サプリといってもたくさんあって、どれがテストステロンに効くのか全然わからない!そんなときに参考になるよう、テストステロンを増やす効果のあるサプリやその成分を調べてみました。亜鉛を中心に、バランスよく摂取するのが効果の秘訣です。

目次
テストステロンを増やすサプリの成分ってなに?
サプリで上手にテストステロン濃度を高めよう!
テストステロンを増やすために有効なサプリの代表は、亜鉛です。最も効果的であると言われています。亜鉛は食物であれば牡蠣に多く含まれている成分ですが、と言っても毎日牡蠣を食べることは現実的には難しいでしょう。なのでサプリでの補給をおすすめいたします。まずは参考動画を見てみましょう。
必須ミネラルの1つ亜鉛サプリ、酵素を活性させテストステロンを増やす
亜鉛は人間にとって必須ミネラルの1つで、かつ酵素の活性に深い関連があります。体内の酵素の多くはタンパク質で、免疫機能補助、細胞分裂、創傷治癒、生殖機能維持、性ホルモン生成にも関与しています。テストステロン濃度を高めるにはタンパク質が不可欠です。もし足りないと感じたらサプリなどで補うのが大切です。
亜鉛はテストステロン濃度を上げるサプリで最も有効!
テストステロンを増やすために最も有効と言われる成分が亜鉛
テストステロンを増やす成分のサプリの代表格、亜鉛。亜鉛は新陳代謝に関わり、その他、味覚維持、免疫機能維持、性機能維持にも関与する、人体にとって重要な物質です。アルコールを分解するときにも必須な物質なので、不足しない様にすることが大切です。サプリなら簡単ですね。

1日に摂るべき亜鉛の量は?
厚生労働省によると、成人男性の1日に必要な亜鉛の量は、最低8mg、推奨が約10mg、上限が40mg〜45mgとなっております。サプリを摂取する場合には、食事とサプリとの合計でこの数値が目安になります。
亜鉛サプリだけではなく、食事とのバランスでテストステロンを維持する
亜鉛はミネラルの一種でミネラルは体内で作ることができません。またミネラルは無機質なので、鉱物の性質があり、過剰摂取すると副作用が出ます。亜鉛はデトックス効果もあり、テストステロンサプリだけではなく、デトックスサプリの成分にもなっています。食事とサプリで、毎日適量を摂取することをおすすめします。

牡蠣には亜鉛が多く含まれている
その反面、生牡蠣を食べた日は亜鉛サプリの取り過ぎに注意です。また、亜鉛が不足すると、テストステロン低下の原因になるので、サプリは毎日適量分を摂るように気をつけましょう。
五大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)
人間が生きるために不可欠な、三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)。体内で栄養にするために分解、化学変化をさせて、代謝をします。代謝を円滑に促すのが酵素で、ミネラルは酵素やホルモンを構成する成分。身体機能正常化に重要なものです。前出の栄養素にミネラルとビタミンを加えたのが、五大栄養素です。ビタミンとミネラルは現代人に不足しがち...。そんな時はサプリですね。

タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル
人間は食事を摂らないと生きていけません。栄養素が必要であり、またミネラルは体内では作くことができないので食事やサプリなどで摂取するしかありません。一人暮らしの方や忙しい方へはぜひサプリをおすすめします。
タンパク質は20種類のアミノ酸で作られますが、そのうち9種類は体内では合成できません。この9種類は必須アミノ酸と呼ばれ、食事もしくはサプリで摂取する必要があります。同様にミネラルも体内で合成することができない栄養素です。ビタミンのほとんどの種類も体内では作れません。食事とサプリでバランスよく補給しましょう。
亜鉛の効果

必須ミネラルであり、テストステロン増加を強力サポート
亜鉛は酵素の活性に関わります。体内の酵素の多くはタンパク質で、役割は免疫機能補助、細胞分裂、創傷治癒、生殖機能維持など。タンパク質はテストステロン濃度を高めるのに不可欠です。また亜鉛はアルコールを分解したり、抗酸化酵素と結合することによっての抗酸化作用もあります。食事やサプリで欠かさないことが大切です。
テストステロンを助けるサプリ成分のアルギニン
アルギニンは身体を構成するアミノ酸の1つ
身体を作るタンパク質を構成するアミノ酸の1つ。成長ホルモン分泌を促します。成長ホルモンは代謝促進、筋肉疲労回復、肌の健康維持などの効果があります。一酸化窒素生成による血流促進の働きがあるので、 血流悪化による身体のだるさ改善や、 脳の疲労回復、男性機能向上にも効果があります。サプリでも良く目にしますね。テストステロン分泌ためにはぜひ摂りたいサプリです。

アミノ酸がタンパク質を作り、タンパク質が身体を作る
アルギニンはタンパク質を構成する最も重要なアミノ酸の1つで、成長ホルモンの分泌を促します。また一酸化窒素を発生させて血流を改善させ、筋肉や脳などの末端部分まで栄養素を運ぶ手伝いをしています。忙しい中でもサプリで素早く。
テストステロンが増える際にも一役担う成分
成長ホルモンの分泌量を増やし、男性の活力を上げる、筋肉増強サプリの成分としても有効と言われています。シトルリンと強い関連があり、お互いに変換しあって身体に取り込まれます。直接テストステロンを増やすというのではなく、タンパク質を作る際の最重要アミノ酸と言われ、テストステロンの生成を強力にサポートします。

アルギニンの含有量1位は豚ゼラチン
その他かつお節やしらす干し、エビなどの魚介類、ゴマやピーナッツなどの種実類に。大豆類は湯葉や高野豆腐には含まれますが、納豆や豆腐には多く含まれません。その場合はサプリで摂取した方が楽ですね。
アルギニンの効果

タンパク質構成、成長ホルモン増加や、血流促進、疲労回復効果
アルギニンには成長ホルモンの分泌増加や精力増大の他、血流改善作用、抗酸化作用、免疫力向上作用などがあります。テストステロン増加のためだけでなく、その他の重要な成分がサプリで摂れます。
アルギニンと共に頑張るサプリの成分シトルリン
シトルリンは、アルギニンと相互作用で働くアミノ酸
シトルリンは単体で摂取しても効果は限定的です。単体ではテストステロン濃度を上げる効果は期待できません。ただし食物やサプリをアルギニンと一緒に摂取することにより、相乗効果が発揮され、間接的、結果的にテストステロンを増やしていくと言われています。

スイカの中に多く含まれる
アミノ酸の一種であり、日本でスイカから発見されたことが名前の由来と言われています。ただ、シトルリンだけを多量に摂取してもテストステロンが増えるわけではありません。他の栄養素、サプリと一緒に補給することでその力を発揮します。
アルギニンとお互いに変換しあって血流を改善する成分
シトルリンもアルギニンも、一酸化窒素を生成します。これにより、体内の血管が拡張され、血流が改善されます。血管は栄養素などを身体の隅々にまで運ぶというとても大切な役割があります。老廃物も血管を通して滞りなく運び出されます。血管をしなやかに保つ、そのためのサプリもありますね。
シトルリンの効果

一酸化窒素を生成し、血流を改善、サプリで摂ると簡単
血流が改善すると栄養素が身体の隅々まで届きます。スイカの他ウリ科植物にも含まれますが、量が格段に少ないです。サプリ以外で摂取するのは賢いやり方とは言えません。テストステロンを増やしたい時は他の栄養素と一緒にサプリで補いましょう。
心身ともに効果的なマカサプリ!
必須アミノ酸やミネラル・ビタミンが豊富
人間の身体には20種類のアミノ酸が必要です。ただしミネラル同様、体内で作ることができないアミノ酸が9種類あります。マカには必須アミノ酸が多く含まれているのですが、全てではありません。その不足分はサプリで摂取すると良いでしょう。アミノ酸がタンパク質を作るので、テストステロン増加にも欠かせない成分です。マカサプリはおすすめサプリです。

足りない部分はサプリで補給
マカは非常に健康的な食物です。精力を高め、疲労を回復させてくれます。テストステロン合成に必要と言われるカルシウムも多く含まれています。ただしそれでも足りないアミノ酸もあります。そこはサプリで上手に摂りましょう。
滋養強壮、精力増進、ホルモンバランスも整え自律神経を調整
マカにはホルモンバランスを整え自律神経を調整する作用があります。そして、アミノ酸やビタミン、ミネラルといった成分、亜鉛やカルシウム、アルギニンが、豊富に含まれます。それらの成分により、滋養強壮や精力増進の効果もあり、間接的にテストステロンを増やしてくれます。よくサプリの成分として取り入れられていますね。
マカの効果

亜鉛やカルシウムが多く、またホルモンのバランスも整える
自律神経を調整する効果があるので、テストステロンを減らしてしまう原因のひとつ、睡眠不足の解消にも役立ちます。ただし、独特の味がするのでそのままや粉末では摂取しづらいでしょう。錠剤になったサプリがおすすめです。
サプリで摂るのがおすすめトンカットアリ
アルギニンが豊富で滋養強壮、かつテストステロンの働きを整える
アルギニンや亜鉛が豊富で、滋養強壮、精力増強に効きます。主成分のグリコサポニンには全身の代謝を促す効果があり、細胞活性化や身体機能向上化作用があります。トンカットアリ自体は日本国内では流通しておらず、またマカと同じく独特の味があります。サプリは流通しているので、ぜひサプリで補うことをおすすめします。

トンカットアリでテストステロン分泌量をアップ
マカと同じく植物の根であり、古くから滋養強壮剤や精力剤としても食せられてきたトンカットアリ。アルギニンを吸収しやすくするビタミンB6、亜鉛など、テストステロンの増加に関わる成分がバランスよく含まれています。
グリコサポニンとユーリペプチド
トンカットアリの主成分であるグリコサポニンとユーリペプチド。両者とも成長ホルモンの分泌を促す作用があります。グリコサポニンは全身の基礎代謝力を促し、ユーリペプチドはアミノ酸の吸収を促進し、コレステロールをテストステロンに変換する働きを担います。
トンカットアリの効果
東南アジアでは古くから滋養強壮や精力増強の薬として親しまれていたようです。成分としてアルギニンや亜鉛が含まれており、テストステロンの分泌量増加にも効果的といわれています。グリコサポニンとユーリペプチドによって、成長ホルモンの分泌量も促します。
身体に欠かせないマグネシウムもサプリでなら
骨だけじゃなくテストステロンにも関わっている
骨を作る成分ということでよく知られていますが、亜鉛やカルシウムとのバランスによって、テストステロンの分泌を効果的にもしてくれます。体温や血圧を正常に保つ働きもあります。身体のほとんどすべての酵素の働きを助ける補因子で、酵素の活性化に関わっているので、亜鉛などと一緒に食事やサプリで摂ると良いでしょう。

種実類に多く含まれる
ゴマやアーモンドなどの種実類、ひじきなどの海藻類にも多く含まれています。現代人はつい不足がちになりやすいと言われているので、ぜひサプリなどで毎日補いましょう。
カルシウムとのバランスが大切!だからこそサプリで
毎日マグネシウムだけを摂取しても、ほとんど効果は期待できません。あくまでもカルシウムや亜鉛など、その他の成分と一緒に摂取することで体内へ取り込まれます。多くのサプリはそのことを踏まえて複数の成分が入っています。サプリを上手に摂ることをおすすめしたいです。
牛乳だけじゃ限界!カルシウムサプリで効率的に
カルシウムも骨だけじゃなくテストステロンにも関わっている
骨や歯を作るという印象が強いですが、亜鉛やマグネシウムと一緒に摂れば、テストステロン分泌作用が出ます。テストステロン原料説もあり、少なくてもテストステロンが分泌するためには、アミノ酸やビタミンだけでなく、カルシウムや亜鉛などのミネラルは必要となります。サプリでもミックスされているものを見かけますよね。

カルシウムと言えば牛乳ですが...
牛乳にはカルシウムが含まれていますが、カルシウム単体では身体に吸収されません。マグネシウムやビタミンDと一緒に摂ると吸収が促進されます。ただ牛乳を飲むよりも、サプリと合わせて飲む方が身体には良いかもしれません。
マグネシウムや他の成分とのバランスが大切!サプリで一緒に
マグネシウム同様、毎日たくさんカルシウムだけ摂っても、身体に吸収されなければ何も意味がありません。マグネシウムやビタミンD、亜鉛が配合されたカルシウムサプリがあるので、こういったサプリが効果的でおすすめです。
実はコレステロールがテストステロンに関わっている
摂り過ぎても摂らな過ぎてもよくない
一般的にコレステロールは摂ると身体に悪いというイメージがあります。ですが実際のところ、コレステロールは五大栄養素のうちの脂質の1つであり、必要な栄養素です。2015年に厚生労働省は、血中コレステロール値への食事の影響は科学的根拠がないという理由で食事摂取基準からコレステロールの上限値を撤廃しました。

卵黄に多く含まれるコレステロール
コレステロールの大部分は、体内で合成されます。なので無理に摂取する必要性は低いですが、もしコレステロール値を下げるサプリを多用すると、逆にテストステロンは上がりません。食事もサプリもバランス良く、ですね。
コレステロールはテストステロンの原料
男性ホルモン(アンドロゲン)の主原料はコレステロールであり、段階的にテストステロンへ変化していきます。亜鉛や、アルギニン、マグネシウム、カルシウムなどはテストステロンの生成をサポートします。作る原料があって、そのサポートがある。そのことよりテストステロンが増加するということになります。コレステロールは普通の食事をしていれば十分摂れますが、亜鉛などはサプリで摂る方が効果的です。
テストステロンを増やすサプリは?成分や成分の効果のまとめ
なんといっても亜鉛。サプリでテストステロンを増加させるには亜鉛サプリは欠かせません。そしてタンパク質を作るために、アルギニンやシトルリンなどのアミノ酸系サプリ、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル系サプリ、ビタミンB6やビタミンDなどのビタミン系サプリをしっかり摂取。滋養強壮、精力増進のためなら、マカサプリやトンカットアリサプリも強い味方となってくれるでしょう。これらのサプリをバランス良く、が大切です。

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