サーファーやキャンパーに人気のキャンピングカー。近年では、シルバー層やファミリー層の利用も増えました。トイレやシャワー機能、個室もとれるキャンピングカー。ときには個室がトイレやシャワールームになることもある、生活できる車です。その水周り事情を紹介します。

目次
キャンピングカーはこんな方たちに愛されています
車種によっては寝泊りができる、シャワー、トイレ機能もあるキャンピングカー。6年前に発生した東日本大震災で、被災者のプライバシーが守れると注目されましたね。現在でも、キャンピングカー熱は健在です。旅を愛するファミリーやシルバー、グループで移動をすることが多い若者たちなど、ニーズを拡大中です。また、展示会も全国で開催されていますね。
キャンプ場に停車、バーベキューや花火を楽しむ方も
家族や親しい仲間で、寝泊まりをしながら楽しむキャンピングカー。日本では全国各地にキャンプ場や、専用の駐車場があります。また、海岸に駐車させてバーベキューや花火、サーフィンなどを楽しむ方もいらっしゃいます。サーフィンをする方たちにとっては、トイレやシャワー機能など。キャンピングカーには、うれしい機能が満載なのです。
トイレキッチン付きのキャンピングカーでキャンプ pic.twitter.com/prgCvInyby
— Space traveler (@Hoffman2j) May 29, 2017
キャンピングカーって旅好きの方たちに、なぜ人気なの?
日本国内では海岸や山沿いのキャンプ場で、キャンピングカーをよく見かけますね。国内外の各地から2から3時間以上かけて、レジャーのために大勢の方がキャンピングカーでやってくるのです。家族4から5人、もしくはカップルが2、3組という組み合わせが多いですね。食費や宿泊代を考慮すると、キャンピングカーはコスパが良いと評判なのです。
キャンピングカーのトイレやシャワーはどうなっている?
キッチンやトイレなどがある車、キャンピングカー。宿泊機能もあることで人気です。しかし気になるのは、トイレやシャワーなどの水回りです。キャンプ場や海岸の施設は、不衛生だと女性によってはアレルギーがある方もいらっしゃいます。清潔な水回り機能で、男女ともにストレスなく旅を楽しみたいものですね。水回りの掃除が、レジャーのひとつになることもありますよ。
【キャンピングカー内にあるシャワールームにて】
— えび☆ワーホリbot (@abwor0holi_bot) June 10, 2017
五「シャワーとかトイレとかついてんだね」
河「水出るの?…出ないっしょ(蛇口をひねる)」
塚「わ゛ーーーー!!!!(シャワーの水かぶる)」
皆「(爆笑)」 https://t.co/AODtw77Rtg
生活できる車!キャンピングカーの水回りの構造って?
キャンピングカーは、トイレやシャワー機能だけでなくキッチンがある車種もあります。シャワーはサーフィンをする方には必須ですし、キッチンも車外でバーベキューをするときに活躍します。しかし人によっては汚物の処理や掃除が面倒だからと、トイレは使わないという方もいらっしゃいます。そういう方は、コンビニやサービスエリアで用を足しているそうですよ。
気になるキャンピングカーの水回り機能を、ちょっと見てみました
キャンピングカーは車種によっては、キッチンにトイレ、シャワーも整備しています。用水は給水タンクで。もちろん廃水もタンク機能のものが多いです。トイレは、備え付けタイプのカセットトイレとポータブルトイレが主流ですね。また、キャンピングカーにはバンコンとキャブコンが主流ですが、その車のタイプによっても水回り機能は変わってきます。
キャンピングカーのタイプでトイレ機能はこんなに違う
キャンピングカーでは主流のバンコンとキャブコン。バンコンとは、社用車などによく使われるバンタイプの車をキャンピングカー仕様に改造したもの。キャブコンは、運転席が独立したトラックタイプをキャンピングカーに使ったものです。本来はバンコンがキャンピングカーの主流でしたが、個室の確保しやすさなどから近年では、キャブコンが人気です。
個室がトイレやシャワーブースにもなるキャブコン
近年、人気になっているキャンピングカーのタイプのキャブコン。運転席が独立していて、個室の取りやすさで人気が出ているのです。万が一、トイレが装備されていないキャンピングカーでも、個室にポータブルトイレを設置。または、使い捨てトイレを個室で使用することができるなど。女性からの評価の高さで、人気が出てきているのです。
『バンコン』だと一部トイレスペース付きのものがあり、さらに大きな『キャブコン』クラスだとやっと余裕を持ってトイレスペースがつく感じでトイレの有無で検討する車のサイズも変わってしまうのが悩ましいところです。
トイレの使いやすさや清潔さはキャンピングカーだけでなく、施設を装備する百貨店や観光地でも課題になっています。
清潔なキャンピングカーのトイレはこうなっている
画像の右下がトイレです。古いタイプの新幹線に使われていたトイレと、形が似ていますね。キャンピングカーにトイレが装備されていても、実際には使用しないという方が多いというのが実情のようです。ニオイと汚物処理の手間を気にして、停車時にコンビニやサービスエリアなどで用を足してしまうという方も多いのです。そういう方は、とくに女性に多いようですね。
キャンピングカーのトイレのニオイを消す薬剤もあります
キャンピングカーのトイレは、水タンクに薬剤を入れています。薬剤で汚物をより、処理しやすく、ニオイを抑えるタイプが多いです。トイレのタイプによって薬剤も、必要な水の量も違います。トイレのタイプが、キャンピングカー選びのきっかけになる方もいらっしゃいます。キャンピングカーをレンタルまたは、購入する際には、丁寧に選びたいものです。
キャンピングカーのトイレに必須の薬剤を紹介します
一種の個室になってしまうキャンピングカー。トイレのあとのニオイはやはり、気になりますね。もちろん、後の処理も気になります。その悩みを軽減してくれる薬剤があります。トイレの水に前もって入れておくタイプのものを、2種類紹介します。ケミカルタイプとバイオタイプがあるので、好みに合わせて選んでくださいね。
Dometicスペシャルケア【トイレタンク用消臭剤】
車に積めるワインセラーで知られる、フランスのドメティック社製の薬剤です。近年ではシルバー層やペットを飼うファミリーも、キャンピングカーに乗る方が増えました。この薬剤は、船舶でも使用されています。消臭剤と洗浄水に加える薬剤もあります。ニオイが“薬剤独特のニオイ”という口コミありますが、高い効果で評価が高いですね。
オダーロス
薬剤のニオイが気になる方に、おすすめの商品です。オダーロスは、バイオの力で汚物とトイレのニオイを抑え、後処理を楽にしてくれる薬剤です。ドメティック社の薬剤と同じく、トイレの水に加えておくタイプのもの。エコにこだわる方にも、ぜひ使っていただきたい薬剤です。ニオイに敏感なペットを、キャンピングカーに同乗させるときにもおすすめです。
キャンピングカーではシャワーも欲しい!使える車体は?
サーフィンを海辺で楽しむサーファーにとっては、キャンピングカーのシャワーは必須ですね。できれば水を大量にタンクに積んで、シャワーもサーフィン同様楽しみたいものです。海岸では、トイレもシャワー施設も未整備な場所が多いので、ぜひトイレとともにシャワー機能も整ったキャンピングカーを選んでくださいね。
トイレもシャワーもフル装備のキャンピングカーを自分で作る方も
トイレとシャワー機能がある車、キャンピングカーは個室が確保できる広さが基準ですね。なかには12人乗りと車体が大きすぎて、日本では車道で運転できないアメリカ車のシボレーの車体がキャンピングカーとして、話題ですね。もちろん、日本の車メーカーからもふさわしい車種は出ています。キャンピングカー好きの方の中には、自分でカーテンやシートで個室を作る方もいらっしゃいます。
キャンピングカーのトイレなど、用水の補給と処理は?
キャンピングカーのキッチンやトイレ、シャワーで使用する水はタンクで積み込みます。車のタイプにもよりますが、20リットルの容量のタンクが一般的ですね。水の補給は、各地のガソリンスタンドなどでお願いすれば応じてくれます。コマメな水の補給が必要ですが、新鮮な水の補給には20リットルが適量です。このときに飲み水も含んでいる場合は、水道水を必ず選んでください。
排水もタンクで対応する車種がほとんどです
キャンピングカーのトイレやシャワー、キッチンの排水は、やはり車に搭載している排水タンクに貯水されます。これは、サービスエリアなどのトイレで廃棄する方が多いです。とくに、スペースが広くとれるバリアフリートイレが利用されているようですね。旅先ですから、公園などに立ち寄ることもありますが、排水を処理する場所はくれぐれも選んでくださいね。
トイレとシャワーの後はきちんと掃除をしておきたい
家族で、もしくは男女混合のグループで利用することが多いキャンピングカー。楽しく、清潔に移動を楽しみたいものですね。とくにトイレやシャワーのあとの掃除は、車内の環境に大きく関わってきますね。自宅では掃除は女性の役割です。しかし、キャンピングカーのトイレは女性には不人気です。快適な旅にするためにも、いろいろと工夫したいものですね。
キャンピングカーの水回りの掃除は男性の仕事です
キャンピングカーの排水の処理とトイレの掃除は、汚物の処理に加えて力仕事です。またキャンピングカーでの旅は、家族やカップルのグループが多いですね。トイレの使用頻度は、女性に比べて断然、男性が多いといいますね。このようなときは、男子力の見せ所です。ぜひ積極的に作業に取り組んで、男子力を披露してください。車内の雰囲気が和やかになること、マチガイナシですよ。
トイレとシャワーの水処理でキャンピングカーを快適に
近年では、家族旅行でキャンピングカーを使用する方が増えました。また、シルバー層もキャンピングカーを自分好みに改造して、マイペースで旅を楽しむ方も増えています。長時間の移動や宿泊で気になるのは、トイレとシャワー。できれば自分の好みのスペースに変えたり、楽しく掃除をしたりしながら、家族や仲間での長旅を楽しんでくださいね。
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