数千種類あると言われているカクテルには、度数の低いものから高いものまで、さまざまです。カクテルを飲むときに度数に注意していますか。カクテルは美味しくて飲みやすいものでも、度数が高いものがあります。初心者向けから注意するものまでを一覧にしました。

目次
カクテルについて
カクテルはベースとなるお酒になにかを混ぜたものになります。どれも飲みやすく美味しいので、あまりお酒を飲まれない方も、楽しめますよね。でもベースとなるお酒のアルコール度数が高いものが多いので、自分が思っているより酔ってしまいます。

ベースとなるお酒の割り方にもよりますが、初心者のかたは、まず度数の低いカクテルから試すのがよいでしょう。度数が違うものを甘口から辛口までまとめてみましたので、参考にしてくださいね。とても飲みやすいのに度数が危険なほど高いものも紹介しますので、勧められたさいには、注意してください。
初心者におススメ!度数の低いカクテル一覧【甘口1】
カルーアミルク
カルーア(コーヒのリキュール)を牛乳で割ったカクテルです。牛乳で割っていますので、初心者にはとても飲みやすいカクテルです。カルーアが多いと度数も高くなりますが、アルコールに弱いかたは、牛乳を多めで頼むと度数も低くなりますよ。
ゴールデンアップル
リンゴの香りがほのかに香る「ブラーポモードノルマンディ」をリンゴジュース・オレンジキュラソーで割ったカクテルです。度数も低いので女性にも人気のカクテルです。リンゴジュースをウォッカで割ると「ビッグアップル」というカクテルになりますが、こちらは度数が高いので注意してくださいね。
ベリーベリーミルク
4種類のベリー(いちご・ブルーベリー・フランボワーズ・カシス)を混ぜて造られた「クレームカルテット」というリキュールを牛乳で割ったカクテルです。ただのいちごミルクのようですが、4種類のベリーの味がしっかりして、度数の低いとても美味しいカクテルです。
初心者におススメ!度数の低いカクテル一覧【甘口2】
ミモザ
春になるといい匂いのする黄色い花をつける「ミモザ」から名前がついたカクテルです。シャンパンをオレンジジュースで割ったものですので、名前のとおり、黄色いキレイなカクテルです。シャンパンが好きなかたにはとくにおススメします。
モーツァルトアイスクリーム
オススメ!もうすぐバレンタインという事で、チョコレートリキュール(モーツァルト)アイスクリームです。たった今おいしくいただきました❤ pic.twitter.com/ntffbC5L
— Coffee&Bar BIGHORN (@barbighorn) January 21, 2013
音楽家の名前がついた、モーツァルトチョコレートリキュールを、アイスクリームの上にかけた、ちょっと変わったカクテルです。リキュールの量によりアルコール度数は変わりますが、食事の後に食べるとすっきりと美味しいので初心者にはおススメです。
フローズンカンパリオレンジ
カンパリオレンジはよく聞きますよね。フローズンカンパリは、カンパリにオレンジジュース・氷をミキサーにかけたカクテルです。オレンジジュースにカンパリがはいるので、さわやかな味になります。暑いときにはこれを飲むとスッキリしますよ。
中甘から辛口の低い度数のカクテル一覧
レッドアイ
トマトジュースを入れたグラスにビールを注ぐ、ビールベースのカクテルです。ベースがビールですので、度数は低く、2度くらいですので、安心して飲めますよね。ビールとトマトジュースは想像するより美味しいですよ。セロリで混ぜながら飲むとよいでしょう。
パライソオレンジ
「パライソ」はライチのリキュールです。それをオレンジジュースで割ったものが「パライソオレンジ」になります。グレープフルーツで割ると「パライソグレープフルーツ」ですが、どちらも度数は低いので、お好きなほうをお選びくださいね。
度数が普通の甘口カクテル一覧
アイリッシュコーヒー
アイリッシュウィスキーを珈琲で割り砂糖と生クリームがはいるカクテルです。甘くてとても美味しいのですが、ウィスキーベースですので、度数は少し高めの18度くらいになります。
エンジェルキス

「天使のキス」というカクテルは、カカオのリキュール「クレームドカカオ」に生クリームを浮かべ、甘くて赤いさくらんぼをグラスに渡した可愛いカクテルです。甘さに似合わず度数は21度くらいになります。
アンバサダー
🍷BAR LUSTER
— ぱだわん (@padawan2106) June 5, 2017
(っ'-')╮ =͟͟͞͞🎯ブォン
1人に付き…ダーツを5ゲーム以上プレイしたら…
1ドリンクサービス🥃(限定あり)
🍸今日のカクテル
🍹アンバサダー
🍷酒言葉『好感』
テキーラサンライズに似てますが…
グレナデンではなくガムシロを入れてます🤗 pic.twitter.com/z5Y4tqanuy
テキーラをベースに、オレンジジュース・シュガーシロップが入っているカクテルです。飲みやすいので、食後でもデザート代わりにも飲むことができます。テキーラがベースになっていますが、度数は少し低い12度くらいでしょう。
度数が普通の中甘から辛口のカクテル一覧
モスコミュール
ウォッカにライムジュースとジンジャーエールを混ぜて、ライムのスライスを飾ってあるカクテルです。ベースであるウォッカをテキーラやラム。ジンやウィスキーに変えると名称は変わりますが、どれもライムがさわやかなカクテルです。
モヒート
ミントとライム・砂糖を潰したものに、ラムを入れたカクテルです。ヘミングウェイがとても好きだったという、モヒートはミントの香りがするさっぱりとしたカクテルです。次々と飲めるような飲みやすいカクテルですが、度数は少し高めですので注意が必要です。
ソルティドッグ
カクテルと飲まないかたでも名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。グラスの縁に塩がついている「スノースタイル」のカクテルです。ベースはウォッカで、それにグレープフルーツジュースが入りますので、どなたにでも飲みやすいカクテルです。
高い度数の甘口から中甘カクテル一覧
カミカゼ
「神風特攻隊」の名前がつけられたカクテルです。ウォッカにコアントロー・ライムジュースで造られます。ライムが入っていますので、口の中はすっきりしますが、使用されるウォッカにより度数が高いので、注意してくださいね。
マンハッタン

ウィスキー(ライ・バーボン・カナディアン)にスイートベルモット・アンゴスチュラビターズが入った、透き通った赤がキレイなカクテルです。マンハッタンに太陽が落ちる夕暮れをイメージして造られた「カクテルの女王」と言われています。少し苦味のある大人っぽいカクテルです。度数が28度と高いので飲みすぎないようにしてくださいね。
ニューヨーク

オレンジ色っぽい赤のカクテルです。ウィスキー(ライ・バーボン)にライムジュース・グレナデンシロップ・オレンジピールで造られた「マンハッタン」より少し甘いカクテルです。度数も28度高いですがウィスキー好きのかたにはおススメです。
高い度数の辛口カクテル一覧
サイドカー

単車の横に車がついている「サイドカー」をご存じですよね。その名がついたカクテルです。ブランデーにホワイトキュラソー・レモンジュースが入ります。ベースがブランデーですので初心者や女性にもとても飲みやすいカクテルですが、度数が30度と高いので、気づかずに飲むと危険です。
ゴッドファーザー
ウィスキーにアマレット(杏が使われいるリキュール)を混ぜたカクテルです。どちらも度数が高いお酒が使われていますので、度数は35度くらいになります。ウィスキーをウォッカに変えると「ゴッドマザー」になりますが、こちらも高い度数ですので、気をつけてください。
マティーニ

「マンハッタン」がカクテルの女王で「マティーニ」はカクテルの王様と呼ばれています。初心者でも知っているほど有名ですよね。オリーブが入ったカクテルを一度は飲んでみたいと思いますが、ジンとドライベルモットで造られていますので、度数が35度と高くなります。アルコールに弱いかたにはおススメできません。
勧められると危険!度数の高いカクテル一覧
アースエイク

ウィスキー・ドライジン・アブサンで造られています。アブサンは薬草のリキュールですが、度数がとても高く70度前後のものが多いので、それで造られたカクテルは、飲むと地震が起きているようになるから名づけられました。味は辛口で、香りが強いので、度数以外でも飲むのにちょっと勇気がいるカクテルです。
アラスカ
薬草で造られた「リキュールの女王」と言われるシャルトリューズ(ジョーヌ)とドライジンを混ぜたカクテルです。薄い黄色がキレイなカクテルですが、辛口でクセがあり度数は43度と高いです。シャルトリューズのヴェールを使用すると「グリーンアラスカ」というカクテルになりますが、より度数が高く49度になるので、ちょっと飲むのも危険ですよね。
デスインザアフタヌーン
ヘミングウェイが「午後の死」と名付け考案したカクテルです。シャンパンベースにアブサンが入りますので、クセはありますが、美味しいカクテルです。度数は30度くらいですが、アルコールに強いかたも飲みすぎないようにしてくださいね。
ロングアイランドアイスティ
紅茶を使わないのに紅茶の味がするカクテルです。ラム・ウォッカ・テキーラ・ドライジン・グランマルニエ・レモンジュース・砂糖・コーラといろいろ入っているカクテルで、飲みやすくとても美味しいカクテルですが、度数が25度以上ありますので、女性でアルコールに弱いかたは、勧められても飲むのは止めてくださいね。
好みのカクテルを見つけよう
甘いカクテルや辛いカクテル、度数の高いもの低いものと紹介しました。バーに行ったら飲んで見てくださいね。カクテルはベースだけ変わったり、ベース以外の量が少し変わるだけで名前も違ってきます。度数の低いものから試してみて、ぜひお気に入りのカクテルを見つけてください。バーに行くのが楽しくなりますよ。

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