アウトドアメーカーのモンベルが提供する、ふるさと納税「モンベルクラブ・ポイントバウチャー」が、その返礼割合の高さから、非常にお得だとアウトドアファンを中心に人気です。モンベルのふるさと納税の魅力と、急いで申し込みをすべき理由についてご紹介します。

目次
「モンベルクラブ・ポイントバウチャー」とは?
モンベルのふるさと納税
ふるさと納税の返礼品と言えば、その土地で栽培された農産物や加工品、お肉など、どうしても食料品がメインとなるイメージが強いですが、もしあなたがアウトドアファンで、自分の好きなアウトドアグッズをふるさと納税を通して買うことができたら素晴らしいと思いませんか?実はそんな方にぴったりなふるさと納税の返礼品があるんです。
モンベルのふるさと納税「モンベルクラブ・ポイントバウチャー」
アウトドアメーカーのモンベルが、ふるさと納税の返礼品として「モンベルクラブ・ポイントバウチャー」というチケットを提供しています。「ポイントバウチャー」とは、モンベルの直営店やオンラインショップで使えるモンベルポイントへの引換券のことです。「ふるさと納税で実質2,000円負担なのに、モンベルで買い物ができる」とアウトドアファンから注目を集めています。
なぜモンベルのふるさと納税がお得なのか
ふるさと納税で返礼割合5割はかなりお得
モンベルのふるさと納税の魅力は、返礼割合が5割と高いことにあります。返礼割合とは、ふるさと納税で寄付した金額に対する返礼品の調達価格の割合のことです。しかもモンベルポイントに引き換えて、自分の好きな製品の購入に充てられるのも大きなメリットで、数あるふるさと納税の返礼品の中でも、そのお得感が際立っています。ふるさと納税の新機軸と言えます。
さらにお得な特典も
しかもモンベルのふるさと納税をした特典として、新規でモンベルクラブ会員になる際に必要な年会費が無料となります。すでにモンベルクラブ会員の方には 、1年間の会員登録延長が付いてきます。アウトドアファンが喜ぶのはもちろん、アウトドアでの遊びの経験がないと言う方でも、モンベルのふるさと納税をきっかけに、アウトドアライフを始めてみるのも良いかもしれませんね。
どうやってモンベルポイントと引き換えるの?
では、モンベルポイントとの引き換え方法について、詳しく見ていきましょう。モンベルのふるさと納税を実施している自治体に寄付の申し込みをすると、後日モンベルクラブ・ポイントバウチャー(ポイント引換券)がご自宅に届きます。
モンベルポイントとの引き換えは、モンベル公式サイトもしくは全国のモンベルストアでも手続きが可能です。では、それぞれ引き換えの手順を見ていきましょう。
モンベル公式サイトで引き換える場合
モンベル公式サイトでモンベルポイントに引き換えるには、サイト内にあるふるさと納税のページから、ポイント交換手続きのページへと進みます。進んだ先のページで、モンベルクラブ・ポイントバウチャーに記載されたIDとPINコードを入力してください。

まだモンベルクラブ会員でない方は入会の手続きを行えば、ポイントへの引換え手続きが完了します。新規会員の方には、後日モンベルクラブのメンバーズカードも送られてくるので、カード持参でモンベル直営店に行けば、モンベルポイントを利用したショッピングが楽しめます。先述の通り、ふるさと納税をした特典として、モンベルクラブの年会費が無料となります。
モンベルストアで引き換える場合
全国のモンベルストアでも、モンベルポイントへの引き換え可能です。すでにモンベルクラブ会員の方は、ポイントバウチャーとモンベルクラブ・メンバーズカードをレジカウンターで渡せば、その場で額面相当のポイントを加算してもらえます。会員でない方は、入会手続き後に発行されるメンバーズカードにポイントが加算されるので、当日のショッピングからポイントを利用できます。
モンベルのふるさと納税を実施している自治体は?
モンベルのふるさと納税を実施している自治体は、2017年6月現在で6自治体あります。モンベル公式サイトのふるさと納税ページで紹介されているのが、宮城県加美町(かみまち)、長野県小谷村(おたりむら)、長野県大町市(おおまちし)、大阪府千早赤阪村(ちはやあかさかむら)の4自治体です。
ふるさと納税サイトの「ふるさとチョイス」では上記4自治体に加え、群馬県長野原町(ながのはらまち)と北海道小清水町(こしみずちょう)の2自治体が紹介されています。ちなみに、なぜ同じモンベルのふるさと納税を実施している自治体で、公式サイトでの扱いが異なるのかモンベルに問い合わせたところ、特に意図があるわけではないとのことでした。
この後の章では、各自治体により微妙に異なるモンベルのふるさと納税の内容を見ていきますが、その前にふるさと納税の今後に影響を与えるであろう、総務省が4月1日付で交付した、ふるさと納税に関する通知について詳しく見ていきます。
モンベルのふるさと納税にも暗雲が...

ふるさと納税に対する返礼割合の高さで、人気を博すモンベルのふるさと納税。今年度からは様子が変わりそうです。2017年4月1日、総務省が「ふるさと納税に係る返礼品の送付等について」という通知を交付しました。内容は、昨今のふるさと納税の返礼品を巡る、地域団体間の競争が加熱している状況を受けて、各自治体にふるさと納税の返礼割合等の見直しを求めるものでした。
このふるさと納税に関する通知の中で、「(返礼品の)返礼割合に関しては、社会通念に照らし良識の範囲内のものとし、少なくとも返礼品割合が3割を超える地方自治体は、速やかに3割以下とすること」というガイドラインの設定により、モンベルのふるさと納税を実施する自治体でも、返礼割合を3割に変更、または6月末でモンベルのふるさと納税を終了する自治体も現れました。

今後モンベルのふるさと納税は、全ての自治体で返礼割合が3割になってしまうのか。この件についてモンベルに問い合わせたところ、「返礼割合の変更などは、自治体の運用方針による」という返答がありました。ということは、自治体によっては5割の返礼割合を維持するところも出てくるのでしょうか。一体モンベルのふるさと納税は、どうなっていくのでしょう。
モンベルのふるさと納税に申し込むなら6月末まで⁈
モンベルのふるさと納税を実施する各自治体の今後の動きは?
総務省が設けた、「ふるさと納税の返礼割合を3割以下」というガイドラインを受けての自治体の対応は様々です。これはモンベルのふるさと納税に限らず、すでに今年度のふるさと納税がスタートしていたことを理由に、返礼品の返礼割合を5割のままで変更しないという自治体もあります。

ではモンベルのふるさと納税を実施している6自治体は、どのような対応をするのか。この記事を書いている6月10日現在での各自治体のふるさと納税の運用方針を見ていきます。
大阪府千早赤阪村では、モンベルのふるさと納税が6月末で取り扱い終了に
千早赤阪村のホームページにおいて、2017年6月30日でモンベルのふるさと納税「モンベルクラブ・ポイントバウチャー」を終了すると発表されました。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の申し込みページでも、モンベルのふるさと納税については、申し込み期限が6月30日までとなっています。モンベルのふるさと納税の実施自治体では唯一、取り扱い終了となります。
千早赤阪村のふるさと納税「モンベルポイントバウチャー」が6月末で終了らしい https://t.co/ai0Kto8hIP
— Campout!? (@campout_blog) June 6, 2017
長野県小谷村では、7月1日以降のモンベルのふるさと納税の返礼割合が3割に変更
小谷村のふるさと納税については、2017年7月1日の申し込み分から、「返礼率が5割を超えている返礼品について、3割となるよう寄附額が変更」と発表されました。つまりこちらも、6月30日までに申し込まないと、現状の返礼割合5割でモンベルのふるさと納税を申し込めなくなります。
ふるさと納税の長野県小谷村のモンベルポイントバウチャー、7月から大幅減額の模様https://t.co/O8gkyRIIAR
— アウトドアutd (@outdoorutd) June 5, 2017
群馬県長野原町のモンベルのふるさと納税は、すでに返礼割合3割で寄付金募集中
長野原町では、すでに返礼割合を3割に変更して、モンベルのふるさと納税を実施していますが、50,000円以上の寄付で15,000ポイント、90,000円以上で30,000ポイント、140,000円以上で50,000ポイントの「ポイントバウチャー」がもらえるので、寄付金額が増えれば返礼割合も3割以上になります。7月以降もこのままモンベルのふるさと納税を継続する模様です。
北海道小清水町のモンベルのふるさと納税は、返礼割合5割でコラボグッズ付き
モンベルのふるさと納税は、通常「モンベルクラブ・ポイントバウチャー」のみですが、小清水町では更に、小清水町とモンベルとのコラボグッズがもらえます。返礼割合も5割のままで、特に割合変更の発表も6月10日現在ではされていません。気になるコラボグッズですが、ふるさと納税のためだけに製作されたものとのこと。詳細は届いてからのお楽しみだそうです。
宮城県加美町のモンベルのふるさと納税は、数量限定
加美町のモンベルのふるさと納税は、返礼割合は5割ですが数量限定です。「10,000円以上の寄付で5,000ポイント」が200セット、「30,000円以上の寄付で15,000ポイント」が50セット。なお6月10日現在、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で「10,000円以上」は品切れで申し込み不可でした。返礼割合変更の発表は無いものの、限定数に達して終了はあり得ます。
長野県大町市のモンベルのふるさと納税は、返礼割合5割のまま継続か?
大町市でのモンベルのふるさと納税は、6月10日現在において、返礼割合が5割で、かつ特に返礼割合変更の発表もされていません。このまま継続されそうではありますが、他のモンベルのふるさと納税を扱う自治体に動きがあることから、今後の方針転換の有無に注意が必要かもしれません。これは北海道小清水町についても言えることだと思います。
モンベルのふるさと納税でもらったポイントで何を買う?
ふるさと納税をしてモンベルポイントをゲットしたら、早速ショッピングに出かけたいですよね。なぜだか通常のお金を払ってする買い物よりも、ふるさと納税をしてもらったポイントを使っての買い物の方が、ずっとワクワクするような気がします。モンベルのふるさと納税に寄付をして、モンベル製品を購入した方の投稿写真を見つけましたよ。
モンベル製品以外にも注目です
モンベルショップで取り扱っているのはモンベル製品だけではありません。他社ブランドの製品の中でも、特にアウトドアファーニチャーブランド「Helinox(ヘリノックス)」の製品が人気が高いようですね。チェアにテーブル、かっこいいです。この方もふるさと納税をして獲得したポイントで、チェアを購入されたそうです。
個人的にはJETBOIL(ジェットボイル)の製品に注目しています。アウトドアクッカーと呼ばれる製品を作っているブランドで、その製品カテゴリー名が示す通り、アウトドアでクッキングができる製品を産み出しています。これも普段だと買うのに躊躇してしまいそうですが、ふるさと納税で獲得したポイントだと気軽に買えそうな気がして不思議です。
アウトドアメーカーのモンベルらしいポイント交換品
モンベルポイントが使えるのはショッピングだけではありません。モンベルポイントを使って寄付をすることもできます。その寄付先となる団体が、WWF(世界自然保護基金)や日本自然保護協会、子供達が川や山などの自然の中で体験を通じて学ぶ取り組みをされている団体など、とてもアウトドアメーカーらしいラインナップになっていて好感が持てます。
モンベルのふるさと納税を取り扱っている自治体は、豊かな自然の中でアウトドア・アクティビティが楽しめるとして、モンベルがオススメしているフレンドタウン、またはフレンドエリアに選ばれた地域ばかりです。自然豊かな地域にふるさと納税を通して寄付をし、さらにふるさと納税で獲得したポイントを、自然を保護する団体のために使うというのも、アリなのかもしれません。
急いでモンベルのふるさと納税に申し込みを

モンベルのふるさと納税「モンベルクラブ・ポイントバウチャー」は、届いた引換券をポイントに交換して、ショッピングに利用できます。ただ返礼割合5割で享受できる期間は、残りわずかかもしれません。この記事を読んで「モンベルのふるさと納税」にピンと来たなら、急いでモンベルのふるさと納税を扱っているサイトへGOです。ぜひ素敵なアウトドアライフを楽しんでください。
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