眠いのに眠れないどうしよう?いったい何故そんな矛盾が起きてしまうのでしょう?今回はそんな時に眠りやすくなる方法と「なぜ眠いのに眠れないのか?」という原因と理由をいくつかまとめてみました。不眠に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!

睡眠が健康に与える影響って?
「眠いのに眠れない…」そもそも健康的な睡眠って何だろう
みなさんは人は何時間寝れば健康とされているのかご存知でしょうか?長い睡眠さえ取れていれば、それはよい睡眠なのでしょうか?答えは「NO」です。残念ながらどんなに長い睡眠をとっていても「質」がよくなければ本当の健康的な睡眠とは言えないのです。

眠いのに眠れない。それだけでも大変なのに質まで意識するのは少し大変かもしれません。しかし、ほんの少し習慣を変えたり、プラスするだけで睡眠の質は大きく向上し、健康にいい睡眠を得られる可能性があります。では、いくつかの対策と方法を紹介します。
眠いのに眠れない貴方への対策と方法
これから紹介するのは眠いの眠れないときにすぐ試せる、そして実行ができる。そんな方法です。初めに紹介するのは、睡眠時間を90分単位でカウントすることで、睡眠の質を向上させる90分サイクル睡眠という方法になります。
睡眠の単位は90分
この対策は睡眠時間を90分単位でカウントすることで、睡眠の質を向上させるという対策になります。たった90分で睡眠に満足できるようになる理由としては、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」のサイクルの周期がこの周期であるために、短時間でも睡眠の質が向上するという訳です。睡眠時間がとれなくても「90分時間が取れれば」と考えられれば、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか?
また、この周期には個人差があります。また、季節によって周期も変動していきます。もし貴方に90分が合わなければ、対策として多少時間をずらしてどの周期が自分に合うのか試してみるのもいいかもしれません。
眠いのに眠れないときには飲み物を
スムーズな睡眠への対策として、効果が抜群の飲み物がいくつかあります。これらの飲み物は多くの家庭に常備されていることが多いので、冷蔵庫にあればさっそく今夜から試すことができます。眠いのに眠れない時にはぜひ紹介した飲み物を飲んでみてください。では紹介していきましょう。
まずはホットミルクをおすすめします。おすすめの理由として、乳製品に入っているトリプトファンという成分が挙げられます。このトリプトファンはなんと「睡眠を誘ってくれる物質」を作ってくれる効果があるのです。眠いのに眠れないときにはぴったりでしょう。
幸せホルモン「トリプトファン」
さらに、このトリプトファン。日中にはセロトニンを生成する効果があります。セロトニンには「ストレスを軽減させる」「精神を安定させる」「寝覚めをよくする」といった効果があり”幸せのホルモン”とも呼ばれています。ストレスは不眠の原因の一つでもあります。夜に飲むだけで翌日まで効果が続くのもお得ですね。
「どうしよう、牛乳が苦手!」
そんな貴方にはココアがおすすめです。ココアはカフェインが控えめなので、寝る前にもおすすめできる飲み物です。牛乳が苦手な方はぜひココアを試してみてください。そして、ココアにも睡眠を促す成分や効果が含まれており、こちらも眠いのに眠れないときにはぴったりです。
さらにココアにはリラックス効果、そして体をあたためる効果があります。「眠れないどうしよう!」と不安になってしまうときには対策として、一度布団から出てココアを飲んでみると落ちついて眠りやすくなるかもしれませんね。
眠いのに眠れない夜には小さなBGMをかけてみる
眠いのに眠れないと悩みながら目をつぶり、ひたすら眠れるのを待つ。そんな夜にはBGMをかけてみるのはいかがでしょうか?眠るためにはまず脳をリラックスさせることが大切です。それを助けてくれるのがこちらの「快眠音楽」です。まずはこちらの動画をご覧ください。
ゆったりとした音楽を聴いていると、なんとなく気持ちがリラックスしてきませんか?このようにリラックスした状態を作り出し、私たちが眠いのに眠れない時の強い助けとなるのがこの快眠音楽です。さて、どうして音楽を聴くだけでリラックスができるのでしょうか?
それはテンポがゆっくりであり、なおかつ歌声がないという特徴があるからです。テンポがゆっくりした音楽を聴くと私たちの心拍数もゆっくりになります。そして歌詞がないことで脳も落ちついてきます。その結果、眠いのに眠れない時の不安を抑え、私たちを安心して眠れるようにしてくれるのです。
脳が興奮している状態は眠いのに眠れない原因の一つにもなる為、このような脳を落ちつかせてくれる音楽はたいへん睡眠に対して有効であると考えられます。寝る前に小さい音量で流すだけで良いので、方法としても簡単ですね。
眠いのに眠れないのは習慣のせい?
これまで対策をいくつか紹介してきました。しかし、眠いのに眠れない理由の中には眠る前の習慣が原因となっていることがあります。無意識についやってしまっている事。しかしその習慣、実は眠れない原因となっているのかもしれません。
不規則な睡眠の習慣があるせいで眠れない
平日眠れない分休日に一気に睡眠をとる。そんな生活をしていませんか?このように寝貯めをしてしまったり長い昼寝をとってしまうと、体のリズムは簡単に崩れて寝つきを悪くする原因になります。そして夜になると、眠いのに眠れないという状況ができあがるのです。

また、起きる時間を休日だけ遅くしたりすることでも体のリズムは簡単に崩れてしまいます。疲れていてもなるべく同じようなリズムで睡眠をとるように意識することで、眠いのに眠れないということも減っていくでしょう。
寝る前にスマホ・PCを操作するせいで眠れない
ついいじってしまうスマホやPCには「ブルーライト」と呼ばれる体に悪影響のある光が出ているのはご存知でしょうか。この光は太陽光と似ているために、過度に浴びてしまうと体が勝手に「朝だ」と勘違いを起こしてしまう光なのです。眠いのに眠れない貴方。眠る前にスマホやパソコンの画面を見ていませんか?

寝る前に画面を見ているだけで体が眠いのに眠れない状態になってしまうのは怖いですね。眠る一時間前には、操作や作業を終わらせてすべての機器を終了させてみることで、眠いのに眠れないというトラブルは防げるでしょう。
眠る場所にこだわらないようにする
みなさんは眠る場所を決めて寝ていますか?「寝るときは必ず布団で寝る」「ベッドに行ってから寝るようにしている」このように自分が寝る場所にこだわってしまうと、「寝なければ」という強迫観念から眠気が飛んでしまうために、夜に眠いのに眠れない事になりがちです。
眠いのに眠れないならばいっそ場所にこだわらず、眠い時にその場にあるソファーやカーペットで寝てしまうのも一つの手です。しかし、寝る時の体勢が変だと体を痛めてしまうことがあります。注意してください。
寝違えた!
よく眠れたのはいいけれど変に寝てしまったせいで寝違えてしまった!こうなると朝からどんよりしてしまいますよね。さらに、痛みが強ければ生活にも支障がでてきます。間違えた対処をしてしまうと逆に悪化させてしまうので注意が必要です。対処法としては、炎症を起こしている部分をよく冷やす。そして、できる限り安静にすること、そしてマッサージをすることなどが挙げられます。
特に首を痛めてしまったときは、無理に振り向かず、体全体を使って振り向くようにするとよいでしょう。眠いのに眠れない上に寝違えてしまうのは辛いものがあります。他にも体の部位を優しくストレッチをすることでも寝違えた時の痛みを減らすことができます。寝違えてしまったときは動画を参考にしてストレッチしてみてくださいね。
眠いのに眠れない時の理由と対策のまとめ
このように、いくつか眠いのに眠れない時の対策をまとめてみました。もし、眠いのに眠れないことで悩んでいる方がいたら、ホットミルクやココアを飲んでみたり、ゆったりとした音楽を聴いてみたり、寝る前にスマホやパソコンを触らないようにしてみたりと試してみてください。
例えば残業などで帰りが遅くなり、さらに眠いのに眠れない事で自分の睡眠時間が減ってしまう。そんな時は90分のサイクルを気にして、睡眠の質を上げてみてください。「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」のサイクルを気にすることで睡眠の質は向上します。睡眠時の不安には薬も効くので、上記の方法が合わなければ病院に相談することも一つの手です。
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