就活中に本を読みますか?「読む時間なんてない!内定をもらうのに必死なんだ」という人は一度、休憩して本を開いてみてください。今まで自分になかった知識やヒントを得ることで就活がスムーズにいくかもしれません。就職活動に役立つ本が盛りだくさん、就活生必見のまとめです。

目次
就活で本を読むのはなぜ?
就活生のみなさんは忙しい時期に本を読む時間があまりないかもしれませんね。しかし実は就活中こそ本を読むべきなのです。就職活動というのは単に会社に入るためのものではありません。無事に就職して社会人になるための練習期間なのです。入社はゴールではありません。入社してから困らないように知識や社会人としての考え方を身につけることが本当の就活の意味なのです。
実際に経験していないことを想像することは難しいです。たとえば入社試験の面接で「10年後のあなたは何をしていますか?」と質問されることがあります。社会人とはどのようなものか何も知識がなければ答えられないでしょう。しかし就活中に本を読んでいると、就職してからのことがイメージしやすく10年後の自分を想像して答えることができるでしょう。
面接で「最近読んだ本は何ですか?」と質問をされることがあります。普段、読書の習慣がない人は慌ててしまいますよね。忙しくて本を読む時間がない人でもとりあえず就活中に本を読んでいればこの質問にはクリアできますね。就活で疲れているときは小説などを読むとリラックスできて、疲れた頭がスッキリするときがあります。就活中に本を読むメリットはたくさんあるのです。
就活の流れをつかむためにおすすめの本
『こう動く!就職活動オールガイド』
これ1冊で就活の情報収集から内定までの流れが把握できるような内容になっています。試験や面接のマナーなど、就活のあらゆる場面や状況に対応できるような役立つノウハウがぎっしり詰まっていて、就活の全体像がつかめる就職ガイドです。
『就職活動がまるごと分かる本』
就活スケジュールに対応した内容なので次に何をすればよいか、どう動くべきかなどを詳しく知るのに役立ちます。就職活動における学生の悩みや、人事担当者の意見や本音などといった就活生が知りたい情報が満載です。ページ数も多く読み応えのある就活総合ガイドとしておすすめの1冊です。
就活に必要な一般常識を知るのに役立つ本
『Q&A 日本経済のニュースがわかる!』
[新刊発売] 2017-09-09 Q&A 日本経済のニュースがわかる! 2018年版 日本経済新聞社 [単行本(ソフトカバー)] https://t.co/drJjzoVfAa #sinkan
— じぇ~こん (@jkon77) September 8, 2017
「ニュースでなんとなく見たことあるけれど自分では説明できない!」という時事ネタを厳選し、Q&A形式で解説しています。忙しくて新聞やニュースを見る時間がない人でも、これだけ抑えておけば就活対策になります。図解が豊富で活字が苦手な人にもわかりやすく説明しています。基本的な社会のしくみがわかっていれば、ニュースを見るのが楽しくなりそうですね!
『出るとこだけ!一般常識&最新時事』
時間をかけてゆっくり勉強する時間がない人に、就職試験に出そうな一般常識と時事ネタを厳選して解説しています。覚えるべきポイントは箇条書きにしているので、見やすく頭に入りやすい内容となっています。たくさん情報がありすぎて、どう勉強するべきか迷っている人におすすめの本です。
就活の意識を高めるのに役立つ本
『チーズはどこへ消えた?』
世界中でロングセラーとなっている、チーズを人生のシンボルに置き換えた自己啓発本です。就活をスタートさせるときは、未知の世界に踏み込んでいく不安でいっぱいではないでしょうか。しかし思い悩んでいても仕方がない!一歩踏み出す勇気をくれる本です。
『今やる人になる40の習慣』
「今でしょ!」でおなじみ林修先生の著書です。何事も思い立ったときにするのが一番、成功するためにはすぐにやらなければならない、と林先生は言っています。就活においても自分に自信がなくて腰が重い人もいるでしょう。しかしスピード勝負の就活ではそんなことを言っているヒマはないのです。すぐ行動する習慣をつけるのに役立つ本です。
就活の自己分析に役立つ本
『絶対内定』
100枚以上のワークシートを使用することで綿密な自己分析を行い、内定を勝ち取ろう!といった内容が書かれています。就活においてはエントリーシートや面接など様々な状況で自己分析が活かされてきます。そのために自分自身をしっかり分析するのに役立つ本になっています。「読んでよかった!」と内定者が口を揃えておすすめする1冊です。
『ゼロ秒思考』
頭に浮かんだものを『メモ書き』によってアウトプットすることで、自分自身の考えを整理する方法が書かれています。就活の自己分析において、いったい自分がどんな人間なのか、ぼんやりと生きていると気づかないものですよね。この本は自分の中の新たな発想に気づかせてくれるのです。意識を高く持つのに役立つ本です。
就活の業界研究に役立つ本
『会社四季報 業界地図』
数ある就職ガイドの中、常に売れ筋ランキングで上位に選ばれる業界研究対策のための本です。行きたい業界がまだ決まっていない人や、気になる会社の業績が知りたい人など全ての就活生に役立つ情報が満載です。業界別であったり、ページがカラフルで見やすいなど嬉しい工夫がされています。
『就職四季報』
あなたの「#企業研究」「#自己分析」は間違ってる!?『就職四季報』を活用した「#ブラック企業 の見分け方」「女性の働きやすさの見極め方」「就職しやすさの見極め方」を大公開! #18卒 #19卒 #20卒https://t.co/hc4hQc5hkm
— マグロ部 (@maguro_bu) January 6, 2017
社会人の先輩おすすめの、就活には絶対欠かせない就職ガイドです!離職率や有給所得情報など、ちょっと聞きづらい情報も得ることができます。会社が求める人材や選考ポイントなどの情報も載っているので、あらかじめ就活の対策を立てておきやすいですね。
就活の筆記試験対策におすすめの本
『この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている!』
【オススメの本】SPIノートの会『この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている!』
— 有名大学の先輩が教える就活情報 (@Syukatsu_Joho) September 13, 2017
普通、テストの形式は実際に受けるまでわからないが、この本を見れば企業のテストを受ける前にどのテストが使われているのか確認することができるため、テストの対策がしやすかった。(早稲田大学・女子)
就活の筆記試験対策におすすめの本です。今年度の予想問題に加えて前年度の人気企業の筆記試験情報が載っているので、各企業の出題の傾向をあらかじめ知ることができます。能力テストだけではなく性格テストの考え方のポイントも載っているので筆記試験には欠かせない本ですね。
『これが本当のSPI3だ!』
【同意語】次の同意語を答えよ。 【問題】達成 【意味】成しとげること 【解答】完遂 https://t.co/dKq1CKvwtH #spi
— SPI言語問題bot (@spi_bot) September 14, 2017
日本の就職試験でよく使われるSPIテスト対策のための攻略本です。講義形式の問題集で、丁寧に解説されているので勉強が苦手な人でも理解しやすく、内定者から絶賛の声もあがっています。他に実践問題集も販売されているので、そちらも併せて使うと筆記試験はバッチリですね!
就活のエントリーシート対策におすすめの本
『内定勝者 合格実例集&セオリー エントリーシート編』
ES書くのはめんどくさいですが出さなければ受からない。最悪、例文から引用してもいい。出さないよりずっといい。「合格実例集セオリー」Amazon→https://t.co/DoJ6OcUYtu #followme
— Kyodai Shukatsu (@rxloger) September 14, 2017
この本では就活でエントリーシートを書く前の準備段階からきちんと説明しているので、初めての人でも戸惑うことなく書き始めることができます。マニュアルに沿って記入するだけでエントリーシート作成のテクニックが身につくので、内定者だけでなく人事担当者もおすすめの1冊です。
『内定者はこう書いた!エントリーシート 履歴書・志望動機・自己PR【完全版】』
ただ『書く』というだけではなく、書類選考に通るためのエントリーシートの書き方をわかりやすく説明しています。さらに、採用担当者に好印象を与える証明写真の写り方を紹介しているので、この本を読めば履歴書作成で慌てることはないでしょう!
就活の面接対策に役立つ本
『 面接の達人』
就活生の教祖とも呼ばれる中谷彰浩の面接マニュアルです。面接において、自己紹介や志望動機などあらゆる質問に対して通る人と落ちる人の答えを比較しながら解説しています。内定者からは「こんな答えがNGであることがわかってよかった」など失敗を回避した喜びの声も上がっています。面接初心者さんは特に読んでおきたい本ですね。
『ロジカル面接術』
ロジカル面接術 2019年度版 https://t.co/ZLfLRbnFTM
— 就職活動応援 (@shukatsu_fight) April 10, 2017
就活の面接では「自分は会社で活躍できますよ」ということをいかに強くアピールするかにかかっています。この本では、人事担当者に採用したいと思ってもらえる答えを、わかりやすく教えてくれます。自分の考えを論理的に伝える方法を紹介しており、新しい考え方を身につけるのに役立つマニュアル本です。
『さようなら!「あがり症」』
さようなら あがり症 本 緊張克服本 精神 ビジネス 専門書 http://t.co/RelcjoTaH3 pic.twitter.com/zv1VB7UuLR
— 自動フォロー相互フォロー即日100%ビジ (@BijinesusyoKoke) April 28, 2015
就活の面接対策は、ただ答え方を習得すれば大丈夫というわけではありません。せっかく素晴らしい考えを持っていても、それをうまく伝えなければ落ちる可能性があるのです。この本では、簡単に実践できる『あがり症』の克服の仕方を紹介しています。人前で話すスキルは社会人になってもずっと役立つと思うので、今のうちに身につけておきたいですね。
採用基準が知りたいときにおすすめの本
『使える人材を見抜く採用面接』
面接マニュアルのようですが、これは採用担当者が読むために作られた本なので、採用基準がよりリアルに書かれています。人事担当者の立場から見て、どんな人材が必要とされているのか、応募書類や自己紹介で担当者の目に留まるポイントを詳しく紹介している全般的な就活対策の本です。
『採用基準』
いわゆる就活マニュアル本ではありませんが、企業がどんな人材を必要としているのかが採用側から語られた本なので、とても信ぴょう性のある内容です。入社してからもずっと読み続けたい、価値のある1冊です。
就活が辛いとき力をくれる本
『大丈夫!キミならできる!』
素人「松岡修造の本ってどれがおすすめ?」
— こいる@就活中 (@koil_eg) September 5, 2017
刺激の少ないものから与えてじっくり育てたいオタク「大丈夫!キミならできる!かな
」
珍しく同志が増えそうでテンパるオタク「修造トークと応援する力とあとえっとえっと」
崖から突き落として生き残った奴を選別するオタク「挫折を愛する」 pic.twitter.com/r4JvMhULWU
どんなに頑張ってもそんなに簡単にうまくいかないのが就活です。いろんな対策を練り、準備万端で挑んでも内定にいたらないときは誰にだってあります。でも大丈夫!元テニスプレイヤー松岡修造が、励ましてくれますよ!人生の岐路に立ったとき、くじけそうになったときにはぜひ読んでくださいね!
『十二番目の天使』
ある少年野球チームのお話です。勝利の喜びや敗戦の悔しさを通じて、人生の意味について深く描いた感動的な内容です。なかなか思い通りにいかない就活でも、ぜったい諦めてはいけないということに改めて気づかされるはずです。涙なしでは読めない感動の名作です。さぁ、思いっきり泣いてスッキリしたらまた就活を頑張りましょう!
就活に疲れたときに読む本
『手紙屋』
就活に疲れたらちょっと休憩して気持ちを切り替えましょう!この本は就活に出遅れ悩んでいる大学生が主人公です。偶然カフェで広告を見た、願いを叶えてくれるという『手紙屋』に手紙を書くことにした主人公が徐々に自分らしさを取り戻していくお話です。就活中の自分の姿と重ね合わせ、読み終わった後はきっと気持ちが晴れていることでしょう。
『就活のバカヤロー』
就活中はどうしても自分を演じなくてはいけないですよね。「ありのままの自分」なんて言いますが、実際そんなこと言っていたら一生採用されないかも知れません。ときには愚痴をぶちまけたい!そんな人におすすめの、日本の就活の理不尽さを語った本です。「バカヤロー!」と言いながら投げ出すのはよくないですが、ときには大声で叫んでガス抜きしておくことも必要ですよ。
就活に疲れたときは無理せず気分転換を!
『就活うつ』という言葉があるくらい、就活の辛さは人の心を圧迫するものです。「なんとかなる」と頭では思っていても、心の中にはいつも不安が渦巻いているのです。辛くなったら本を読んで気分転換もおすすめですが、他にも不安を解消させる方法はあります。無理をして身体をこわさないようにしましょう。
内定をもらったときに読む本
『入社1年目の教科書』
社会人としての基本的なマナーや原則がわかりやすく書いてある本です。たった数カ月の違いでも、学生と社会人では立場が全く違います。学生の間に許されていた生活態度が、社会人になったら通用しないことがよくあります。内定をもらったら、予習のために読んでおくと安心ですね!
『内定したら読む本』
挨拶はすぐに。
— どらむすこのほんだな そのいち (@Drumsko_book) September 14, 2017
内定したら読む本ー社会人としての自分を仕立てる24章 https://t.co/784b2LnjJg
仕事中の身だしなみや名刺交換の方法など、知っていて得する社会人としての常識が満載です。内定をもらってから入社まで、何を準備してよいかわからないと不安になりますよね。そんな不安が募るときはこの本を読んで、一人前の社会人になるノウハウを身につけて入社に備えましょう。
就活はマンガで学ぶのも良し!
『銀のアンカー』
「活字ばかりだと眠くなる!」という人はマンガで就活を学びましょう。就活マンガと言えば『銀のアンカー』。有名な受験マンガ『ドラゴン桜』の作者が、テーマを就活に変えて世に送り出した名作です。「好きを仕事にするな」など主人公、ヘッドハンティングのプロ白川が2人の就活生に放つセリフは、まさに就活のリアルなアドバイスとなっています。マンガと言えど侮れません!
『エンゼルバンク』
『ドラゴン桜』の作者が描く転職をテーマにしたマンガで、転職エージェンシーの職場が舞台となっています。しかし転職や企業のノウハウに関してはあまり描かれていないので、転職マニュアル的な使用はできないかもしれません。話の中で、日本の社会問題や雇用問題などの話題に触れている部分が多いので、社会情勢を学ぶきっかけになる内容ではないかと思います。
《まとめ》時間がたっぷりあるのは学生のうちだけ!
冒頭で、就活は社会人になるための練習期間だと述べましたが、学生の間にガッツリと読書できる最後の時間だと言っても過言ではありません。もちろん卒業して社会に出てからも、資格を取るために本を読んで勉強する人もいますし、読書が趣味の人は本を読むこともあります。しかし社会人と学生では一日の時間の使い方が驚くほど違うのです。
学生の頃は勉強や読書に費やす時間がたくさんありました。むしろ学生はそれが本分なので、あって当たり前なのです。社会人になるとどうでしょう。朝7時に満員電車に揺られ、昼休みは約1時間。定時に帰れたとして大体帰宅が午後7時。接待や会社の付き合いで日付が変わるまで飲み歩くなんてこともあるかもしれません。疲れて読書なんてほとんどできないのです。
読書はいろいろな人の考え方を知り視野を広げることができます。新しい知識が得られます。現実の世界が辛いときには一瞬でも別の世界に行くことができます。就活中というのは、本からたくさんの知識を吸収できる最後のチャンスなのです。就活のためにたくさんの本を読み、得た知識は違った形でも活かせるときが必ずくるはずです。就活生のみなさん、今こそ本を読みましょう!
評価 3.7/ 5(合計3人評価)
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