キングオブブーツと言われるほどの評判を誇る『レッドウィング』。その中でもベックマンシリーズはクールでスタイリッシュなデザインと機能性に優れた人気のブーツです。そこで今回はレッドウィングを代表するベックマンの人気モデルと、そのお手入れ方法をご紹介していきます。

レッドウィングのベックマンシリーズ!人気モデル・手入れ方法紹介

目次

  1. レッドウィングとは?
  2. 100年以上の歴史を誇るレッドウィング
  3. レッドウィングの魅力①
  4. レッドウィングの魅力②
  5. レッドウィングの魅力③
  6. レッドウィングの人気シリーズ『ベックマン』とは
  7. ベックマンシリーズの特徴
  8. ベックマンの人気モデル8選
  9. サイズを選ぶ時のポイント
  10. 革靴の正しいお手入れ方法をマスターしよう
  11. ベックマンのお手入れ方法
  12. レッドウィングのシューズはお手入れ次第で長く履ける
  13. レッドウィング専門の修理店も存在する
  14. ラインナップ豊富なレッドウィング
  15. レッドウィングは女性ファンも多い
  16. レッドウィングのシューズで足元からオシャレに

レッドウィングとは?

レッドウィングは1905年に、労働者のためのブーツを作る会社として創業されたブーツブランドで、現在では世界ワークブーツを代表するブーツブランドへと成長しました。市場は世界約150ヵ国にのぼり、年間販売300万足を越える、世界的人気を得ています。上質な素材とMADE IN U.S.Aにこだわった職人気質なブランド。

100年以上の歴史を誇るレッドウィング

ドイツからの移民であるチャールズ・ベックマンは、1905年にミネソタ州レッドウイングシティに14人の仲間と共に『レッド・ウィング・シュー・カンパニー』を設立。チャールズ・ベックマンの「本当に良い靴を作りたい」という信念のもと、小さな工場から始まったレッドウィング社は、世界的人気を誇る現在でもレッドウィングシティに本社を置き、アメリカ生産にこだわり続けています。

ブーツと言えばレッドウィングという名が必ず挙げられるほど、世界中で愛されているレッドウィング。今ではワークブーツというよりオシャレなファッションアイテムとして広く親しまれています。なぜレッドウィングがこんなにも人気があるのか、その秘密を探ってみました。

レッドウィングの魅力①

高い品質と丁寧な製法技術

革の原産までアメリカ産にこだわった上質なレザーを使用しており、しっかりとした丁寧な製法がレッドウィングの魅力のひとつ。やはりワークブーツなだけに堅牢な作りになっています。そのため壊れにくく長く履けるため、自分の足にピッタリと馴染んでくるので、履き心地も良くなり愛着も増しますよね。

レッドウィングの魅力②

経年変化が楽しめる

レッドウィングのレザーシューズは、時が経つにつれて革の色合いが変化していくので、靴の雰囲気も変わっていき、自分だけの一足を作り上げることができるのです。履けば履くほど足に馴染んでいき、経年変化を楽しめるのがレッドウィングのブーツの魅力。それが長年レッドウィングブーツを愛用するレッドウィングファンもいるほど、レッドウィングが人気である秘密です。

レッドウィングの魅力③

良心的な価格設定

レッドウィングの人気の理由として、その本格的な作りに反したコスパの良さが挙げられます。ワークブーツとは本来、肉体労働者の足を保護することを目的として作られているので、緻密に設計された頑丈な作りになっています。そのため、製造コストがかかるので安く手に入る靴ではないのです。

レッドウィングのコスパの良さは、品質が低いからでは決して無く、自社工場でレザーを鞣し加工することでコストを抑えているため実現した価格設定です。そうしてワークブーツをオシャレなファッションアイテムとして取り入れることを可能にしたのがレッドウィングです。

レッドウィングの人気シリーズ『ベックマン』とは

レッドウィングのシリーズの中でも人気が高いベックマンは、レッドウィングの創業者であるチャールズ・ベックマンの名を冠した特別なモデル。ベックマンはドレスシューズとワークブーツの中間と言われており、他のモデルとは風格が異なるドレッシーな印象のブーツ。そのため、シーンレスに幅広いスタイルに合わせられるので、ベックマンシリーズはレッドウィングを代表する人気を博しています。

ベックマンシリーズの特徴

ベックマンは、クラシカルかつスタイリッシュなフォルムと、他のモデルとは違ったドレスシューズのような艶を持つフェザーストーンレザーが特徴。ベックマンシリーズのみに使われているフェザーストーンレザーとは、原皮で全体の5%しか採取できない最上質のレザーです。

ソールはレザーとラバーの切り替えソールになっているため、レザーソールの履き心地があり耐久性とグリップ力に優れたラバーソールで、上品さと機能性を兼ね備えた万能ブーツになっています。また、ベックマンに使われている靴紐はロウ引きの紐で、耐久性があって緩みにくいワークブーツならではの靴紐なんです。

このように、ベックマンシリーズにしか使用されていない靴紐や上質なプレミアムレザーなど、創業者の名前がついているだけにこだわり抜かれたモデルです。

ベックマンの人気モデル8選

ドレスシューズとワークブーツのどちらの個性も併せ持ち、クラシカルな雰囲気が特徴のベックマンシリーズ。根強いファンも多く、ベックマンシリーズの中にはすでに生産が終わっていたり、人気が高いために入手困難なモデルもあるほどです。どのモデルもそれぞれに味わいのあるブーツですが、ベックマンの中でも人気のモデルをご紹介します。

9013 ベックマン ラウンドブーツ チェスナット

上質な革の質感が良くわかる明るい色味のチェスナット。革靴の良さが特に感じられる、おしゃれ好きなメンズに人気なカラーのモデル。きれいめコーデにもワークコーデにも相性抜群の一足で、明るめの上品なカラーがコーディネートをおしゃれに格上げしてくれるブーツです。お手入れの際に塗るクリームをちょっと濃い目のカラーにして、色に深みを出したりするなど、自分好みに仕上げて楽しむ方法も。

9011 ベックマン ブーツ 6” ラウンドトゥ

1910年代を思わせるクラシックでドレッシーなスタイルをイメージして作られたモデル。深みのあるブラックチェリーカラーのフェザーストーンレザーはオシャレで上品な大人の雰囲気を醸し出します。ビジネスシーンやフォーマルなシーンにも、またカジュアルなスタイルにもマッチするデザインで、この一足があればどんなシーンでも活躍してくれること間違いなし。

9016 ベックマン ラウンド ブーツ シガー

ベックマンのクラシカルな印象をより一層高めてくれる落ち着いたカラーが特徴のシガーレザー。艶やかな光沢を放ち、高級感溢れる一足。多少革が硬めで、幅が細めの作りになっているため、履き始めは少し窮屈に感じるかもしれませんが、履き込むほどに自分の足に馴染んでフィットするようになります。

9023 ベックマン ブーツ

セトラーレザーという、オイルを含まずに鞣したフルグレインレザーに加工を施したものを使用し、レトロな質感と落ち着いた色合いが特徴で、古めかしくどこか懐かしい印象を与えるモデルです。上品で深みのある艶感があり、品ある大人の雰囲気を感じさせます。革が柔らかく履き心地の良さも特徴です。

9014 ベックマン ブーツ ブラック フェザーストーン

シックなブラックカラーが、ベックマンのみに使用される最上質のフェザーストーンレザーにさらに高級感を加えています。シンプルでスタイリッシュなデザインなので、カジュアルスタイルだけでなく、フォーマルなファッションにも合わせやすい、使い勝手抜群のブーツです。あらゆるスタイルに合わせられ、スタイリング次第で幅の広がる一足。

9015 ベックマン モックトゥ

つま先部にステッチを施したレッドウィングの定番スタイルのモックトゥで、創業当初からレッド・ウィングを代表するモデル。シックなブラックレザーが、オシャレなつま先のステッチと上品な艶を引き立てます。甲高なデザインになっているので、ゴツめなブーツが好きな方にはおすすめのモデルです。

ベックマン ブーツ 9022 ブリック

9023のモデルと同様のセトラーレザーで仕立てられており、艶やかで均一間のある風合いが特徴のモデルです。存在感のある赤レンガ色のレザーがコーディネートを彩り、クラシカルな雰囲気と高級感を兼ね備えたルックスが気品の感じられるスタイルへと格上げしてくれます。この艶のあるレザーは、丁寧に手入れをしながら履き込むことで、艶やかな光沢が深みを増していきます。

9010 ベックマン ブーツ 6" モックトゥ

人気カラーのブラックチェリーのレザーと定番スタイルのモックトゥを合わせたモデル。モックトゥはつま先部分の空間が広いデザインになっているので、長時間でも快適に履くことができます。ブラックチェリーのレザーは、何とも言えない大人なニュアンスを醸し出します。

サイズを選ぶ時のポイント

レザーブーツのサイズを決める時は、足のサイズにピッタリ合うスニーカーと同じサイズか、0.5センチ小さいサイズにするのがおすすめです。履き始めは革が硬いのでキツく感じるかもしれませんが、履くほどにだんだんと革が伸びてきて足にフィットしてきます。

革靴の正しいお手入れ方法をマスターしよう

革はタンパク質繊維の集合体ですから、手入れをせずにそのまま履いていると、革が乾燥して白っぽくなり、シワやキズが付きやすくなっていまいます。革靴を綺麗に長持ちさせるためにはこまめにお手入れをすることがとても重要です。お手入れをするのとしないのでは靴の寿命は断然違います。

しかし、お手入れ方法も革の素材によって違いますので、間違った方法でやってしまうと革が台無しになってしまう事も。そうならないためにもベックマンのフェザーストーンレザーの正しいお手入れ方法を学んでおきましょう。

ベックマンのお手入れ方法

ケア用品

お手入れに使う道具は、シューズブラシ・ステインリムーバー(汚れ落とし液)・靴クリーム・ミンクオイル(保湿油)。基本的なお手入れ方法にはシューズブラシと靴クリームで十分ですが、今回は入念なお手入れ方法をご紹介します。

お手入れ手順

①靴紐を外してシューズブラシで表面を撫でるようにブラッシングをし、ホコリを落とす。②ステインリムーバーを布に染みこませて汚れを拭うようにして汚れを落とす。③靴クリームを付け過ぎに注意しながら薄く塗り込む。④ミンクオイルをソールとコバ(靴の周りを囲んでいる木の部分)に塗る。⑤全体をブラッシングして艶を出す。これで完了です。

お手入れのペースは月に1~2回くらいでOK。表面のオイルが少し抜けてきた頃に上記の方法でお手入れするのがおすすめです。普段のお手入れ方法としては、一日の最後に靴を脱いだらサッとブラシでホコリや汚れを払うと良いそうです。

お手入れ時の注意点

革靴のお手入れによく使用されるミンクオイルですが、ベックマンに使用されるフェザーストーンレザーは、ミンクオイルを塗ってしまうと艶が失われてしまいますので注意が必要です。ミンクオイルを塗るのは、ソールとコバの部分のみにしましょう。

逆に艶を無くしてマットな質感にしたいという方は、ミンクオイルを塗って自分流にカスタマイズする方法もあります。その場合はステインリムーバーを使わずに、ホコリだけをブラッシングで落として、汚れも一緒に塗り込むと良い感じに味が出るのでおすすめです。

レッドウィングのシューズはお手入れ次第で長く履ける

レッドウィングはほとんどのモデルがグッドイヤーウェルト製法という、ソールを張り替えられる製法で作られています。正しい方法でこまめにお手入れしておけば革は長持ちするので、もしソールがダメになってしまっても、ソールだけ張り替えてずっと履き続けることができるのです。そうしてまた新たな自分だけのブーツを誕生させて楽しむことができます。

レッドウィング専門の修理店も存在する

レッドウィング専門の修理店も多数あります。その事からもレッドウィングの人気の高さと愛用者の多さが伺えますよね。レッドウィングは作りがしっかりとしているのでなかなか壊れることはありませんが、専門の修理店まであるので、安心して履き込むことができますね。

ラインナップ豊富なレッドウィング

ベックマンの他に展開されているシリーズとして、レッドウィングの一番の人気モデル『アイリッシュセッター』、男らしいルックスが特徴の『クラッシックワーカー』、ライダーなどによく好まれる『エンジニア』、レッドウィングの商標でもある『ペコスブーツ』、グリップ力とクッション性の高い『ポストマン』など、幅広いラインナップもレッドウィングの魅力です。

レッドウィングは女性ファンも多い

なんとレッドウィングは女性のファンも多いのをご存じでしょうか。オシャレ女子からもレッドウィングは人気なんです。レッドウィングはラインナップが豊富でなので、女性でも履きやすいカラーやデザインのものも多くあります。定番モデルのみになりますが、レディース対応サイズも販売されているほど。このレディース『対応』というのは、レディース用に作られた訳ではなく、ボーイズのサイズがレディースにぴったりということで、レディース対応サイズとなっているようです。

レッドウィングのシューズで足元からオシャレに

レッドウィングはラインナップが豊富でそれぞれに異なった特徴があるので、きっと自分にピッタリの一足が見つかるはず。特にレザーブーツ初心者の方には、最上質なレザーを使用し、クラシカルかつスマートなフォルムで一足持っているだけでシーンを選ばずに履くことのできる、使い勝手抜群なベックマンシリーズがおすすめです。レザーブーツ愛用者の方も文句なしの品質の高いブーツです。

足元は見られていないようで、意外と見られています。「オシャレは足元から」と言われる通り、いくらオシャレな服を着ていても靴がボロボロではせっかくのコーディネートも台無し。綺麗な靴を履いている人は、細かい気配りができる信頼できる人というイメージがあり、初対面の人からも好印象を持たれやすいです。きちんとお手入れされた革靴を履いてこそ、魅力ある大人の男性と言えるでしょう。

ぜひあなたに合ったベックマンブーツを見つけて、世界に一足だけの自分流ブーツに育て上げるレザーブーツの楽しみを味わってみてはいかがでしょうか。

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