料理の時間を短縮してくれる圧力鍋は、1つあると料理がとても楽になります。そんな圧力鍋に、IH対応のものがあるのを皆さんはご存じでしたでしょうか。なんでも、象印の圧力鍋などはほったらかしで何もしなくても勝手に料理をしてくれると話題になっています。どんな性能なのでしょうか。ということで、ほったらかしでも料理をしてくれると話題の象印などおすすめのIH対応圧力鍋についてまとめてみました。

IH対応の圧力鍋で象印などおすすめは?ほったらかしで料理ができる?

目次

  1. ほったらかしで勝手に料理ができる?おすすめのIH圧力鍋を紹介!
  2. IH対応圧力鍋の選び方のポイント!条件を満たしていないと使えない?
  3. 色々なおすすめのIH対応圧力鍋を紹介!
  4. 象印のIH圧力鍋がすごい!ほったらかしで勝手に料理をしてくれる
  5. 象印のIH圧力鍋をモード別で実際に使ってみると
  6. 象印のIH圧力鍋は時短ではなく手のかかる料理を手軽に作るタイプ
  7. まとめ:IH圧力鍋は手間のかかる料理をほったらかしで作ってくれる!

ほったらかしで勝手に料理ができる?おすすめのIH圧力鍋を紹介!

食材に高い圧力をかけて料理をする圧力鍋は、料理の時間を短縮してくれるなど様々なメリットがあるため人気です。例えば固いお肉でも短時間で柔らかくできたり、通常では時間がかかってしまう煮物も時間をかけずに完成させることができるため、圧力鍋があるのと無いのとでは大きな差があります。

そんな圧力鍋に、IH対応のものが存在しています。普通の圧力鍋も使ったことがない方にとっては上手く使えるか不安という方もいらっしゃるようですし、加えてIH対応となると少し怖くて手が出せないというからもいらっしゃるかもしれません。しかし実際はそんなことは無く、誰にでも扱うことができるのです。

しかも、ボタンを押すだけ、ほったらかしにしたままで勝手に料理をしてくれるものもあるといいます。一体どんなものなのでしょうか。ということで、おすすめのIH対応圧力鍋の魅力や象印のほったらかしで料理をしてくれる圧力鍋などについてまとめてみました。

IH対応圧力鍋の選び方のポイント!条件を満たしていないと使えない?

それではまず最初に、通常の圧力鍋と、IH対応圧力鍋とを分けるポイントについてご紹介しておきましょう。たとえ自分の判断で店舗で購入したり、知人から譲ってもらったとしても今からご紹介する条件を満たしていない場合、IHでは使用できない圧力鍋なので覚えておきましょう。

まず1つ目は、圧力鍋の底が平らであること、2つ目は圧力鍋の直径が12センチから26センチのものであること、3つ目はマグネットがくっつく鉄やステンレスなどの素材でできているということになります。1つ目と2つ目は見たり測ったりすれば分かりますし、3つ目は自宅に磁石があればそれで試してみましょう。

圧力鍋の方はこの条件を満たしていなければ通常はIHで使用することができませんが、IHの方でメインヒーターを「オールメタル対応」に設定すれば、たとえ磁石がくっつかない素材が使用された圧力鍋であってもIHで使用することが可能になります。ただし対応させられるようにするにはIHの方の値段が少々上がりますので、最初からIH対応のものにするかオールメタル対応で使用できるようにするかは使用者次第です。

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色々なおすすめのIH対応圧力鍋を紹介!

最高圧力の「ゼロ活力なべ」

IHで使用できる圧力鍋の調べ方についてご紹介しました。続いては、しっかりIH対応の圧力鍋の中でおすすめのモデルをいくつかご紹介します。まず最初にご紹介するのは、アサヒ軽金属の「ゼロ活力なべ」という圧力鍋です。

ゼロ活力なべの一番の魅力は、様々ある圧力鍋の中でも最高水準の圧力を持っているということです。圧力は2.44気圧となっており、簡単な煮込み料理などであればなんと1分もかからずに調理を済ませてくれるという優れものです。容量もコンパクトな2.5Lから5.5Lまで多数ラインナップしています。

ゼロ活力なべに次いで高圧力な「マクサス」

続いては、ワンダーシェフの「マクサス」という圧力鍋になります。こちらはご紹介したゼロ活力なべに次ぐ2.42気圧という高い圧力が持ち味で、片手版のものもリリースされているので他の料理をしながら取り扱うことが可能となっています。

高い圧力によって調理時間の短縮ができるのはもちろんのこと、扱いやすい軽さと分解がしやすいような構造も相まって非常に使い勝手の良いIH対応圧力鍋に仕上がっています。圧力調節はシンプルなおもり式で、超高圧と普通圧の2種。初心者でも直感的に扱うことのできる優しいモデルといえるでしょう。

使い勝手がピカイチの「クリプソアーチ」

続いては、ティファールの「クリプソアーチ」です。圧力鍋を使用していると蓋が明けにくいという不満点がよくあるようですが、クリプソアーチは蓋の上部にアーチ状の取っ手が付いておりこれを持ち上げるだけでロックが解除、取り外しには一般的な圧力鍋の3分の1の力でできるようになっています。

容量の種類は3L、4L、6Lの3種類があり、圧力調整はレバー式でイラストがかかれているため圧力鍋で調理する食材に合わせてすぐに判断の付く仕様になっています。初めて使用する方でも簡単に扱えるように設計された、初心者にもっともおすすめのIH対応圧力鍋といえるでしょう。

象印のIH圧力鍋がすごい!ほったらかしで勝手に料理をしてくれる

色々なIH対応圧力鍋のおすすめモデルをご紹介しました。それではここからは、メインである象印のIH圧力鍋についてご紹介します。ご紹介するのは象印の「煮込み自慢」という圧力鍋で、最大のメリットはマイコンを搭載しているために料理をすべて任せられることです。

具体的には、火加減の調整や吹きこぼれなどの心配が無いように全て鍋がコントロールしてくれるのです。このため調理中にずっと鍋の近くにいる必要もなくなりますし、途中でかき混ぜたりといった手間も省けますのでまさにほったらかしで調理が可能なIH圧力鍋になっています。

気圧は1.2気圧とご紹介したゼロ活力なべやマクサスなどと比較すると劣る圧力ですが、可変圧力と一定圧力という2種の圧力調整が可能で、異なった料理に対応して圧力を使い分けることができるのも大きな特徴です。

象印のIH圧力鍋をモード別で実際に使ってみると

それでは、そんな魅力たくさんの象印のIH圧力鍋をモード別で実際に使ってみた感じを見ていきましょう。まずは「可変圧力」モードで、名前の通り圧力を変化させることで内部の温度を低下させ、また元の圧力に戻すことで味を染み込みやすくできます。

例えばだし汁を使った料理の場合、圧力を下げた時にだし汁が鍋の中で対流するため少ないだし汁でも食材全体にしっかりいきわたり味が染み込んでくれるのだそうです。ぶり大根や豚の角煮などだし汁を使用する料理であれば可変圧力モードで調理してみましょう。

お次は一定圧力モードで、こちらも名前の通り一定の圧力のまま調理を行います。可変圧力モードのように圧力を下げたことによる対流などは発生しないため、具材を柔らかく煮崩れさせられるのです。ガスコンロの圧力が1.3気圧なので少々低めの圧力ですが、それ故に具剤の中身まで味が沁み込みます。肉じゃが、シチュー、カレーなどに最適なモードです。

最後は自動調理モードでの調理です。白米玄米、おこわ、パンの発酵に麺茹でができるモードで、この中から作りたい料理を選べばあとは具剤を投入するだけで自動で作ってくれます。例えばご飯の場合は、鍋に米と目盛りに合わせて水を入れたら60分炊飯させれば完了です。非常に簡単ですが出来上がった後の保温などはできませんので、すぐ食べる分だけを入れましょう。

象印のIH圧力鍋は時短ではなく手のかかる料理を手軽に作るタイプ

象印のIH圧力鍋は、具材を入れてスタートボタンを押せば、鍋を離れていてもおいしい料理を勝手に作ってくれるため非常に便利です。炊飯などを行った後に保温などはできませんのですぐに食べる必要はありますが、事前に食べる分だけ入れておけば問題ないですし、目的に合ったモードを選択すれば最適なモードで料理をしてくれます。

しかし、象印のIH圧力鍋はどんな料理でも時間をかけずに出来上がるというわけではなく、例えばレシピに「加圧時間20分」と書いてあってもそれはトータルの調理時間ではなく、鍋が沸騰して圧力をかけ始めてからの時間であって、沸騰するまでの時間はカウントされていないのです。

このため、鍋が沸騰するまでの時間と実際にIH圧力鍋が圧力をかけて調理仕上げるまでの時間を合わせて、大半のメニューが30分から60分程度の時間を要するようです。なのでどちらかというと、普通に調理すると手間のかかる料理を楽に作ることができるのが持ち味といえるでしょう。

まとめ:IH圧力鍋は手間のかかる料理をほったらかしで作ってくれる!

IH圧力鍋の魅力やおすすめのモデル、そしてほったらかしで調理をしてくれると話題の象印のIH圧力鍋についてご紹介しました。圧力鍋はご紹介した磁石がくっつくかどうかなどの条件を満たしているものであればIHで使用でき、高圧力なモデルや初心者むけの扱いやすいモデルがラインナップされていました。

また、象印のIH圧力鍋についてもご紹介しました。可変圧力モードや一定圧力モード、そして自動調理モードがあり、調理するメニューに合わせて最適なモードで調理が可能です。どんなメニューでも短時間で仕上がるというわけではないですが、調理をスタートさせてしまえば手が空きますので他の料理と並行させられるのは大きなメリットでしょう。


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