いとこに恋をしてしまった。そんなことを経験したことはあるだろうか。もしいとこに恋愛感情を持ってしまったら、周りの目や結婚のことなど実は気を付けておきたいことが沢山ある。いとこに恋愛感情を抱いたときに知っておいてほしいことを解説していこう。

目次
いとこに恋愛感情を持ってしまったら

いとこに恋愛感情を持ったことはあるだあろうか。恋愛感情をもってしまうと前が見えなくなることは多々ある。しかし、いとこへの恋愛感情をもつということは今でも、世間体やいろいろと問題視されることもあり、悩みが尽きないことでもある。そこで、いとことの恋愛において知っておくべきことを徹底調査していこう。

まず知っておくべきことは、いとことの恋愛が実際にどれくらいあるのかということだ。実際にいとこに恋愛感情を抱いたという経験おある人はほとんどいない。女性がいとこの男性を恋愛対象として見ることができるかという調査では、7割以上の女性ができないと答えたそうだ。
いとことの恋愛!あり?なし?
いとことの恋愛はあり!の意見

しかし、他人がいとことの恋愛をするというのであれば、そんな恋愛もありではないかという意見もある。このいとことの恋愛をもし他人がしていたとして、ありという意見となしという意見はほぼ半分に分かれたのだ。そんな、いとことの恋愛をありだと賛成する理由には、いとこが恋愛対象といっても幼馴染とお同じだからという意見が多い。

幼馴染と考え方は同じであるため、特に問題はないと思うようだ。また、実際に周りでいとこ同士で恋愛、結婚した人もいるようで、特に好きになった相手であるなら、いとこが恋愛対象であろうとも関係はないと思う人も多い。そのため、好きであるならいとこ同士でも恋愛関係がないとはっきりと分けて考えることができるようだ。
いとことの恋愛はなし!の意見

しかし、ほぼ同数で反対の意見があることも確かである。その反対の理由としては、あくまで身内だからもし別れるなどダメになったときに気まずそうといった意見や、その空気に家族の目も気になるとの声もある。また、そもそも血縁関係があるのに、その親族に対して恋愛感情を抱くのがありえないと否定する人もいる。

いとこといえども血のつながった親族なので、恋愛対象になるわけがないしなることもおかしいと考えている。また、いとことの関係が良くても、その親の顔が浮かんでくるから絶対に好きになれない、半分は親の血が混ざっていることを意識すると恋愛感情は無理という人もおおいようで、いとこどうし仲が良い悪い関係なく、恋愛は無理だという意見も多い。
いとこ同士の結婚はできる?
【いとこ同士の恋愛事情①】結婚はできる!

そんないとこ同士を恋愛対象として見ることに賛成意見も反対意見もあるが、そもそもいとこ同士で結婚は可能なのかという問題も知っておかなければならない。もし不可能であれば、実るべきではない恋になる。実はいとこ同士の結婚は、法律上問題はない。もちろん恋愛もだ。

法律上「直系血族または三親等内の傍系血族」との間の婚姻は禁止されているが、直系血族にも傍系血族にもいとこは属さず、三親等にあたるのはおじや、叔母、甥や姪になるので、いとこは四親等ということになり結婚は可能なのだ。もし真剣に恋愛関係を続けていくのであれば、結婚可能ということはしっかり覚えておかなければならないだろう。
【いとこ同士の恋愛事情②】結婚に対する世間のイメージ

しかし、恋愛や結婚は法律上問題はなくとも、世間のイメージは変わらずある。これらのイメージはどうしても、今後見られるうえでついて回る物なので、これもしっかりとカップルである人も片思い中だとしても覚えておく必要があるだろう。親からも当然恋愛を反対されるケースは多い。もっとほかの人を探して恋愛をしてほしいと思われることもあるようだ。

昔は、血を薄くしないようにとの考え方もあったようで、周りとの出会いの数も限られていたこともあり、いとこ同士の結婚も珍しいものではなかったが、今ではあまり賛成されないことのほうが多い。時代も変わり、なぜ今さらいとこ同士で恋愛対象に?結婚するの?と感じる人は多いのだ。いとこ同士の恋愛やカップルを見ればこれらの意見はあるあるだろう。
いとこ同士の結婚はトラブルを招くことも!?

いとこ同士のカップルは、やはり良い意見も悪い意見も両方多い。これらの意見があるのは、やはり具体的なトラブルがあるからでもある。いとこ同士の恋愛やカップルにおいては将来的なトラブルが待っているリスクも大きいのだ。いとこ同士の結婚は、義母が自身の実両親のどちらかと兄弟である。

もともと結婚前から親戚なので、一般的な家庭よりも付き合いは親密になるかもしれない。しかし、悪くとらえれば、距離感や遠慮がなく、無駄なトラブルに発展するケースもある。もちろん良いこともあるのだが、特に女性からすると姑問題などはどこの家庭でも困りもの。例えば姑が許可なく家に訪れることも、一般家庭に比べると遠慮がない可能性もある。

事実、いとこ同士の結婚においてはこういった家同士のトラブルや付き合いの距離感の意識がどうしてもあるあるの問題になりがちだ。また、家同士が親密だからこそ、何かとイベントごとで家族が全員集まる機会も多いだろう。親の関係がもし険悪であれば、それに巻き込まれてしまえば目も当てられない。そういったあるあるな問題がリスクとして考えられる。
離婚する時にもトラブルの種が!

また、いとこ同士で結婚して、もしうまくいかなかったときの離婚となれば、ますます面倒なトラブルになる。いとこ同士での結婚は、離婚してしまえば夫婦ではなくなるが、親戚という関係はなくならない。離婚後も何かとお互いに顔を合わせることもあり、自分たちだけでなく親戚までも対象にして付き合いの気まずいものになる可能性もある。

また、もしいとこ同士で結婚して、配偶者からDVを受けた場合など、DV禁止法によって保護命令が下ることがある。裁判所から接近禁止令が出れば、いくらいとこであっても、被害者に近づいたりした場合には保護命令違反として、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる対象になるリスクもある。思わぬトラブルの対象になることもあるのだ。
いとこ同士の恋愛はもちろんいい面もある!

しかし、いとこ同士での恋愛や結婚はけっして悪いことばかりではない。いとこ同士の結婚の場合は、もともと相手のご家族も親族であるので、一般的な相手の家族の様に、いちから関係を築く必要がない。その意味では恋愛の時から家族の付き合いや、相手の自分たちへの扱いも遠慮なく気が知れているだろう。

よく聞く姑問題も、自分を対象に姑が口うるさいと聞くが、こういった問題も、もともと仲がよくなかったりしなければ別に問題なく、恋愛においても結婚した後でも円滑に暮らしていけることだろう。
いとこ同士の結婚は障害をもった子供が生まれるリスクがある?

実は、いとこ同士のカップルに待ち構えている問題は、家族間のトラブルだけではない。昔からのあるあるではあるが、親族の近しいもの同士の結婚は血が濃くなりすぎるゆえに、障害をもった子供が生まれるというイメージがある。むかしからのあるあるではあるが、こういう言い伝えや内容は今でも時折耳にすることがあるだろう。

また、早く亡くなるといったこともある。これらについては様々な意見がある。普通の夫婦から障害を持った子供が産まれる確率に比べて1.7~2.8%高くなるという説もある。確かに、一般的な結婚よりもリスクがあるのかもしれないが、健康に育つ子供も確かにいる。諸説あるので気にしすぎはだめだが、これらの説は確かに存在するのだ。
いとこ同士の恋愛は慎重に!相手のことをよく知ろう

いとこ同士でカップルになる、あるいは片思いで好きな気持ちがあることは別に否定されるようなことではない。しかし、それが確かに恋愛感情なのかを確認することは今一度必要になるだろう。いとこの場合は、小さなころから一緒にいて、仲のいい関係。その良い印象を、大きくなるにつれて恋愛観法として発展させているだけかもしれない。

これもあるあるな話ではあるが、小さなころから仲良く一緒に過ごす時間が多ければ、好きという気持ちになりやすいこともある。親近感を恋愛感情と勘違いしているパターンだ。この気持ちが本当に恋愛感情なのかどうか、それともただの兄弟としての愛情なのかどうかを相手をよく知って考えてみる必要があるだろう。
他の男性で恋愛対象はいない?ほかの男性も見てみよう

よくカップルになれば、二人の世界に入っていることもあるようだが、いとこ同士でも仲が良いゆえにこういった二人の世界に入り込んでいることがある。それを恋愛感情と思っているようだが、それはいつの間にか小さなころから付き添っているいとこを、「自分にはこの人しかいないと」思い込んでいるだけの可能性もある。

幼馴染や中の良い親友にもあるあるなことだが、仲が良いことを恋愛感情として自分の中で勘違いをしている可能性もある。他の男性を積極的に見てみて、本当に優しい人はいないか、自分を思ってくれる人はいないか今一度確認してみよう。視野を広く持てば、カップルの様に付き合ういとこ意外の人を好きになれる可能性は高い。
いとこ同士で好きになってしまったら冷静になること!

いとこ同士で好きになってしまったら、常に冷静になることが必要だ。世間体もあり、でも愛もある中で、肯定しても否定しても落ち着かないという気持ちになっていることだろう。これもいとこ同士の恋愛関係であるあるな気持ちの問題だ。

必要なのは、冷静になってほかの異性をみて、またいとこをもう一度みてよく観察し考えることだ。それでも、まだ愛する感情があるのであれば、きちんと正式にカップルになればよい。落ち着いて考えてみて、ほかの異性が良いと感じたのであれば、その異性を好きになってもよい。
いとこ同士の恋愛は苦難も多いが幸せも多い

いとこ同士の恋愛は、悪いイメージや世間体と一般的な恋愛にはない問題がある。恋愛において、そんなことを気にしていては前に進めないなんてこともあるが、いとこ同士だからこそ気になることが多いのだ。そんあトラブルは確かにつらくてしんどいが、本当に恋愛を成就させるためにも必要なこと。冷静に今後の幸せのためにも必要なことなのだ。
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