系とする「面」に所属し、俳句コンテストでの入賞、また歳時記、俳句誌などに句が掲載されています。

阿部知代さん結婚は?

阿部知代さんは結婚されているのでしょうか。結婚したとか子供がいるとか、情報はありません。派手好きな方なので、結婚して黙っているとは思えませんから、現在もまだ結婚されていないと考えてよいようです。

フジテレビ阿部知代さんの経歴

阿部知代さんは、1986年の入社です。フジテレビ入社した年は、『FNNスーパータイム』で1年間お天気キャスターを務めました。2年目からは20年以上にわたって、『テレビ美術館』、『artLover』といった芸術関連の番組を担当していました。自他共に認める日本一現代美術を愛する、かつ詳しい女性アナウンサーだそうです。アーティストからの信頼も厚いようです。1991年から1992年にかけて、FNNパリ支局に勤務していました。もちろん、フランス語や英語は堪能だそうです。

笑っていいとものテレフォンアナウンサーを務めた阿部知代さんの画像

1987年10月から1991年9月まで、『笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」の初代テレフォンアナウンサーの一人として火曜日(のちに月曜日)を毎週務めていました。また、2010年10月6日には約19年ぶりに一日だけ復帰し、2011年4月6日から半年間、再び水曜日のテレフォンアナを務めています。この画像は、入社26年目となっているので、2011年頃の様子ですね。阿部知代さんらしい派手なコスチュームです。

「プロ中のプロ」と紹介されたフジテレビ阿部知代さん。アメリカ留学やアメリカで働きたいという方向けの勉強法をレクチャーしてくれています。現地で英語に浸かって、耳を鳴らすことも重要ですが、やはり多少の事前学習は必要だそうです。あとは、文法はめちゃくちゃでも、単語の羅列でも、伝えたいことがあれば相手も真剣に聴き取ってくれるのですね。この画像(インタビュー映像)は、フジテレビの社員食堂で撮影されたそうです。

1990年代前半から2006年頃まで、週末のニュースを読む機会が与えられました。それまでほとんどのケースで「ニュースは男が読むもの」のような暗黙のルールがありました。それに反発して阿部知代さんは上層部に直訴、女性アナウンサーでも珍しい1ショットのニュースにキャスティングされました。その後、1994年にはフジテレビ安藤優子さんがメインキャスターの報道番組もスタートしています。そういった中で、2005年にアナウンス室デスク、2007年にはアナウンス室デスク担当部長に昇格しています。

フジテレビ阿部知代さんのニューヨーク滞在

2012年から3年間、FCIニューヨーク本社に出向しています。FCIは「フジサンケイ・コミュニケーションズ・インターナショナル」で、本社はアメリカ・ニューヨークにあり、米国や欧州のケーブルテレビや衛星放送、地上波でFNN系・FNS系の娯楽・情報番組を配信している会社です。フジテレビから2~4年ごとに1人のアナウンサーが派遣されることが多く、現地在住日本人向けの番組やフジテレビ向けの番組でアメリカの情報を伝える役目を担っています。

ニューヨークでは、2014には約120本のエンターテインメントを観たそうです。ミュージカル、オペラ、バレエ、この街で楽しさに目覚めたものばかりで、20年前に滞在したパリより楽しかったようです。古典芸能も好きで、ニューヨークの平成中村座をはじめ歌舞伎、文楽、落語などに着物で出かけることも知られています。

フジテレビ阿部知代さんは派手好き

阿部知代さんは衣装の派手さでも有名で、アメリカ駐在当時にはめざましテレビの中継で、自由の女神のコスプレを披露したことがあるそうです。頭には冠をかぶり、両肩モロ出しのドレスだったそうです。豊満なバストをさらけ出すようなセクシーな衣装は、ほかの機会でも目立っていたようで、フジテレビ後輩の千野志麻さんの結婚式でも、肩ヒモがないドレスだったそうです。谷間は全開、乳房も4分の3以上見えてしまっていたようで、主役の千野アナウンサーよりカメラのフラッシュを浴びていたようです。

ニューヨーク駐在中は、多極の駐在アナウンサーとも親交を深めていたようです。過去にニューヨーク勤務だったテレビ東京を大江麻理子アナウンサーをマンハッタンの自宅に招き、何かと相談に乗っていたそうで、(年齢的にも経験的にも)女ボス的な存在だったようです。そんな女ボス、ニューヨークなど海外滞在で結婚につながるような出会いは無かったのでしょうか?

フジテレビ阿部知代さんニューヨークから帰任し事実上アナウンサーを引退

2015年夏の人事異動で、編成制作局アナウンス室から報道局マルチデバイスニュースセンターに異動、シニアコメンテーターに就任します。新しい職場は、24時間稼働のニュース専門チャネル立ち上げを嘱望していたフジテレビが新たに立ち上げた配信向けサイト「ホウドウキョク」を運営する部門で、阿部知代さんたちはそのサイトでニュースを解説する解説委員として召集されたようです。

阿部知代さんは、「ニュースのキモ!Evening」、「土曜のちよ箱」(2016年3月終了)や「ホウドウキョクxFLAG9」(2017年3月終了)などの配信コンテンツを担当していましたが、ホウドウキョクの方針変更により、オリジナルの配信コンテンツは全て終了しています。現状の「ホウドウキョク」は、2018年4月2日の方針変更で、有識者によるテキスト記事やニュース映像など「プライムニュース」に移行したため、「ホウドウキョク」のサイトは4月1日で更新が停止しています。

阿部知代さん、BSフジニュースのセットに座っている画像です。現在はBSフジニュースなどを継続的に担当しているようです。アナウンサーとインタ視したとはいえ、「シニアコメンテーター」職ですから、単に原稿を読むだけではなく、長年の経験と知見からコメントをしているのですね。

阿部知代さんがアナウンサーを引退する前から続けている仕事

阿部知代さんは、コメンテーター職のほかに、FNS用語委員や、日本新聞協会用語懇談会委員を務めています。アナウンサーの教科書ともいえる用語の統一にも尽力されているわけです。そういう意味で、アナウンサーを超えた立場を目指しているのかもしれません。

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フジテレビ阿部知代さんはなぜアナウンサーを引退?

フジテレビでアナウンサーとしてのキャリアを積んできた阿部知代さん、なぜアナウンサーを引退したのでしょうか。フジテレビの女性アナウンサーで定年退職まで勤めたのは益田由美さんだけの様です。多くの女性アナウンサーは定年退職まで勤めず、フリーに転身しています。そう考えると、50代の阿部知代さんがアナウンス室に君臨することは難しかったのかもしれません。アナウンサーから解説委員に異動するケースは多いです。そういった流れでアナウンス室を離れたのだろうと推測します。

阿部知代さんの年収は?

フジテレビのアナウンサー平均年収は、1,482万円という情報があります。平均年齢は若いでしょうから、阿部知代さんクラスの年齢では、いくらくらいの年収なのでしょうか。50歳から54歳の女性アナウンサーの年収が1,668万円前後という情報もあります。2007年にアナウンス室担当部長に昇格、現在はシニアコメンテーターという役職であれば、年収2,000万円程度はあるかもしれません。ニューヨーク駐在時代は部屋代も会社持ちだったとか。ファッションに凝り放題、エンターテインメント見放題も納得です。

阿部知代さんアナウンサーを引退して現在とこれから

画像は、阿部知代さんのツイートです。フリーになると、アナウンスだけでは食べていけません。人気のフリーアナウンサー加藤綾子さんもバラエティー番組などに出演したりしています。阿部知代さんも派手な面からバラエティー向きの雰囲気を持っていますが、アナウンサーからシニアコメンテーターに昇格した方ですから、フリーへの転身は考えていないように思います。アナウンス室からは引退しましたが、朗読劇やナレーションは現在も続けていますし、これからも「声をあげる仕事」は続けるのでしょう。


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