ニキビは青春の象徴などとも言われますが、厄介な肌トラブルであることには間違いありません。ニキビができやすい、いわゆるニキビ肌やしわ、ほくろなどの肌に関する英語表現が使えるようになれば、肌の状態を英語で伝えることができる上に、日常会話の材料を増やすことができます。ニキビに関する英単語と簡単な英文法をマスターして、肌の状態を伝えられるようになるように、この記事ではニキビや肌やしわ、ほくろに関する英語表現を紹介いたします。

ニキビは英語で何と言う?ニキビ肌・しわやほくろなど関連表現も徹底解説

目次

  1. ニキビやニキビ肌を意味する英語
  2. 「ニキビができた」を英語で表現する
  3. 英語でしわやほくろを表現する
  4. ニキビやしわ以外の肌に関する表現
  5. 肌の状態を英語で表現

ニキビやニキビ肌を意味する英語

日本人の約9割がニキビになる

思春期のニキビは、主に男性ホルモンの影響で皮脂が過剰に分泌される事が原因で発生しますが、大人ニキビは加齢による新陳代謝の低下やホルモンバランスの乱れ、肌の乾燥やストレスなどが原因で発生します。海外に行った時に、食事や環境の変化が原因でニキビができる可能性もあります。そこで、今回は英語でニキビはどのように表現するのかを調べてみました。

ニキビの原因となる毛穴に詰まった角栓は、英語で「keratotic plug」や「horny plug」と言います。毛穴のケアはニキビを防ぐために重要です。毛穴は英語で「pore」と言います。毛穴の手入れは英語で「pore care」です。毛穴の汚れは英語で「pore dirt」や「pore-clogging dirt」「dirt from pore」と表現します。

ニキビを意味する英語

ニキビを意味する英語は「pimple」です。20歳を過ぎれば、肌にできるのはニキビではなく吹き出物であるなどとも言われますが、英語ではニキビと吹き出物を区別せずに「pimple」を使います。日本ではニキビのケアを目的とした医薬品や洗顔料にはアクネという言葉が使われていますが、「acne」は医学用語なので、日常の英語表現に使われることは少ないです。

湿疹や吹き出物の表現に「rash」という英語が使われることもあります。「zit」はニキビを意味するアメリカのスラングです。また、慢性的なニキビとは違い、1つだけできたニキビのことを「zit」と表現するほか、アメリカ英語では皮膚科の医者を「dermatologist」ではなく「zit doctor」と呼ぶこともあります。

アメリカ英語とイギリス英語では、使われる英語表現や単語の綴りが異なります。イギリス英語ではニキビを「zit」とは言わず、「spot」という英語を使います。この単語はニキビ以外にも、皮膚のしみやほくろ、斑点などに使われます。また、観光スポットなどという表現があるように、英語の「spot」は場所や位置を表すのにも使われます。

ニキビは状態によって白ニキビや黒ニキビなどと呼ばれます。白ニキビは英語で「whitehead」と言い、黒ニキビは英語で「blackhead」と言います。これらのニキビが炎症を起こした物が、赤ニキビです。赤ニキビは別名を丘疹(きゅうしん)、英語で「papule」と言います。さらに悪化したニキビや膿は英語で「boil」です。ニキビ跡は英語で「acne scar」や「crater」と表現します。

ニキビ肌の英語表現

ニキビを意味する「pimple」から派生した英語が「pimply」です。ニキビや吹き出物がたくさんある状態を表現している英語で、「pimply face」はニキビ面を意味します。この英語を使って、ニキビ肌は「pimply skin」や「acne skin」と表現します。

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「ニキビができた」を英語で表現する

「ニキビができた」を英語で言う

ニキビができた状態を表現する英語には「I got a pimple」や「I have a pimple」などがあります。「cheek」(頬)や「forehead」(額)などの英語を付けることで、ニキビができた部位を説明することもできます。例えば、額にニキビができた場合は「I got a pimple on my forehead」と英語で表現します。

ニキビが1つだけあるのではなく、数多くのニキビによって肌が非常に荒れている時には「発生する」という意味のある「break out」や「outbreak」という英語を使います。「My forehead is breaking out」は「私の額はニキビだらけです」という意味の英語です。またニキビに痛みがある時は「pain」を、かゆみがある時には「itchy」を使って「pain from my acne」のようにニキビの状態を説明します。

「breakout」という英語は肌が荒れている状態や、ニキビを含む湿疹全般を意味します。また「rough skin」という英語にも肌荒れという意味があるほか、凸凹を意味する「roughness」という英語が肌荒れを表現することもあります。

ニキビや肌荒れの原因を英語で表現

ニキビができる原因は、年齢や体質によって異なりますが、ニキビの原因も英語で表現することができます。「My face is breaking out」(顔全体がニキビだらけになった)の後ろに「from stress」という英語を付ければ、ニキビの原因はストレスであると説明できます。ニキビの原因が食事の場合は「by eating too much chocolates」(チョコレートの食べ過ぎ)のような英語で説明できます。

ニキビや肌荒れの原因になる不規則な生活は、英語で「irregular life」や「unsteady life」と言い、不規則な生活をすることを英語で「keep inordinate hours」と言います。睡眠不足は英語で「sleep-deprived」や「lack of sleep」と表現します。「because of~」という英語を使って「My skin is breaking out because of tiredness」(疲労で肌が荒れている)のように肌荒れの原因を説明することもできます。

ニキビには治療と予防が重要

ニキビの治療は英語で「cure acne」や「get rid of pimple」と表現します。「pop a pimple」や「squeeze a zit」は、ニキビを潰すという意味の英語ですが、ニキビを潰すとニキビが悪化するだけでなく、肌にニキビ跡が残る可能性があります。ニキビは潰さないようにしましょう。ニキビの治療薬は英語で「acne medicine」や「acne remedy」と言います。

英語で薬は「medicine」ですが、一般的にこの英語は内服薬に用いられます。日本ではニキビの治療に塗り薬が処方されることが多いです。塗り薬や軟膏は英語で「ointment」です。塗り薬や貼り薬などの外用薬全般を英語では「external preparation」や「medicine for external use」と表現します。

外国では医療費の関係からニキビの治療が難しかったり、処方された薬が肌に合わずにニキビが悪化したりするケースもあります。ニキビの予防には肌を清潔に保つ(keep clean skin)事はもちろん、肌の保湿(moisturize)も重要です。保湿クリーム(moisture creamまたはmoisturiser)で肌に潤いを与えましょう。

英語で「私はニキビ肌です」と説明する

ニキビができやすい肌質、いわゆるニキビ肌の説明をするには「~する傾向がある」や「~しがちである」という英語の「prone」を使って「I have pimple prone skin」と表現します。ネガティブな物を説明する英語の「prone」を使えば「I am prone to headache」(私は頭痛持ちです)のように、置かれている状態を英語で説明できます。

英語の「have」は非常に便利で、「I have dry skin」(私は乾燥肌です)や「oily skin」(脂性肌)、「sensitive skin」(敏感肌)などの肌の状態を説明する時にも使えます。部位によって肌の状態が異なる混合肌は英語で「combination skin」です。

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英語でしわやほくろを表現する

しわを意味する英語は化粧品にも使われている

しわは英語で「wrinkle」です。肌のしわだけはなく、服や紙のしわも、この英語で表現できます。目元や口元にできる小じわを表現するには「fine line」という英語を使います。ほうれい線は英語で「nasolabial fold」や「laugh line」(笑いじわ)と表現します。

ほくろに関する英語表現

ほくろは英語で「mole」です。この単語はほくろや痣だけではなく、防波堤やモグラという意味もあるので、この英語を活用するには、前後の文脈やニュアンスを理解する必要があります。

泣きぼくろのことを英語で「mole under the eye」と表現します。また、魅力的なほくろや付けぼくろの事を英語で「beauty mark」や「beauty mole」と言います。ほくろがある状態は英語の「have」を使って「She has a beauty mole」などと表現できます。ほくろの除去は英語で「remove mole」と言います。

ニキビやしわ以外の肌に関する表現

肌の悩みを英語で説明

ニキビやしわ、ほくろ以外にも、肌の悩みや特徴を説明する英語は数多くあります。ニキビやほくろだけではなく、しみを意味する「spot」を使って「age spot」(加齢によるしみ)という英語表現ができます。また、そばかすは英語で「freckle」と言います。名詞の場合、複数形(freckles)で使うのが基本ですが、この英語を動詞として用いることで「freckled face」(そばかすだらけの顔)という表現ができます。

「あばたもえくぼ」は「Love is blind」

日本には「あばたもえくぼ」という諺があります。これは、あばた(天然痘の跡)が、えくぼに見えてしまうように、惚れた相手の事ならば欠点でさえも長所に見えるという意味です。この諺を英語にすると「Love is blind」(恋は盲目)や「Love hides ugliness」(愛は醜い物を隠す)になります。えくぼは英語で「dimple」で、ゴルフボールの表面の凸凹もディンプルと呼ばれます。

肌の状態を英語で表現

ニキビやしわ、ほくろを意味する英語や、ニキビ肌や乾燥肌などの肌の状態、英語の例文を紹介しました。肌のトラブルや肌質を説明する時に役立つ英語表現なので、肌に合った医薬品や化粧品を手に入れたい時に使えます。ぜひ頭に入れておいてください。

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