片思いでも付き合っている相手に対しても、恋愛していると時々「辛い」と感じることがあります。今回は、辛い恋愛をしている方が「辛い」という感情をできるだけ解消できるような対処方法をご紹介します。

恋愛の「恋」とは、相手を自分のものにしたいという感情です。「愛」とは、相手の存在を心から、損得を考えずに認めて、受け止めることです。無理矢理相手を自分のものにしたいようですと「恋」であり、「愛」ではありません。自分の好きな人が存在しているだけで「いい」と思えるようなら、それは「愛」です。

その二つの言葉が合わさった「恋愛」は、二人がお互いに「恋」をし、相手に「愛」を感じるようになることです。ですので片思いの場合は、自分の感情の違いで「恋」と「愛」とわかれています。「恋愛」は二人の関係です。

恋愛していると概ね幸せを感じるはずですが、人同士の関係ですので、どうしても感情が行き違い、それにより「辛い」と感じることがあります。あまりに相手に依存しすぎたりすると、会えないと辛い、相手が何をしているのか、ヤキモチを焼いたり、会ってもケンカになる場合もあります。いつもそんな風だと、恋愛していることが辛いと感じてしまいます。

本来なら恋愛は幸せを感じるはずですが、辛いと思っている方はそれ自体がストレスにもなってしまいます。辛い恋愛を解消する方法や、幸せな恋愛をする方法をご紹介します。1人で悩んでいる方はご参考にして下さい。

辛い恋愛をしている方は、運動してみるのをおススメします。運動することで気分もリフレッシュすることができます。運動もマラソンや水泳、筋トレなどがありますが、じっくり考えたい方は個人での運動を、思い込んでしまう方は友達とボウリングなどするのがおススメです。

辛いという感情を外に出さずに我慢していませんか。辛い思いに浸って、しっかりと涙を流すのもとても大切です。泣くのはストレス解消にも効果的です。泣きにくいようでしたら、感動する本や映画を観て、それで涙を流すのが良いでしょう。

相手との恋愛を思い込んでいませんか。辛いのにずっとそのことを考えているとどうしても気分が晴れません。少し「恋愛」を忘れて、自分の好きなことをしてみましょう。趣味に没頭するのも良いかもしれません。

1人で思いを抱え込んでいると余計に辛くなってしまいます。友達と会って遊んでみると辛い思いも紛らわせることでしょう。出来るだけ多くの友達と遊ぶと笑顔も生まれてきます。また、友達に気持ちを聞いてもらうだけでも、気分が軽くなります。

「辛い」と思っていることを頭で考えているだけでなく、文字に書きだしてみましょう。きっちりした物でなく、メモ程度で今の自分の感情をそのまま書きだします。そうすることで自分自身を見つめなおし、恋愛に対しても冷静になることができます。

「期限を決める」というのは、自分にルールをかせることです。辛い恋愛をずっと続けていても幸せになることは難しいので、自分で「いついつまで」と叶わない恋に期限を決めることも大切です。

仕事をされている方は、ちょっと休みをとって近くに旅行するのも気分転換になります。1人でも友達とでも良いのですが、相手とは行ったことのない場所がおススメです。恋愛している相手と違う景色を見ることで、新しい発見があるかもしれません。

辛い恋愛をしている時には、恋愛の歌や失恋の歌をたくさん聴くのも効果的です。様々な恋愛に関する歌の言葉を聞くことで、前向きな気分になることができます。また、カラオケでそういった曲を歌うのもストレス発散になるでしょう。

恋愛している相手と、しっかりと向き合い、二人でゆっくり感情を話し合うことも大切です。「辛い」と自分が思っていることを、黙っていては相手にも伝わりません。感情的にならずに話し合って見てください。相手がどう思っているのかにも耳を傾けましょう。

あまりにも「辛い」思いで自分自身煮詰まってしまっているようでしたら、「別れる」ということも視野にいれた方が良いでしょう。少し相手を距離を置くことも自分にとって大事なことです。「別れる」までいかなくとも、少しの間、連絡をとらず、自分で冷静に考えてみるのも煮詰まってしまったときには大切です。

辛いときには、1人でずっと悩むようなことは止めましょう。1人で思い込んでしまうと、どうしても同じ所をぐるぐると回っているようになってしまいます。誰かに「相談」するということでなく、誰かに自分の思いを聞いてもらうだけでも、感情が楽になります。

辛いときに無理をしていませんか。笑いたくもないのに笑っていませんか。友達と会うのは、辛い恋愛をしているときにはおススメですが、もし、友達を会って自分が無理をしているようでしたら逆効果になります。自分が心から笑えるような愉しみ方を見つけてください。

今の恋愛が辛いからといって、合コンなどで新しい恋愛を探すのは止めましょう。今の相手との仲がどうなるのか、自分でも決まっていないときに新しい恋愛に逃げることは、新しい相手はもちろん、自分自身も傷つけることになりかねません。思いつめることはありませんが「気まぐれ」な行動にも注意しましょう。

辛い恋愛では相手を話すことも大切ですが、感情的にならないよう注意しましょう。辛い思いはわかりますが、いきなり相手に感情をぶつけてしまうと、相手も感情的になって、話しも上手くいかなくなります。相手を話しをしようとする場合は、冷静になって自分の辛い思いを話して下さい。

幸せな恋愛をする方法は、相手に素直に愛情を伝えることです。相手からの愛情を待っているだけでは、恋愛は上手くいきませんし、相手も疲れてしまっている場合もあります。相手のことを大切に思うのであれば、自分から愛情を伝えて行くことも、恋愛が上手くいく方法になります。

愛情は与えられると返したくなるものです。自分が与えることで相手からも与えられるようになりますので、恋愛も上手くいくようになります。「愛情」は目に見えて量れるものではありませんが、素直になることで相手の気持ちも分かり易くなるでしょう。

相手に誰か他の人がいて、自分は2番目になるような恋愛はきっぱりと止めましょう。相手はアナタを大切にしていて、言葉でも愛情を表していてくれているかもしれませんが、相手に他の人がいる場合は、それはすべてアナタが「都合の良い人」になっているからです。

「背徳感」は二人にとっては、厳しい「恋愛」として感情を共有しているような感じになりますが、それは錯覚です。相手がきっちりとアナタを選んでくれるのでなければ、そういった「恋愛」は「辛い」ものにしかならないでしょう。アナタを1番大切にしている方と恋愛しましょう。

もし相手に「会いたい」と思っても、自分からは言い出せずに我慢したり、相手から束縛されても我慢したりしていませんか。また、アナタが相手に我慢させたりしていませんか。

どちらかが我慢していたり、どちらもが我慢を強いられているような恋愛は上手くいかないでしょう。幸せな恋愛をするためには、過剰な我慢をするようなことのないように、二人でちゃんと話しをしましょう。また、嫌われたくないからといって我慢をするのもよくありません。気取らずに自分自身を愛してもらえるのが幸せな恋愛です。

よく「運命の相手」と言われます。「運命の相手」とは、自分自身が飾らず楽にいられる相手で、二人が自由でいながらも相手を信じることができて、何をしても二人なら幸せを感じることの出来るような相手です。もし、相手に意見をする場合でもちゃんとは話し合えるような関係の相手が「運命の相手」です。

今回は、辛い恋愛を乗り越える対処法、幸せな恋愛をする方法をご紹介しました。恋愛は本来幸せを感じるものです。辛い恋愛をしている方は、少しだけ視点を変えて気持ちを切り替えてみるのが良いでしょう。辛い恋愛の相手は「運命の人」ではないかもしれません。きっとどこかに幸せな恋愛ができる「運命の人」がいることでしょう。