顔面偏差値ということばを見たり聞いたりしたことがありますか？偏差値とは普通、ある集団の中における学力の測り方として使用されるものですね。つまり顔面偏差値とは、学力ではなく顔の作りの偏差値となるのです。誰かの顔がイケメンなのかブサメンなのかを「あの人の顔面偏差値は45くらいかな」「おまえの彼女、顔面偏差値70くらいじゃないの？」などと仲間内で楽しむための話題と言えるでしょう。

顔面偏差値とはもともと、インターネットの掲示板で使われるようになったネットスラングであり、『イケメン』や『美女』を別のことばで言い換えたものです。なので数値化すると言っても特別な定義や測り方はなく、採点基準は個人的な好みであることが多いでしょう。

気をつけるべき点は、顔面偏差値の話題はあくまで仲の良い友達同士のネタとして留めておかなくてはいけないことです。容姿を気にする女性などからすれば、顔面偏差値なんて失礼極まりないことばですし、容姿で人を判断するのが嫌いな人もいます。主に男子高校生に流行していることばのようなので「若気の至り」で済まないオジサンは使用方法に注意しましょう！

顔面偏差値でわかることは簡単に言うと、その人がイケメンかブサメンかという顔レベルです。他人の顔面偏差値診断をしたとき数値が高いほど「彼はさぞかしモテるのだろう」と推測したり「充実した生活を送っていて羨ましい」と妬んだりします。

しかし人によって好みは違うものです。自分の測り方では顔面偏差値が高い友達が、他の友達からすると大したことないという例もあります。顔面偏差値診断では、顔面偏差値の採点によって相手に対してどんな印象を持っているかということもわかるようになっているのですね。

そして何より気になるのが、顔面偏差値診断によると自分の顔レベルはどの程度なのかということです。鏡で毎日見ている自分の顔面偏差値は意外と自分では採点できないものです。自分の顔はイケメン？それともブサメン？怖いけど知りたい自分の顔面偏差値をチェックしてみましょう。

顔面偏差値診断の測り方ではどのようなところをチェックするとよいのでしょうか。顔面偏差値の測り方は各パーツと全体のバランスを見る必要があります。ではそれぞれ説明します。

顔面偏差値診断をするときにまずチェックする顔のパーツが目です。大半の人は目が美男美女を決める判断基準になるのです。好みにもよりますが、一般的に顔面偏差値が高い目とは、大きくて二重まぶたの目でしょう。スッキリした一重も素敵ですが、どちらかというと華やかさよりクールな印象を与えます。

それ以外のチェックポイントとしては、丸すぎる輪郭や鼻筋の通っていない団子っ鼻などは顔面偏差値が低いと言われています。顔面偏差値診断でよい結果が出るのは顔は大きくて二重まぶた、通った鼻筋と血色の良い唇であることが多いですね。

顔面偏差値の測り方でもうひとつ重要なのが『バランス』です。顔のバランスをチェックするには『顔の黄金比』で判断するのが最も適切です。顔の黄金比とは①顔の長さや幅、➁各パーツの位置、③各パーツの大きさのそれぞれの比率のことです。この黄金比率は顔面偏差値の採点に大きく関わってくるのです。

美男美女の定義がある程度わかったところで、実際に顔面偏差値を診断していきましょう。採点する方法は主に3つのやり方がありますが、顔面偏差値はあくまで遊びの一環でありきちんとした判断をするのは難しいものです。自分が納得できる測り方で、どんな結果が出ても落ち込まないようにしてくださいね！

顔の黄金比なんて調べるのが煩わしいという人は、手っ取り早くインターネットの顔面偏差値サイトで採点してもらいましょう。一つ目は『Deeplooks』です。インターネットで検索をかけるとすぐに見つかります。顔写真を取り込みしばらく待つと結果が出ます。星5つを満点として採点してくれるサービスです。

二つ目は『FaceScore』というものです。こちらも『Deeplooks』と同様に顔写真をアップロードするとすぐに採点してくれるサービスです。こちらは採点ポイントがより細かくなっているので楽しいですよ！思っていたより低い採点だとムキになって何度も挑戦してしまいますが、あくまで遊びということを忘れないように楽しんでくださいね！

顔面偏差値を診断するには、自分の顔写真をSNSに投稿したくさんの友達にコメントしてもらう測り方もあります。お気に入りの顔写真を投稿し「僕の顔面偏差値はどのくらい？」と質問して回答をもらう測り方です。もらった回答の平均を出せば、自分の顔面偏差値がわかりますよね！

しかし、顔面偏差値の平均を出すには、少なくとも10人以上の意見が必要と言われています。さらに採点してもらう相手との関係によっても測り方に違いが出るでしょう。年上すぎると顔の流行が違いますし、後輩ばかりだと気を遣われて本当のことが言えない可能性もあります。できるだけ本音で話せる同年代の人に、診断してもらうのがよいでしょう。

インターネットの診断結果にも、友達の目から見る測り方にも納得できない！というならば、いっそのこと自分でチェックするしかありません。上記のチェックポイントを踏まえ、鏡に映った顔を眺めて自分で診断してみましょう。各パーツはどんな形ですか？顔の黄金比は？「よし！これなら顔面偏差値は50くらいかな」と安心するのはちょっと待ってください！

鏡を見て自分で顔面偏差値を診断するのは非常に危険です。鏡の中の自分の顔はイケてるのに、写真写りは悪いという人はけっこういますよね。しかしふだん他の人から見られている顔は『写真の中の自分』なのです。鏡は左右が逆に映ります。多くの人の顔は左右非対称なので、写真で自分の顔を見たときに鏡とは逆の自分に違和感を感じてブサイクに見えることもあるのです。

しかし、その見慣れないブサイクな自分こそが本当の自分の顔なのです！もちろん写真の中でだって美しく、自分の顔が大好きな人もいます。そのように自信に満ち溢れている人以外は、自分で顔面偏差値診断をする人は採点した偏差値マイナス5から10で考えるのが、より他の人から見た顔面偏差値に近づくと言われています。

多くの人の顔面偏差値診断の結果を見ると、偏差値平均はだいたい45から50くらいと考えてよいでしょう。この数値の周辺にいる顔がもっとも一般的な『普通の顔』と言われ、45から50を基準に上か下かでイケメンかブサイクかが決まってくると言われているようです。

インターネット上の掲示板やTwitterなどで、各ユーザーが独自で診断した芸能人の顔面偏差値がたくさん出回っていますが、一般人が顔面偏差値診断するときに芸能人を基準にしてしまうと、悲惨な結果になりかねません。芸能人の顔面偏差値は後ほど紹介しますが、やはり普段からテレビに出ているだけあって一般人とは美しさのレベルが違うのです。

たとえばブサイク芸人と言われるノンスタイルの井上でさえも、ネット上では偏差値44だと言われているのです。じゃあ、自分は井上よりは高いかな・・・と顔面偏差値50と診断して、顔面偏差値50の芸能人を調べてみるとV6の井ノ原くんがいるではありませんか！「さすがに自分はジャニーズ系ではないしなぁ」となってしまうのです。なので芸能人の顔面偏差値を基準にすると余計に頭を悩ませることになりそうです。

いわゆる平均と言われる顔面偏差値50はどんな顔なのでしょうか。芸能人を基準にするのはかなり危険だと言いましたが、ここではわかりやすいようにあえて顔面偏差値50くらいの芸能人を挙げてみましょう。まず男性なら、先ほどの井ノ原快彦やパパイヤ鈴木が挙げられます。イチローだと53くらい、上地雄輔で54くらいだと言われています。

次に顔面偏差値50の女性芸能人を挙げてみましょう。多くの人に名前を挙げられるのが大沢あかねや剛力彩芽ですね。雰囲気はとても可愛らしいですが、顔面偏差値はそれほど高くないようです。あの美しい水原希子でさえ顔面偏差値50と採点する人もいます。芸能人のレベルがいかに高いかがわかりますね。

顔面偏差値50の芸能人を見ていただいてもわかるように、顔面偏差値50くらいの人はずば抜けて美男美女というわけではなく、どちらかと言うと男女ともに気さくで親しみやすい雰囲気を持っている人が多いようです。彼らのような顔面偏差値50の人が、実は意外とモテるんです！

パートナーが顔面偏差値70くらいのハイレベルな人だと、自分が相手のレベルに合わせるために、必要以上に自分磨きを頑張らなくてはいけないし、カッコよすぎると浮気される心配だってあります。長く平和に付き合っていきたいなら外見より内面、平均的な顔の人がいいという意見が多いようです。

学力テストにおいて偏差値70はかなりの秀才であるように顔面偏差値でも70は相当美形だと言えます。顔面偏差値70の芸能人には誰がいるかチェックしてみると、男性では真田広之や岡田准一など、男女問わず誰が見てもウットリする人が挙がっています。女性では石原さとみや北川景子、柴咲コウなど日本を代表する女優が勢ぞろいです。女性はメイクという武器があるので、顔面偏差値が高い人はまだまだいそうですね。

顔面偏差値70の芸能人は確かに美男美女でした。しかし、顔面偏差値の正式な測り方というのはやはり存在しないものなのです。顔面偏差値はどうしても、個人的なタイプや好みによって数値が決められることとなります。なのでもし自分が誰かに「おまえは顔面偏差値30だよ」と言われても大丈夫です。世界のどこかに「そんなことない、70くらいあるよ！」と言ってくれる人がきっといるはずです。

顔面偏差値を上げる顔面筋肉トレーニングがあるのをご存じでしょうか。とっても簡単な『頬上げダンベル』で顔面偏差値を上げましょう！まず小スプーンを1本用意しそれを口に加えます。加えたスプーンをダンベルのように口で上げ下げするように動かします。

慣れてきたらスプーンの本数を増やしたり大きなスプーンに替えて、頬や口周りの筋肉をどんどん鍛えましょう。続けていると、ほうれい線を消して口角を上げる効果が出てくるでしょう。努力次第で顔面偏差値を上げることは可能なのです！

顔面偏差値についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。今回初めて顔面偏差値ということばを知った人は、もしかして「顔に偏差値をつけるなんて」と驚かれたかも知れません。しかし、ことばが流行り出したのが最近でも、昔から友達が数人集まれば「あそこにいる彼女、80点くらいだね」なんて、勝手にチェックしてワイワイ楽しむことはあったのではないでしょうか。

いつの時代も若者は異性に興味津々！学校の友達同士や職場の仲間と楽しめる顔面偏差値ですが、くれぐれも人を傷つけるような使い方をしないように気をつけましょう。そして、ぜひ自分の顔面偏差値を診断してみましょう。自分が思うより良い結果が出ると自信につながりますね！