革靴が臭いときの対策方法・臭いの消し方まとめ!重曹が効くって本当?

革靴はビジネスやフォーマルなどのさまざまな場面で活躍します。ですが日ごろの手入れを怠れば、その強烈な臭いが悩みの種となってしまいます。この記事では、家庭で手軽に行える革靴の臭いの消し方や、重曹などの身近にある物を使った臭い対策をご紹介いたします。

目次

  1. 革靴が臭いのは、足の臭いが原因
  2. 雑菌にとって、革靴の中は理想の環境
  3. 革靴の臭いに臭いで対策するのは逆効果
  4. 革靴の臭い対策には、靴の手入れと足の臭い消しが必須
  5. 酸とアルカリの力で、革靴の臭いと湿気を取る方法
  6. 身近な物を使って、革靴の臭いと湿気を取る
  7. 革靴の臭いを元から断つ雑菌対策
  8. 革靴はエタノールで消毒できる
  9. 革靴にしみついた汗を取る方法
  10. 革靴の臭いを防ぐ、毎日の手入れ方法
  11. 革靴の置き場所に気を配る
  12. 足の臭いへの対策
  13. 食生活を見直し、汗への対策を
  14. 緊急時の臭い対策に持ち歩きたいアイテム
  15. 手入れを行い、臭い対策をすれば、革靴は長持ちする

革靴が臭いのは、足の臭いが原因

革靴に限らず、靴が臭いのは、足の臭いが移っているからです。人間の体の中で、なぜ足が特に臭いのかというと、臭いの原因となる雑菌にとって、人間の足は居心地がよく、繁殖しやすい環境だからです。

雑菌にとって、革靴の中は理想の環境

健康には頭は冷やし、足は温めるのが良いとする「頭寒足熱」という四字熟語があります。寒い時期に外出する時は、靴用のカイロを貼っている方もいるでしょう。ですが、ブーツや革靴などの通気性の悪い靴を履いていると、靴の中の温度が上がり、汗をかくことになります。

人間の足の裏には多くの汗腺があり、1日に約200ccの汗をかくと言われています。足の裏から出る汗のほとんどは水分で、臭いはありません。ところが、通気性の悪い靴を履いていると、足の汗は蒸発せず、靴や靴下を履いている足の湿度を上げてしまいます。このようにして、ブーツや革靴は、雑菌が好む高温多湿の環境を作るのです。

足の裏、特にかかとは角質の多い部分です。この角質は垢や皮脂と同じように、雑菌の餌になります。居心地がよく、餌が得られる人間の足に雑菌が棲みつき、繁殖するのは自然の流れです。

革靴の臭いに臭いで対策するのは逆効果

臭いを放つ芳香剤などの力で不快な臭いを隠すことを、マスキング方式といいます。これは臭いを感じないようにしているだけで、臭いの元を断っているわけではありません。つまり、香水や制汗用デオドラントスプレーでは、革靴の雑菌や湿気は消えないのです。スメル・ハラスメントにもなりかねないので、臭いは隠したり誤魔化したりせず、消すことを考えてください。

革靴の臭い対策には、靴の手入れと足の臭い消しが必須

革靴の臭い対策には、既に靴に付いてしまった臭いを消し、臭いが付かないように革靴の手入れを行うのと同時に、足の臭いを消す必要があります。

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酸とアルカリの力で、革靴の臭いと湿気を取る方法

まずは、革靴にしみこんでいる足の臭いを消しましょう。ふりかけるだけであらゆる靴の臭いを消してしまえる消臭剤も市販されていますが、ここでは自宅で簡単にできる革靴の臭い消しの方法をご紹介します。スニーカーやブーツにも使えるので、靴の臭いが気になるようでしたら試してみてください。

重曹で脱臭剤を手作り

家庭のあらゆる場所の掃除に使える重曹には、消臭効果があります。生ゴミの臭いさえも消してしまう重曹の力を使って、消臭剤を作りましょう。掃除用の重曹は、スーパーやドラッグストア、100円ショップなどで手軽に購入できます。

お茶やだしを作る時に使うお茶パックか、古い靴下やストッキングなどの布袋を用意して、その中に100gの重曹を入れます。この時、重曹にレモンやユーカリなどのアロマオイルを垂らすと、殺菌効果も期待できます。

重曹がこぼれるのが心配ならば、輪ゴムで口を閉じて革靴の中に入れてください。一晩置いておけば、革靴の臭いと湿気は消えています。重曹脱臭剤は2~3ヶ月で効果が切れるので、定期的に中身を交換してください。

ミョウバン水スプレーを作る

重曹はごく弱いアルカリ性なので、足の臭いの原因である酸性の物質、イソ吉草酸(この物質は悪臭防止法の規制対象です)には効果を発揮しますが、アルコールや加齢臭などのアルカリ性の物質には、あまり効果がありません。重曹脱臭剤が効かない場合は、酸性のミョウバンで臭いを消しましょう。

ミョウバンは食料品売り場や薬局で購入できます。150ccの水道水に5gのミョウバンを容器に入れてよく混ぜます。冷暗所に一晩置いて、水が透明になったらミョウバン水の完成です。

この原液を水道水で10~50倍に薄め、革靴にスプレーしてください。小さな容器に入れて携帯すれば、外出先でも臭い対策ができます。ミョウバン水の原液は冷蔵庫で保管し、1ヶ月程度で使い切ってください。

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身近な物を使って、革靴の臭いと湿気を取る

お金の力で臭い消し

革靴のクリーニングを請け負っている業者もいますが、もっと手ごろな価格で革靴の臭いを消す方法があります。10円玉を3~5枚ほど、革靴の中に入れてください。10円玉の材料に使われている銅のイオンが、革靴の臭いを消してくれます。

革靴の中には、きれいな10円玉を入れてください。消臭に使って黒ずんでも、酢と塩を混ぜた液に漬けこめば、酸の力で錆びが落ちます。効果がない場合は、酸性が原因の汚れが原因だと考えられます。10円玉を重曹で磨いてください。

新聞紙は、ただ読むだけではもったいない

最近では、テレビやネットでニュースを得るので新聞を取っていない家も珍しくありません。ですが新聞紙には、湿気を取る力があります。また、新聞紙に使われているインクには、臭いを消し、汚れを吸い取る力があるため、窓の掃除などにも使われています。適当な大きさに丸めた新聞紙を革靴の中に入れておけば、湿気と臭いの両方を、同時に取り除くことができます。

新聞紙で革靴を磨けば、インクの油がワックスの代わりになります。力を入れずに、軽く擦るだけでツヤが出ます。革靴にインクが移っても困らないように、黒色や茶色の革靴に使ってください。

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革靴の臭いを元から断つ雑菌対策

革靴を冷凍殺菌する

雑菌は高温多湿の環境を好みますが、温度と湿度の低い環境を苦手としており、活動を止めてしまう菌も存在します。それを利用して、革靴を冷凍殺菌する方法があります。まずは革靴のゴミやホコリを取り除き、乾燥させます。革靴をビニール袋に入れて口を閉じ、冷凍庫に一晩置いておけば、雑菌とともに革靴の臭いを消し去れます。

冷凍庫の代用品を作る方法

この方法は、どこで何を踏んだのか分からない臭い革靴と食料品を同じ場所に入れることに抵抗のある人が多いため、家族の同意が得られにくいという欠点があります。ですが革靴を入れられる冷凍庫が無くても、スーパーの鮮魚売り場などで手に入る発泡スチロールの箱があれば、革靴を冷凍できます。

まずは容器に新聞紙を敷き、革靴入りのビニール袋を入れます。その上にドライアイスを置いてください。下に置いてはいけないのは、ドライアイスは固体になった二酸化炭素で、空気より重いからです。容器に蓋をしたら、ガムテープなどで隙間を閉じてください。この方法で、冷凍庫に入れたのと同じように、革靴を冷凍できます。

密閉された容器の中には、二酸化炭素が充満しています。箱を開ける時に吸いこまないように注意してください。また、ドライアイスは-78.5度と氷よりも冷たいので、素手で触ると凍傷の原因となります。また、破裂事故の原因となるので、決してペットボトルなどに密閉しないでください。

革靴はエタノールで消毒できる

革靴の雑菌には、エタノールによる消毒も効果的です。消毒用エタノールをしみこませた布やティッシュで、革靴の内側をよく拭いてください。エタノールは革靴に生えたカビにも効き目がありますが、色落ちする可能性があります。エタノールで革靴の外側を拭く場合は、まずは目立たない部分を拭いて、色が落ちないか確かめてください。

薬局やドラッグストアには、消毒用エタノールと無水エタノールが売っています。無水エタノールは消毒用エタノールに比べて濃度が高いのですが、蒸発しやすいため、殺菌するより先に気体になってしまいます。

無水エタノールを使う場合は、水で薄めてください。また、エタノールはアルコールの一種です。火気厳禁なのは言うまでもありません。肌荒れや悪酔いにも気をつけてください。

革靴にしみついた汗を取る方法

革靴を水拭きする

一般的に、革製品は水拭きできないと言われています。ですが、革製品は動物の皮膚が原料であり、人間の皮膚と同じように水洗いしても問題はありません。ですが革製品の一部分だけが濡れると、染みこんでいた汚れや塩分が広がり、シミや変色の原因となるのです。革靴が雨に濡れると浮き上がる白い粉のようなものは、わずかながら汗に含まれている塩分です。

まずは革靴に付いたゴミや汚れを落とし、軽く絞った雑巾で拭きます。革靴全体の色が変わるまで、よく拭いてください。汚れが落ちない場合は、石鹸や洗濯用の洗剤、靴用クリーナーを使い、仕上げに水拭きをしてください。割り箸に雑巾を巻いて掃除棒を作れば、靴の中まで水拭きできます。

水拭きが終わったら、革靴を陰干しします。ヒーターやドライヤーの温風は革を傷めるので、必ず自然乾燥させてください。革靴のつま先の形を崩さないために、靴の中にはシューキーパーを入れましょう。丸めた新聞紙をティッシュで包み、真ん中に割り箸を差しこめばシューキーパーの代わりになります。

革靴が乾いたら、シューキーパーを取り出します。竹ブラシか硬めの歯ブラシに、靴用のクリームを付けてください。量は小指の先ほどで構いません。ブラシで強くこすりながら、革靴全体にクリームを塗り広げていきます。

最後に、革靴に塗りこんだクリームをウエス(布)で拭きとります。ウエスは販売されていますが、家庭で使うならば着古したTシャツなどで構いません。クリームの拭き残しは、革靴を傷める原因になります。力を入れて、革靴全体をよく拭いてください。この手入れは、月に1度程度行ってください。また、革靴が濡れた時にも効果があります。

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革靴の臭いを防ぐ、毎日の手入れ方法

せっかく革靴の臭いを消しても、普段の手入れを怠っていては、再び臭い靴に逆戻りしてしまいます。そのような事態を防ぐために、革靴は大切に扱いましょう。

革靴は休ませる

人はほぼ毎日、服を着替えます。それと同じように、革靴も替えてください。革靴を脱いだ後も、靴の中には湿気や汚れが残っています。臭いの原因となるこれらは、一晩で消えるようなものではありません。毎日同じ革靴を履き続けるということは、革靴の中を常に湿気と汚れがある臭いやすい状態にするということなので

同じ革靴を履き続けると、中敷きや裏が傷み、革靴の寿命を縮める原因にもなります。革靴は1日履いたら2日休ませるのが理想です。仕事の関係上、毎日革靴を履いているという方は、3~5足をローテーションしてください。複数の革靴が用意できない場合は、エタノールで消毒するか、重曹や10円玉などで消臭してください。

革靴の置き場所に気を配る

革靴を脱いだ直後にシューキーパーを入れたり、革靴を下駄箱に入れたりすると、湿気が残り続けます。ブラシなどで汚れを落とし、風通しの良い場所に置いて湿気を取ってから、下駄箱に入れてください。下駄箱に新聞紙を敷いておくと、湿気への対策になります。

革靴に中敷きを使う

中敷き(インソール)は足の負担を和らげ、靴を足にフィットさせてくれる便利なアイテムです。汗を吸い取るだけでなく、抗菌・消臭効果のある中敷きを革靴に入れれば、臭いへの対策ができます。消耗品と割り切って、安い中敷きを使う方法もありますが、高価で質の良い中敷きを使い続ける方法もあります。

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足の臭いへの対策

足に適切な対策を行えば、臭いは軽減され、当然ながら靴に移る臭いも減ります。足の臭いを消す方法をご紹介します。

フットクリームを使う

脇の臭いを消す制汗剤にも言えることですが、臭い対策のアイテムは、スプレータイプよりも皮膚に直接塗りつける物の方が、効果があります。ドラッグストアやスーパーには、男性用のフットクリームが売られています。靴下を履く前に塗ってください。足だけではなく、脇にも使えるクリームもあります。

重曹で足湯

臭い対策の基本は、入浴の際に足の指や爪の間をよく洗うことです。洗っても臭いが落ちない場合は、5g~10gの重曹を洗面器や湯船に溶かし、その中に10分~15分ほど足を入れてください。

重曹で足の指を洗うのも、臭い消しに効果的です。足湯が終わったら、必ず足を洗い流してください。ただし、肌が弱い方にはお勧めできません。重曹は市販の入浴剤にも含まれており、皮脂を洗い落すからです。

ミョウバン水で全身の臭い対策

ミョウバン水には、肌を引き締める力があります。毛穴と汗腺を引き締めることで汗を抑えられるので、足だけではなく全身の臭い対策に効果があります。風呂上がりに、足や脇などの臭いが気になる部分に、薄めたミョウバン水をスプレーしてください。その後はタオルで拭くか、自然乾燥を待ってください。

角質のケアも忘れずに

雑菌の餌になる角質は、やすりや軽石を使って取り除いてください。やりすぎると、逆に皮膚が固くなってしまうので、週に1度か2度の割合で構いません。入浴中は皮膚が柔らかくなっているため、角質を取り過ぎてしまいます。角質は風呂上がりに取りましょう。角質を取った足には化粧水やクリームを塗り、保湿してください。

食生活を見直し、汗への対策を

雑菌は汗の水分に反応して、臭いを放ちます。汗は自分の力で調節できませんが、生活習慣を見直せば、汗が出にくい体質を作ることはできます。

食生活を見直す

ネギやニンニク、トウガラシなどの臭いが特徴的な食べ物には、汗を出す効果があります。また、乳製品や肉類には汗腺に働きかける力があります。エスニック料理などの香辛料のきつい料理やアルコール、カフェインを含んだ飲み物も、汗を出したり、汗腺に影響を与えたりします。汗と臭いが気になる時は、これらの食べ物は控え目にしましょう。

汗を出す食べ物とは逆に、汗を抑える食べ物もあります。夏が旬の野菜、キュウリやトマト、ナスにはカリウムが含まれており、体を冷やす力があります。大豆食品に含まれているイソフラボンには、汗を抑える力があります。汗をかきたくないときには、これらの食べ物を意識して取るようにしましょう。

こんな時は医療機関へ

気温や湿気、運動によるものではなく、体や心の病気が原因で大量の汗が出ることもあります。日常生活に支障をきたすほどの汗が出る場合は、医療機関を受診してください。

緊急時の臭い対策に持ち歩きたいアイテム

革靴で長い距離を歩いた時や、足に汗をかいた時に備えて、除菌用のウェットティッシュと予備の靴下を持ち歩いておきましょう。可能であれば、靴用の消臭スプレーやフットクリームもカバンに入れておきたいものです。使用済みの靴下はファスナー付きのビニール袋に入れ、臭いがもれないように注意して持ち帰ってください。

手入れを行い、臭い対策をすれば、革靴は長持ちする

ホテルマンは、履いている靴で、客を見極めると言われています。そして、臭いの漂う手入れの悪い革靴が他人に良い印象を与えられるかと問われれば、答えはノーです。臭いのない清潔な革靴を履くように、普段の手入れを心がけたいものですね。

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