焼酎の水割りのおすすめの作り方を紹介します。焼酎の水割りのおすすめの作り方のポイントは焼酎と水の比率、分量、度数にあります。おすすめの焼酎と水の分量、比率を知る事で本来の焼酎の旨味を最大限に引き出し、グルメアイテムもプラスしながら焼酎の水割りを楽しみましょう!

焼酎の水割りおすすめの作り方完全ガイド!度数・分量・比率は?

目次

  1. 焼酎の水割りのおすすめの作り方とは?
  2. 焼酎の水割りにおすすめの水は?氷は?
  3. 焼酎の水割りを作る際の手順は?
  4. 焼酎の分類上の種類や度数の違いとは?
  5. 焼酎の度数と種類によって水割りの作り方が変わる?
  6. 焼酎の水割りの黄金比率とは?
  7. 焼酎と水の比率には個人差がある
  8. 焼酎の水割り「割り水」って何?
  9. 焼酎の水割りにおすすめのグルメアイテムは?
  10. 自分に合った焼酎の水割りで楽しみましょう!

焼酎の水割りのおすすめの作り方とは?

焼酎は日本酒と並んで日本を代表するお酒です。種類が豊富で米、麦、芋、、そば、黒糖等々…。焼酎の種類によってそれぞれ違った個性があり人によって好みも違ってきます。そして焼酎の飲み方にも色々あります。焼酎の味をダイレクトに楽しむストレートやオンザロック、とても寒い時期にはお湯割り、そして年間を通して焼酎の飲み方の中でも一番ポピュラーなのが水割りです。

実際に焼酎の水割りを作る場合、どうやって作ったらいいのか疑問に思った事はありませんか?例えば上司の居る飲み会やお客様の接待の際に上司やお客様に焼酎の水割りを作らなければならなくなったとしたらどうでしょうか。

家で飲んだり友人と飲んでる時に焼酎の水割りを自分の為に作る際には気にしていなかったとしても上司やお客様が見ている前で焼酎の水割りを作るとしたら迷ってしまう事もあるのではないでしょうか。その様な時に困らないように焼酎の水割りを美味しく頂く為の正しい手順や比率、分量、度数など、おすすめの作り方についてこれからおさらいしていきましょう。

焼酎の水割りにおすすめの水は?氷は?

焼酎の成分の7~8割は水だという事から伺えるように酒造りに欠かせないのが良質の水です。焼酎を作る際に使用されている水はミネラル分が少なく、しかも不純物の少ない良質の軟水です。実際に焼酎を製造しているのはどの様な場所なのでしょうか?

実際に焼酎を造る蔵がある地域には殆どと言ってもいいくらいに水質の優れた河川や地下水脈が存在しています。このことからも分かる様に出来上がった焼酎の水割りを作る場合にもミネラル分が少なく良質な軟水がおすすめです。

もしも硬水を使って焼酎の水割りを作るとどうなるかというと、硬水にはカルシウムやマグネシウム等のミネラル成分が多く含まれていてそれらのミネラル成分が焼酎の旨味成分と混ざり合う事で旨味を殺してしまいます。そうなればせっかくの焼酎の水割りが台無しです。例えばエビアン等のミネラルウォーターは外国製の硬水ですので使用してはいけません。

焼酎の水割りには国産の軟水を使用するのがお勧めです。では焼酎の水割りに使う氷はどうでしょうか。理想的なのは純氷です。純氷とは不純物のない透明な氷で、マイナス10度前後で48時間以上かけて凍らせた業務用の氷の事です。長時間かけて凍らせているので融ける時間も遅いというメリットがある氷です。

もしも純氷でない場合は水割りに使用する軟水を製氷容器に入れて冷蔵庫で凍らせて使用するのがいいでしょう。冷蔵庫の製氷機で作られる水道水の氷でもいいですが、消毒剤(塩素)が混じっている為に多少雑味が混じってしまいます。

焼酎の水割りを作る際の手順は?

それでは実際に焼酎の水割りを作ってみましょう。まず初めにグラスに氷を入れます。この時氷の分量はグラス並々ではなくグラス上部から氷1つ分下の位置まで入れます。理由は並々入れてしまうとかき回した際に氷がグラスから溢れて落ちてしまうからです。そして次に入れるのは水ではなく焼酎が先です。

焼酎が先の理由は水よりも焼酎の方が比重が軽い為です。水よりも軽い焼酎を後から入れてしまうとグラスの底まで沈みませんが、水を後から入れれば比重の軽い焼酎が浮き上がり水と満遍なく混ざり合うからです。理由は水よりも焼酎の方が比重が軽い為です。

水よりも軽い焼酎を後から入れてた場合にはグラスの底まで沈みませんが、水を後から入れれば比重の軽い焼酎が浮き上がり対流する事で水と満遍なく混ざり合うからです。この際に13回転半かき混ぜると良いと言われていますが、これは良くかき混ぜて焼酎を冷やすという意味合いです。

水を入れたらもう一度数回(3~4回)かき回します。これで美味しい焼酎の水割りが出来上がりです。アルコールに水が混ざると希釈熱が発生するので焼酎の水割りを作る際の理想はグラス、焼酎、水を全て冷やしてから使用することで希釈熱の発生が抑えられ、より美味しい焼酎の水割りを作る事が出来ます。

焼酎の分類上の種類や度数の違いとは?

焼酎は蒸留酒です。蒸留の方法には単式蒸留と連続式蒸留があります。単式蒸留の焼酎は乙類に分類され、主原料は麦、米、芋、そば、黒糖等で、アルコール度数が45度以下の焼酎になります。連続式蒸留の焼酎は甲類に分類され、主原料は糖蜜で、アルコール度数が36度未満の焼酎になります。

乙類に分類される焼酎は蒸留の過程がとてもシンプルなので主原料の風味が生かされており、一般的に「本格焼酎」と言われています。

甲類に分類される焼酎は複数の蒸留過程により不純物を出来る限り取り除いてアルコール分を抽出する製法なので無色透明で雑味のないクリアな焼酎に仕上がっています。それぞれの種類によって水割りのおすすめの作り方の分量、比率、度数が変わってきます。

焼酎の度数と種類によって水割りの作り方が変わる?

焼酎には甲類と乙類という大きく2つの分類があり、それぞれ異なる特徴があります。それぞれの特徴を生かす事でおすすめの水割りの作り方や飲み方が違ってきます。

甲類の焼酎は雑味が無くアルコール分のみがピュアに感じられる為、ただの水割りやロックで飲むよりも酎ハイやカクテルで飲むことで味の変化を楽しめます。乙類の焼酎は主原料の風味を楽しむ飲み方が向いていますので、水割りやロック、お湯割りなどの飲み方がおすすめです。

焼酎の水割りの黄金比率とは?

焼酎の水割りを作る際に黄金比率と言われる比率があります。その分量の比率は焼酎6:水4の割合です。これは水割りの「ロクヨン」と言われ、この比率で水割りにすればアルコール度数25度の焼酎の場合ですとアルコール度数は約15度になる事になります。一般的にこの分量の割合で水割りを作ると焼酎本来の風味を損なわずに口当たりも良くおすすめの飲み方だと言われています。

焼酎と水の比率には個人差がある

焼酎の水割りには「ロクヨン」と言われる黄金比率がありますが必ずしもロクヨンでなければダメという事ではありません。人には個人差があり、お酒の強い人や弱い人がいますのでその人によって合う比率が変わってくる場合もあります。

例えば焼酎5:水5の場合や、4:6、3:7の場合等、飲む人によって変えることでお酒が苦手だという人でも美味しく飲めるようになる事もあります。飲む人が無理せずに楽しく飲める比率がその人に合った黄金比率になるという事も知っておきましょう。

焼酎の水割り「割り水」って何?

焼酎の水割りのおすすめの飲み方に「割り水」という飲み方があります。「前割り」とも言われ、その名の通り焼酎を前もって水で割っておく飲み方の事を言います。割り方は6:4か5:5で水は国産の軟水ミネラルウォーターを使用するのがベストです。焼酎と水を良く混ぜ合わせたら3日~1週間常温で寝かせた後に冷蔵庫で冷やして飲んだり熱燗にして飲むのがお勧めです。

「割り水」をすることで水割りで飲む場合に比べてよりマイルドな口当たりになり美味しくなります。これは科学的にも証明されています。割り水をして数日寝かせておく事により1つ1つのアルコールの分子を水の分子が満遍なく包み込む事により口当たりがとてもマイルドで美味しい水割りが出来るのです。

焼酎の水割りにおすすめのグルメアイテムは?

焼酎の水割りを楽しむためのおすすめグルメアイテムを紹介します。まず乙類の焼酎の場合は焼酎の主原料の風味を殺さずに飲む方法の水割りやロック、お湯割りが基本ですが、麦焼酎をトマトジュースで割ったり、麦焼酎やそば焼酎をコーヒーで割ったり、芋焼酎の水割りにシナモンのスティックやパウダーを加えたりして楽しむのもお勧めです。

甲類の焼酎の場合には酎ハイやサワーにする飲み方がおすすめで、柑橘系との相性が特にいいのでグレープフルーツやすだちを絞って水で割ったり炭酸で割ったりして飲むのがおすすめです。

他にも氷の入ったグラスに焼酎を入れて冷えた炭酸水を入れたハイボールやシソ焼酎のロックに梅酒を加えたり普通のロックではなくグラスにクラッシュアイスを入れて焼酎をゆっくり注いで飲んだりそこにレモンやライムやカボス、ゆず等を入れたり牛乳で割ったりしょうがを入れたりお茶で割ったりオレンジジュースで割ったり等々…多彩なグルメアイテムをプラスして楽しめます。

自分に合った焼酎の水割りで楽しみましょう!

焼酎を楽しむ為に焼酎の水割りのおすすめの作り方やおすすめのグルメアイテムをプラスしたおすすめの飲み方を紹介してきましたが、人によって好みも違ってきますし焼酎の楽しみ方も多種多様です。自分に合った飲み方を探して焼酎を存分に楽しんで下さい。

焼酎好きの方は乙類の焼酎で焼酎本来の風味を楽しめる水割りやロック、時には嗜好を変えてグルメアイテムをプラスして楽しむのもいいでしょう。また、甲類の焼酎で酎ハイやサワーに様々なグルメアイテムを加えて味わうのもおすすめです。色々試しながら多種多様な焼酎グルメを楽しんで下さい。


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