肌寒くなるとスーツの下にセーターを着ている人を街で見かけるけど、スーツの下にセーターを着るのっていいの?普段何気なく着ているスーツを着る時のマナーってご存知ですか?そんなメンズスーツのマナーやおしゃれな着こなしもご紹介!

スーツの下にセーターはOK?マナーやメンズの着こなしについて紹介

目次

  1. スーツの下、セーター着ていますか?
  2. スーツにセーターはマナーとしてアリ?ナシ?
  3. スーツの下にセーターを着る時のマナーとは
  4. スーツの下にセーターを着る時の基本と選び方
  5. スーツの下にセーターを着る時の着こなしのポイント
  6. 秋冬のスーツとセーターの着こなし
  7. スーツの下にセーター以外に何を着こなす?
  8. ビジネススタイルになるかも!?タートルネックセーター!
  9. 第一印象が大事なビジネスマンのスーツのマナー!
  10. スーツを正しく着ておしゃれに着こなしちゃいましょう!

スーツの下、セーター着ていますか?

肌寒い季節になるとスーツの下にセーターを着ているビジネスマンを街で見かけますよね。暖かいし、カラー次第でいつも着ているスーツに差し色が入りお洒落な印象になります。しかし、セーターは私服のイメージが強いです。メンズスーツの下にセーターを着るのはアリなのでしょうか?

スーツにセーターはマナーとしてアリ?ナシ?

結論から言うと、スーツの下にセーターはNGです。なぜなら、スーツ着用の正式なルールの観点からでは、正しいフォーマルな着こなしではないのです。「セーター着用=カジュアルスタイル」という位置づけになります。セーターという服はカジュアルなアイテムになるのです。

しかし、近年そのルールは時代によって変わりウォームビズなども始まった為、基本的には職場のルールに従うようにすれば問題ありません。※ウォームビズ=秋・冬の省エネを目指し始まり、クールビズの反対のようなもの。スーツの下に厚手のシャツやベストを着用するなど。

いつスーツの下にセーターは着用して良くて、いつ着用してはいけないのか

基本的に着用して良い時は、ウォームビズスタイルが可能な会社の社内や取引先です。取引先もウォームビズが可能ならば失礼に当たりません。逆に着用してはいけない時は、新卒や中途・転職などの面接時や重役の方などへの訪問時です。こちらは避けた方が無難なシーンです。

スーツの下にセーターを着る時のマナーとは

”ニット男子”という言葉があり、20代、30代のビジネスマンを中心にここ数年メンズスーツの下にセーターを着る習慣が定着してきています。ビジネスシーンで着るセーターはVネックが主流となっています。ビジネスシーンで着るセーターは、普段仕事以外の私服で着ているセーターとは違う服となります。そんなセーターを着る時のマナーを2点説明します。

1,スーツに合った色のセーターを選ぶ

ビジネスマンは何と言ったって見た目が重要です。セーターもスーツの色に合わせたものを選ぶことが必要です。色味が一緒だと統一感が出てきれいな大人な印象になります。絶対に選んではいけないのが、蛍光色などの明るすぎるものです。これらの色は、いくらスーツに合っていてもビジネスシーンにふさわしくないので避けてください。

2,汚れやほつれなどないものを無いものを着る

ビジネスマンがいくらしっかりして、仕事が出来ていても、着ているセーターの糸がほつれていたり、ボロボロのものを着ていたら、周囲からだらしないと思われるだけでなく、契約のチャンスを失ってしまいます。ビジネスマンとしては致命的な結果につながってしまいます。これは服全般に言えますが、ビジネスの場では特に気をつけましょう。

スーツの下にセーターを着る時の基本と選び方

セーターには丸首とVネックタイプがありますが最近では、秋冬はネクタイをする・ビジネスシーンでネクタイが綺麗に見えた方が良いという観点からVネックのセーターの品揃えが多くなってきています。「普段メンズスーツをカッチリと着るビジネスマン=Vネックのセーター」が一般的です。一方、「ノーネクタイが可能な会社=丸首」は問題ないということになります。

スーツに合わせる秋冬のセーター

秋冬の肌寒い季節にスーツの下に合わせるセーター。ボタンがない分すっきりした印象になります。実はメンズスーツの下にセーターを着ることで聡明なイメージを出すことできるんです。また、色や柄も豊富にあるのでお気に入りの一枚を見つけたり、たくさんのセーターでおしゃれな大人なビジネスマンにもなれちゃいます。

秋冬のセーターの色や柄を選ぶポイント

色や柄を選ぶ時は、スーツと同系色の物かスーツの差し色になるものがポイントになります。ビジネス向けと言われる色は、グレー・ネイビー・濃紺・黒・ブラウン・ワインレッドやバーガンディ・薄い青・グリーン・ターコイズブルー・ダイヤ柄などです。ビジネス不向きと言われる色は、赤・黄・ピンク・ビビットカラーと呼ばれるものなどです。

スーツの下にセーターを着る時の着こなしのポイント

着こなしのポイントは2点あります。1つ目は、サイズ感です。シャツの上に着て違和感がないものを選びましょう。2つ目は、色や柄で遊び心をプラスすることです。可能であればセーターの編み方や素材で遊び心をプラスして、大人なビジネスカジュアルスタイルでかっこよく着ましょう。

秋冬のスーツとセーターの着こなし

普段私服としてセーターを着る方は多いと思います。スーツに合わせる色や柄で普段のスーツとがらりと雰囲気が変わるんです。秋冬のメンズスーツの着こなしを色別にみていきましょう!

×黒セーターの着こなし

ブラックスーツとは、王道の相性で他のアイテムで色を持ってくることでワンポイントを作ることが出来るため、まとまった印象になります。ネイビースーツでは、ブラックスーツ同様相性は良く、あえて、革靴・ベルトも黒にすることで色の統一感が出ます。グレースーツでは、同系色のため相性はいいので、革靴の色をあえてライトブラウンなどにして個性的にしてもおしゃれです。

×ネイビーセーターの着こなし

ブラックのスーツとは、シャツを白の無地や薄い青にし、ネクタイをネイビーと相性の良い色にすることでバランスが取れます。ネイビースーツでは、相手に失礼を感じさせないでいて、上品でリラックスした印象です。グレースーツでは、上品な印象になります。グレー自体が、おしゃれな印象なので落ち着いたネイビーでバランスを取ることが出来ます。

×グレーセーターの着こなし

ブラックスーツでは、シックな印象になります。シャツを白にすることで明るさのバランスが取れます。ネイビースーツでは、スマートな雰囲気に印象になります。ライトグレーのセーターにシャツの色も明るくし、ネクタイの色を落ち着いた色にして、バランスをとりましょう。グレースーツでは、スーツとセーターでグラデーションを作ることで、上級者のコーディネートになります。

×ワインレッドセーターの着こなし

ブラックスーツでは、相性がいい為お洒落な大人な雰囲気になります。ネイビースーツでは、ネイビースーツ自体が大人っぽく、おしゃれを取り入れやすいのでワインレッドのセーターは指し色になり上級者コーディネートになります。グレースーツでは、こちらも差し色として持ってくるとおしゃれです。また、濃いめのグレースーツに合わせるのもオススメです。

×グリーンセーターの着こなし

ブラックスーツでは、主役に持ってくるとおしゃれに。ネクタイをニットタイに変えることで秋冬感を演出できます。ネイビースーツでは、スーツかセーターどちらかの色味を抑えることで大人カジュアルな印象になります。グレースーツでは、季節感や温かみのあるので、ブラックスーツ同様に主役へ。濃いグリーンは渋い大人の印象になります。

×ダイヤ柄セーターの着こなし

ブラックスーツでは、ダイヤ柄のセーターがアクセントとなるので主役に持っていき、ネクタイを落ち着かせバランスを取ります。ネイビースーツでは、ネイビーとの相性も良く、アクティブな印象ながら堅実なイメージも与えます。グレースーツでは、知的ながらアクティブな印象を与えます。また、ブリティッシュトラッドの王道です。

スーツの下にセーター以外に何を着こなす?

スーツの下にセーターしか着てはいけないの?そんなことはありません。セーター以外にも2つのアイテムがあるのでアイテムとその着こなしをご紹介します。

スーツの下にカーディガンを着こなし!

学生っぽくなるかもと思いがちなカーディガンですが、意外にもおしゃれになるんです。ジャケットやネクタイ、シャツの色とカーディガンの色を合わせると統一感がでて良いです。無難なのは黒やネイビー、グレーですが、秋冬はグリーンやボルドー、ブラウンなどにすると季節感が出て一気に秋冬の雰囲気に変わります。

スーツの下にベストを着こなし!

フォーマルな時に着られることの多いベスト。合わせ方でとってもおしゃれになるんです。グレーのベストに白シャツは定番です。トレンドカラーで作るスーツの着こなしの中にベストの色味を変える着こなしも上級者なコーディネートです。秋冬にオススメな着こなしが、グレンチェックです。他の色や柄と合わせず3ピースで合わせて着こなすのがオススメです。

そもそもベストってカッチリした場面だけじゃないの?

元々メンズスーツはジャケット・ベスト・パンツの3ピースで売られています。ベストは、防寒だけでなく、ジャケットを脱いでもキチンと感を出すことが出来るアイテムです。また、体を立体的に見せることが出来る視覚効果もあります。そんなベストは、シャツとベルトが見えない丈を選んでください。

さらに、ジャケットの前ボタンの位置から首元までのVゾーンの見え方も大切です。これは、体が細い方はVゾーンが浅めの襟付き、体がふくよかな方はVゾーンが深めな襟なしのベストを選んでください。

ビジネススタイルになるかも!?タートルネックセーター!

タートルネックセーターは私服として着ている方も多いもではないでしょうか?最近はスーツやテーラードジャケットに合わせれば、西欧諸国を中心に大抵の高級レストランに入れる様になっています。また「準メンズフォーマルウェア」としての地位も確立されつつあります。そのため、ビジネススタイルへの検討もあるかもしれません。

第一印象が大事なビジネスマンのスーツのマナー!

「身だしなみ」は普段の私服の「おしゃれ」とは違い、第一印象を良くするものです。一番大事なのは”清潔感”であり、スッキリとスーツを着こなすことやお手入れでキレイな状態をを保つことも大切です。

これは避けたい!スーツの着方!

スーツを着るうえで避けたいポイントが3つあります。1つ目がシャツがシワシワであったり黄ばんでいること。シャツには不潔な感じが特に表れます。2つ目はスーツの色味が毎日地味であること。黒スーツ×白シャツなど身だしなみに興味ないと仕事が出来ないと関連付ける人もいます。3つ目はサイズの合っていないスーツをいていること。スーツを着る上で一番やってはいけません。

そんな避けたい着方はどう避ければいい?

不潔感を感じるシャツは、アイロンや洗濯以外にクリーニングという手もあります。地味というのは、スーツやシャツ、ネクタイのどれかに色味をプラスするだけでガラリと変わります。サイズが合わないのは、既製品でサイズを合わせは大変!という方はオーダーメイドをオススメします。

帰宅後のスーツは…?

まず、厚みのある木製のハンガー(なければプラスチック製のスーツの形に合ったもの)にかけ、風通しの良い所に掛けてください。一日着ていたスーツには臭いや汚れなどが意外とたくさん付いているのです。ブラシをかけるなどのケアは週末のみで大丈夫です。長持ちさせるためにも、一日着たら次の日は休ませてあげましょう。

スーツを正しく着ておしゃれに着こなしちゃいましょう!

メンズスーツの下にセーターを着るのにもマナーがあります。色や柄、TPOに合わせること。しかし、それをきちんとわきまえれば、セーターを着ることで普段のスーツに防寒だけでなく、幅広いおしゃれなビジネススタイルを作ることが出来ます。この記事を参考にスーツをおしゃれに着こなしてみてください!


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