男女共にヘアスタイルの強い見方のヘアスプレー。そんなヘアスプレーですが、飛行機で旅行に行く際、持ち込み方迷ったことありませんか?機内持ち込みか?それとも荷物に入れて預けるのか?そこで今日は飛行機に乗る際のヘアスプレーの持ち込み方法徹底に解説しちゃいましょう。

目次
どうして?飛行機に持ち込めないものがある理由

なぜ飛行機には持ち込み不可なものがあるのでしょうか?搭乗口での金属探知機や荷物チェック、それらは何故行われるのでしょうか?日常的に安全に使っている物でも、飛行機に持ち込めない物があるなどよく聞くと思います。それはいったい何故なのでしょうか?地上では安全で何気なく使っているのもでも、空の上では「危険物」になる事もあるからなのです。

危険物とされるものは全て持ち込みはできない事になっています。テロや空の安全を守るため規約されています。規約も年々変更や更新したりする場合もありますが、ここでは現在の規約について、またスプレー缶についてみていきましょう。ではまず、具体的に「危険物」とはどんなものなのか確認していきましょう。
飛行機に「危険物」は持ち込み不可!具体的内容と注意点

飛行機内持込用荷物、預ける用荷物、共に持ち込みができないのは、爆発や破裂のおそれがあるものや、燃えやすいものや毒物などです。また、ガスボンベやスプレー缶も何か起きた時に、爆発や破裂の可能性があるため不可になります。また、液体バッテリーや漂白剤、カビとり剤ももれてしまった場合に危険なので不可になります。
飛行機内持ち込み不可なスプレー缶の種類

上記にてスプレー缶は危険物だとお話しましたが、このスプレー缶、実は種類があったのです。全てのスプレー缶が機内持ち込み不可ではなかったのです。では、具体的にどのようなスプレー缶が持ち込み不可なのか確認していきましょう。

完全に飛行機内持ち込み荷物でも預ける荷物も不可なのが、催眠スプレーや塗料スプレーやパンクの修理用スプレーです。またガスの場合ですと、カセットコンロで使用するガス、キャンプの際に使用するガス、ライターに補充する際のガスになります。
飛行機の預け入れは可能なスプレー缶の種類

飛行機内持ち込み用荷物として客室内には持ち込めませんが、預け入れなら持ち込めるスプレー類もあります。スポーツ用品・日用品のエアゾール、や滑り止め、防水、静電気防止スプレーなどは預けることができます。注意点として、引火性のないもの、毒性のないもの、腐食性のないもののみ可能です。
エアゾールとは?

ここでエアゾールについて説明いたします。エアゾールという名前はあまり聞きなれないかと思いますが、液化ガスや圧縮ガスの力により液体を容器から放出される構造の物をエアゾール、あるいはエアゾール製品と言います。なので、スプレー缶=エアゾールと言えます。
ヘアスプレーとは何なのか?

ヘアスプレーはいったい何なんでしょうか?エアゾール缶の中にガスと整髪成分やオイルの成分、アルコールが溶解された原液が入ったもので、ガスの力で外に霧状になって溶液が出てくるものです。
ヘアスプレーはどの部類なのか?

ヘアスタイル維持に欠かせないヘアスプレー。ではヘアスプレーは上記のスプレー缶のどの部類に入るのでしょうか?具体的に見ていきましょう。ヘアスプレーは化粧品、医薬部外品の部類に分けられるため、実は飛行機内に持ち込むことが可能です。ですが、飛行機内に持ち込めるからといって、大きなスプレー缶を持ち込むことはできません。

ヘアスプレー缶を持ち込む注意点として、100ml以下で、容器に入れ、その容器を1L以下の透明の袋に入れれば持ち込み可能との事です。その他に、虫さされ・かゆみ止めスプレー、制汗スプレー、除菌スプレー、冷感スプレーも100ml以下なら持ち込み可能とのことです。
ヘアスプレーは飛行機に預ける用荷物として預けることは可能なのか?

ヘアスプレーの預け入れは可能のようです。各飛行機会社によって多少の規定は異なりますが、預け入れで持っていくことは可能なので飛行機内に持ち込みをするより、スーツケースに入れたほうが100ml以下など気にしなくていい分、気楽かもしれません。どうしても機内に持ち込みたいという方は100mlを守って持ち込みしてください。

また、預ける用の荷物に入れる場合の注意点として、1容器あたり0.5kg以下、1人2kgまでとなっています。預ける場合も注意が必要なので気をつけましょう。
飛行機内にヘアスプレーを持ち込んだら破裂するのか?

ヘアスプレーを持って、いざ、飛行機に乗るぞ!と思っても飛行機の中でヘアスプレーが破裂するのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。ですが、安心してください。飛行機での気圧の変化では破裂しないとのことです。なので安心して機内へ持ち込んで下さい。また、預け入れ荷物の方でも破裂はしないそうなので安心して荷物に入れて預けてください。
破裂とは?

ここで破裂について少し説明いたします。破裂とは容器の中の圧力によって激しく裂けてそのものが壊れることをいいます。一般的に使われるのは、「ガス管が破裂した」「水道管が破裂した」など本体も壊れてしまう程の事を破裂というようです。
ヘアスプレーは海外で購入できるのか?

ヘアスプレーを飛行機内または預けて持っていく事が不安な方は海外で購入することも可能です。注意点として日本と同じものが売っていない場合があります。ですが、海外にもヘアスプレーは売っています。なので海外で買う、または免税店で購入するなど可能です。
ヘアスプレー以外のヘアスタイルキープ方法
預かり荷物で持っていっていいと言われてもやはり怖い!ヘアスプレーを持ってい行くのをやめようと思っている方もいるかもしれません。ではそこでヘアスタイルキープにヘアスプレー以外でどのような物があるのでしょうか。

今、多く出ているのがヘアワックス。ヘアワックスはいろいろな種類があり、ヘアスタイルによって使用するヘアワックスの種類を変えるなど多種多様な使い方ができます。

ヘアワックスと言っても、キープ力もさまざまで、自然体なキープ力のワックス、しっかりとセットできるキープ力の高いヘアワックスなどもあります。スプレーの代わりとしてヘアワックスを持っていくのもひとつの手ですが、実はヘアワックスにも注意点があるのです。

ヘアワックスを飛行機内に持ち込もうとした場合こちらもヘアスプレーと同じように100ml以下の容器で、その容器を1L以下の透明の袋に入れなくてはならないのです。なぜ?と思う方もいるかと思いますが、ヘアワックスは「液体」に分類されるため飛行機内持ち込みに制限があるのです。ヘアスタイルを重要視される方はしっかりと考えて荷物の仕分けをしてください。
液体物は飛行機内持ち込みは不可なのか?
液体物の基準は厳しく行っているようで、水分はだいたい液体物になります。液体物もヘアスプレー同様に100ml以下の容器に入れれば飛行機内持ち込み可能になります。透明な袋に入れるのを忘れないように注意しましょう。また、袋の大きさにも注意点があります。縦と横の長さが、合計40㎝以下の袋ではなくてはなりません。また、1人1袋までの持ち込みとなるため注意しましょう。

注意点が多く、大変かもしれませんが、ここ嬉しい注意点もあります。国内線では、この規定はゆるくなっている航空会社も多々あります。その例として、液体物は持ち込み可能になります。

また、国際線では液体の薬・喘息用のスプレー、コンタクトをしまう際の保存液などの医薬品や、赤ちゃんのミルクや離乳食などの幼児用食品は、持ち込み可能となり、これらは袋に入れなくても持ち込むことができるようです。
飛行機内持ち込みにおススメのヘアスプレー

おススメはミスト系のヘアスプレーです。小分けにすることも可能ですし、容量を守っていれば不安に思うことがなく済みます。または、ヘアワックス系をおススメします。ワックスなら大きさもかさばりませんし、こちらも小分けにすることが可能だからです。その点、スプレーは小分けが難しいなど難点もあるので気をつけましょう。

また、ヘアスプレーだけでなく、スタイリング剤を使用するのを少量にしてみたり、ヘアスタイルを維持するためにヘアスプレー、スタイリング剤を使用しないなど、いろいろ試行錯誤して工夫してみるのも楽しいかもしれません。
ヘアスプレー・飛行機の持ち込みについてのまとめ

飛行機内機内持ち込みは100ml以下。預ける用の荷物には1容器あたり0.5kg以下、1人2kgまで旅行に持っていくことができるようです。ですが、国や、飛行会社によって多少の規約が違うため、自分の乗る便が決まり次第、再確認いただくと不安なく旅行に行けます。また、ヘアスプレーは飛行機内または気圧によって破裂することはないのでそこは安心して旅行を楽しんでください。

ヘアスタイルを維持するのも大切ですが、維持しない自然体のままでいるのもいいかもしれません。自分の許容範囲で自分に合った旅行スタイルが見つかると旅も数倍楽しくなるでしょう。また、飛行機の搭乗の規定に関しては注意点が多く、大変だなと思うことも多いかもしれませんが、空の安全を守るため、旅をより安心安全で行けるよう、規約を守り楽しい旅にしましょう。
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