メジャーエンブレムはデビューから引退までわずか7戦と少ないですが、阪神ジュベナイルフィリーズやNHKマイルカップを勝ち、女王として君臨した競走馬です。今回はそんなメジャーエンブレムの血統背景や現役時代の軌跡を見ていきます。

メジャーエンブレム引退までの軌跡!ジュエラーと並ぶ牝馬最強馬!

目次

  1. メジャーエンブレムはG1を2勝した名牝!
  2. 競走馬デビューを果たすまでのメジャーエンブレム
  3. 競走馬デビューを迎えたメジャーエンブレム
  4. 3連勝をかけアルテミスSに挑んだメジャーエンブレム
  5. メジャーエンブレム 2歳女王戴冠への挑戦
  6. メジャーエンブレムが見せつけた女王の走り
  7. 戦前から3強対決と話題になっていた桜花賞
  8. 桜の舞台で3強いざ激突!
  9. オークスではなくNHKマイルカップに向かうメジャーエンブレム
  10. 母として期待されるメジャーエンブレム

メジャーエンブレムはG1を2勝した名牝!

メジャーエンブレムという馬をご存知ですか?3歳春のNHKマイルカップが引退レースとなってしまいましたが、2~3歳時に牝馬路線の王道を突き進んだ牝馬です。今回はそんなメジャーエンブレムがNHKマイルカップを勝ち、その後引退するまでの軌跡を見ていきます。

メジャーエンブレムはどんな馬?

メジャーエンブレムは父ダイワメジャー、母キャッチータイトル、母の父オペラハウスという血統の牝馬で、2013年3月26日に安平町のノーザンファームで生まれました。父ダイワメジャーはその父サンデーサイレンス、母スカーレットブーケという血統で、現役時代は皐月賞や天皇賞秋、マイルチャンピオンシップ連覇など輝かしい成績を挙げた種牡馬です。

母のキャッチータイトルはその父オペラハウス、母タイトルドという血統でメジャーエンブレムと同じくサンデーレーシングのクラブ馬として1口40万円×40口の1600万円で募集されました。現役時代は20戦5勝の成績で、オープンクラスまで上がる活躍を見せていました。

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競走馬デビューを果たすまでのメジャーエンブレム

ノーザンファームの生産馬は成長してくると、ノーザンファームやノーザンファーム空港にそれぞれあるきゅう舎へとわけられ、馬の個性に合った調教が行われるのですが、メジャーエンブレムが所属していた空港A-3きゅう舎の関係者はメジャーエンブレムを最初に見た時に、牝馬らしくなく馬格があって、父のダイワメジャーが強く出ているようで馬体減りの心配もないという印象を持ったそうです。

所属することになっていた美浦の田村康仁調教師とも相談し、早めの入きゅうを目指すことになったメジャーエンブレムですが、仕上がりの早さと同じくダイワメジャーの牝馬によく見られるテンションの高さに注意した調教が積まれることになります。

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競走馬デビューを迎えたメジャーエンブレム

サンデーレーシングのクラブ馬として50万×40口の2000万円で募集されたメジャーエンブレムは、2015年6月14日、東京競馬場で行われた2歳新馬戦で競走馬デビューをします。ルメール騎手を背に、1番人気に支持されたメジャーエンブレムはいいスタートから逃げ馬を見る形での3番手でレースを進め、直線入り口では早くも先頭に立つと外からプランスシャルマンに並ばれますが、抜かせず勝利を収めます。

続く9月に行われた500万下レースのアスター賞でも1番人気に支持されたメジャーエンブレムは、ここでもまずまずのスタートを決め、前に行く馬が多かったため5~6番手から前を見る形でレースを進めると3コーナーからポジションを上げ、直線入り口では早くも先頭に立つと、その差は詰まるどころか広がっていき、2馬身半の差をつけて連勝を飾ります。

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3連勝をかけアルテミスSに挑んだメジャーエンブレム

メジャーエンブレムは11月に行われる牝馬限定のG3であるアルテミスSで重賞初挑戦に挑みます。連勝中なこともあり、1番人気に支持されたメジャーエンブレムでしたが、好位の外側を進んでいたものの行きたがってしまい、そのまま行かせる形で先頭に立つと、そのまま直線でも逃げ切りを狙いますが、道中行きたがった影響が響いたのか、最後にデンコウアンジュにクビ差差され、2着に敗れてしまいます。

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メジャーエンブレム 2歳女王戴冠への挑戦

アルテミスSでは2着に負けたものの敗因ははっきりとしていて、差もわずかだったことからメジャーエンブレムは12月に阪神で行われる牝馬限定のG1、阪神ジュベナイルフィリーズへと出走することになります。同世代の有力牝馬が多く揃うレースでしたが、メジャーエンブレムはここでも単勝2.2倍の1番人気に支持をされます。

絶好のスタートを切ったメジャーエンブレムは無理なく先頭に立ち、1度は外からハナを奪いに来たキリシマオジョウに行かせますが、スピードの違いからか残り600mで先頭を奪い返すと、長い直線では後ろを引き離し、2着に2馬身をつける完勝劇で2歳女王の座に輝きます。この勝利が鞍上のルメール騎手はJRA移籍後初、そして田村きゅう舎にとっても初めてのG1制覇となりました。

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メジャーエンブレムが見せつけた女王の走り

阪神ジュベナイルフィリーズの勝利で最優秀2歳牝馬に輝いたメジャーエンブレムは、桜花賞に向けてのステップをトライアルレースではなく、2月に東京競馬場で行われるクイーンカップに定めます。NHKマイルカップや安田記念と同じ舞台となる東京競馬場の芝1600mは、スピードだけでなくスタミナも要求されるコースと言われています。またトライアルの多くが関西で行われるため、輸送を避けたかったという見方もされました。

単勝1.3倍という圧倒的な人気に支持されたメジャーエンブレムは、ここでも好スタートから先頭に立つと直線に入ってもまだ楽な手ごたえのままルメール騎手の手は動かず、残り300m付近からようやく追い出されると後ろとの差はさらに広がり、ゴールではその差は5馬身と広がって、女王の貫録を見せつけるレースとなりました。

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戦前から3強対決と話題になっていた桜花賞

2歳女王として圧倒的な走りを見せていたメジャーエンブレムでしたが、桜花賞前に2頭のライバルが現れ3強対決と目されることになります。1頭目はジュエラーで、ヴィクトワールピサ産駒のこの馬は新馬戦を勝つと、格上挑戦となったシンザン記念でも前々の競馬となる中で、外から一気に追い込み1着馬にクビ差まで迫った2着となり、続くチューリップ賞でもシンハライトの2着となっていた馬でした。

もう1頭はディープインパクト産駒のシンハライトで、こちらも新馬戦を勝つと続く紅梅Sでも中団後方から差し切り連勝を収め、3戦目となったチューリップ賞では中団後方から直線でジュエラーと併せ馬の形で飛んできて、ジュエラーをハナ差競り落として3連勝で重賞制覇を飾り、桜花賞路線に名乗りを上げていました。

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桜の舞台で3強いざ激突!

そして迎えた4月10日、桜が咲き誇る阪神競馬場で行われた桜花賞は、メジャーエンブレムが単勝1.5倍で1番人気、シンハライトが4.9倍で2番人気、ジュエラーが5倍で3番人気、4番人気以下は22倍以上と大きく離された3強対決となりました。

スタートはそこまでよくなかったメジャーエンブレムはここ数戦で取っていた逃げのスタイルが取れず、6~7番手の内側を通り、シンハライトは1頭挟んだ外から進み、ジュエラーは後方2番手からじっくりと末脚を溜めて直線にかける作戦を取ります。前半800mは47秒1と平均ペースで流れる中、メジャーエンブレムはシンハライトと並ぶような感じで最後の直線を迎えます。

直線は末脚比べとなった桜花賞

直線で外に進路を取ったシンハライトに対し、メジャーエンブレムは内に進路を取り、一瞬他馬と接触する感じになりながらも前が開いてからは懸命にルメール騎手が追い出します。外からシンハライトが抜け出して先頭に立ち、メジャーエンブレムはそれを追いかけますが、その差はなかなか詰まらず、さらに大外からジュエラーが末脚を伸ばして飛んできます。

ゴール寸前ではチューリップ賞のようにジュエラーとシンハライトの馬体が合わさる形となり、並んでゴールに飛び込みます。一方のメジャーエンブレムは外からアットザシーサイドに差され、4着と初めて馬券圏内を外すレースとなってしまいます。接戦の結果はジュエラーが桜の女王の座に輝き、シンハライトはハナ差で敗れ連勝がストップする形になりました。

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オークスではなくNHKマイルカップに向かうメジャーエンブレム

桜花賞でまさかの4着に敗れたメジャーエンブレムの次走は、オークスではなくNHKマイルカップになります。これは父ダイワメジャーが2400mよりも1600mのほうが適性が高い事もあったと言われています。桜花賞では敗れたものの、クイーンカップで圧勝を決めた舞台でもあり、単勝2.3倍の1番人気に支持されたメジャーエンブレムはNHKマイルカップで女王復権を狙います。

小細工なし! ハイペースの逃げからみせた女王の走り

絶好のスタートではなかったものの、ルメール騎手が押してハナを奪いに行ったメジャーエンブレムはシゲルノコギリザメを抑えて先頭に立ち、クイーンカップと同じように逃げを打ちます。しかし先頭争いを競り合いながら逃げたため、前半の600mが34秒3というハイペースの逃げになりましたが、そのまま先頭を守って最後の直線へと向かっていきます。

しかし直線で他の騎手が必死に馬を追う中、メジャーエンブレムのルメール騎手の手はまだ動かず、残り300m過ぎから追い出されたメジャーエンブレムは2着以下を突き放しにかかります。最後はさすがに少し脚が鈍るも、大外から追い込んできたロードクエスト以下を3/4馬身差をつけて振り切り、G1.2勝目を果たすとともに、NHKマイルカップの舞台で女王は再び光り輝くことになります。

アクシデントが重なりまさかの引退となる

夏場をノーザンファーム天栄で休養に充て、秋は紫苑ステークスからの始動が予定されていたメジャーエンブレムでしたが、筋肉に痛みが出て、ノーザンファーム空港に戻りますが蹄も痛めるなどのアクシデントが続き、一向に回復傾向が見られなかったため、競争能力喪失と見られNHKマイルカップを最後に引退となってしまいます。

ライバルで、オークス馬となったシンハライトもローズSを勝利後に屈腱炎を発症して引退しており、その後桜花賞馬ジュエラーも秋華賞4着後休養していたものの、翌年3月に骨折が判明し引退と、桜花賞の3強がすべて古馬となって走ることなく引退という事態になってしまった年でもありました。

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母として期待されるメジャーエンブレム

今回はわずか7戦という短い競走生活だったものの、その強さは誰もが認めるところとなっていたメジャーエンブレムについてご紹介してきました。初仔が2018年2月11日現在生まれたという話は出ていませんが、軽快なスピードでターフを駆け抜けた母のような活躍する馬を送り出すことが期待されています。


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