父馬がディープインパクト、母馬がドナブリーニの産駒のジェンティルドンナはウオッカとともに牝馬でG17勝した名馬です。ジェンティルドンナの全妹ベルダムは、同じく全姉のドナウブルーや母のドナブニーニによく似ていると言われ、一口馬主クラブでの金額が一口200万円、募集金額は8000万円と牝馬最高額になった、血統の良い馬です。今回はそんなベルダムの血統や評判、母や全妹などについてまとめました。

ベルダムはジェンティルドンナの妹!血統や評判は?【ドナブリーニ】

目次

  1. 期待された良血統牝馬ベルダム
  2. ベルダムの父馬と母馬
  3. ベルダムの姉妹馬たち
  4. ベルダムの成績
  5. ジェンティルドンナの全妹ベルダムについてまとめ

期待された良血統牝馬ベルダム

牝馬競走馬でウオッカとともにGⅠ7勝したジェンティルドンナは、牝馬が比較的嫌がるとされている牡馬との競馬でも、牡馬に負けることのない優秀な成績を残した馬です。その全妹であるベルダムには競馬ファンからは大きな期待がもたれました。そのベルダムについて今回まとめましたのでご覧下さい。

【全妹】とは

競馬用語で【全妹(ぜんまい)】や【全弟(ぜんてい)】と言った言葉をよく聞かれることと思います。競馬では競走馬の母牝馬が同じの場合は【兄弟姉妹】と呼びますが、父牡馬が同じの場合は呼びません。人とは違い【兄弟姉妹】とあったら母馬が同じなのだと思って下さい。

種牡馬・繁殖牝馬ともそれぞれが様々な相手と多数の仔を生みますが、母牝馬が同じで、父牡馬が違う場合は【半兄・半弟・半姉・半妹】と言った呼び方をします。母牝馬と父牡馬が同じの場合は【全兄・全弟・全姉・全妹】と呼びます。

ジェンティルドンナとベルダムは母牝馬・父牡馬とも同じで、ベルダムはジェンティルドンナより5年後に生まれましたので、ベルダムはジェンティルドンナの【全妹】となります。

ジェンティルドンナの全妹ベルダム

ベルダムの父牡馬は日本競馬界が生んだ「最強馬」との誉れも高いディープインパクトです。父牡馬サンデーサイレンス、母牝馬ウインドインハーヘアから2002年に生まれたディープインパクトは2004年の阪神競馬場2歳新馬戦で勝利してから、2005年有馬記念で無念の2着となるまで7連勝しました。

競馬新聞おすすめ紙を徹底比較!無料ネット新聞サイトもご紹介 | 大人男子のライフマガジンMensModern[メンズモダン]

ベルダムの父馬と母馬

牡馬最強!ベルダムの父馬【ディープインパクト】

ベルダムの父牡馬は日本競馬界が生んだ「最強馬」との誉れも高いディープインパクトです。父牡馬サンデーサイレンス、母牝馬ウインドインハーヘアから2002年に生まれたディープインパクトは2004年の阪神競馬場2歳新馬戦で勝利してから、2005年有馬記念で無念の2着となるまで7連勝しました。

2005年には無敗のまま中央競馬牡馬クラシック三冠を史上6頭目で達成、無敗のままでの達成はテイエムオペラオー以来2頭目となりました。2005年の有馬記念では2着となりましたが、2006年阪神大賞典で勝利、春の天皇賞、宝塚記念・ジャパンカップに勝利し、12月の有馬記念を引退レースとし1着となり有終の美を飾りました。

ディープインパクトは生涯成績14戦12勝、負けたのは2005年有馬記念(2着)とフランスロンシャンの凱旋門賞(失格)だけという見事な成績を収めた、日本競馬界のみならず、2006年には日本馬として初めて世界ランキング1位にもなった名馬です。また他馬をぶっちぎって走る様は爽快で、競馬ファン以外にも大人気となり社会現象にもなりました。

ベルダムの母馬【ドナブリーニ】

ベルダムの母牡馬ドナブリーニはイギリスの競走馬です。ドナブリーニはイギリスでレースに出場し、11戦4勝と好成績を残しています。ドナブリーニは重にスプリントで活躍した名馬です。

ドナブリーニは2006年に日本のノーザンファームが当時の日本円1億2000万円程度で落札され繁殖牡馬となりました。ドナブリーニの最初の仔は父牡馬がディープインパクトで牝馬のドナウブルー、2番仔がドナウブルーの全妹、ジェンティルドンナです。

競馬新聞の見方は?競馬情報の読み方を徹底解説!【初心者向け】 | 大人男子のライフマガジンMensModern[メンズモダン]

ベルダムの姉妹馬たち

全姉【ドナウブルー】

ドナブリーニとディープインパクトの1番仔で、ベルバムの全姉、ドナウ川の青という意味の名前がつけられたドナウブルーは、2008年に生まれた鹿毛の美しい牝馬です。2010年、京都2歳新馬戦で勝利し、11月の白菊賞にも勝利し2連勝となりました。

2011年には少し成績は振るわなかったためGⅠに出走することは叶いませんでしたが、11月、京都1000万下では、M・デムーロさんが騎乗し1着となりました。ドナウブルーは2012年にGⅠビクトリアマイルに出走、惜しくも2着となりましたが、新潟関谷記念では勝利、11月のGⅠマイルチャンピオンシップでは3着となりました。

2013年にはドナウブルーはGⅠビクトリアマイル5着、マイルチャンピオンシップでも5着となりました。2014年に京都牝馬ステークスで2着となった後引退することになりました。ドナウブルーは引退後はノーザンファームで繁殖牝馬となっています。

牝馬最強の全姉【ジェンティルドンナ】

ベルダムの全姉、ジェンティルドンナは「貴婦人」という名にふさわしい綺麗な鹿毛の馬で、2012年、桜花賞・優駿牝馬・秋華賞を制覇、牝馬三冠馬となりました。父牡馬ディープインパクトも牡馬クラシック三冠馬ですので、日本競馬界初の親子でのクラシック三冠となった名馬です。

2012年にはジャパンカップにも出走、ジャパンカップには前年の牡馬三冠馬であるオルフェーブルも出走しましたので、三冠馬対決となりました。最後の直線でオルフェーブルと競り合い鼻差で見事勝利、史上3組目の親子ジャパンカップ制覇、牝馬三冠馬としては初の混合G1勝利となり、最優秀3歳牝馬ともなりました。2013年、ジャパンカップに出走し勝利しましたので、史上初のジャパンカップ連覇の馬となりました。

2014年には日本牝馬で初のドバイミーテイングGⅠ勝利、休養に入りこの年での引退を発表されました。秋の天皇賞では2着、3連覇がかかったジャパンカップでは4着になりましたが、引退レースの有馬記念では見事勝利し有終の美を飾りました。引退した現在はノーザンファームで繁殖牝馬となっている名馬です。

全妹【ドナアトラエン】

ベルダムの全妹、ドナアトラエンテは2016年に生まれた黒鹿毛の牝馬です。ドナアトラエンテは2018年、新潟の2歳新馬戦に出走し、1番人気で見事勝利、デビュー戦を飾りました。ドナアトラエンテはまだ若い馬ですが、ジェンティルドンナ同様、期待されている馬です。

全妹【ダブルアンコール】

ベルダムの全妹、ダブルアンコールは2017年に生まれた鹿毛の馬です。ドナブリーニの2017としてセリにかけられ、牝馬ながら破格の1億円からのスタートで競馬ファンを驚かせました。最終的にはDMMが3億7000万円で落札、2019年にはデビューされると思いますので、活躍が期待されるのが楽しみな牝馬です。

競馬のオッズと倍率について!オッズ表の見方を馬券の4種類別に紹介 | 大人男子のライフマガジンMensModern[メンズモダン]

ベルダムの成績

ジェンティルドンナの全妹として期待

ベルダムはジェンティルドンナの全妹として、母馬ドナブリーニや全姉ドナウブルーに良く似ていると言われていましたので、競馬ファンから多大な期待をされました。一口馬主クラブでは一口200万円、牝馬としては最高の募集金額8000万円にもなった、2014年に生まれの鹿毛の可愛らしい牝馬です。

3走後に引退となったベルダム

ベルダムは2016年、京都2歳新馬に2番人気で出走しましたが、残念ながら17着と振るわず、2017年、小倉の3歳未勝利に出走、9番人気でしたが15着となりました。5月には京都の3歳未勝利に出走しましたが、15着と惨敗し関係者から「活躍の見込みなし」としてわずか3走で1度も勝つことなく引退することになりました。

ベルダムは繁殖牝馬として期待されている

わずか3走後にベルダムは「成長も見込めない」として、期待したファンの方や一口馬主になられた方にとっては残念ながら引退となってしまい「駄馬」「愚妹」と、不名誉な言われかたもされてはいますが、血統がとても良いのには間違いない事実です。引退後の現在では繁殖牝馬として仔に期待がされています。

牝馬と牡馬はどちらが速いのか?競馬の性別&強さと能力差について | 大人男子のライフマガジンMensModern[メンズモダン]

ジェンティルドンナの全妹ベルダムについてまとめ

牝馬最強とも言われているジェンティルドンナの全妹、ベルダムについてまとめました。関係者や競馬ファンからとても期待されたベルダムは、競走馬として3度出走しただけで残念ながら引退となってしまいました。競走馬は血統がとても大切ですが、全妹とはいえ全姉と同様というわけにはいかないのが競馬の面白みでしょう。ただベルダムは良血統で繁殖牝馬となりましたので、次の仔には期待できるかもしれません。


評価 3.8/ 5(合計14人評価)

記事へのコメント

気軽にコメントしよう!

※コメントは承認後に公開されます。

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ