結婚祝いのお礼状を親戚や上司に送る時の例文や書き方についてまとめました。はがきなどで送る結婚祝いのお礼状は親戚や上司に失礼のないように書くことが大切。上司や親戚に喜んでもらえるような結婚祝いのお礼状の例文についてチェックしていきましょう!

目次
親戚や上司への結婚祝いのお礼状はとても大切!
結婚祝いのお礼状の書き方を間違えると失礼にあたる
大好きな人との新生活がスタートするときに大切なのが、上司や親戚などからもらう結婚祝いへのお礼状。新生活がスタートする直前は何かと忙しくてさまざまなことが後手後手に回ってしまいますが、結婚祝いのお礼状の送り方や書き方を間違えると相手に思わぬ失礼を与えてしまうことになるかもしれません。
今までの良好な関係を維持するためにも、結婚祝いをもらった場合のお礼状はとても大切なポイントになります。もし失礼にあたるような結婚祝いのお礼状を送ってしまっては「常識のない夫婦なんだな」と思われてしまうことも。特に会社の上司の場合はその後の仕事に影響が出てしまいますよね。義父や義母であれば、親戚関係にヒビが入る恐れもあります。
結婚祝いのお礼状を書いてるんだが、なかなか進まぬ(´・ω・`)
— 電次郎 (@denshanori) February 15, 2016
なにしろ同じ文面を何枚も書くからなあ……( ̄。 ̄;)
結婚祝いのお礼状の例文をチェックしよう
結婚祝いのお礼状は新婚当初は書き慣れないもの。特に結婚式の準備が忙しい時期などは、結婚祝いのお礼状を書くのが負担になってしまうこともあります。
そんなときに役立つ結婚祝いのお礼状の例文や送り方についてまとめました。基本的な例文さえおさえておけば、素敵な結婚祝いのお礼状に仕上げられます。結婚祝いのお礼状を正しく送って、周囲との良好な関係をキープしましょう!
主人のお母様から「結婚祝いのお礼状誉めてもらったよ」とのこと。丁寧に気持ち込めて書いてるので普段字を書くときより筆が進まなくて困ってたけどむしろよかったんだと嬉しくなった。まだまだ頑張る。あと8通…!
— 箱崎/ノアール (@noahkzk) April 18, 2015
結婚祝いのお礼状はどの期間までに出す?
挙式や新婚旅行後にすぐお礼状を出す
まずは結婚祝いのお礼状をだすタイミングについてチェックしていきましょう。一般的には、新婚旅行や挙式が終わってからすぐにお礼状を出すのが普通になります。結婚祝いのお礼状をなるべく早く出すことによって相手へ誠実な気持ちを伝えられるのがポイント。挙式や新婚旅行が終わったらなるべくすぐに出しましょう。事前に準備しておくと良いかもしれませんね。
もし、結婚祝いのお返しをお礼状とは別に送るのであれば、まずはお礼状が先に届くようにしましょう。品物だけ先に届いてしまっては相手にとって失礼に当たってしまうかもしれません。本来であればお礼状と品物を一緒に送るのが一般的ですが、配送スタイルによってそのように対応できない場合はお礼状にお返しを送る旨をしたためて送ってくださいね。
結婚祝いをもらって期間が開く場合はお礼状だけでも出す
結婚祝いをもらってから挙式まで期間が開いてしまう場合は、先にお礼状だけでも出しておきましょう。結婚祝いへのお返しの品物は挙式や新婚旅行が終わった後でも良いですが、お礼状だけでも出しておくと安心。お礼状がなかなか届かないと「結婚祝いがちゃんと届いたのかな?」など、相手が心配になってしまうかもしれません。
結婚祝いのお礼状、はがきと封書のどちらが良い?
はがきはあくまで略式
結婚祝いのお礼状を書くときに意外と迷いがちなのが、はがきと封書のどちらを使うかということ。はがきは略式の伝達ツールなので、親しい友人などフランクなお礼状にしたいときにはがきを活用してみてはいかがでしょうか。
上司や目上の親戚には、はがきではなく封書で
目上の上司や親戚には、はがきではなく封書を使うのが一般的。誤ってはがきで送ると「失礼な人だな」と思われてしまうことがあるので、気をつけましょう。封書のデザインにもこだわるとさらに印象がアップ。無地のものはもちろんのこと、上品なデザインが入っている封書も素敵かもしれません。
結婚祝いのお礼状にふさわしくない言葉とは
結婚祝いのお礼状には忌み言葉を避けよう
お礼状には入れるべきではない忌み言葉があります。「病む」「死ぬ」「切れる」「別れる」といった不吉なことを連想するような言葉は絶対に入れないようにしてください。また、「重ねる」や「戻る」といった言葉も再婚を連想させるので避けて方が無難。これからの新婚生活をスタートする上で、忌み言葉には十分に気をつけたいですね。
重ね言葉も避けるのがマナー

重ね言葉もNG。不幸が重なることを連想する場合があるので、お礼状では避けましょう。「ますます」「たびたび」「いよいよ」といったように、つい入れてしまいがちな重ね言葉ですが入れないように意識しながらお礼状を書いてくださいね。
結婚祝いのお礼状の基本的な組み立て方
結婚祝いのお礼状の入れるべき事項
それでは、お礼状に入れる基本的な事項とはどんなものなのでしょうか?基本的には「結婚祝いをもらったお礼の言葉」「今後の抱負やお付き合いをお願いする言葉」を入れるようにしましょう。内祝いを同時に送る場合は、その胸もしたためてお礼状をまとめます。
目上の上司や親戚には頭語や結語も忘れずに
目上の上司や親戚には頭語や結語を忘れないようにしましょう。頭語なら「謹啓」「拝啓」、結語なら「敬具」「敬白」といったように最初と最後につけるようにしてください。つけ忘れると思わぬ失礼になるので要注意。
結婚祝いのお礼状を書く時に役立つ時候の挨拶とは
手紙の冒頭に使う時候の挨拶
お礼状の最初には必ず時候の挨拶を入れます。その季節を表し、お礼状をスタートさせるために欠かすことがでいない挨拶です。その季節に合った時候の挨拶があるので、お礼状を送る月に合わせて時候の挨拶を入れていきましょう。
上司など目上の方には漢語調、親しい人には口語調
時候の挨拶には「新春の候」といった漢語調と、「春も深くなり」などの口語調の2種類があります。目上の上司や親戚にお礼状を送る場合は漢語調を使います。友人や同僚などフランクな間柄にある場合は口語調でOK。お礼状を送る相手によって使い分けてください。
上司へ結婚祝いのお礼状を送る場合の例文
上司など、目上の方へお礼状を送る時は「謹啓」から始めます。それから時候の挨拶をはさみ、「〜様におかれましては、ご清祥のこととお慶び申し上げます」といったように最初の言葉をしめましょう。続いて、「ご丁寧なお祝いの品を賜り」といったように結婚祝いをもらった喜びを表す言葉を入れます。お返しも同時に送るときはその旨も書き添えましょう。

後半に入ると、近況や今後の抱負について書いていくことになります。「いただいたお言葉を旨に刻み、今後も夫婦共々力を合わせて明るい家庭を築いていく所存です」といったように、相手への感謝の気持ちをこめた豊富にすると印象がアップ。素敵な家庭を築きます、といった決意表明もしっかり入れておくと良いですね。
最後は結びの言葉でしめましょう。「本来ならばそちらへお伺いするべきではありますが、略儀ながら書中にて御礼を申し上げます」といったように、書面でのお礼になったこを詫びながら感謝の気持ちを伝えましょう。最後には「敬具」とつけて、相手への敬意を示します。
親戚に向けて結婚祝いのお礼状を書くときの例文
続いて、親戚に向けて結婚祝いのお礼状を書くときの例文をチェックしていきましょう。基本的な構成は上司へ送るお礼状と同じようなものでOK。最初も「拝啓」から始めるようにしましょう。親戚家族にお礼状を送ることになるので時候の挨拶の後に「皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか」といったように「皆様」と入れましょう。
続いては、結婚祝いに対する感謝の気持ちをしたためます。「このたびは、心のこもった素敵なお祝いの品をいただきありがとうございました」といったように書きましょう。親しい親戚の場合は上司のように堅苦しい文面にしなくても大丈夫です。お礼返しを一緒に送る場合は、「ささやかながら内祝いをお送りいたしますので、お納め下さい」と一言添えてください。
これからの抱負を後半に入れましょう。「今後は二人で力を合わせて温かな家庭を築いてまいります」といったものが良いですね。また、親戚なので「ぜひ新居へも遊びにいらしてください」といったように誘い文句を入れるとベスト。最後は「末筆ながら皆様のご多幸をお祈り申し上げます」としめましょう。上司と同じように「敬具」を入れます。
友人から結婚祝いをもらったときのお礼状の例文
友人から結婚祝いをもらった時もしっかりとお礼状を書きます。友人だからといってお礼状を怠っては、これからの友情にヒビが入るかもしれません。上司や親戚よりもフランクで良いので、ぜひ送っておきましょう。最初の挨拶ですが、「暑い日々が続いていますがお元気ですか?」といったように軽い感じでOK。ただし、年上の友人の場合は正式な文面の方が良い場合もあります。
続いては、結婚祝いをもらった感謝の気持ちを伝えます。「素敵な結婚祝いをありがとうございます」といったように丁寧語で書きましょう。もらったアイテムをどのように使っているかという近況報告をするとさらに良いですね。活用していることを知れば、結婚祝いを贈った相手もきっと喜んでくれるはずです。
最後には「これからは夫婦2人で支え合いながら、素敵な家庭を築いていきたいです」といったように、今後の抱負を入れます。「近くへ来た時は、ぜひ新居へも遊びに来てくださいね」といったように、誘い文句も入れておくと良いかもしれませんね。友人へのお礼状の場合は堅苦しい結びの言葉や「敬具」などはいらないので、このようにお礼状をしめましょう。
正しい結婚祝いのお礼状の例文を参考にしよう!
結婚祝いのお礼状はマナーを守ることが大切。送る相手によって正しい文面でお礼状を書いてくださいね。
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