チェスターコートにマフラーを合わせると、色の選び方や巻き方次第でコーディネートのバリエーションがさまざまに広がります。フォーマルな場面でもビジネスシーンでも、メンズをおしゃれに演出するチェスターコート。マフラーで活きるおすすめのスタイルについて、紹介します!

チェスターコートにマフラー!巻き方やビジネスに合うメンズスタイル

目次

  1. コートが印象を左右する?
  2. オンオフに通じるチェスターコートとマフラーのコーデ
  3. マフラーの巻き方でチェスターコートを引き立たせる
  4. メンズスタイルにぴったりなチェスターコートとマフラー
  5. チェスターコートよりマフラーばかり目立たない巻き方を
  6. 見え方が違うチェスターコートとマフラーのカラーコーデ
  7. おしゃれなチェスターコートにマフラーと加えるアイテム
  8. チェスターコートとマフラーでビジネススタイル
  9. 先入観は捨てて!チェスターコートにマフラーは必須?
  10. バリエーションを楽しもう

コートが印象を左右する?

外へ出る際に身につけるコートは、その人の印象を大きく変えるもの。第一印象を決めるといっても過言ではありませんから、しっかりしたものを選びたいところです。確かに寒いときにその寒さをしのぐためなど、防寒着としての役割も重要なもの。

ですがたとえばフォーマルな場へ出かけるときに、とにかくあたたかくしたいということだけを考えて着込むばかりでは場違いな雰囲気になってしまいます。もちろんコートを手がけているブランドなどでもそれは考えていて、実用性とファッション性が両立するようなアイテムはたくさんあります。そこでおすすめのアウターが、チェスターコート。

最近は女性の間でも流行しているのですが、元々はメンズ用のアイテムとしてスタートしたものです。チェスターコートも着こなし次第で印象が大きく異なるものであり、たとえばダブルブレストのチェスターコートは着慣れない人ですとインナーやボトムスをうまく合わせなければ重厚感が強くなりすぎおすすめではありません。

オンオフに通じるチェスターコートとマフラーのコーデ

チェスターコートは元々、メンズでもかなりのボリュームがあるアウター。ですから大前提として、チェスターコートを着こなす上ではスリムなボトムスをチョイスすることがおすすめです。どちらにもボリュームがあっては、服に着られている感が出てきてしまうのです。

また、チェスターコートにはある程度の身長があるメンズでなければ似合わないというイメージも。ですがこれも、元々チェスターコートは膝丈ぐらいの長さがありますから、上半身が主張しすぎてバランスが良くないためのことです。身長と合ったチェスターコートであれば、合わせるマフラーなどによって十分おしゃれな仕上がりになります。

そんなチェスターコートはゆったりとしたシルエットをつくることが特徴である一方、首まわりが空いた感じに。ですからそこをどう見せるかということも、メンズファッションのポイント。そこで、上にマフラーを巻くわけです。マフラーとチェスターコートは相性が良くフォーマル、カジュアルを問わず合わせることができおすすめのスタイルです。

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マフラーの巻き方でチェスターコートを引き立たせる

チェスターコートの首元をマフラーでカバーすると、マフラーのある首元もボリューミーになります。すると人の視線はマフラーにも向くようになり、自然とメンズのスタイルもよく見える視覚効果があるのです。マフラー以外でもスタイルを演出することはできますが、防寒という実用性も考えるとやはりマフラーがおすすめ。マフラーの巻き方にも、ひと工夫してみましょう。

実用的な巻き方、おしゃれを重視した巻き方もありセンス次第でチェスターコートがより引き立ちます。それほど寒さが感じられない秋のうちからでも、マフラーをゆるく首にかけるだけで必要以上に首まわりをあたためない巻き方となります。また、マフラーを肩から垂らすだけの無造作な巻き方もおすすめ。マフラーの垂らした部分をアレンジして、バリエーションを出すのです。

防寒具のマフラーとしてはそぐわない巻き方ですが、メンズファッションに取り入れるマフラーの巻き方としては基本です。シックなマフラーの垂れた部分をコートの中へ入れるとビジネスシーンにも違和感がありませんし、チェスターコートの外側へマフラーを垂らせば崩した仕上がりになります。チェスターコートの襟を立て、そこにマフラーの垂らした部分をはさんでみてもおしゃれ。

メンズスタイルにぴったりなチェスターコートとマフラー

秋や春、そこまで防寒を意識しなくて良い時期には薄手のチェスターコートを選びたいところ。そこに大きなマフラーをチョイスして、外側へ垂らした巻き方をするとリラックスしたコーディネートになります。あくまでおしゃれを意識したマフラーの巻き方ですから、メンズファッションとしては軽めの素材を使ったマフラーを選んでこだわりたいものです。

一方真冬であれば、チェスターコートは厚めのものを選ばなければならない印象もあります。ですがマフラーやインナーをあたたかいものにすれば、何がなんでもということはありません。もちろん、マフラーはしっかり巻きます。

チェスターコートのワンポイントでもあるクラシックなラベルをアピールしたいときは、小さめのマフラーを合わせるとおすすめ。大きなマフラーですとせっかくのラベルが隠れてしまいますから、首元をマフラーであたためつつファションにもこだわるわけです。組み合わせたときの見え方をイメージして、マフラーを選びましょう。

チェスターコートよりマフラーばかり目立たない巻き方を

マフラーをチェスターコートに合わせるときはインナー、ボトムスとの相性も考えなければなりません。ただただマフラーをぐるぐる巻いているだけでは、センスがなく男性に向いていません。たとえばタオルをかけるように首へマフラーをかけ、マフラーの垂らした部分を胸の前で交差させてチェスターコートやインナーの内側へ入れればよりおしゃれになります。

あくまで、マフラーが目立ちすぎてはいけないのです。マフラーの巻き方については何十種類もあり、全部をマスターすることは到底無理。実はメンズモデルが被写体になっているような写真でもそれほど複雑なマフラーの巻き方はあまりされていず、正直マフラーの巻き方にこだわりすぎることはマフラーへの注目ばかりを高めるため向いていないのです。

ちなみに女性がよく似合う「シンプルクロス」というマフラーの巻き方は、スレンダーな男性がマフラーを巻くときにチョイスするとマッチします。チェスターコートを含め、全体の服装にマフラーをマッチさせることが大切です。

見え方が違うチェスターコートとマフラーのカラーコーデ

チェスターコートとマフラーとのバランスを整えるにあたっては、ファッションアイテムとしての相性も考えなければなりません。コートとマフラーの色の組み合わせ、つまりカラーコーデも大切な要素です。コートとマフラーを同系統の色で合わせれば、統一感が生まれます。

たとえばブラックやホワイト、グレーといったモノトーンを意識してチェスターコートとシックなマフラーという組み合わせ。コート、マフラーのバランスも良いものになります。またチェスターコートに明るいグレーのマフラー、スウェットパンツを合わせればカジュアルなシーンに最適。全体を落ち着いたカラーでまとめればマフラーが映え、普段着として重宝されます。

グレーのチェスターコートには、チェックのマフラーでビジネスにもカジュアルにもマッチするもの。ネイビーのチェスターコートに対してはブラックやワインレッドのマフラーも合い、ビジネスにも通用する渋みがにじみ出ます。

おしゃれなチェスターコートにマフラーと加えるアイテム

着こなしをよりおしゃれにするには、チェスターコートとマフラーに加えてボトムスへのこだわりもポイントになります。シルエットが細く見えるパンツを選ぶことがベターであり、チェスターコートとマフラーに調和する色のことも考えなければなりません。

また、マフラーとコートに靴も渋みのある同系色を取り入れると落ち着いた印象が増します。インナーも含めて紺色の系統であれば、赤系のマフラーを合わせることでアクセントに。コートとマフラー以外のアイテムに対する気遣いを忘れず、見え方を意識することが大切です。

マフラーの下からスーツやネクタイが見えれば、ビジネス中のメンズであるという雰囲気にもつながります。バッグを持っているときには、その色にもこだわることでさらにコーディネートの完成度が上がります。

チェスターコートとマフラーでビジネススタイル

チェスターコートとマフラーをベースにしたビジネススタイルと考えると、やはりスーツスタイルが基本。靴やネクタイ、そのほかの小物もポイントになります。

コートの色としてはネイビーやグレー、ブラックなどがビジネスマンとしての雰囲気を出します。マフラーについても、ビジネスマンらしさが失われないようにするには同じようにシックな色がおすすめ。たとえばネイビーのチェスターコートにシックなデザインのマフラーが見えるコーデは、ビジネスシーンにマッチします。上から見えるマフラーが、ネクタイ代わりのようになるのです。

もちろんマフラーの下からネクタイが見えても、ビジネススタイルらしさが強調されます。そのほか腕時計やビジネスバッグ、ポケットのスケジュール帳などもポイント。同じコートとマフラーを組み合わせるとしても、そのほかのアイテムで雰囲気は大きく変わります。

先入観は捨てて!チェスターコートにマフラーは必須?

胸元の空いているものが多いチェスターコートは、マフラーでその「隙間」を埋めることが良い着合わせ。もしも別のかたちでコーディネートしたいという場合は、開いているVゾーンを活かすように意識することがポイントになります。

たとえば中でハイネックのセーターを合わせれば、視線が集まるポイントも分散されます。セーターの色はブラックやホワイトが無難で、そのほかにレッドやブルーなどでチェスターコートとのコントラストを際立たせることもおすすめです。

また、マフラーの代わりにストールを使ってみても良いでしょう。マフラーやストールでも暑さが感じられるときには、シルバー系のネックレスなどをつけることも一手。そのほかラフな着こなしを徹底するのであれば、あえてインナーを胸元のゆとりがあるものにするアイデアもあります。

バリエーションを楽しもう

チェスターコートにマフラーを合わせたコーデについては、インナーなどの組み合わせも考えればバリエーションが無限であるということもできます。マフラーの巻き方を少し違ったものにするだけで、フォーマルにもカジュアルにも通用するのです。

日によって寒さ対策のアイテムとして、おしゃれな雰囲気を出すためのものとして使い分けましょう。マフラーをチェスターコートに加えて、幅広くメンズファッションを楽しみたいところです。もちろんカラーラインナップを充実させることでも、さらに組み合わせを楽しむことができます。

チェスターコートにマフラー、トップスやボトムスの色も考えていけばたとえ一着のコートしかなくてもさまざまな着こなし方があります。メンズスタイルには、固定観念にとらわれない自由な発想が物を言うのです。


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