近年、車のマフラー音に関する規制が厳しくなっているのをご存知でしょうか。大きなマフラー音はサイレンサーを付けることで抑えることができます。この記事では、サイレンサーの効果と車検に通るためにはどのように付けたらいいかをご紹介します。

マフラーのサイレンサーは付け方次第?車検に通る仕組みとは?

目次

  1. 年々厳しくなるマフラーに関する規制
  2. そもそもなぜ車のマフラー音量はうるさくなるのか
  3. マフラー音を抑えるサイレンサーとは?
  4. サイレンサーがマフラー音を抑える仕組み
  5. サイレンサーを付けても車検通る??付け方と車検に通る仕組み
  6. 車検に通るマフラーへのサイレンサーの付け方まとめ

年々厳しくなるマフラーに関する規制

環境への配慮を重要視する昨今の社会情勢もあり、環境に対する車への規制は年々厳しくなっています。排気ガス、騒音などに関して様々な規制がありますが、特にマフラーの騒音についてはほぼ毎年のように保安基準の改正があり、マフラー音量に厳しい基準が設けられています。

マフラー音量の基準

従来までのマフラー音量の基準値は近接排気騒音96dB(軽車両の場合、97dB)が規制上限値でした。しかし、2016年4月に施工された新基準では、乗車定員9人以下の乗用車は72~75dBとなります。

ただし、この新基準は平成28年10月1日以降に登場した新型車にのみ適応され、平成28年10月1日以前から継続生産されている車種に関しては対象外となります。

ちなみに騒音の目安として、犬の鳴き声は90dB、2m離れたセミの鳴き声が70dBだそうです。あくまで目安ですが、これらの音よりも自分の車のマフラーの音がうるさいと感じるようであれば対策が必要かもしれません。

そもそもなぜ車のマフラー音量はうるさくなるのか

主な原因は経年劣化

前述したとおり、マフラー音には超えてはいけない基準値が設けられています。では、なぜマフラー音は走って行くうちにうるさくなってしまうのでしょうか。

それは、長年の使用による経年劣化が原因です。マフラーの中に音を抑えるための消音材が充填されていますが、この消音材が経年劣化してしまうと音がどんどん大きくなってしまいます。

元々車に付いていたりカー用品店にあるマフラーは保安基準値を満たすように作られいます。しかし、これらのマフラーは基準値を満たすギリギリの音量で作られていることが多いです。

そのため、経年劣化によって音が大きくなってしまうとすぐに基準値を超えてしまいます。また、中の消音材だけでなくサビや振動によってマフラー自体が破損していて音が大きくなる場合もあります。

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マフラー音を抑えるサイレンサーとは?

マフラー音が大きくなった場合の対処法として、マフラー自体を交換するという方法が考えられます。しかし、普通マフラー交換をするときはディーラーなどの業者に依頼しなければならず、手間がかかります。またマフラー自体の費用とそれを取替える工費を合わると相場として3万円弱かかり、それなりにコストもかかります。

そこでおすすめなのがサイレンサーを装着することです。サイレンサーとはマフラー音を抑制するために後付けできるパーツのことです。サイレンサーの装着は比較的簡単であり、コストを抑えて騒音対策をしたい方に有効な手段です。

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サイレンサーがマフラー音を抑える仕組み

車の排気ガスは高温・高圧でエンジンから排出されるため、大気圧の下に解放されると一気に膨張します。この時の爆発音が大きなマフラー音になります。

この音を小さくするために、サイレンサー内は仕切りによって複数の小さな部屋に分けられた構造になっています。音は部屋を通過するごとに低圧化され、結果的に減音する仕組みになっています。

サイレンサーを付けても車検通る??付け方と車検に通る仕組み

これまでの話で、サイレンサーを付けることでマフラー音を小さくできることはわかって頂けたと思います。しかし、多くの方が「そんなサイレンサーなんか付けて、車検通るの?」と気になったと思います。

取り外しが簡単にできないように付けるのがポイント

確かにサイレンサーの付け方によっては、車検が通らなくなってしまいます。サイレンサーを付けても車検を通すために抑えるべきポイントは「簡単に取り外しできないようにきちんと固定する」ことです。

サイレンサーが取り外しが簡単にできてしまうような付け方だと車検は通りません。ネジ止めだけでは不十分であり、溶接やリベットでしっかり固定するのがおすすめです。

取り付ける位置にも注意

もう1つの注意点として、サイレンサーの取り付け位置です。マフラー出口面からサイレンサーが飛び出ていると、保安基準を満たさない可能性があります。

車検に通るマフラーへのサイレンサーの付け方まとめ

今回は、車の騒音対策としてサイレンサーの有効性と、付けた場合に車検を通すためのポイントとして「取り外しできないように固定すること」「位置がマフラー出口面からはみ出ないこと」の2点を紹介しました。サイレンサーは手軽に低コストでマフラーの騒音対策できる手段ですので、本記事を参考に有効活用してみてください。


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