誰しも一度は持つアイテム、それが「手帳」です。使い続ける人もいれば、三日坊主になってしまう人もいます。手帳ほど人をより好みするツールはありません。そこでおすすめな決定版の手帳の紹介を中心に、ビジネスや学校生活にも役立つ手帳術もおすすめします。

目次
まだまだ強いアナログな手帳の人気
ビジネスや学業に不可欠なもののひとつが「手帳」です。仕事や学生の就活に欠かせないスケジュール管理さえも、今やスマホのアプリ等を利用してデジタル化するケースにある中、まだまだ自分で手書きするアナログ方式な手帳の売れ行きも好調です。衰えることを知らない手書き手帳術、その人気の秘密を探ってみましょう。
手帳にはどんなことを書きたい?
スケジュール管理として手帳を使う
社会人及び学生におすすめな手帳術と聞けば、まず必ず書くのが「スケジュール」についてです。マンスリーやウィークリー、そしてデイリーなどで使い分け、24時間の仕事内容やビジネス上の管理を行うというのが一般的な手帳上のフォーマットです。
日記として手帳を使う
スケジュール管理の次に頻繁に使う手帳術が「日記」として利用するケースです。その日の出来事や抱負など思いついたことを綴っている方が多いようです。三日坊主にならない為の工夫をされている社会人の方も多いようです。
記録を集める手帳として
ダイエットの目的で体重記録や毎日食べたもの、あるいは運動やエクササイズの数値の記録などを手帳術として利用する方も目立ちます。書くことでモチベーションの維持をします。手帳が自分のベストな方向へと導いてくれます。
雑記帳として手帳を使う
他にも最近目立つ手帳術は、特定の目的を設定せず、気ままに好きなことを書きためる雑記帳のような方式です。特に女性の場合は、シールやマスキングテープ、スクラップ等を貼ってコラージュのように美化する手帳の扱い方は人気が高いようです。その為のワークショップやセミナーもあるようです。
手帳術のよくある悩みとは?
マンスリーとウィークリーに差がでる
手帳の機能で多いのは、マンスリー部分とウィークリー部分を折半にしているデザインです。社会人の習性では月ごとのスケジューリングを得意にする傾向が強く、どうしても一週間ごとのウィークリーを使いきれないという悩みがあるようです。就适している学生もその点は類似した傾向があるようです。
仕事とプライベートが混同する
学生と社会人に共通な手帳術の悩みは、プライベートと学業・ビジネスの行事が同じ手帳のページに混同して書かれてしまうケースです。書き方を工夫して区別しないと、仕事上の都合なのか、プライベートのほうなのか分からなくなるというのもあり得るのです。頭では分かっていたつもりが、案外と忘れてしまっていることもあります。
手帳に空白ページが目立ってしまう
年の初めや年度初めなど、今度こそはしっかり使おうと意思を固めて新しい手帳を購入するも、人はなかなか習慣を保てなくコンスタントに手帳に書くことをさぼってしまう方は圧倒的に多いのです。余白だらけの空白手帳は虚しい気分になります。社会人として、あるいは就活に必需品だからという囚われ過ぎた思い込みの結果ともいえます。
これからのおすすめ手帳術の紹介
マイルールによる手帳にする
世間で既存販売されている手帳の殆どは、フォーマットが定型化され、購入者がそれに合わせた使用方法に従うものばかりです。そもそも自分の為に使いたい手帳なのに画一化され自由度が少ないというのが、使いきれず途中で放棄する理由です。自分らしいルールを作りそれに則った手帳術なら、比較的長い目で使用することが可能です。
そこで、手帳こそ自分でプロデュースという方法が今は注目されています。自分のビジネスに特化したり、学業・就活に役立つ情報を網羅する為の、そんな手帳術を極めてみたいものです。具体的な方法は様々なので一概には言えませんが、概ね自分の好きなことを手帳に書き綴っていく方式が主流です。
フォーマットを我流で作り書き綴る手帳
社会人や学生に限らず手帳術が苦手な人の場合、デイリーで時間ごとの予定管理が面倒な理由が多いようです。ところが殆どの市販されている手帳は月単位・週単位等の時系列中心なのです。そのフォーマットは、手帳を日記的に書きたい人にとっては邪魔になってしまいます。一番有効な手帳術は、使いやすいフォーマットを自由に決めて書き込める方式のものです。
特におすすめなちょっと変わった手帳術
ここでは最近注目されているおすすめ手帳術を2つご紹介します。学生のスケジュールや仕事の管理だけが手帳のノウハウではありません。自分が使用して楽しいと思える工夫をする手帳術こそ今後は重要な意味を果たします。
感謝ノートとして書くのがおすすめ
社会人でも学生でも日々の営みの中で「感謝」という言葉を多様化しています。しかし言葉そのものに溺れ、肝心な気持ちを置き去りにしている傾向も否めません。何に対しどう感謝をし、どんな活かし方を今後したいのか?を一冊の手帳に綴っていくことで、やがて成長記録や反省材料になります。感謝ノート形式で手帳に記述すると、心のありのままを記録するのでおすすめです。
未来日記として書くのがおすすめ
社会人にしろ学生にしろ、多くの人々が将来への期待や不安を口にします。ところが大凡その場のボヤきだけで終わってしまいます。お酒の席や内輪話で浮上した夢実現については、結局社会のせいにしたり仕事への愚痴に変換しています。本当にやりたいこと、夢実現についての些細な具体性すら本気で考えていないのです。
未来日記とは夢や願望の本質を自由に書きなぐる面白さに視点を置かれています。現在までに起こっていないことですら、あたかも実現したかのようにスケジューリングしていきます。普段の凡庸化された手帳に、この未来先取り形式を採用するだけで、毎日手帳を開いて書く作業が楽しくなります。
やりたいことリストや未来の理想のスケジュール、その実現のために今からするべきことのリストを記述することで、実現へ加速する題材集めになるのです。ビジネスや就活、そして人生そのもので重要な「信じる心」を育むノート術なのです。
ビジネスや就活に役立つおすすめ人気手帳
今度こそ手帳を変えて、自分らしさを追究したいと決心したら?いよいよ買い替えをしてみましょう。仕事や就職活動に役立つ売れ筋おすすめ手帳のご紹介です。好みには個人差もありますので、自分に一番似合うものを選んでみてください。手帳への熱量が、未来を変える可能性があります。
①おすすめ手帳「Rollbahn(ロルバーン)」
ロルバーンの手帳は、何といってもカラーバリエーション豊富なところとデザインがシンプルなのが魅力です。且つ書き込める内容量もあり許容が広い手帳として活用できます。サイズもちょうど持ち運びのしやすいタイプも揃っています。アレンジ次第で、オリジナル性高いデザインが可能でおすすめです。
②おすすめ手帳「ジブン手帳」
近年人気が上昇中のおすすめ手帳が「ジブン手帳」です。大手広告代理店クリエーターの佐久間英彰氏によって開発されたオリジナル手帳です。コンセプトは一生つかえる手帳、その中身は「LIFE」「DIARY」「IDEA」という3項目3冊がオールインワンにセットされた手帳です。書きやすく見やすいフォーマットで、社会人が自分を主役に自分らしさを追求できる手帳です。
③おすすめ手帳「ほぼ日手帳」
糸井重里氏が中心となり「自分たちが使いたい手帳をつくろう」というモットーで開発された有名な手帳です。一日1ページを埋める方式、そこにはどんなことでも「好きなように書く」という、たったそれだけのルールしかありません。自由度がかなり高いことで愛用者は後を絶たず、一つのカルチャーと化しています。学生はもちろん社会人でも誰でも使えるおすすめな手帳です。
④おすすめ手帳「キャンパスダイアリー マンスリー」
手帳へ「自由に好きなだけ書いていい」と言われても、実際に何を書いたらいいかわからないタイプの方も案外多いはずです。そのようなタイプの方には、ある程度必要最低限なフォーマットを提供してくれるキャンパスダイアリーがおすすめです。学生時代から社会時の今でもずっとお世話になっている定番ノートの形式です。持ち運びもしやすく標準的日本人向けな手帳です。
⑤おすすめ手帳「MOLESKINE(モレスキン)」
ゴッホやピカソが愛用していたことで知られるイタリアの老舗手帳ブランド「モレスキン」、その豊富なシリーズやスタイリッシュな雰囲気はビジネスマンや就活する学生の間でも不動の人気を誇っています。使えば使うだけ味のでる表紙のクラッシックさが魅力です。
アナログ手帳の代名詞的存在ながら、最近ではデジタル化できる「モレスキン スマートライティングセット」が評判です。
手帳は進化の証しです
毎年の初頭、もしくは年度始まりに合わせて各社が一斉に手帳をアップデートします。膨大な数の手帳が店頭に並ぶ光景も一般化されていますが、何よりも自分らしい使い方・使いやすさを保てる手帳こそ、仕事や学業、あるいは就活のい際に役立つものです。また、既存の方法論に囚われず、自分の好きな方向性を打ち出して万能な手帳へと進化させることをおすすめします。
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