「同じ釜の飯を食う」という言葉があるように、食べ物を他人と共有する食事という行為は、重要なコミュニケーションの手段の一つです。食べ物の味や食感について、日本語だけではなく英語でも表現できるようになれば、外国の人と交流する時に非常に役立ちます。この記事では、食べ物の味や感想を伝える時に役立つ英語のフレーズをまとめました。文法が覚えられなくても、基本的な単語とフレーズを頭に入れておけば、食べ物の感想を伝えることができるので、ぜひ頭に入れておいてください。

味に関係する英語まとめ!食感など食べ物の感想を伝えるフレーズ

目次

  1. 英語で食べ物の味を表現する
  2. 美味しい?不味い?食べ物の感想を伝える英語
  3. 食感を伝える英語のフレーズ
  4. 食べ物の好き嫌いを伝える英語のフレーズ
  5. 口と舌以外の感覚で食べ物を楽しむ
  6. 英語の文法とフレーズを組み合わせて食べ物の感想を伝えよう

英語で食べ物の味を表現する

食べ物に関する英語の表現

世界各国には気候や風土、歴史や文化を反映したさまざまな食べ物があります。食べ物や味に関するフレーズと、基本的な英語の文法を組み合わせれば、外国の人にもてなしを受けた時や、海外旅行に行った時に食べ物の感想を伝えることができます。食べ物や味に関する英語を紹介いたします。

味の基本は5種類

人間の味覚は、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5種類が基本です。これらは基本味や5原味と呼ばれており、英語にはさまざまな表現があります。また、中国の陰陽五行説やインドのアーユルヴェーダにも、味に関する考え方があります。

甘味と糖分は脳に不可欠

一般的に、外国の菓子は日本の菓子に比べると甘いと言われています。日本の料理には砂糖や味醂が使われており、そこから糖分を得ることができますが、外国の料理はこれらの調味料を使うことが少ないため、デザート(dessert、sweet、after、happy endings)や果物(fruit)で糖分を補給してるという理由もあります。

食べ物を甘いと表現する英語は「sweet」です。甘い食べ物の中でも、砂糖の味が強い食べ物には「sugary」というフレーズを使い、果物の味が効いている時には「fruity」という言葉を使います。食べ物が甘いと感じたら「It is sweet」というフレーズだけで感想を伝えることができます。

世界中の食べ物に使われている酢

酸味は英語で「sour」と表現します。酢(vinegar)が強い食べ物や、酢のような味付けは「vinegary」と表現します。また熟していない果物のように、酸っぱくて美味しくない食べ物には「acid」を使います。この英語は「酸性の」という意味だけではなく「気難しい」や「辛辣な」という形容詞としても使われます。

酢を使った料理や、柑橘系の果物を使った菓子などの甘酸っぱい味には「sweet and sour」「sweet sour」「sweet-sour」という英語のフレーズを使います。中華料理の酢豚は英語で「sweet-sour pork」です。

取り過ぎに注意したい塩

熱中症対策には水分だけではなく塩分補給も欠かせません。塩(salt)の味が効いた食べ物には塩辛い、しょっぱいという感想が用いられますが、英語では「salty」というフレーズを使います。

煮物などの甘辛い味付けは「salty-sweet」や「sweet and salty」と言います。みたらし団子のタレのように醤油(soy-sauce)を使ったものは英語で「sweet soy-sauce」と表現します。日本の照り焼きは、醤油ベースの甘いタレで肉や魚を焼き、「照り」と呼ばれる光沢を出すの調理法ですが、外国の「teriyaki」は、甘辛いソースで味付けをした肉料理を意味します。

人間の舌は苦味に反応する

人間の舌が苦味に反応するのは、苦い物は体に害があると本能的に感じ取るからです。魚の内臓やゴーヤなどの食べ物やコーヒーやビールなとの飲み物には苦味があります。苦味には英語で「bitter」というフレーズが用いられます。

ほろ苦い食べ物や砂糖を使っていない食べ物には「bittersweet」という英語が使われます。日本語には「ほろ苦い青春の思い出」などというフレーズがありますが、苦しさと楽しさを同時に感じる状態を英語で「bittersweet」と表現します。

日本人が発見したうま味

うま味物質であるグルタミン酸はだし昆布から、イノシン酸は鰹節から日本人によって発見されたものです。トマトやチーズにもうま味物質は含まれていますが、英語では「umami」で通用します。味覚の種類ではなく、食べ物の味を表現する時には「taste」という英語を使います。

辛い食べ物に使うフレーズ

辛味は味覚ではなく、痛みの一種です。食べ物の辛味は「hot」という英語で表現します。唐辛子の辛味とワサビの辛味は種類が異なりますが、辛さを表現する英語はどちらも「hot」です。カレーのような香辛料を使った辛味は「spicy」と表現します。香辛料の中でも特にコショウが効いている場合には「peppery」という単語を使います。

味が濃い時や薄い時に使える英語表現

食べ物の味が濃い時や、濃厚な料理には「rich」という英語を使います。脂っこい料理や味が濃すぎてこってりしている時には「fatty」や「heavy」という英語を使います。逆に、薄味の料理には「light」を使います。あっさりした味付けは「simple」で表現します。「plain」はあっさりした味だけではなく、味が付いていない食べ物にも使える表現です。

味が強すぎると感じた時には「too」を使います。例え食べ物が甘すぎると感じた時には「too sweet」という英語で感想が伝えられます。しかし食べ物の味付けは、人によって好みが分かれるものです。自分にとっては甘すぎると伝えたい時には「for me」を後ろに付け足しましょう。ケーキが甘すぎると感じた時には「This cake is too sweet for me」と表現します。

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美味しい?不味い?食べ物の感想を伝える英語

英語の「delicious」は美味しいという意味です。食べ物の感想を伝える時に適しています。「yummy」や「yum」にも美味しいという意味がありますが、これは主に子供が使う表現です。会食のように改まった席での使用は避けましょう。高級レストランで店員に料理の感想を聞かれた大人が「おいちい」と言うようなものです。

良い物を評価する「good」や「great」も、食べ物の感想を表現する時に使える英語です。ものすごく美味しいという感想を伝えたい時には、最高を意味する「supreme」や素晴らしいを意味する「superb」や「amazing」という英語が便利です。

人生初というレベルの美味しい物を食べた時の表現

今までに食べたことがないような、ものすごく美味しい料理に出会い、その感想を英語で表現したいときには「good」の最上級の表現である「best」などの単語と過去分詞形の「I have ever had」を使います。今までに食べた中で最もおいしいスープならば「This is the best soup I have ever had」と表現します。

可もなく不可もないという感想を伝えたい時

日本語では可もなく不可もない、美味しくもなければ不味くもないとしか表現できない味も、英語で表現することができます。「not bad」で悪くない、「okay」や「ok」で普通、まあまあという感想を伝えられます。

食べ物が不味いと伝えたい時

悪くないは「not bad」ですが、悪いもの、食べ物ならば不味い物は「bad」です。食べ物が傷んでいる時には「gone bad」という表現を使います。ものすごく不味い食べ物の感想を伝えるには、酷いを意味する「terrible」や、胸が悪くなるような状態やおぞましい様子を意味する「disgusting」が相応しいですが、かなりきつい表現なので使う時には注意が必要です。

食べ物が不味いのではなく、味が自分の好みではないのだと伝えたい時には「does not work」という表現が便利です。食べ物が自分の口には合わない時には「It does not work for me」というフレーズを使うと便利です。

食感を伝える英語のフレーズ

日本語は食感に関する語彙が豊富

日本語には食べ物の味や食感(texture)を表現する言葉が約450語近く存在するのに対して、英語やドイツ語には約100語しか存在しません。日本語では食感を表現するために擬音語や擬態語を使われており、英語に翻訳するのは難しい言葉もあります。そのため、食感の英語表現は、人によってさまざまです。

揚げ物の食感を表現する時に、日本語ではサクサクという言葉が使われます。揚げ物やポテトチップス、トーストなどのサクサクした食感を表す英語は「crispy」です。また、カリカリしたナッツ類やポリポリ齧る沢庵のように噛み応えのある食べ物には「crunchy」という言葉が使われます。

パンケーキのようにふわふわした物は「fluffy」という言葉で表現します。この言葉は食感だけではなく、ぬいぐるみや動物の毛、寝具などのように、柔らかくて空気を含んでいる物に使われます。ふんわりしていないが柔らかい物は「soft」で表現します。肉の柔らかさを表すのに「tender」という英語が使われることもあります。

柔らかいの反対の意味を持つ言葉は硬いです。煎餅のように元から硬い食べ物に「hard」を使うのは問題がありませんが、パンやスポンジ生地の菓子のように、本来は硬くない食べ物に「hard」という表現を使うとネガティブな意味になります。肉や魚が硬くて噛みきれない時には「tough」を使います。

食べ物がとろ味のある状態は、粘度を意味する「viscosity」や密度の高い状態を意味する「thicken」を使って表現できます。オムライスのような柔かさととろ味が同時に味わえるふわとろの食べ物は滑らかでクリームを含んだ状態を示す「creamy」を使って「soft and creamy」と表現します。卵料理の場合、水気を含んでしっとりした状態を示す「moist」を使って「fluffy and moist」と表現することもできます。

乾燥している食べ物や水分が感じられないパサパサした食感の食べ物には「dry」という言葉が用いられます。辛味は英語で「hot」ですが、辛口の酒は英語で「dry」と言います。逆に汁気が多い食べ物は「juicy」と表現します。

納豆やオクラなどのネバネバした食べ物は健康に良いと言われています。英語ではネバネバした物やベトベトした物を「sticky」と表現します。糸を引く粘つきには「stringy」という英語が使われるため、納豆のネバネバを表現するのには適しています。飴やガムのように甘くてネバネバした物には「gooey」という英語が使われます。

食べ物の好き嫌いを伝える英語のフレーズ

好きを表現するlikeとlove以外の表現

食べ物の味や食感には、誰にでも好き嫌い(likes and dislikes)があります。好きな食べ物を伝える時は、お気に入りを意味する「favorite」や趣味や好みを意味する「have a taste for」を使って「I have a taste for chocolate cake」のように表現します。また、人を喜ばせるという意味の「delight」を使えば「Chocolate cake is my delight」のように、大好物という表現もできます。

食わず嫌いは日本独特の表現

好きではない食べ物には「dislike」が、嫌いな食べ物は「dont like」や「hate」を使いますが、食わず嫌いは日本特有の表現です。食べた経験がないにも関わらずある食べ物が嫌いな状態は英語で「hate (食べ物の名前) without trying it」と表現します。食べ物以外の物事や経験に食わず嫌いという表現を用いる場合には、偏見や先入観を意味する「prejudice」を使います。

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口と舌以外の感覚で食べ物を楽しむ

食べ物は見た目が大事

食べ物は味や食感だけではなく、見た目や匂いも重要です。英語で「It looks delicious」と言えば、食べ物が美味しそうだという感想を伝えることができます。また、イギリスでは美味しい食べ物だけではなく、良い香りのする食べ物にも「savory」という表現が使われます。

見た目が悪い食べ物は「unsavory」を使って「It looks unsavory」と表現します。不味そうを通り越して気持ち悪いと感じた時には「gross」が使われます。嘔吐する時のうめき声を表す「yuck」という単語には不潔という意味もあり、見た目が「gross」以上に悪い食べ物に使います。

美味しそうな匂いは食欲を刺激する

匂いを意味する「smell」という言葉を使えば「It smells delicious」という英語で美味しそうな匂いがすることを伝えられます。また、食べ物の匂いは人間の食欲を呼び起こす事があります。カレーの匂いに空腹を刺激された時には「The smell of curry makes me hungry」という英語を使います。

食べ物から悪い臭いがすれば、人間はそれを体に害があるから避けようと考えます。嫌な臭いがする場合は「It smells bad」と言えば伝わります。食べ物が腐った臭いがする時には「It is putrid」というフレーズを使います。魚のような味の食べ物を「fishy」と言いますが、この単語は生臭い時にも使えます。

英語の文法とフレーズを組み合わせて食べ物の感想を伝えよう

中学校までに習う基本的な文法と、味や食感に関する単語を組み合わせれば、食べ物の感想を英語で伝えることができます。海外旅行では、立ち寄ったレストランで店員から料理の感想を聞かれることがあります。スムーズに応えられるように英語のフレーズを頭に入れておきましょう。

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