夏冬を問わずに食べたくなるアイスクリームですが、風邪をひいた時にアイスクリームを食べたらどうなのでしょうか?風邪をひいた時には体を温め水分補給をしっかりとるのが基本です。もしも冷たいアイスを食べても大丈夫なのであれば、その理由や注意点についてまとめてみました。

風邪の時にはアイスクリームが良い?食べるメリットや注意点は?

目次

  1. 風邪の時にアイスクリームを食べても大丈夫?
  2. 風邪の時には体を温めてこまめに水分補給をするのが基本
  3. 風邪の時に大切なのは栄養補給
  4. 風邪の時にアイスクリームを食べてもOKな場合とは?
  5. アイスクリームは風邪の時の栄養補給に効果的
  6. アイスクリームは風邪の時の免疫力アップに効果的
  7. 風邪の時にアイスクリームを食べる際の注意点は?
  8. 風邪の時にアイスを食べてはいけない場合①:熱で寒気がする時
  9. 風邪の時にアイスを食べてはいけない場合②:腹痛や下痢の時
  10. 風邪の時にアイスクリームを食べるメリットや注意点のまとめ

風邪の時にアイスクリームを食べても大丈夫?

風邪をひいて体調が悪い時には食欲がなくなってしまう事ってよくありますよね。しかし風邪をひいて食欲がない時でも何か食べて栄養を取らないと風邪がなかなか治らなくなってしまいます。そこで風邪をひいて体調が悪い時でも食べやすくて栄養価の高い物って何かと考えた時に、「アイスクリームってどうなのかな?」と思った事はありませんか?

風邪の時には体を温める必要がありますが、アイスクリームを食べると体を冷やしてしまい逆効果ではないか?と思いがちですが、実は風邪をひいた時にアイスクリームを食べる事は意外にも効果があるのです。そこで今から風邪をひいた時にアイスクリームは何故効果的なのか、その理由や注意点について説明致します。

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風邪の時には体を温めてこまめに水分補給をするのが基本

風邪をひいた時には免疫力をアップさせる事が大切です。免疫力をアップさせる為には睡眠をしっかりとる事、温かい物を飲んだり重ね着をして体を温める事、汗によって体内から水分が不足してしまう為にこまめな水分補給をする事はとても重要です。

風邪をひいて体内の水分が不足すると脱水状態になってしまい、免疫力が低下してしまいますので水分補給が大切ですが、汗を多くかくことで体内の塩分濃度も薄くなってしまいますので水分補給と同時に塩分補給も必要になります。白湯や海塩は効果がありますし、スポーツドリンクの中でもポカリスエットを飲めば、必要な栄養素を効率的に取り込むことが出来ます。

風邪の時に大切なのは栄養補給

風邪をひいてしまい食欲がないからと言って、何も食べずにただ寝ているだけでは風邪はなかなか治りません。風邪で体調が悪く食欲がなくても栄養補給をする必要があります。風邪で体調が悪い時にはあまり動きたくありませんが、無理なく出来る栄養補給の方法として「栄養ドリンク」を飲む事はメリットがあります。

栄養ドリンクにメリットがある理由は、主成分であるタウリンやビタミンBは、疲労回復や粘膜を正常に保つ効果がある為、風邪の症状改善に効果的です。また、タウリンには肝臓の働きをサポートする効果もあり、肝臓は栄養をエネルギーに変換したり、老廃物や毒素を排出したりする働きがあるので、風邪でからだが弱っている時にタウリンを摂取する事は効果的です。

風邪の時にはビタミンCを摂ることも大変有効です。その理由は、ビタミンCには免疫細胞を活性化する働きがあり、白血球のはたらきをサポートしてくれます。中でもみかんにはビタミンCが多く含まれており抗酸化作用もあるので風邪をひいた時に積極的に摂るとメリットがあります。1日に3個食べれば成人の1日に必要なビタミンC摂取量100mgを摂取出来ます。

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風邪の時にアイスクリームを食べてもOKな場合とは?

風邪をひいて体調が悪い時に、アイスクリームを食べたら良くないのではと思われがちですが意外にもOKで、風邪の時にアイスを食べるとメリットがあるという事を御存じでしょうか。風邪をひいた時にアイスクリームを食べると効果がある場合とは、どの様な場合なのでしょうか。

風邪には色々な症状がありますが、特にアイスクリームを食べると効果的な場合の症状は「喉風邪」です。喉が炎症を起こして腫れあがり痛い場合にアイスクリームは意外にも効果を発揮します。その理由としては、冷たいアイスクリームは口腔内で溶けてしまうので炎症を起こしてしまった喉にも刺激を与えずに食べることが出来ます。

また、アイスクリームは喉風邪以外でも風邪で熱がある場合、アイスクリームは体を急激に冷やしてしまい逆効果の様に思いがちですが、口に含んでゆっくりと溶かすことで、口の中の温度に近づける事ができます。熱っぽい時は、冷たいアイスクリームは食べやすい事もメリットです。後で詳しく説明しますが風邪で食欲がない場合でも栄養補給は必要なのです。

アイスクリームは風邪の時の栄養補給に効果的

アイスクリームは喉風邪以外の風邪にも効果的です。その理由としては、風邪で体調が悪く食欲のない時でも無理なく食べられますし栄養価も高いので風邪の時の栄養補給にはとてもメリットがあります。

アイスクリームが風邪にメリットがある理由として、アイスクリームには乳脂肪分が多く含まれており、乳由来のタンパク質やカルシウム、卵由来のビタミンB1やミネラル類が含まれています。糖質も多いので、風邪で食欲が落ちて弱った体の為の補助的なエネルギー源として効果があります。

アイスクリームを選ぶ際にはなるべく香料、安定剤、着色料、酸味料、乳化剤などの添加物の少ない物がお勧めです。例えばハーゲンダッツのような乳製品と卵をつかっているアイスの中でも無添加でカロリーの高い物がお勧めです。少量でも効率よく栄養が摂取出来るので最適です。

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アイスクリームは風邪の時の免疫力アップに効果的

アイスクリームは、風邪で弱った体の免疫力アップにも効果があります。ビタミンやミネラルやタンパク質がバランス良く含まれているバニラアイスに使用されているバニラビーンズには、抗菌・抗ウイルス作用がありますので風邪の時の免疫力アップに効果的です。

バニラアイス以外でもアイスクリームの種類によってそれぞれの効果が期待出来ます。チョコレートアイスの場合にはチョコレートに含まれるポリフェノールは免疫力を高める効果がありますし、南瓜の様な野菜を使ったアイスの場合にはベータカロテンが含まれており、皮膚や粘膜の健康を維持したり、抗酸化作用や免疫賦活作用があります。

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風邪の時にアイスクリームを食べる際の注意点は?

アイスクリームは風邪の時に食べると良いと言う事で、その理由や効果についても紹介して参りましたが、風邪をひいた時にはいつでもアイスを食べても良いという訳ではありませんので注意が必要です。前にも話しましたが、基本的に風邪をひいた時には体を温めてこまめに水分補給をする事が重要です。

体温を上げる事で免疫力が高められます。熱った体から汗などで失われた水分や塩分を効率よく補給しなければ脱水状態になってしまいます。また、水分補給だけでは体力が低下してしまいますので栄養補給が必要です。

風邪で体調が悪く食欲がない場合、栄養補給をする為の1つの方法として栄養価の高いアイスクリームを食べる事は効果的ではありますが、アイスクリームを食べる際には食べるタイミングや注意しなければいけない事があります。これから風邪の時にアイスクリームを食べる際の注意点について説明致します。

風邪の時にアイスを食べてはいけない場合①:熱で寒気がする時

風邪の時にアイスクリームを食べてはいけない場合やタイミングがありますが、まず初めに‟熱が上がって寒気がする時”は食べない様にして下さい。熱が上がって寒気がしている時は体を温める必要があります。

体温を上げて免疫力を高める事で体内細胞が風邪のウイルスと戦っている時に、アイスを食べて体温を下げてしまうと風邪の回復に影響を与えてしまう可能性があります。もしもこのタイミングでアイスクリームを食べてしまう事により、風邪が長引いてしまったり風邪が悪化してしまう等、逆効果になってしまいますので注意が必要です。

熱が上がりきってしまい下がり始めて寒気も収まってきたら、アイスクリームを食べても大丈夫です。熱のピークが過ぎた後は、アイスクリームなどで少しずつ栄養補給をすれば、体力も回復して風邪が緩和されていきます。

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風邪の時にアイスを食べてはいけない場合②:腹痛や下痢の時

風邪の時にアイスクリームを食べてはいけない場合やタイミングの2つ目は、お腹の具合が悪い時です。この事は風邪の時だけに限らず通常時でも同じ事が言えます。特に風邪をひいて体調が悪い上に、風邪の影響がお腹に出てしまい腹痛や下痢の症状が出てしまった場合、胃腸の状態はかなり悪くなっています。

胃腸の状態が悪い時には刺激を与えない様にして、胃腸を休ませる必要がありますので、水分補給には白湯がお勧めです。冷たいアイスクリームを食べてしまえば胃腸に刺激を与えてしまいますし、アイスクリームに含まれる乳脂肪分は消化に時間がかかり胃腸に負担が大きくなってしまいますので、お腹の具合が悪い時にはアイスクリームは食べない方が無難です。

風邪の時にアイスクリームを食べるメリットや注意点のまとめ

意外にも風邪の時にアイスクリームを食べてもOKだという事が解って頂けたと思いますが、アイスクリームを食べる際には食べるタイミングや注意点があります。食べてはいけない状態の時には食べない様にして下さい。食べても良い状態の時にアイスクリームを食べれば効率よく栄養成分を取り入れることが出来て体力回復に効果がある事が解って頂けましたでしょうか。

アイスクリームは風邪をひいて体調が悪く食欲がない時でも食べやすい食品なので、風邪で弱った体の栄養補給の強い味方だと言えます。但し、アイスクリームが食べやすいからと言って食べ過ぎてしまえば逆効果ですので気を付けて下さい。アイスクリームは主食にはなり得ませんので食欲のない時の一時的な補助食だと思っておいて下さい。


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